2023/09/07 - 2023/09/07
430位(同エリア815件中)
まりも母さん
相変わらず 20歳越えのお猫様の世話に明け暮れるまりも母。
長時間の外出が出来ず 今回も7時間で帰宅。
千葉県銚子市へ行ってきました。
前回 銚子へ行ったのは・・・なんと2007年! 16年ぶりやーーん!
今回は その時見損なった屏風ヶ浦を見に行きたいと思い 出かけました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
ちゃんと計画していた訳ではありません。
まりも母ばっかが 老猫の介護。
ダンナはちょくちょく山に行っているので
少しでもどこかに連れて行って機嫌を取らないと 次の山行が危ない!
と言う~ 下心見え見えの銚子行きです。
で、 軽めの朝食だったまりも母は 10時過ぎ すでにお腹が減ってしまい
このまま銚子までは持たない・・・。と、言う事で
途中の「道の駅 たまつくり」に寄ります。 -
ここは小さめの道の駅。
野菜はもちろん 霞ヶ浦の鯉のあらいや しじみ等も売られています。
名物は ナマズ肉を使ったバーガー「なめパックン」が売りでしたが
今は 「鯉パックン」とか「鴨パックン」もありました。
が、まりも母が小腹を満たすのに買ったのは 農家さんのおにぎり2個のセットでした~。
おにぎり2個に沢庵がついて250円~。 -
自宅から銚子までは ほぼ2時間。
利根川沿いの土手下の道をずんずん進み 潮来を通過し 銚子大橋へ。
今日の天気は曇りです。
明日辺りから台風の影響が出そうな木曜日。
湿気の多い蒸し暑い日です。
まぁ 陽射しガンガンの酷暑のこの夏にしてはマシな方。もう9月ですもんねぇ。 -
ヤマサの工場前も通ります。
お醤油工場見学もちょっと行ってみたいな。
でも~今日は時間の余裕が無いので残念。
そして到着したのは「 銚子マリーナ海水浴場」
千葉科学大学キャンパスの真ん前。(無料駐車場あり)
もう海水浴シーズンは終わり 静かです。 -
すぐに見えました。東洋のドーバー海峡と言われる岩壁。
10kmに渡り40~50mの断崖が続く景色。
しかし遠いな・・・海の向こうだし。
ウインドサーファーが2人いますね。
あの人達なら この景色にもっと近づいて見られるのかな? -
手前の方 崖の前に遊歩道がありました。
砂浜を横切って近づきます。
そうそう、砂浜 とてもきれいなのですよ。ゴミなどほとんど落ちていなくて。
帰り 駐車場脇に大量の流木とゴミがまとめられているのが見えたので、
ビーチ清掃の直後だったみたいです。
海やビーチにゴミを捨てたらあかん!
そうでなくても 海のプラスチックゴミは今後 ますます地球環境の大問題となるでしょう。 -
遊歩道を歩けば 崖の岩近くで見られるようになっているんですね。
大きな穴が見えます。
波食窪 と言うもの。
年間1mも削られちゃう事もあったそうで。 60年代のうちに波消しブロックが設置され
今は波食のスピードはかなり緩やかになったそうです。 -
遊歩道からの眺めです。
地層の縞々が良く見えます。
解説板によると縞々の多くに 古い年代からの火山灰層があるそう。
この画像の上から1/3辺りで220~230万年前の火山灰だって!
