2022/12/09 - 2022/12/14
25位(同エリア94件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記616冊
- クチコミ149件
- Q&A回答23件
- 798,981アクセス
- フォロワー42人
2022年のクリスマスマーケットは、「美しきドイツ黒い森地方と6つのクリスマスマーケット」というツアーに参加しました。2019年以来、3年ぶりのクリスマスマーケットです。
スイス航空でスイス・チューリッヒに入り、フランス・ストラスブール、ドイツ・ラヴェンナ渓谷、シュトゥットガルト、チュービンゲン、ホーエンツォレルン城、ウルム、コンスタンツとクリスマスマーケットを巡ってチューリッヒから帰国します。
第7回は、ドイツとスイス・オーストリア3か国の国境となっているボーデン湖に面したコンスタンツです。ボーデン湖の西に張り出した半島と対岸のほんの一部の土地がドイツ領です。今回訪れるコンスタンツの旧市街は、半島部分ではなく、ライン川を渡った先の、周囲をスイス領に囲まれたとても狭い区域です。
クリスマスマーケットは、ボーデン湖に張り出したシュタット・ガルテンとマルクトシュテッテで盛大に行われています。自由時間は1時間。コンスタンツ駅のそばからマルクトシュテッテを西に向かい、ツェッペリンホテルを見てから聖シュテファン寺院を訪ね、大聖堂を見てからフェリーターミナルに戻って、夕暮れのクリスマスマーケットを巡りました。今回が最後の回になります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
ウルムからアウトバーンを南下しています。ケルミュンツ・アン・デア・イラーという町です。
聖マルティン教会の珍しい緑色の玉ねぎ頭の塔が目立ちます。手前の家並みと奥の家並みの間には、イラー川が流れていて、向こう岸にDBのケルミュンツ(Kellmunz)駅があります。 -
更に南下してヴァンゲン(Wangen im Allgau)という町付近を通っています。
この辺りから、アルプスの山々が見え始めました。ドイツの冬はどんよりとした曇り空が多いのですが、この日は素晴らしい晴天で、雪山を遠望することが出来ました。 -
ドイツでアルプス気分を味わえるとは。見えている山々は、ドイツとオーストリアの国境になっています。
以前、オーストリアのザルツブルクからインスブルックに移動する際、オーストリア国内の道路を走ると山間部になるので、一旦ドイツのミュンヘンに向かってから、インスブルックに行きました。異なる国をまるで県境のように越えて行き来することに、感銘を受けました。
ザルツブルクは音楽祭と「サウンドオブミュージック」の舞台として有名で、インスブルックは1976年に冬のオリンピックが開催されたウィンタースポーツの町です。
2016年のクリスマスマーケットで訪れています。 -
ボーデン湖に出ました。手前にはブドウ畑が広がっています。
しかし、目指すコンスタンツはボーデン湖の西にあり、ここは東岸です。ウルムから真南に下りて来て、ボーデン湖の東端オーストリアとの国境近くのリンダウに来てから湖に沿って北西に走って行きます。
ボーデン湖を東の端から西の端まで走り、ようやく向こう岸に入って、そこから半島を走破してライン川を渡ってようやくコンスタンツです。何故、ウルムからボーデン湖の西端に真っ直ぐ行かないのか不思議でなりませんでした。 -
シュテッテン(Stetten)に来ました。ボーデン湖の真ん中辺りです。
対岸にコンスタンツのある半島の先端が見えて来ました。
ボーデン湖には橋が無いので、ここから更に北西に走って同じ距離を下って行きます。 -
ウールディンゲン=ミュールホーフェン(Uhldingen-Muhlhofen)を過ぎると、湖畔にビルナウ教会が見えて来ました。丘の上にあるバロック様式の教会です。
