2023/09/21 - 2023/09/21
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Reiseさん
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以前から見学したかった旧グッケンハイム邸の見学に行きました。
実は、2020年に判明したことですが、すぐ近くにあるジェイコブ・ライオンスの所有していたライオンス邸、旧竹内邸と呼ばれる洋館がありますが、
そちらが、グッケンハイムが所有していた洋館だったことが、土地台帳から確認されたそうですが、こちらの建物はグッケンハイムという名前を長年使い親しまれているので、名前の変更はしていないようでした。
こちらの建物は、震災や自然災害などで破損も激しく、取り壊しの可能性もあったところ、ステンドグラス作家の森本康代氏が私財をなげうって購入されたそうです。修復も行い、現在は息子さんの森本アリ氏が管理されているとのことでした。大切な歴史的遺産が守られて本当に良かったです。
洋館のそばには事務棟もあります。
スタッフの方の説明がありましたが、このあたりにはかつては60軒あまりの洋館があったそうですが、現在は10軒ほどが残るのみだそうです。
洋館の保存は難しく、様々な問題から消失していく洋館が少なくありません。
旧グッケンハイム邸では、建物を使って、コンサートなどの催しものも行い、建物を維持しつつ、保存に努めています。
私達が見学したときは、第三木曜日の12時から17時という時間のみの見学で、建物の中に入り、自由に見学できました。
とてもオープンで明るい雰囲気でした。
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垂水に来ました。
駅の地図を見ても、楽しそう。 -
山陽電鉄も近くを走っています。
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小さな通りが商店街になっていました。
お昼時ですが、静かな駅のまわり。 -
立派な門構えのお家がみえました。。
お家は新しいようですが、ここもかつては洋館があったところでしょうか。。 -
細い坂道が続きます。
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こちらも、よく知られた洋館、旧竹内邸です。
今は旧竹内邸と呼ばれています。
改築中でした。骨組みなどは、そのままだそうです。
洋館の保存は大変です。
ちょっと、旧竹内邸に関しての記事を読みましたら、こちらはニッケル・ライオンズ商会のライオンズ氏が建てた旧ライオンズ邸と呼ばれている洋館ですけれど、
こちらがグッケンハイム氏が所有していた洋館のようです。
個人の方が購入、修繕、保存をするなかで2020年にわかったことで、
もう、グッケンハイム邸という名前が定着しているので、名前は変えないようです。
グッケンハイム邸のほうは、ジェイコブ・ライオンスの所有していた洋館だったようです。 -
さらに、細い坂道を登っていきます。
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こちらも有名な大江家住宅。
大正期の建物だそうです、現在もお住まいになっています。
きれいな色のコントラストの建物でした。 -
より、高台にある洋館。
見晴らしもより素晴らしいでしょう。 -
そして、そのお隣にある赤い三角屋根の可愛い雰囲気の洋館、
後藤家住宅。
こちらも大正期に建てられた洋館だそうです。 -
ドラマなどの撮影にも使われた洋館だそうです。
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線路を渡ったところからチラリ、屋根が見えます。
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こちらも白い壁とのコントラストが可愛い建物でした。
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旧グッケンハイム邸を目指して歩きます。
線路際の階段を少し降りますと、 -
歴史のある、装飾の石造に出会います。
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すぐ近くは線路。
その先は海です。 -
こちらが旧グッケンハイム邸の入り口。
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建物がちらりと見えてきます。
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小さく、建物説明が可愛いです。
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お庭にベンチ。
イベントがいろいろ、沢山あるそうです。
コンサート、結婚式、、、などなど。 -
お庭から。建物。
1909年から1912年にかけて建てられた洋館。
幾人もの所有が変わっています。
竹内油業の社員寮として使用されていたとのことですが。 -
所狭し、、と沢山の樹々と植物。
きれいに手入れされていました。 -
イチオシ
とても洗練された建物だと思いました。
細い柱の装飾も素敵です。 -
上品な青い色と白のコントラストが素敵です。コロニアルスタイルと呼ばれる
洋館。
神戸の異人館の設計も行っていたハンセルの設計。 -
イチオシ
玄関ポーチ。
とても上品なイメージです。 -
きれいにペインティングされていました。
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玄関まわり。
柵もお洒落です。
お隣の建物は事務棟のようです。 -
イチオシ
1階から。
海も見えます。
夜は電灯もつくのでしょうか。 -
木造りの温かさがあります。
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中に入ると、パッと目に入ったモダンな暖炉。
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階段の装飾もとても複雑できれいです。
白い壁も似合っていました。 -
階段の手すりなど装飾。
とても手が込んでいます。
しかも、きれいに手入れをされていて、ピカピカ。 -
リビング。
パステル水色もほんわりと優しい。
床は木のぬくもりがありました。 -
リビングにも暖炉。
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玄関からリビングへ。
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リビングにはテーブルの上に、パンフレット。
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絵葉書なども販売。
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リビングから奥へ広がる部屋。ピアノがありました。
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私が一番、美しいと感じた場所のひとつが、このカーテンレールの上にある木の装飾。
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洋風な模様なものから、
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こちらはどことなく、和風の雰囲気。
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ドアの上にも。
びっしりと決まりますね。 -
こちらの暖炉の上は鏡?塗装。
