![2017年に旅したイタリアを、まとめました。<br />この時はデジカメを主に使用していたのですが、データカードが壊れてしまったため、もしかしてスマホのデータも壊れるんじゃないかと、今更あわてて旅行記を作成しています。<br /><br />イタリアが大好きで、その中でもローマが一番好きです。イタリアを旅行する時は、「ちょっと帰ってくる」と言ってみたりします。<br />2017年の旅は、6度目の訪問です。<br /><br />□①09.Sep.2017 : 関空 → ローマ・フィウミチーノ空港 (トラステヴェレ泊)<br />□①10.Sep.2017 : ローマ → ヴィテルボ (ヴィテルボ泊)<br />■②11.Sep.2017 : ヴィテルボ → アッシジ (アッシジ泊)<br />■②12.Sep.2017 : アッシジ (アッシジ泊)<br />□③13.Sep.2017 : アッシジ → ローマ (ローマ泊)<br />□③14.Sep.2017 : ローマ (ローマ泊)<br />□④15.Sep.2017 : ローマ (ローマ泊)<br />□④16.Sep.2017 : ローマ ・フィウミチーノ空港 → 関空](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/85/39/650x_11853968.jpg?updated_at=1696504502)
2017/09/06 - 2017/09/16
30932位(同エリア40698件中)
ともっそさん
2017年に旅したイタリアを、まとめました。
この時はデジカメを主に使用していたのですが、データカードが壊れてしまったため、もしかしてスマホのデータも壊れるんじゃないかと、今更あわてて旅行記を作成しています。
イタリアが大好きで、その中でもローマが一番好きです。イタリアを旅行する時は、「ちょっと帰ってくる」と言ってみたりします。
2017年の旅は、6度目の訪問です。
□①09.Sep.2017 : 関空 → ローマ・フィウミチーノ空港 (トラステヴェレ泊)
□①10.Sep.2017 : ローマ → ヴィテルボ (ヴィテルボ泊)
■②11.Sep.2017 : ヴィテルボ → アッシジ (アッシジ泊)
■②12.Sep.2017 : アッシジ (アッシジ泊)
□③13.Sep.2017 : アッシジ → ローマ (ローマ泊)
□③14.Sep.2017 : ローマ (ローマ泊)
□④15.Sep.2017 : ローマ (ローマ泊)
□④16.Sep.2017 : ローマ ・フィウミチーノ空港 → 関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
Viterbo Porta Fiorentina(ヴィテルボ・フィオレンティーナ駅)
ホームとホームの間には高架はなく、線路を歩いて渡ります。電車が来ないとわかっていても、日本人にはなかなかの恐怖。
この日も早朝から出発です。
曇り空ですが、雨は上がっていて一安心。
いざ、アッシジへ!
ヴィテルボからアッシジへは最低1回、乗り換えが必要です。所要時間は約2時間40分。 -
Assisi(アッシジ)駅に到着。
アッシジって、素敵な響き。
駅の周辺が町の繁華街ではないという、イタリアあるある。
駅前のバスに乗っていきます。徒歩では厳しい場所に町があります。
そしてアッシジは、アッシジの町自体が世界遺産に登録されています。 -
アッシジは、小高い丘の上にあります。
敬虔な信者であれば、駅からこの聖フランチェスコ大聖堂まで膝で歩きながらのぼってきたのだそうです。
駅からバスに乗って30分は走ったでしょうか。こんな道を膝で訪れるのは大変なことだと私自身は思うのですが、第2のキリストと呼ばれる清貧の聖人サンフランチェスコの街です。全世界のカトリック教徒の巡礼の地だからこそ、なのかもしれません。 -
聖堂は、坂に建てられている二層からなっています。
この聖堂は、フランチェスコが亡くなって2年後の1228年に建設が開始されました。
緩い坂になったサン・フランチェスコ広場から入れる下層の部分は、ロマネスク様式での建築。天井が低く荘厳な雰囲気が漂う内部では、チマブーエの「聖母と天使と聖フランチェスコ」、シモーネ・マルティーニの「聖マルティーノの生涯」、ロレンツェッティの「夕日の聖母」などの中世の名画を見ることができます。
階段を下ると、聖フランチェスコのお墓がある地下室へと続いています。
しかし私の目的は、ジョット画の「聖フランチェスコの生涯」の28枚の中の1枚、「小鳥への説教(または、"小鳥に説教する聖フランチェスコ")」のフレスコ画です。
徳島にある大塚国際美術館でその絵を見た時から、本物を見たいと思っていました。
残念ながら、内部の撮影は禁止されています。その代わりに、壁画に穴が開くほど見てきました。 -
真下から。
壁は白く見えますが、実際は薄ピンクです。遠目にも大変美しい聖堂です。 -
中央に咲いた花のような透かし彫刻の美しさといったら。
-
サンタ・キアーラ修道院。
中央にある透かし彫刻のようなものは、バラ窓、と呼ばれています。 -
このインパクト!