-
ボーデン湖の北端を回り、半島を南東に下って来て、ライン川を渡っています。
途中、世界遺産のあるライヒェナウ(Reichenau)島の前を通りました。半島を挟んで反対側のボーデン湖側には花の島で有名なマイナウ(Mainau)島があります。コンスタンツの大聖堂が見えて来ました。 -
そのまま高架道路を真っ直ぐ行くとスイスに入りますが、私達はここで降りて、グレンツバッハ通りを行き、コンスタンツの旧市街に入ります。コンスタンツの町の大部分は半島側にありますが、旧市街だけはライン川の対岸にあり、スイス領にあるドイツの飛び地状態です。
-
オーベレ・ラウベ(Ob. Laube)という大通りで、東(右)側が旧市街の西辺になります。
-
オーベレ・ラウベからボーダン通り(Bodanstrase)に入る所にあるシュネッツ門(Schnetztor)です。
-
ボーダン通りを東に向かい、鉄道の線路で突き当たった所でバスを降りました。通って来たボーダン通りを振り返っています。「LAGO」という看板が目立ちますが、この左手に大きなショッピングモールがあります。
-
コンスタンツ駅です。ドイツ国鉄(DB)の駅ですが、この先がスイス領なので、スイス国鉄も往来します。
-
駅の真ん前にある4つ星ホテル「ホテル ハルム コンスタンツ(Hotel Halm Konstanz)」です。
ホテル ハルム コンスタンツ ホテル
-
その隣にある「Hotel Alte Post」。古い郵便局と言う名のホテルです。
-
駅の北端から西に伸びる繁華街マルクトシュテッテの入口です。
-
線路の高架下をくぐってボーデン湖側に来ました。フェリーターミナルがあります。対岸のフリードリヒスハーフェン(Friedrichshafen)やマイナウ島、ライヒェナウ島に就航しています。
そろそろ16時です。灯ともし時になりました。 -
駅のすぐ横にボーデン湖を渡るフェリー乗り場があります。
-
可愛い妖精たちの描かれた露店。ものすごく甘いお菓子屋さんです。
クリスマスマーケットの会場を案内して、ここで解散です。 -
右手の高架下に降りて行きます。頭の上は線路です。白い建物の横に電車が見えます。高架の真ん中から階段でホームに上がることも出来ます。また、高架下には公衆トイレもあります。
-
さあ、マルクトシュテッテを歩いて行きます。
左端にWCの幟旗が見えますが、そこにあったかは確認できませんでした。でも高架の下にはちゃんとあるので、見つからなかったら高架の坂を下って行ってください。 -
マルクトシュテッテは細長い広場のようなもので、そんなに長い通りではありません。皇帝の泉が終点です。
-
アイスカフェ・ニコレッティ(Eiscafe Nicoletti)の建物はメルヘンチックで可愛いです。
-
マルクトシュテッテのクリスマスツリー。ドイツのツリーにしては華やかです。右奥が皇帝の泉(Kaiserbrunnen)です。
-
市庁舎(Rathaus Konstanz)は、見事なフレスコ画が壁一面に描かれています。開いている扉から中に入って行きましょう。頭の上には、EUとドイツ・ウクライナの国旗が飾られています。ウルムの市庁舎にも掲げられていました。
-
建物を突き抜けると、広い中庭が現れます。ルネッサンス様式の庭には、貴族の館のような建物が建っています。これを見ないで市庁舎の前を素通りするのはもったいないですよ。
-
なんて繊細な装飾でしょう。もっと明るい日の光で見られたらなあ。
ウルムまでは素晴らしい晴天だったのに、ボーデン湖に来たらどんどん曇って来ました。ドイツの冬の晴天は、あまり続かないのも特徴です。 -
丸い塔は左右2本あるのですが、微妙に2階部分が違っています。
中は廻り階段になっていると思いますが、こちらの2階部分はどうなっているんだろう?
