2023/09/29 - 2023/09/30
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すなふきんさん
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今年の連休は中秋節と国慶節がセットになった大型連休。初日二日目が人出が少なめということで早速出かけてみた。周庄の主な見どころには、古い橋、古民家、廟や寺院、伝統的な庭園、そして水路が含まれる。特に、「双桥」(双橋)や「沈庁」などが人気のスポットだ。これらの場所を歩くことで、古い中国の生活の面影を感じることができる。そしてこれで三大水郷をコンプリートした。これで思い残すことなく中国を離れられそう。
江森南三大水郷旅行記
西塘 https://4travel.jp/travelogue/11705970
烏鎮 https://4travel.jp/travelogue/11771387
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「中国第一水郷」と呼ばれる周庄にやってきた。上海から地下鉄を乗り継ぎ17号線終点の東方緑舟駅へ。そこからタクシーで60元程度。バスよりもリーズナブルで楽ちん。
周荘 旧市街・古い町並み
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メインストリートでもある全福路の北端にホリデイインエクスプレス周庄が2018年にオープンしておりそこにチャックイン。
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夕方からの観光なので先に早めのメシをいただくことにした。
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周庄の名物料理といえば、万三蹄。見た目の通り豚足の醤油煮込み。明の皇帝の朱元璋が大変気に入った料理だという。肉はホロホロで皮はブヨブヨ。豚足好きにはたまらない。
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一緒に出された袜底酥は水郷の伝統的な名物。中身は細かくて精緻に作られ、原材料の配合が厳格だという。焼く際には職人が炉のそばから一歩も離れず、酥皮が鮮やかな光沢を帯び、香りが広がるまで焼き上げる。パリッとした食感で、だいたい1枚1元で売られている。
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周庄ビールはアルコール度数2.5度という低さ!産地はこの辺じゃなくて黄山。
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紙箱王なる紙製品の博物館のようなものがあったので入ってみる。
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中はショップで紙製のランタンや置物などお土産物のほか、面白いことに紙製のバッグなどが売っていた。
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有名な中国第一水郷の碑。日本人トラベラーはもちろんのこと、中国の皆さんもこの前で記念撮影をしている。そしてワタシももちろん写真を撮る。
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夕暮れの双橋付近。ライトアップされて美しい。
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張庁は周庄に現存する数少ない明代の建築物の一つで、もともとは富豪の家だった。清代に張一族のものとなり、その後この名前が付いた。客間には屋敷の愛称である玉燕堂という額縁が飾られている。
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1800㎡の敷地内には小川が流れる庭園もありまさに贅を尽くした造りになっている。部屋も70程度あるという。すごいね。
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700年前に架けられたという富安橋。
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国土の広い中国において水郷に張り巡らされた通路だけはどうしてこんなに狭い造りなのだろうか。
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おばちゃんたちが干物を売っている。申し訳無いけどスッゲー臭い。
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南湖秋月園から長橋を眺める。
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9月25日から昆山で灯会というイルミネーションイベントをやっている。周庄にもその会場の一つがあるので行ってみることに。入場料は30元で敷地内で使える10元クーポンが付いている。
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色々な出店が出ている。糖葫芦や?檬茶のほかハンドクラフト、ガラクタなどなど。
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中秋をテーマにした様々なランタンが夜を照らしている。
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プチなばなの里的な感じ。
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デカイ月のオブジェ。
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南湖では数十分間隔でレーザービームと噴水のイリュージョンが開催されている。中国流でド派手やね。
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夜も更けてだんだん人が少なくなってきた。
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今日の観光は終了。21時になると無料で入れるらしく、ちょうど四季周庄を見終えた人たちが逆に景区内になだれ込んで来るところだった。
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元気な朝は朝食から。
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ホテルに荷物を預けて観光開始。
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袜底酥を作っているおばちゃんたち。
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その辺で採れた新鮮な草とか貝とかとかを食べさせてくれる地場料理系が立ち並ぶ。客引きは積極的で「飯食うか?何人?」と躊躇すると腕を掴まれそうな勢いだ。
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しかしこれらを新鮮だから是非食べたい♪となるかは日本人的感覚だと微妙なところだろう。
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小舟の折り返し地点。ひっきりなしにやってくる。
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柳先生という画家の展示会をやっていた。NYにも留学経験があるらしい。
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パンチの効いた風貌とは裏腹に風流な絵をお描きになられる。
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撮影の合間に漢服のおねーさんがしゃがみ込んで打包した飯を食らっている。忙しいね。
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昼の双橋。だんだん人が増えてきました。
双橋 建造物
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昼は小吃店で酸辣粉を食べる。なかなか本格的な味で18元。
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沈庁。周庄の発展を担った沈万三の子孫が1742年に建てた屋敷で万三の弟が再建した冨安橋のすぐ近くにある。
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大小100を超える部屋があり、広さは2000㎡を超えるという。もちろん文化財指定されている。
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沈万三はこのように金色の像となり、富財神として崇められている。
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銭をオブジェの上に載せると金運アップというよくありがちなやつ。
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中国の水郷というのは少し曇りの方が風情があって良いと思う。
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この辺りの入場は有料だが生活している人もいるようだ。
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小舟は一人いくらとはではなく、一艘220元というプライス。なのでおひとり様には厳しい値段設定で、1、2家族で乗る方がコスパが良い。
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周庄博物館の中にはジオラマがある。その他生活用品など諸々展示しており勉強になる。
周荘博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その場で写真を撮ってメダルに掘り込んでくれる自動販売機。中国の皆さんはどうも金のメダル、というか金とか銭っぽいものが大好きだ。ほんとずっとお金のことを考えていると言っても過言ではない。
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改めて見るとほんと万三蹄がどこでも売られている。こんなたくさん作って売れ残りとか大丈夫なのかと心配になる。
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1つ25元くらいから。もちろんお持ち帰り可能。
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澄虚道院。宋代に建てられた道教寺院だ。
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道教は義を重んじる中国の人々の生活に欠かせない民間宗教。古鎮の寺として長く親しまれてきたのであろう。
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1920年に革命文学結社の南社のメンバー密会をしたとされる飲食店跡。
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南社の発起人である4名が酒を酌み交わしながら詩を詠み、革命について語り合ったという。
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餡子の入った団子。青団は3つで10元。出来たてをくれる。
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これにて周庄観光も終了。またタクシーを捕まえて地下鉄で上海に戻る。国慶節がこれから始まる。ここもさらに多くの人で賑わうのでしょうね。
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