2023/09/23 - 2023/09/28
76位(同エリア165件中)
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乗りスケさん
余ったマイルの有効期限が迫っていたため、せっかくの(ほぼ)タダの航空券を活用して、普通なかなか行かないところはないかと探してみました。
昨年同様カタール航空のドーハ経由で、ブルガリアの首都ソフィアという目的地がみつかりました。でも日程の都合上、帰りはソフィア発の便がなく、近いところだとイスタンブール発になりそうです。
調べてみるとソフィア~イスタンブールは寝台列車があり、ならば国境越えのこのバルカンエクスプレスに乗ってみよう!
飛行機、長距離バスも豊富に便があり、列車のチケットが取れなくても何とかなりそう。
では決定です。行きたかったトルコの下見も兼ねて。
マスタープランではこのような日程としました。
1日目 機内泊 AM羽田-ソフィア PMソフィア市内観光
2日目 レンタカーでリラの修道院、ボヤナ教会、国立歴史博物館
3日目 レンタカーでヴェリコ・タルノヴォ~カザンラク~コプリフシティツァ(←時間なく断念)
4日目 夕方まで:ソフィア市内観光 夜:寝台列車でイスタンブールへ(←結局飛行機で移動)
5日目 夕方まで:イスタンブール観光 夜:イスタンブール-ドーハ
6日目 機内泊 ドーハ-成田
カッコ書きの通り、列車が満席で取れなかったり、時間がなくて行けなかった場所もあり、一人旅でちょっと詰め込みすぎたと反省していますが、概ね予定通りでした。
何しろ情報の少ないブルガリアなので、今後行かれる方のお役に立てれば幸いです。なるべく写真を多めに掲載します。
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3日目の今日は、レンタカーでヴェリコ・タルノヴォ~カザンラク~コプリフシティツァ~ソフィア空港でレンタカー返却のルートを考えていたのですが、所要時間7時間45分、総距離534kmって。
最後のコプリフシティツァは時間的に多分無理でしょう。
レンタカーは19時までに返却予定です。 -
ソフィア市内を7時半頃出発して、ヴェリコ・タルノヴォに向かいます。
ソフィアの北西70kmくらいのヤブラニツァというところまでは高速道路が通っていますが、その後は、一車線の地方幹線道路。
なるほど、GoogleMapで距離の割には時間がかかる計算になるわけです。 -
ブルガリアの高速道路は有料で、ユーロ圏の他国同様、ヴィネット(前払い通行券)が必要です。
レンタカーなので年間ヴィネットが貼ってありましたが、借りるときはヴィネットが貼ってあるか必ず確認しましょう。
また国境を超える移動の場合は、レンタカー会社によっては別途手数料がかかったりしますので、借りるときに要確認です。 -
途中いくつも集落を通ります。
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集落に入る前は、このような看板が出てくるのでスピードダウンです。
集落内は50km制限だったと思います。
そして結構な確率で、レーダーを使った警察のスピード取り締まりが行われていますので要注意です。 -
集落を出るところでは、このような赤い斜線の入った看板がありますので、ここからはスピードアップです。
郊外は90km制限だったでしょうか。うろ覚えですいません。 -
このような道が延々と続きます。
時々大型トラックが遅かったりするので、死ぬ気で追い越したりします。 -
GoogleMapのいう通り、2時間半でツァレベツの丘の下、市営駐車場に着きました。
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多分この駐車場が一番入口に近いと思います。2時間くらい停めて2レフ≒160円。
入口でチケットをとって、帰るとき入口事務所で支払います。VISAカード使えました。 -
見上げるとツァレベツ要塞。
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さすが坂の街ヴェリコ・タルノヴォ。てくてく登ります。
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ツァレベツの丘の入口に着きました。入場料10レフ≒800円だったと思います。
ツァレヴェッツの丘 史跡・遺跡
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丘の上の教会までちょっと距離はありますね。頑張りましょう。
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石畳だから歩きにくい。スニーカー必須です。女性の方、ヒールある靴はNGです。
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ふうふう言いながら教会の下まで来ました。
今日も晴れて暑い。カラッとしていますが気温は30度くらい。 -
ちょうどいいところに自販機で水を売ってます。よくわかっています(笑)。
1レフ≒80円。コインのみです。 -
もうちょっと!