窓ガラスが瓶底のようになっているのは、まだ大きなガラスを作れなかった時代のものなので、とても古いガラスだとわかります。 -
貴族の館?の真ん中の通路を進んで行くと秘密の裏庭があるのです。
写真は館を裏庭側から見たものです。ここは植物が生い茂る季節にはとても魅力的な庭になります。更に奥の扉からは敷地の外に出られます。もう普通の住宅地になるのがおもしろいです。 -
大きな卵に描かれた風景画。ぐるりと四季を描いていることもあります。
クロアチアの首都ザグレブでもドラツ市場のそばで見掛けました。 -
と思ったら、本当にクロアチアから贈られたイースターエッグでした。世界のあちこちに贈られています。ニューヨーク・ミラノ・ローマ・グラーツ・ザルツブルグ・ヴェネツィア・ブダペスト・パリ・マルセイユ・リガ・コトル・ザグレブ・ドゥブロブニク。
2010年にはローマ法王ベネディクト16世にも贈られています。
コンスタンツには2015年に贈られました。 -
こちらは、中庭に戻って来て、最初に見た市庁舎の建物の裏手です。
中庭を挟んでお向かいにはあんなに豪奢な建物があるのに、こちらは随分簡素です。
でも、この塔はちょっとスリムなムーミン屋敷に見えませんか? -
市庁舎を出て、更に西に歩いて行くと、オーバーマルクト(Obermarkt)という小さな広場に出ます。広場の北側には、こんな素晴らしい建物が建っています。今回の表紙です。
-
下部の緑色の盾に1417の年号が見えます。
コンスタンツは4世紀半ばにローマ帝国によって築かれ、中世以降、南ドイツの宗教都市でした。
1378年に始まったカトリック教会の大分裂(シスマ)、ヤン・フスの教会批判などのために存亡の危機に陥った状態を是正するため、1414年から神聖ローマ皇帝の提唱により、公会議がコンスタンツで招集されました。結果、分裂していた3人の教皇(ローマ教皇ヨハネス23世、グレゴリウス12世、アヴィニヨンのベネディクト13世)を退位させ、1417年に新たにマルティヌス5世が即位しました。
コンスタンツは公会議の場となったことで、歴史的に重要な都市となりました。この事を描いていると思われます。 -
西に向かうと、バスで通ったオーベレ・ラウベに合流します。向こう側にはルーテル教会(Lutherkirche)があります。マルティン・ルターのプロテスタント教会です。
この教会の前にルター広場があり、ここで通りの名前が変わり、北側はウンターレ・ラウベ(u. Laube)になります。 -
グラフ・ツェッペリンホテル(Hotel Graf Zeppelin)
19世紀に建てられたホテルで、今回の町歩きの目的地です。 -
ウンターレ・ラウベを1ブロック北に歩くと、角にこのホテルが建っています。
-
ホテルの名前は、飛行船で有名なツェッペリンです。
ツェッペリン伯爵は、バーデン大公国(現ドイツ南部のバーデン=ヴュルテンベルク州)のコンスタンツ出身です。
1890年に軍隊を退役してから、硬式飛行船の開発に注力し、1900年に第一号が完成します。
1929年には、グラフ・ツェッペリン号の愛称を持つ飛行船が、東京・ロサンゼルスなどを経て、世界一周を達成しました。霞ヶ浦に4日間滞留しています。 -
飛行船の絵柄が無いのが残念です。現在では、ボーデン湖遊覧をする飛行船が飛んでいるのだそうです。それは乗って見たいなあ。
-
19世紀、この場所にはレストランがありましたが、1903年に火事で全焼し、1905年に再建されました。
「ジャーマンハウス」という名称だったホテルは、1965年に改称して「グラフ・ツェッペリン」となりました。
正面にはプロイセンのホーエンツォレルンの盾を胸に持つ皇帝の鷲とコンスタンツの紋章が著されています。4階の壁に黒い鷲が見えます。 -
ホテルツェッペリンの前の道を東に進むと聖ステファン広場(Sankt-Stephans-Platz)になります。
広場は北に伸びて、突き当りに聖ステファン教会があります。広場では、火曜と金曜の午前中に青空市場が開かれるようです。 -
聖ステファン教会に入ってみました。11世紀に建てられた教会で、ロマネスク様式とゴシック様式が混在しています。
-
よく整ったステンドグラスが見えます。その縁取りや柱、アーチなどは簡素なレンガのような装飾だけです。
-
パイプオルガンは、かなり装飾性の高いもので、緑色の石で覆われています。まるで神殿のような造りです。
-
壁には聖画が直に描かれています。
-
ウルムの大聖堂と同様に、磔刑像が天井近くに吊り下げられています。
-
クリスマスなので、クリッペが置かれています。
-
3枚の聖画のうち、左は「最後の晩餐」です。
-
柱にも聖画が描かれています。アーチとアーチの間には聖人が描かれています。彫刻ではなく、絵画が教会内の装飾の殆どを占めている教会です。
-
ステンドグラスがかなりいいので、撮れるだけ撮って行きます。
-
下部に「1888」という数字が見えます。おそらく制作年なのでしょう。これだけの技術は古い年代には作れなかったでしょうし、あまり新しいとウルムの大聖堂のように現代アートになってしまいます。この頃のステンドグラスは最高の芸術品となっています。
