ブルガリアと立ち寄りイスタンブールの旅　～4日目　ソフィア観光、イスタンブールへの移動～

2023/09/23 - 2023/09/28

余ったマイルの有効期限が迫っていたため、せっかくの（ほぼ）タダの航空券を活用して、普通なかなか行かないところはないかと探してみました。

昨年同様カタール航空のドーハ経由で、ブルガリアの首都ソフィアという目的地がみつかりました。でも日程の都合上、帰りはソフィア発の便がなく、近いところだとイスタンブール発になりそうです。
調べてみるとソフィア～イスタンブールは寝台列車があり、ならば国境越えのこのバルカンエクスプレスに乗ってみよう！
飛行機、長距離バスも豊富に便があり、列車のチケットが取れなくても何とかなりそう。
では決定です。行きたかったトルコの下見も兼ねて。

マスタープランではこのような日程としました。

1日目　機内泊　AM羽田－ソフィア　PMソフィア市内観光
2日目　レンタカーでリラの修道院、ボヤナ教会、国立歴史博物館
3日目　レンタカーでヴェリコ・タルノヴォ～カザンラク～コプリフシティツァ（←時間なく断念）
4日目　夕方まで：ソフィア市内観光　夜：寝台列車でイスタンブールへ（←結局飛行機で移動）
5日目　夕方まで：イスタンブール観光　夜：イスタンブール-ドーハ
6日目　機内泊　ドーハ-成田

カッコ書きの通り、列車が満席で取れなかったり、時間がなくて行けなかった場所もあり、一人旅でちょっと詰め込みすぎたと反省していますが、概ね予定通りでした。

何しろ情報の少ないブルガリアなので、今後行かれる方のお役に立てれば幸いです。なるべく写真を多めに掲載します。

エリア ソフィア(ブルガリア)

今日は午前中ソフィア市内散策。午後はイスタンブールに向け出発です。
7時頃朝日が昇ります。晴れてよかったです。
アイコニックなあの写真を撮りに行きましょう。

9番のトロリーバスで。

バス停のすぐそばに聖ニコライ聖堂があります。でも花が飾ってあり、内部見学不可のようです。今回は結構ハズしていますね。

聖ニコライ ロシア教会 寺院・教会

聖ソフィア教会は中に入れました。朝のお祈りの時間ですので静かに静かに。

聖ソフィア教会 寺院・教会

おー、陰影が付いてまずまずキレイに撮れました、良かった。

アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会

平日の朝8時半頃。市内中心部ですが、あまり人がいません。オフィス街ではないからでしょう。

逆光の中、正面から。

近くで共産党時代のアンティークを集めたフリマが開かれていました。

アレクサンドル・ネフスキー寺院地下のイコン博物館がオープンするまで、まだ小一時間あります。近くを散策することにします。

アレクサンドル・ネフスキー寺院からまっすぐ南西に降りる道、Tsar Shishman通りを進みます。この辺りはちょっとした食堂やパン屋さんなどがあるおしゃれな通りです。次来たときはこの辺にご飯を食べに来ましょう。次あるのかな？

上品な街並みが続きます。

コンビニ？のようですが、日本のタバコ屋さんくらいの窓口しかありません。
商品は見えるけど、中には入れないんですね。斬新な発想。

公園の中になんだかモスクのような教会が出てきました。

Sveti Sedmochislenitisi Church 寺院・教会

スゴイ、荘厳なへ壁画です。お祈りの時間だったので、静かにこっそりと。

目の前のきれいな公園です。みなさんくつろいでいて、とても良い雰囲気でした。
地球の歩き方には載っていませんが、市内中心部ですので、是非行ってみてください。

戻ってきました。看板も出ておらず目立ちませんが、イコン博物館の入口は、アレクサンドル・ネフスキー聖堂の正面左側になります。

イコン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

扉が雰囲気ありますね。

階段を降ります。

結構広いです。

イコンの構図ってパターンが決まっているのでしょう。
よく見る磔にされるイエス像。14世紀のもの。

このマリア様とキリストもよく見ますね。これは17世紀のもの。

このサラマンダーを退治する構図もよく見ます。これも1667年、17世紀のもの。

同じマリア像でも新しくなるほど写実的で色鮮やかです。これは1821年、19世紀のもの。

13時頃には出発したいので、アパートのそばに戻ってきました。余ったブルガリアレフをトルコリラに替えましょう。

と思ったら12時45分まで不在？自由ですねー。

近くに別の両替所があって一安心。最後もう一度ピザ（笑）。
初日に食べた店、やっぱり美味しかった。
Franco's Pizza

ヴィトシャ通り、名残惜しいです。

ヴィトシャ通り 散歩・街歩き

メトロで空港に向かいます。

流れてくるBGMがやたらクリアだなと思ったら、おじいさんがバイオリンでヴィヴァルディを生演奏していました。さすがヨーロッパ。しかも上手！時間があったら聴いていたかったです。