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おー着きました。
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こちらの正面入り口から入りましょう。
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ちょっと予想外のモダンな壁画です。
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エル・グレコ風のタッチ。
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GoogleMapのコメントにヒントがありました。ブルガリアのテオファン・ソケロフという画家が1985年に描いたとのことです。
キリル文字で入力しないと検索出てこないかもしれません。Теофан Сокеров -
GoogleMapのコメントでは「祭壇もなく伝統的じゃない」とかネガティブコメントも見られますが、私はモダンで素晴らしいと思いました。結構見惚れてしまいました。
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ヴェリコ・タルノヴォの街が見下ろせます。素晴らしい眺めです。
正直言って、去年行ったチェコのチェスキークルムロフより、こっちの方がいいかも。 -
左奥には赤い屋根の伝統的な街並みも見下ろせます。
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パノラマでどうぞ。
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教会裏手が要塞の跡ですね。
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昔はこうでした、的な。
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注意看板のデザインがいいですね。
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ちょっと距離がありますが、見張り塔まで行ってみましょう。今回のブルガリア旅の東の果てになります。
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見張り塔が見えてきました
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昔はこうでした、的な。
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あついあつい。
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下に流れる川がキレイです。
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来た道を振り返ってみます。
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この奥行き感、写真では伝わらないのもわかっていますので、是非現地に行かれてみてください。ソフィアからバスも相当数出ているようです。
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出口まではゆっくり下り坂。
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いやあ、ツァレベツの丘、予想以上に良かったです。
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街中にやってきました。
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キレイな街並みです。
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見晴台からの、いかにも的な写真です。
ステファン スタンボロフ通り 散歩・街歩き
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大きな銅像も見えます。
アッセン王のモニュメント モニュメント・記念碑
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北側の職人街「サモヴォドスカ・チャルシャ」に行ってみます。
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中世の街並みが残ります。
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職人街というかお土産屋さん街ですが、雰囲気は良いです。もっとゆっくり来たかったです。
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さあ、時間がないので次の目的地に向かいましょう。
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落書きが上手いです。
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次の目的地、世界遺産であるカザンラクのトラキア人の墳墓に向かいます。途中シプカ峠経由でバルカン山脈を越えていきます。
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途中お昼を食べるお店がみつからず、適当にガソリンスタンド脇のレストランに入ってみました。
愛想悪い店主が出てきて、「こっちどうぞ」的な感じ。
当然ブルガリア語のメニューしかなく、いよいよGoogle翻訳の出番かと思ったら、店主の娘さんでしょうか、高校生くらいの女の子が出てきて「English?」って。
英語のメニューありますか?って言ったら、無いけど、私が通訳しますとのこと。
聞き取りやすい英語で、このメニューの説明してくれました。 -
後でGoogleMapで調べたら、ドリャノヴォという街のはずれ、E85号線沿いのДряновска срещаというお店でした。
ヨーグルトとキュウリのスープ、チキンとポテト+ドリンクで、確か700円くらい。安いし何よりチキンもポテトも美味しかった!なんか今回初めてブルガリア料理食べれました(笑)
食べ終わったら、「デザルトはいかが?」って。
「ありがとう。でももうお腹いっぱいです」ってお断りしたのですが、
後でGoogleMapで写真をみたら、デザートが超美味しそうでした。
くー、苦しくても食べておけばよかった! -
食べてたら、かわいい声でミャーって。
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何度かチキン上げたら、最後ナデナデさせてくれました。
でも、なで終わったらとっとと次の人のところに行ってました。プロです。 -
