2023/09/23 - 2023/09/28
330位(同エリア525件中)
乗りスケさん
余ったマイルの有効期限が迫っていたため、せっかくの(ほぼ)タダの航空券を活用して、普通なかなか行かないところはないかと探してみました。
昨年同様カタール航空のドーハ経由で、ブルガリアの首都ソフィアという目的地がみつかりました。でも日程の都合上、帰りはソフィア発の便がなく、近いところだとイスタンブール発になりそうです。
調べてみるとソフィア~イスタンブールは寝台列車があり、ならば国境越えのこのバルカンエクスプレスに乗ってみよう!
飛行機、長距離バスも豊富に便があり、列車のチケットが取れなくても何とかなりそう。
では決定です。行きたかったトルコの下見も兼ねて。
マスタープランではこのような日程としました。
1日目 機内泊 AM羽田-ソフィア PMソフィア市内観光
2日目 レンタカーでリラの修道院、ボヤナ教会、国立歴史博物館
3日目 レンタカーでヴェリコ・タルノヴォ~カザンラク~コプリフシティツァ(←時間なく断念)
4日目 夕方まで:ソフィア市内観光 夜:寝台列車でイスタンブールへ(←結局飛行機で移動)
5日目 夕方まで:イスタンブール観光 夜:イスタンブール-ドーハ
6日目 機内泊 ドーハ-成田
カッコ書きの通り、列車が満席で取れなかったり、時間がなくて行けなかった場所もあり、一人旅でちょっと詰め込みすぎたと反省していますが、概ね予定通りでした。
何しろ情報の少ないブルガリアなので、今後行かれる方のお役に立てれば幸いです。なるべく写真を多めに掲載します。
PR
-
おはようございます。
2日目はレンタカーを借りて、リラの修道院とボヤナ教会とかを回ります。
地下鉄で空港そばにある、レンタカーのモータープールに向かいます。 -
新型車両も走っています。
-
NDK駅からグリーンラインで東に2駅、orlov most(オルロフモスト)駅でイエローラインに乗り換えです。
空港-NDK駅は、セルディカ駅乗り換えか、オルロフモスト駅乗り換えの2択です。
オルロフモスト経由は、乗り換え距離がちょっとありますがフラットなので、スーツケースを引いているなら、こちらの方がラクかもしれません。 -
ここはレッドラインとイエローラインが交互に走っているので、イエローラインが来るまで待ちましょう。
でも日本みたいに車両で色分けされていないので、写真の通りボードを見て選びます。(写真では、次はレッドライン、次の次がイエローライン) -
やっぱり空港行はガラガラです。
-
第2ターミナルからシャトルバスで第1ターミナルへ。
これは第1ターミナルの乗降場です。 -
乗降場は、この黄色い看板が目印です。30分毎の運航で無料です。
-
モータープールまで徒歩10分。てくてく歩きます。
-
てくてく。
-
けっこう車歴は古いですね。15~20年落ちくらいでしょうか。
-
今回はBooking.comで一番安かったBTレンタカーで。ルノークリオが1泊2日で6,000円弱。でも免責上限ナシのフルカバー保険を追加したので、そちらが7,000円強。車両台より高いけど、リスクはとりたくないです。
-
2日間お世話になるルノー クリオ。
-
洗車なんかしていなくて汚いなあ。スタッドレスはいているし。
-
男らしく、左ハンドルの5足マニュアルです。
ディーゼルなので、エンストしにくいことが救いです。頑張るぞ! -
リモコンキーなので、持っていればいいんでしょ、的な感じでスタートボタンを押してもエンジンかからず。
しばらく悩んでスタートボタンを見たら、右にスロットが・・・。
まさか刺すんですか?
ガシャンってハンドルロック外れて、計器点いて無事エンジン始動。
自分も普段ドイツ車乗りなんで、変な操作は慣れていたつもりですが、ルノーってこうなんですか? -
オドメーター18.7万km。替えてなければ足回りもまずまずヤレてますね。
逆に気を使わなくて良いですが。 -
市内は最初ドキドキしながらでしたが、高速に乗ったらコッチのものです。
ブルガリは特に指示がなければ、高速道路の速度制限は140kmだそうです。 -
高速を降りて、リラに近づくと結構クネクネした山道です。
対面通行で意外にカーブがきつく、50kmくらいしか出せません。 -
うわあ、路駐がたくさんとまってるな!修道院の駐車場はいっぱいかも。
行ってみたら、案の定満車だったので、少し戻った路肩の広いところに駐車しました。 -
5分ほど歩きます。緑が気持ちいいです。
-
来たかったリラの修道院です。
リラ修道院 寺院・教会
-
門をくぐると・・・
リラ修道院 寺院・教会
-
おおー!これですよ。
リラ修道院 寺院・教会
-
パノラマでもパシャ。
-
中に入って振り返って。
-
これが例の壁画ですね。webサイトのものは結構青く加工してあるものが多いのですが、曇天、無加工だとこれくらいの色彩です。
-
でも十分色鮮やかに残っています。
-
この辺はほんとに青がキレイ。
-
写真だと伝わらないのですが、この修道院の魅力の1つは山あいの雰囲気の良さもあると思います。公共交通機関だとちょっと行きにくいですが、私みたいにレンタカーを使ったり、ツアーで来れば、日帰りで問題ないと思いますので、是非直接見てみてください。
-
日曜日ということもあり、人も多かったです。日本人のグループの2、3組いました。
-
この建物だけが、火災を逃れてオリジナルで残っていると、地球の歩き方に書いてありました。がっつりお土産屋さんですが(笑)。
-
抜けて出ると、色々売っている広場になっています。
-
繁盛してますね。
-
パン屋さんですね。
-
皆さん、一番上の揚げたてドーナツを食べてます。私も2つかってみました。
看板だと何種類かありそうですが、プレーン1種類です。
オプションでブルーベリージャム、チョコ、チーズ、シャレナソル(スパイスソルト)を買って付けられます。
テーブルの上には無料の塩もあるので、皆さんけっこうダバダバかけて食べていました。 -
それではお昼ご飯に2つ買ってみましょう。
ブルーベリージャムとアイラン(無糖ヨーグルトドリンク)とともに。
うわ、揚げたてアツアツでモチモチして美味しい!
