2022年 8月　14度目のフランス　南仏からノルマンディ　縦断の旅《８》カシ　カランクツアー

2022/08/13 - 2022/08/13

　1年前の旅行、そして、それ以前の旅行を
今になって振り返る　時間が出来ました。
というのも　右足首亀裂骨折のため　
運転おろか　歩くことも　ままならず・・・の1か月。
齢を重ねると　回復にも時間がかかります。
　
はて、放りっぱなしの旅行記を　したためてみよう　と言うことで
パソコンを引っりだし、キーボードを叩くのも　肩が凝る。

寝っ転がっては　ひたすらミステリ小説三昧

その繰り返しの日々のおかげで
徐々に　
右足に体重を掛けられるようになりました。

て、事で　2022年の　旅に　記憶を巻き戻してみます。

　***************
カンヌからカシ　へ。
ホテルに荷物を預け、14年前と変わらぬ　カランクツアーに　出かけます。

氷河時代の地殻変動で形成されたカランク。
マルセイユから小さな港町カシまで続く
自然が生み出した景勝地カランクは、
全長20Kmにも及ぶ石灰岩の断崖絶壁に囲まれた
美しい入り江です。

６５分の　クルーズに申し込むと
今日は　海が荒れているため　４５分のツアーしか　ありませんと。

穏やかに見えている湾　ですが　
外海は波が高いのかな～～？

一番後ろに陣取りましたが　
ちょっと不安なので　後ろから
2番目の端っこに　座り直し　いざ　出発です。

エリア カシ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

カシの案内所です。

湾沿いに　並ぶ　レストラン。

カメラと　動画の為の携帯を構えます。

カシの港町。小さいけれど　のんびりするには　丁度よい街の広さです。

ゆっくりと　ボートは出発。

左に　カップカナイユを眺めながら。

舟はどんどん勢いを加速します。

少しずつ、ボートが前後左右に揺れ始め
首からかけたカメラは良いとして
握りしめた携帯を
落とさないよう、動画も、撮りーの、
カメラのシャッターも、押しーの。
大変忙しい。
おまけに右横のボート手すりにも腕を絡ませて
振り落とされないよう
万全の注意を払っています。

入江に入ると、波は静かになり
体の力を抜いて、リラックス。

カランク巡りの遊覧船 アクティビティ・乗り物体験

海の色が　深い青になったり、緑になったり
色彩の変化も、素晴らしい。

入江にはクルーザーが、停泊して
ボートの上で甲羅ぼし、したり
泳いだり、それぞれのバカンスを楽しんで
います。

カランクの入り組んだ地形。
海から見るのも良いですが
陸から眺めるのも素敵でしょうね～
健脚の方はハイキングコースもあります。

入江を離れると　荒れた海を実感します。
揺れます、すごく。、

波の飛沫を全身に浴びていますが
そんな事に構っておれません。

三つめの入江に入り、いつもは、もう一ヶ所、
寄るのだそうですが、海が荒れている為、
今日は港に戻ります、と説明がありました。

ここからが、チョー大変でした。
加速を増したボートの揺れが、半端ない。

なんとかシャッターを切った１枚です。
横の手すりにしがみつかないと
お尻もシートから飛び跳ねます。
1番後ろのカップルをチラ見したら
もう全身ボトボト。まるで海から上がったような
濡れようです。
あちこちから悲鳴が～

港に戻ってきましたが、
私もずぶ濡れ。
イタリア人、運転荒いです。

カシの港 ビーチ・海

日本なら、こんなに揺れがひどいクルージングは
決行しないと思います、が、この日、
1日しか無い、短いバカンスの私たちにとっては
(無事に戻ってこれたから)
楽しかったです。

緊張が解けて、ゆとりが出てきました。
海辺の町で生まれたせいか、
山よりも海の景色が、好みです。
(こじつけかも、ですが・・・)

シャトー・ドゥ・カシ　を背景に　ボートがひしめき合う　港。

似たような写真ですので　スルーしてください。

感動的な　海の色彩の変化。

飽きない　眺めです。

陸に　上がります。

湾沿いに　ぐるりと　船が接岸しています。

同じような写真が続きますが
カシの港の　眺めが　素晴らしく、あちこち　場所を移動して
撮った写真、どれにしようか、選べなくて・・・

お腹も空いてくると　夫が　急かせます。

私は　空腹を満たすより　素敵な景色に　出会いたい。

この　素敵な眺めに　後ろ髪をひかれながら
夫との　小競り合いに　負けました。

レストラン　探します。

何処も同じに見えます。
スチーム鍋のマッスルを　食べている人が　多いです。

クルージングの疲れから、いつもなら
口コミを参考にレストランを
決めるのに・・・

怠りました～　反省です。

レストランが連なる　一番端の店の　テーブルに　座ります。
お隣のテーブルの方に、美味しいですか？と
お尋ねしました、ら、
カラマリの入ったムール貝が、美味しいよ。と。

ビールは　美味しかった・・・喉が渇いていたし　瓶ビールだし。
お隣のご家族が、去られた後に、運ばれてきた
ムール貝を見て・・・え？なに？これ・・・・・

確かにスチームされた　鍋入りのムール貝。

湯気がたってない！！　ぬるい。

カラマリらしきイカ、・・・・　冷たい
まさか冷凍？

トマトソース、これ缶詰を　ひっくり返しただけと、違います！？

自信持って、不味い?！！！！！！

サーモンパスタ、なんか　不味そうだけど・・・
夫は　美味しい、らしい。

アップにしても　美味しそうには　見えない。

確か　LA MAISON　と言うお店。
夫は不味く無いよ、と　パスタ食べましたが、私、
ほぼ．残しました～?

おまけに
何度もキャッシュオンリーとか、
念押しされましたし…?

フランスで
美味しいイタリアンに巡り合ったことは
数少ないですが、ここ、ダメです。酷すぎ。

後で口コミ見たら、
よくなかった?

行き当たりばったりでも　美味しいレストランに　出会えるのに
今　思い返しても　あの不味さが　蘇ってきて　テンション下がります。

他の人が　食べているメニューが　すべて美味しそうに　見えてきて
疲れマックス。

こんな事で　挫けてはいけないと
気を取り直して　街歩き。

路地の風情に　癒され・・・

垣間見える　港の景色にも　癒されます。

でも　やはり　荒波の　クルージング・・・疲れました。

一旦ホテルに戻り　荷物を部屋に運び　休憩します。