アッシジは、イノシシが有名な地域なのです。イノシシの煮込みも有名です。 -
アッシジには、このように、イノシシの頭が飾られているお店が多くありました。
それにしても、丘の町だけあって、本当にすべて坂道です。平坦な場所は、ほぼ皆無。
行き交う観光客も息切れさせながら街並みを楽しんでいる様子です。 -
ショーウィンドウから見える色とりどりの商品。どれも可愛い。
-
町の、ほぼ最も高い位置あたりにあった教会・・・だったような。
え、かじってる。かじってる!
写真を撮っていたら、隣にいた女性も、「かじってるわね」と、複雑な顔で笑っていました。
旅先での、こうしたちょっとした会話も楽しいですね。 -
さて、歩きましょう。
目的は、町を歩いてまた浸ること。 -
人がいない場所に出ると、雰囲気が変わります。
まるで中世のよう、と言うほどではありませんが、石造りの壁や塀に、やはり経過した時間の長さのようなものを感じて、早足で通り過ぎることをためらいます。 -
チョココロネのようなお菓子のお店を見つけました。
-
外国のお菓子って、目に楽しいものが多い。
絶対甘いだろうなと想像しつつ、お店の方におススメを聞いて、1つ購入。 -
甘い。ええ、わかってました。
周りはサクッとしていてクランチの粒粒食感。
でも、美味しかった!
雨が降ってきたので、持参したレインコートを着用。坂道しかないので、滑りそうで怖くて傘を差すのは途中で断念。 -
ホテルの近くに戻ってきて、遅めの昼食。
簡単に、パンとカプチーノをいただきます。
イタリアには、甘いパンが多いです。夜にお酒を飲んだ後、マリトッツォだとか、クリームたっぷりのパンを食べる人も多いのだとか。 -
翌朝も早朝出発。真っ暗な中を始発バスに乗って、駅に向かいます。
そのために、バスロータリーに近い場所のホテルを選びました。
バスは山をグルグルと回って町の一番上まで上がり、そしてまたグルグルと丘を回りながら下ります。
そしてスポレートへ。乗り換えなしの電車は本数が少なく午前中には4本のみ。7:30頃にスポレートに到着。
インフォメーションセンターは駅前ではなく、駅から徒歩約15分ほど行った先のスポレートの中心地、ガリバルディ広場にあります。 -
円形劇場跡。
今はがれきとなった歴史の一部が、ゴロゴロと無造作に置かれています。ああ、いいなぁ。 -
上まであがって、端っこに座って見下ろします。
まだ朝早いからか、他に人の姿は見えません。8:30の営業開始と同時に中に入りました。 -
どんな演目が見られたのでしょう。
石の座席にしばらく座って、いろいろ想像してみたり。 -
ドゥルススのアーチ?