-
素晴らしいステンドグラスを見ると、つい紹介したくなるのが小樽にある「小樽芸術村 ステンドグラス美術館」です。
19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで作られたステンドグラスを展示しています。あのニトリが作った美術館と言った方がインパクトがあるでしょうか。あの完成度の高さは格別です。それを絵画のように目の高さで見ることが出来ます。 -
-
聖母の死の場面。上に鳩が現れています。
-
聖母被昇天。なんとカトリックでは8月15日がその祝日です。
-
聖母マリアはイエスによって天に召され(だから被昇天)戴冠します。
-
-
見事な造りの祭壇。
-
クリスマス・キャンドルがありました。
-
内陣は細長い構造になっていますが、壁などが白いので明るく見えます。
-
天井には聖書の場面を描いたフレスコ画があります。
周囲の装飾部分は繊細な造りなのですが、真ん中の絵は水彩画のようにぼやけていて、あまりはっきり見えません。 -
1863年制作の主祭壇。左右にはクリスマスツリー。
-
暗くてよく見えない代わりに、ライトアップがすごくいいなと思います。
-
教会の中には、18世紀の聖ステファノ像や、1773年の説教壇などもあります。
他に誰もいなかったのですが、不意にミサ曲が流れて来ました。
アルトリコーダーのような笛の音で、まるでパイプオルガンで演奏しているかのような、とても1本の笛で奏でられる音とは思えない多様な音の展開にびっくりして、ただただ感動していました。男性が一人で吹いていたのですが、あまりに素晴らしい演奏に深々と頭を下げて、感謝の意を伝えるしか術(すべ)がありませんでした。 -
思いもよらないクリスマスの贈り物でした。キリスト教徒ではないけれど、深く感謝します。
-
聖ステファン教会を出て、北方を見ると大聖堂の塔が見えました。
あまり時間が無いのですが、あの距離なら外観だけは見ることが出来ます。行ってみることにしました。 -
1052~89年創建の大聖堂は増改築を繰り返した結果、様々な様式が混在しています。主祭壇は1453年、パイプオルガンは1518年にルネッサンス様式で作られました。正面にはこのように壁のような塔が立ち、建物の中心部分にも細い塔が立っています。
コンスタンツ大聖堂 寺院・教会
-
高さ76mの塔には上ることも出来ます。
ヤン・フスは、この教会で異端審問の後、有罪判決を下されて火刑に処せられました。コンスタンツ大聖堂 寺院・教会
-
さすがに大聖堂の中までは見る時間がないので、引き返して来ました。
既に灯ともし時から、灯りがないと見えない時刻になりました。 -
角に薬局があります。「アポテケ(Tiergarten Apotheke)」です。ヨーロッパの街でこの店を見ないことはないでしょう。看板の「A」の文字は万国共通です。Aの中に秤に蛇が巻き付いているのが薬局を表しています。
-
頭上の星が輝き始めました。クリスマスマーケットの本領発揮の時間です。
-
マルクトシュテッテのクリスマスツリーも点灯して、雰囲気抜群になっています。
-
いよいよクリスマスマーケットの本番です。駅の方からどんどん人が流れて来ます。
-
マルクトシュテッテは両端に屋台が並んでいるだけですが、
シュタット・ガルテンは園内にたくさんの屋台が展開しています。 -
木工芸品の店。昼間より雰囲気が良くなってるね。
-
シュトゥットガルトじゃないけれど、屋根の上のデコレーションに凝っています。
-
緑色にもなります。
-
周囲の衣料品店も、クリスマスデコレーションに気合が入っています。
-
クリスマスマーケットの電灯は、いつまでも電球であって欲しいです。
LEDでは温かみがありません。 -
コンスタンツの屋台は、伝統的な都市の物とはちょっと違って、似せて作っただけのように見えます。
-
ああ、綺麗な時間ですね。
-
鉄道の高架下をくぐって行きます。
-
前の写真の中央部分を拡大すると、線路の向こうにこんな銅像が見えます。インペリア(Imperia)という女性の像で、フェリー桟橋の先端に立ち、高さが9mあります。彼女は右手に皇帝、左手に教皇を乗せ、なんとぐるぐる回っているのだそうです。モデルとなったのは、公会議(1417年)の時代に書かれた風刺小説の高級娼婦ですが、制作されたのは1993年です。
-
シュタット・ガルテンの南です。真ん中の緑地はそのままに、周囲に屋台が並んでいます。
-
会場が駅に近いので、人々は気軽にやって来られます。
ケルンの大聖堂の横のクリスマスマーケットも、中央駅がすぐ隣なのでものすごい人出になります。会場は他にもいくつかあって、そこに向かう人の波もすごかったです。 -
ボーデン湖畔に来ました。真横にインペリア像が見えます。
-
レンタルボートの停泊所の周りも屋台が立ち並びます。
-
クレープ屋さんとワイン屋さん。グリューワインも売ってるね?