途中、シプカ峠を超えた麓のシプカ村には、ロシア正教会の綺麗なShipka Memorial Churchがあります。
シプカ僧院 寺院・教会
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東方教会らしく、イコンが並んでいます。
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キレイですね。
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教会から車で15分。目的地のカザンラクのトラキア人の墳墓に着きました。
カザンラックのトラキア人の墳墓 史跡・遺跡
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少し階段を上がります。
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これが墳墓なのですが、本物は建物で保護してあり、しかも冊で入れません。
カザンラックのトラキア人の墳墓 史跡・遺跡
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冊の間からパシャ。
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奥のレプリカを見学します。
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墳墓入口通路。
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墳墓天井壁画。以上。
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ん-、予想はしていましたが、世界遺産としてはショボ過ぎて感動はありませんでした。かかるはずの入場料が取られなかったからいいですけど、お金払ってちょこっとレプリカ見てもねぇ、です。
カザンラクの街を観光した方がよかったでしょうか。 -
でももう15時過ぎで、帰るまでまだ2時間半250km以上あるようです。
カザンラク市内見学はあきらめて帰りましょう。
コプリフシティツァも次回ですね(また来れるのかな?)。 -
無事レンタカーを返したのが18時。GoogleMapの到着予想時刻はやはり正確です。バスを乗り継いでソフィア市内に戻ってきたら、日没のマジックアワー。
それではアレクサンドル・ネフスキー寺院でメインディッシュの撮影をしてみましょう。アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会
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こちら側が正面ですね。しかしながら時間帯はいいのですが、映りがイマイチ。
私の写真の腕が悪いことは置いておきます。 -
トラムでいったんアパートに帰ります。
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NDK近くの評価が高かったレストランParadiso Pizza & Friends。
またイタリアンですいません。
というか、NDK周辺は一人で食事ができる店が少ないです。
ヴィトシャ通りの店はパブみたいで、酒飲んで仲間とワイワイみたいな感じです。
仲間連れの観光客が多く、浮きそうですし。 -
レモネード+ミントのリモナナ。
ラベルデザインがオシャレ!ビンを持って帰ればよかった。 -
ジェノベーゼのパスタ。店員さんも「それ美味しいよ」って言ってました。
確かに美味しかったです。 -
帰り道歩いていて、なんか視線を感じたら・・・
美人さんにめちゃくちゃガン見されていました。 -
スーパーに立ち寄ると、調味料コーナーにたくさんのリュテニッツァが並んでいました。リュテニッツァはバルカン半島の郷土料理だそうで、パプリカ、トマト、ナスなどの野菜とスパイスを煮込んだペーストです。野菜の形がある程度残ったものや、ペースト状のものなど、ご覧の通り様々な種類があります。味が付いていますので、パンに塗ったり、そのままパスタソースとしたり、優しい味で使い勝手抜群でお土産にも最適です。珍しくうちの奥さんも絶賛していました。お値段も1ビン2~10レフ≒160~800円程度。
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夕方の写真が気に入らなかったので、もしかしたらライトアップしているかもと思い、もう一度・・・。
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聖ソフィア聖堂。明るく見えますが、iPhoneの性能が良いだけで、ライトアップはしていませんでした。
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ん-、ダメですね。
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こちらも同じく街灯が点いているだけです。
明日の朝ワンチャンですね、でも晴れなかったら終了です。アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会
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バスに乗って帰りましょう。
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22時を過ぎたらガラガラ。でも治安の悪さは感じません。
お酒を出すレストランでも23時で終了します。夜が早いんですね。 -
このような半地下のお店があちこちに見られます。
昔は路面店に課税されていたので、地下室から小窓を作って税金逃れて商売をしていたそうです。地球の歩き方の受け売りです。 -
閉まっていてちょっとわかりづらいですが、人がかがまないと商品の受け渡しができないくらいの高さです。タバコや飲み物、スナック等を売る店が多いですね。
ちなみにブルガリア人は老若男女問わず、みんなめちゃくちゃタバコを吸います。
EU圏で人口当たり喫煙者が最多だそうです。 -
NDK前の公園に戻ってきました。みんなが友達とおしゃべりをする憩いの場です。
エンデカ 劇場・ホール・ショー
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23時になるので、そろそろお店も終わりです。
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お菓子の家みたいな装飾のデザートショップ。
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映えるかな。自撮りはしませんよ。
明日はソフィア最終日。午後にはイスタンブールに移動です。
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