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1階の窓から、バルコニー、庭、その向こうは海。
きれいな風景です。 -
階段を上って上へ。段の高さが日本人の身長に合わせたものでしょうか、、、登りやすかった。
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手すりの装飾がゴージャスです。
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可愛い模様。
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とても手の込んでいる装飾でした。
なんの模様だろう。。 -
2階の部屋へ。
こじんまりとした部屋。 -
暖炉。
緑のタイル。 -
イチオシ
二階の窓から海の風景。
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イチオシ
二階のバルコニーも素敵でした。
1日中、お茶を飲んで、海の風景を観ていたい、、、と妄想。 -
海の近くです。
建物の傷みも、経年の傷みもありますけれど、修繕や元のままの保存の維持には、どんな大変な努力があるのだろう~とおもいました。 -
二階の窓から。
窓枠もその下の装飾も現代的なものも感じます。
すっきりとした印象。
近くに見えるマンションらしき建物も昔はなかったはずですから、遠く、海の景色が臨めたでしょう~。 -
イチオシ
遠くまで見渡せます。
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二階のバルコニーの窓。
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イチオシ
二階真ん中の部屋のパステル調の家具が可愛かったです。
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作り置きの家具だったのですね。
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二階も明るい、光がいっぱい入る部屋でした。
白い壁のためかもしれませんが。 -
パステルの色は落ち着きます~。
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ドア枠もあったのですね~。
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山側のほうの窓。
ちょっとデザインが海側とは異なります。
でも、広い窓。
光がいっぱい入ります。 -
トイレのようです。
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イチオシ
美しい装飾。
ランプシェードがポップな感じも。
素朴です。 -
二階からは近くの洋館、後藤家がくっきり。
近くです。 -
奥には和室もありました。
寮として使われていた時期もありました。
あとから造られた、、とお聞きしました。 -
二階の窓枠の模様。
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玄関のドア。
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灯りのデザインも微妙に違います。
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階段の下にも収納らしきところが。
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リビングもシンプルですけれど、上品な灯り。
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玄関ホール。
白と青のコントラスト、周りの緑や遠くの海の風景とマッチしています。 -
現在も様々な活動に利用され、多くの人の出入りがあり、塩屋での洋館が
大切に守られていることに深く感動しました。
維持保存は大変なことです。 -
入口の蘇鉄がとても元気よいです。
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塩屋の洋館は少なくなったようですが、大切に守られ、歴史を刻んでいることがわかり、また、ゆっくり街を歩いてみたいと思いました。
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実はもう一つ、行きたかったところ、、、舞子に足を伸ばしてみました。
舞子ホテルは1919年ごろに造られた洋館と和館が美しい建物でした。
舞子ホテルは以前から行ってみたかった洋館の一つだったのですが、
もう取り壊されたと聞きました。 -
やはり、建物はもうなく、工事中でした。
いつか、行こう、と思っていて、行けず。
思ったときに、行っておくべき、、、とがっくり。泣
後悔です。 -
明石海峡大橋がみえました。
舞子も美しい場所です。
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。^^
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この旅行記へのコメント (2)
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- norio2boさん 2023/10/16 17:21:48
- 旅行記拝見
- Reiseさん
興味深く旅行記拝見しました
グッゲンハイム邸
ニューヨークのグッゲンハイム美術館のグッゲンハイムでしょうか?
- Reiseさん からの返信 2023/10/17 06:06:30
- はじめまして。コメントありがとうございます。
- nori2boさん
おはようございます。
コメントをありがとうございます。
旅行記を読んでいただいて、ありがとうございます。
グッケンハイム邸の名前のグッケンハイム氏はドイツ系のアメリカ人の貿易商で
1874年〜1940年の人ですが、邸宅の財団のホームページをよく読みましたら、グッケンハイム美術館の財団設立者とも遠戚になるのだそうです。
ドイツ系の珍しい名前なので、何かつながりがあるのではないか、、、と思いましたら、遠戚であったのですね。
nori2boさんのコメントをいただくまで、全く気が付きませんでした。
ニューヨークのグッケンハイム美術館は鉱山王の実業家だったソロモン・R・グッケンハイム財団が造られたそうです。
グッケンハイムの一族は実業家として活躍されていたのですね。。
グッケンハイム美術館は、その建物も日本でも帝国ホテルや兵庫の芦屋にある旧山邑邸(見学しました)など多くの美しい建築を残した建築家ライトなんですね。
いつか行ってみたいとおもいました。
実は旅行記にも書いたのですが、グッケンハイム邸と近くにある竹内邸とは入れ替わってしまっていたことがわかっています。
グッケンハイム氏は近くの竹内邸に住んでいたようです。
いまは、もう便宜上、お名前は変えることはないようですが、当時の土地台帳や何かの間違えで名前が入れ替わったようです。今では考えられない間違いですが。
竹内邸は今、改修中でした。こちらも見学できるとよいです。
グッケンハイム邸、月一回の見学の洋館、少なくなった貴重な洋館でした。
nori2boさんももし機会がございましたら、是非、見学してみてください。
芦屋の旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)も素敵です。
nori2boさんからのコメントで、また沢山のことをしることができました。
ありがとうございます。
Reise
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