ローマ時代の遺構です。
昔と今が共存しています。 -
ドゥオモへは、この緩やかな坂を下ります。
このドゥオモの外観も、よく見ると、うっすらピンク色の石です。
このドゥオモには、フィリッポ・リッピのフレスコ画が残されています。そして彼のお墓もあります。
私がスポレートを訪れたのは、ルクレツィア・ボルジアにゆかりの地だからです。
彼女は二度目の結婚をアルフォンソ・ダラゴーナとした後、この地の総督に命じられます。なかなかの才幹があったそうです。 -
スポレートは大きな町ではなく、1日もあれば回り切れます。
ドゥオモの、この写真の向かって右手にあるグロッサリーのようなお店でサンドイッチを作ってもらい、ドゥオモ前の広場のベンチで腹ごしらえしました。
チーズとハムのシンプルなサンドイッチが、とっても美味しい。 -
ドゥオモを背に。
イタリアはどこを切り取っても絵のようです。
しかも、この青い空! -
塔の橋へと向かいます。
スポレートのちょっと有名な場所です。
渓谷?をまたぐ橋がかけられてあるのです。 -
ローマ水道橋のように見えますが、そういう役目を持っていない、歩くための橋です。
14世紀に造られたものだそう。
実際に渡ってみたのですが、その高さたるや、以前足がすくんでなかなか渡れなかった、徳島のかずら橋なんて比ではなく・・! がっしりした石造りの橋なので揺れるわけでもなく、人が2人並んで歩けるほどの幅もあって安全は確保されているはずなのですが。
中ほどまで歩いてから、引き返しました。胃のあたりの高さの手すりから見える渓谷の深さに、もう、もう、本当に怖くて、腰を抜かすほど恐怖を覚えました。
自分は高所が苦手なのだと、この旅の数年後に気づいたのです。それがかずら橋・・。 -
差し込む光がキラキラとしています。
橋に向かっている時なので、この時はウッキウキでした。
この後に待ち受けている恐怖など、思ってもみなかったのでした・・・。 -
「ローマ時代の家」のモザイクで装飾された床。
共和国時代の終わりからローマ帝国時代の初めまで流行していた貴族の家の典型的なパターンだとか。 -
駅に向かう途中に見かけた、ちょっと外れた場所にあった教会。
でも、よく見ると廃教会というか、人の気配を一切感じません。この一帯に人気がなく、ちょっと怖くなったのでしばらくしてササっと離れました。
後から考えたら、ちょっともったいないことをしたなぁと。 -
スポレートの駅に到着。
アッシジに明るいうちに戻りたいので、14時頃だったでしょうか。 -
駅のホームから。
のんびりを電車を待つのも楽しい、旅の不思議。 -
駅の反対側も撮影。
のんびり~~ん。 -
スポレートからアッシジ、帰りはFolignoで乗り換えが必要です。
乗り換えにあまり余裕がないので、少々焦ります。乗り換えのホームを電光掲示板で
確認して、競歩で向かいます。 -
ホームの端っこに、ようやく別のホームを発見。
通勤時間の京急蒲田駅のように、ホームの前後で止まる電車が異なっています。事前に調べていたので、このあたりの事情は焦らずすみました。 -
アッシジに戻り、最後にもう一度、「小鳥への説教」を見るために、聖フランチェスコ聖堂に戻ります。
「小鳥への説教」とは、聖フランチェスコが小鳥に説法を始めると、小鳥たちが木の枝から降りて話に聞き入った、というエピソードを描いています。本当はもっと深い意味のある絵なのですが、うまく解説ができない・・・。 -
丘の上に、城砦に囲まれたアッシジの姿。
日中は観光客が多いですが、夜になると静寂に包まれる町です。 -
丘の上のアッシジ。そこから見下ろした先にはオリーブ畑が広がっています。
夕方の空の元に、のどかな風景。 -
前日に遅い昼食をとったお店で、サラダを注文。
好きなブラックオリーブがたくさん入ってます。
ドレッシングはオリーブオイルでした。さすがイタリア!
明日はアッシジを離れてローマに戻ります。
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2017年 イタリアに帰る
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