上の方の赤っぽい所が 関東ローム層。
園芸の際 赤玉土でお世話になっています。
関東平野で 掘れば出て来るローム層。関東在住者にはおなじみですね。 -
空が曇った日のせいもあるのか
ずっと続く断崖の景色はいま一つだった感じ。
日が当たらないと岩壁の様子がはっきり見えませんね。 -
遊歩道と崖の間 草木の生えたあたりにセンニンソウ。
白い花を沢山咲かせていました。
そこいらの空き地や放置林でも見かける雑草って感じの植物です。
でも このたっぷり純白の繊細な花が咲いている所 好きなんですよねぇ。
レースみたいです。
今日はこの後も あちこちで見かけました。 -
遊歩道から間近に見える岩壁の景観はなかなかの見ものです。
縞々の部分 硬さが異なるのでしょうね。
デコボコもしています。 -
砂浜の方を見ると 沢山の水鳥がいます。
まだ夏ですし~大型なのもありウミネコだと思います。
カモメって 一般的には夏の海に飛んでるイメージありますが~
冬に渡って来る方が多いのですよね。 -
ほとんどの鳥はウミネコでした。
中に茶色味がかったのが数羽。
ウミネコよりやや大きいようにも見えたのと足がピンクだったので
これはセグロカモメかオオセグロカモメの若いヤツじゃないかと。
成鳥になるまで数年かけて羽が黒っぽくなっていくのですよね。
しかし セグロカモメの成鳥は居なかったような・・・。
うーん鳥の種類の判別は難しいね。 -
上の方 穴が開き中にフキっぽい植物が生えているのが見えます。
下の方にある穴は波で削られた波食窪ですが
この上の方にある穴は人工的に開けられたものと書いてありました。
そういえば天井(?)あたりがやけに滑らか。
何のために開けられた穴なのかは謎だそう。 -
遊歩道は人工穴の先辺りで通行止めになっていました。
なにか 先で工事が行われていました。
このままもっと先まで歩ければ より 景色が楽しめたでしょうが・・・。
なので、遊歩道を戻ります。 -
駐車場の奥から続く遊歩道入口に この看板。
崖の上にも道路があるようですね。
銚子ドーバーライン。車で通れます。
が、崖上から景色を眺められる場所は無いみたい
(崖上は立入禁止。たまに撮影などでそこからの景色の画像はある)
なので、徒歩で遊歩道からの屏風ヶ浦の景色が一番見ごたえありそう。 -
駐車場まで戻り 銚子マリーナ海水浴場を出ます。
犬吠埼方面へ行ってみようと思います。
外川漁港の脇を通りました。
漁協あたり ほとんど人も居ませんでした。
明日は台風が近づく予報もあり 漁船は皆しっかり係留さているようでした。 -
少し道をそれますが 銚子電鉄の終点 外川駅にも寄ってみました。
ここには前回 銚子電鉄に乗りに来た時も寄っています。
レトロな駅舎が人気で ドラマや映画のロケに使われているのも良く見ます。
大正12年(1923)の開業時からある駅舎を 修復しつつ維持している建物です。
16年前に来た時の写真と比べると 赤いポストは以前は無かったもよう。
レトロ感を演出するのにわざわざこの形のポストを置いたのでしょう。 -
内部は・・・そんなに変わっていないかも。
この日は駅員さんの居ない 無人駅のようでした。 -
構内にはデハ801形が一両 展示されています。
ただし、内部は当分の間公開休止でした。
赤い郵便配達のスクーターも置いてありました。 -
16年前とは言え 旅行記にも掲載しているので
前回とは違う場所をチェックしたいです。
が、レトロ建造物好きとしては 犬吠埼灯台はスルーできませんね。
前は無かった観光施設もあるのでそこもチェックです。
「犬吠テラステラス」というきれいな施設がありました。 -
お隣には昔ながらのお土産と食事の建物が並び その先に灯台が見えます。
駐車場は狭めなので、 石畳の通路脇 歩道に乗り上げる形で停まった車列が。
平日なので 今日は大丈夫でしたが 休日は停められなさそう・・・。
ここから徒歩3~5分の場所に 無料公共駐車場があるのは 後で知りました。 -
この犬吠テラステラス 良く新聞広告で見るのです。
なので、どんな施設なのかは ざっくり知っていました。
1階にはカフェ、飲食物販売、野菜や海産物、そして籐細工の売り場などが。 -
2階に上がると 海の見える展望テラスが。
平日~ガラガラ~。 -
こんなハンモックベンチもあります。
寝転がるようにして景色を眺める事もできる。
子供は・・・跳ねて遊ぶでしょうねぇ。 -
窓から太平洋の大海原と銚子の岬が見えます。
今日は薄曇りで 景色いまいちではあります。 -
2階は 他にお土産売り場になっています。