-
クリスマスボート。ミドルデッキにはクリスマスに食べる料理を提供するレストラン、オープンデッキには音楽やライトショーを楽しめるラウンジがあります。正午から夜中の1時半まで営業しています。
-
シュタット・ガルテンの手前にDBの線路を背にした大きな建物があります。現在は「Konzil」というドイツ料理のレストランですが、1417年に行われた公会議の議場「和議の館(Konzilgebaude)」です。ドイツ人にとってコンスタンツは、初めてアルプスよりも北でローマ教皇が選ばれた場所として、重要な町なのです。
-
コンスタンツ駅のホームに上がってみます。高架下の歩道から直に階段を上がって行かれます。
-
駅舎のある方のホームには別の階段で行かれます。時間があれば、DB(ドイツ国鉄)とSBB(スイス国鉄)が並ぶ様を見たかったのですが、集合時間です。
-
ツアーが集合してバスに向かいます。フェリー乗り場から更に湖に沿って南下して行きます。
途中、おもしろい跨線橋がありました。対岸は、バスを降りた駅のそばにあるショッピングモール「LAGO」です。映画館やスーパー「ALDI」があり、H&Mも入っています。
歩道橋を右手に見ながらもう少し歩いたところに駐車場がありました。 -
最後に泊ったのは、スイスに入ってチューリッヒ郊外のレジェンスドルフにあるモーベンピックホテル(Mövenpick Hotel Zürich Regensdorf)です。スイスのホテルグループですが、アイスの方でも有名ですね。
Movenpick Hotel Zurich-Regensdorf ホテル
-
ベッドの上に小さな赤いスイスの国旗が描かれたチョコレートが置かれていました。さすがはリンツの国ですね。リンツは19世紀末にチューリッヒで誕生しました。
-
ホテルの隣には、ショッピングモールがあります。中に大きなスーパーが2つもあるので最後のお買い物にぴったりです。
-
ショッピングモール「ツエントラム(ZENTRUM)」一番上にある「MIGROS」と「COOP」がスーパーです。営業時間は8~20時ですが、各店舗で異なるようなので要確認です。
-
MIGROSです。大抵の町にある大きなチェーンストアです。
間口も広いですが、奥行きも相当なものです。 -
最近は日本でも導入され始めましたが、MIGROSでも既に使われていました。イオンで言う「レジゴー」です。客が専用端末で、商品のバーコードを読み取り、専用のセルフレジで決済を行うだけ。レジ係が不要になるというものですが、買う品数が多いと面倒なのが難点です。
-
モールに入ってすぐにある「COOP」。朝早い時間には2つのスーパーだけが開いていました。
-
13時発のスイスインターナショナルエアラインズで帰国です。チューリッヒ空港におもしろいものがありました。
空港の無料Wi-Fiを利用するための機械で、搭乗券をスキャンして使えるようになります。
日々いろんなものが進化して行くので、ついて行くのがたいへんです。チューリッヒ国際空港 (ZRH) 空港
-
今回、成田からはロシア上空を飛行できなくなったので、北海道の横を通ってアリューシャン列島を突っ切り、北極海を横断して、グリーンランドの脇を南下してヨーロッパに至りました。
40年くらい前には、ヨーロッパに行くにはアラスカのアンカレッジ経由でしたが、その航路をノンストップで辿ることになるとは、思ってもみませんでした。(アンカレッジ経由はしたことはありませんが) -
帰りはなんと黒海を通りました。もちろん北岸はウクライナです。トルコ領を通過しているとは思いますが、ちょっとスリリングでした。これで今回の旅は終了です。ありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2022年クリスマスマーケット ドイツ・フランス・スイス
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(1) フランス・ストラスブール
2022/12/09~
ストラスブール
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(2) ドイツ・ラヴェンナ渓谷
2022/12/09~
フライブルク
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(3) シュトゥットガルト
2022/12/09~
シュツットガルト
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(4) チュービンゲン
2022/12/09~
テュービンゲン
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(5) ホーエンツォレルン城
2022/12/09~
ドイツ
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(6) ドイツ・ウルム
2022/12/09~
ウルム
-
ラヴェンナ渓谷とホーエンツォレルン城のクリスマス(7) ドイツ・コンスタンツ
2022/12/09~
コンスタンツ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ホテル ハルム コンスタンツ
3.34
この旅行で行ったスポット
コンスタンツ(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2022年クリスマスマーケット ドイツ・フランス・スイス
0
103