ソフィア空港に着きました。

ソフィア国際空港 (SOF) 空港

こじんまりですね。5分ほど並んでチェックイン完了。

もうこの奥は到着エントランスなんですね。

イミグレもサクッと通過し、免税品店も控えめです。

寝台列車がとれなかったせいで、このフライトになりました。
イスタンブールまでは1時間半のフライトです。

ゲートはC1ですね、ちょっと見ておきましょう。

ぬー、ディレイだとー。

椅子も空いていないので、ラウンジに避難します。
ラウンジはエスカレーター降りてグラウンドゼロにあるASPIRE LOUNGEです。

一応国際線だから機内食が出るのでしょうが、貧乏性だからちょっとつまんでしまいます。

1時間遅れで出発。でも途中頑張って1時間で着陸しました。
逆にフライト時間1時間しかないのに機内食を提供したCAさん達、GoodJobです。

お疲れさまでした。

イスタンブールは新しい空港です。看板を目印にイミグレに向かいます。

間違いなく今までで最大の空港です！イミグレが遥か彼方で遠いです！

途中アライバルビザの窓口がありました。

ここかと思ったら国内線乗継ゲートでした。まだまだ進みます。

やっと着きました！20分以上歩きました！

イミグレ通って、荷物までも遠い・・・

やっと荷物のところに。18Aですね。

と思ったら18Aも遠い！25まであるうちの、ここまだ9ですよ！

18Aについたら、誰もいないのにもう荷物出まくってます！
でもちょうど自分のが流れてきて待ち時間0秒で出口へ向かいます。
出口は12のところなので、結局また戻ります。ひー。

新しくていいのですが、広すぎるのも問題です。
えっと、バスはどちらでしょうか・・・看板とにらめっこします。
バスのマークを左側に発見。

お、バスのマークとともにPublic Transportって書いてあります。

havaist（空港バス）の文字が見えてきました。
エレベーターで下に降りろ、ですね。

「タクシムまで1枚ください」
「ここじゃないよ、15番のところに行って」
乗り場近くの窓口じゃないと買えないのですね、羽田空港と一緒です。

15番、近そうでまあまあ遠いのですが・・・。

15番のところにチケットカウンターがありました。タクシム行は16番乗り場です。

2023年9月時点で136リラ≒750円。

自由席です。19時頃ほぼ満席で出発です。

夕方の渋滞に巻き込まれながら、タクシムまでは所要時間約1時間でした。

遅くなることは概ね予想しており、どうせ明日も空港に行くので、ホテルはタクシムのバス停近くにしました。
Taxim Suites Residences

チェックインしたら、うぉ、変なエレベーターが目の前に。

外扉は手で開けて、中は木製。レトロですね。
行先を押すと内扉が自動で閉まりますが、動くとギシギシゴトゴト（笑）。

部屋は広くてきれいです。やっぱりホテルは良いです。

眺望良しです。その代わり交差点なのでクラクションがうるさいです。
地理的にギリギリヨーロッパなのですが、この喧噪感はアジアです。

さあ、晩ご飯を食べに行きましょう。おなじみのトルコアイス屋さんもあります。

広場に出たらいきなり巨大モスクが現れました。
ちょうどアザーンも大音量で流れていて、異国感がすさまじいです。
テンションあがります。

タクシムモスク モニュメント・記念碑

素朴なソフィアも良かったけど、大都会のワチャワチャ感も楽しい！
やっぱりアジア好きなのかな。

ブルガリアではあまり落ち着いて郷土料理を食べる機会がなかったので、ラストの晩御飯はこちらへ。
Hacı Abdullah Lokantası

ハジュ アブドゥッラー 地元の料理

ロカンタって食堂の意味だと思うのですが、ここは店名に似合わず立派な外国人向けレストランです。内装もオシャレです。

四人掛けテーブル席を一人で独占です。

トマトのサラダ、ローストしたラム肉とピラフ。
トマト甘い！ラム肉も臭み全くなくホロホロ。ピラフも美味しい！
もう全部激ウマでした。テーブルのパンは無料で食べ放題です。

飲みたかった！本場のトルココーヒー！
最後のディナーを満喫させていただきました。

普通のロカンタはこういう感じです。
時間があったら行きたかったです。こちらは次回是非。

街歩き楽しいです。

同じようなお店も多いのですが。

夜遅くまで多くの人がいます。

タクシム広場にレトロトラムが走っています。

明日は最終日。15時くらいまでイスタンブール観光です。