1個は塩かけて、1個はジャム付けて。
ごちそうさまでした。併せて5レフ≒約400円 -
さあ、中に戻りましょう。
-
僧院の中には数か所湧き水が出ています。冷たくて美味しい。
-
いやあ、雰囲気よかったです。さすが世界遺産。
-
高速に乗って、ソフィアに戻ります。
-
次は本日2つ目の世界遺産のボヤナ教会へ。
ボヤナ教会 寺院・教会
-
チケットを買おうとしたら、
「今日はいっぱいで入れないわよ、外からだけね」
ですって。まじすか!
今回ツイテナイ2回目です。
仕方がないから外からじっくり見ます。 -
よく見ると横に建て増しして、3つの構造体になっているようです。
-
裏側から。
-
正面から。
えー、別に人いなくて全然ビジーじゃないじゃん、って思っていたら、
観光バスが到着して、めちゃくちゃ人がやってきました。
ああ、やっぱりビジーなんですね。しょうがない・・・ -
近隣の国立歴史博物館に行きます。広くて立派です。
どこかで見ましたが、元迎賓館とか。合っていますか?国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
なんか作業していて、イベントの準備ですかね。
-
イコンやら、遺跡の発掘物やら、相当な数の展示品です。
-
見事な椅子です。
-
この広間すごいですね。さすが元迎賓館。合っていますか?
-
中央ホール階段も見事です。
展示もそうですが、この建物自体も見どころだと思います。 -
バルカン諸国の展示ですかね。
-
様々な民族衣装。
-
今夜なんかイベントをやるんでしょうね。
-
出口を出たら、ふてぶてしい猫がいました。
「ちゃんと見たか?」みたいな。 -
車を駐車場において、メトロで市内中心部に行きます。
ソフィア市内は駐車禁止が厳しいようです(土日は路駐OKらしいですが)。 -
市場散策をしたかったのですが、googleによると中央市場は改装中のため臨時休業とのことでした。なので、こちらのWomen's Marketへ。
こちらの店で食器を物色していたら、気の良いおじさんが
「おー、日本からきたのか!ニーハオ、いや間違えた!コンニチハ!」
「お皿買いたいけど割れないようにして」
「大丈夫、うちのはスペシャルだ!バブルフィルムだからね」
プチプチのことですね(笑)ジェンスキー市場 (ウーマンズ マーケット) 市場
-
こちらのお土産屋さんも英語が話せる優しいおばあちゃんが店番をしていました。
ちなみにソフィア市内はどのお店でも英語でコミュニケーションがとれました。
一部サイトにも書いてありますが、Women's Market周辺(特に北側の野菜売り場からメトロのLavov Most駅周辺)は、私が行った夕方は治安が悪い感じがしました。南側のこういった土産物店がある辺りは大丈夫でしたので、自信がない方は南側20番、22番トラムの走るジェンスキーバザール駅から行った方が無難かもしれません。
余談ですが、私はNHKの番組で紹介していた「サマルダラ」というハーブソルトが欲しかったので、酔っ払いやロマの人たちがたむろする中、ひととおり物色しました(笑)。
サマルダラを探している方、市場中央当たりのハーブ、スパイスの屋台で売っています。一袋2レフ≒約160円。市内のスーパーマーケットでは売っておらず結構探しました。 -
ブルガリア大使館のX(旧Twitter)で有名になった10番のトラム、森の中のUl. Vishneva駅です。
基本的に街の中心部を走っているのですが、2駅分だけ公園の中を走ります。
ソフィアに行かれる方は是非10番のトラムも乗ってみてください。 -
終点のVitosha駅に着きました。駅前のショッピングモールParadiseCenterで、晩御飯までお土産の物色をします。
-
いったんアパートで荷物をおいて、晩御飯を食べに行きます。
-
GoogleMapで評価の良かったこちらのお店へ。
Bistro Pesto
イタリアンの食堂です。一人でも入りやすい、店内2卓くらい、テラス2人掛け4つくらいの小さい店です。
NDK周辺は一人でご飯を食べやすいお店(食堂のようなところ)があまりなく、今回のブルガリ旅行中、食事はちょっと苦戦しました。 -
パスタ400gって書いてありますが、全部のボリュームだと思います。小食の女の人でなければ大丈夫なボリューム。
-
では、フィッシュのパスタとラズベリージュースで。
-
メニューの後ろのページにカワイイ絵が描いてあります。と思ったら、絵の作者らしい女の子(店主のお孫さんかな?)がちょうど帰ってきました。
-
おお、よく見たらテーブルの下敷きにも。そして鉛筆立てに色鉛筆も!
もしかしたら、このテーブルは画伯のアトリエでしょうか?
すいません、急いで食べ終えますので、しばしお待ちを。 -
いや、美味しいかったです!2人まででサクッと食事したい方はおすすめです。
この店のある縦の道、Angel Kanchev通りは住宅街ながら、ぽつぽつと雰囲気の良いお店が並んでいます。 -
ごちそうさまでした。
明日はヴェリコ・タルノヴォまでロングドライブなので、早めに帰りましょう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
乗りスケさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
ソフィア(ブルガリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ソフィア(ブルガリア) の人気ホテル
ブルガリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブルガリア最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
68