が、すべてが銚子や千葉県産の物と言う訳ではなく・・・。
ここでお土産を購入しました。(あやうく他県の品を買いそうになりました~)
まぁ、銚子のお土産ってだけでなく 自家用に他県の物を買っても良いのですけどね。 -
さてお昼も過ぎています。
が、途中でおにぎりを買って食べてしまったので ちゃんとした食事を食べる程お腹が空いていません。
てな訳で 1階にあったベーカリーズキッチン オハナ でパンを買い 外のベンチで食べる事にしました。
パンの種類が多くて迷いました~。
ちょっと大き目のパンだったので、お姉さんにカットを頼みました。
お店の前にはイートインスペースもあり オーブントースターやおしぼり、紙皿の用意もありましたよ。 -
犬吠埼灯台 明治7年(1874)竣工・初点灯
イギリス人灯台技師リチャード・ヘンリー・ブラントン設計 国指定重要文化財
灯台には前回登っているのもあり今回は外観だけ。
有料(300円)で資料展示室と灯台内を見る事ができます。 -
建物前の芝生広場のベンチで 景色を眺めつつ軽めのランチ。
そうそう 近くにあった水族館 犬吠埼マリンパークは閉館してましたね。
2018年に営業終了しちゃったそう。
水族館って結構人気の施設だと思いますが
建物は1974年築と古くもなっていたのですね。
水族館は設備更新とかお金がかかりそう。
開館が1954年と歴史はあるのに残念でしたね。 -
食後 下へ続く階段を下りて 海の方へも行ってみます。
前回 灯台へは入りましたが この階段は下りなかったですね。 -
その階段を降り切ると 灯台下の岩場に出ます。
灯台下の岩場はなかなかの見もの。
鬼の洗濯板のような 斜めになった岩礁が見られます。
この上も歩く事ができます。(潮の加減と波による)
白っぽい所、黒っぽい所がある 砂岩泥岩互層という堆積構造だそうです。 -
ここは色々な地層や痕跡が容易に見られる ジオパークの一部でした。
この辺りの岩は 漣痕(れんこん)と言う水流で砂の移動痕や
生物の活動痕跡が残された生痕化石なども観察できるそうです。 -
これ 不思議ですねぇ。
蜂の巣状風化と言うものだそう。
岩石がなぜこんな風な穴だらけになるのか?
他ではこんなの見た事が無い気がします。 -
穴だらけの岩があちこちにありましたよ。
特に地質に興味を持ってる訳でなくても こんな不思議な岩の景色を見るのは面白いですねぇ。 -
岩の間には素敵な多肉植物も生えていました。
小さな白い花も咲いていましたよ。
これは何という植物なのか?
多肉植物 全然詳しくないのでさっぱり判りませんでしたが
白い花の咲いているのは ソナレムグラと言う植物みたい。この辺りが北限地だと。
灯台下の解説板に書かれていました。
セダムっぽいのと2種類あるようですね。このまま植木鉢に植えられていても良いような
いい感じにまとまっておりました。 -
崖側 端にコンクリートの遊歩道もあります。(行き止まりになっています)
その先端あたりからは波が岩礁で弾ける景色が見られます。
なかなかダイナミックです。 -
その近くに チュウシャクシギでしょうか?足がしっかりブルーです。
もう~~シギの仲間って~種類が多すぎて判別むずかし過ぎ!!
どうやらカニを捕まえたようでした。 -
犬吠埼灯台周辺は白亜紀の地層だと解説板に書かれていました。
見える砂岩は 銚子石と呼ばれて 建材や砥石に使われたそう。
この岩の下あたり 馬フン池と呼ばれる採掘場跡。
そういえば 銚子大橋を渡ったあたり 何軒も石材店を見ましたね。
今は銚子石は採掘していないと書いてありましたが
昔の名残りで 石屋さんが多いのかもね。 -
海沿いの遊歩道から戻り 灯台近くから海を眺めます。
岩礁にあたり砕ける波。
こういう景色を見ると思い出す「東映」の映画オープニング。
なんと、映画会社が使っているあのシーンは この岩場を撮影したものでしたー!
柵の所に解説がありました。
「荒磯に波」と言う題名なんだと。現在はCGのものが使われているそうですけどね。
それを知っては~波が来るのを待って撮影しちゃいますよね。 -
灯台下をぐるっと一周できる遊歩道もありました。(なぜか誰もそっちには来ない)
灯台より下の位置から見上げた図。
もう灯台機能は レーダーに譲ってしまっていますが
犬吠埼のシンボルである事には変わらない美しい白い灯台。
海に突き出したそこは やはり今日も風が強かったです。
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