【日本秘湯を守る会】2023年9月 藤七温泉彩雲荘で一泊 Day2

2023/09/06 - 2023/09/08

溜まっていた代休（休日出勤の代わり）を一気に消化すべく3連休は「日本秘湯を守る会」のスタンプラリーの旅へ。今年だけで3回くらいこのエリアに。
ずっと存在は知っていたが、なかなか踏み出せずにいたが今年から3年かけて10個のスタンプを集める！

そして、この旅の大きな目的のひとつが「混浴」です。
宿泊するお宿も「混浴」がある温泉宿を選んで、この旅で人生初の混浴を体験することができました！
知らなかったんですが、最近はバスタオル、湯浴み着OKなとこが増えてるらしく、一気にハードル低くなりました。
まぁ、結果的には湯浴み着無しで入ったほうが気持ちいいってことを再確認したけど、入れなかったところに入れる様になった喜びが大きいかった。

＜旅行費＞
交通費
　新幹線（東京-盛岡） : （JREポイント）12,119ポイント
　新幹線（盛岡-東京）：田沢湖→秋田　14,060円
　レンタカー : 21,200円
ガソリン代 : 2,233円

宿泊代（秘湯鶴の湯温泉） : 11,270円
宿泊代（藤七温泉彩雲荘） : 14,350円
日帰り温泉（後生掛温泉） : 1,500円
日帰り温泉（蒸ノ湯） : 700円

＜工程＞
Day1　鶴の湯温泉で一泊
Day2　後生掛温泉と藤七温泉で一泊
Day3　蒸ノ湯温泉と盛岡ちょい飲み

エリア 八幡平（岩手側）(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

乳頭温泉郷のあとは念願の「後生掛温泉」へ。
20年ぶり（？）の再訪。
確か家族と親戚に「とにかく凄い温泉があるみたいなので行ってみたい！！」と無理やり提案して連れて行った思い出。

後生掛温泉 宿・ホテル

日帰り温泉の方はこの門を下って、下の受付へ。
後生掛温泉は玉川温泉のように旅館と湯治部を提供してくれています。
自炊とかできるなら湯治部の方が安いしお得なのですが、自炊が全く出来ないので、絶対旅館だな、私は。

後生掛温泉 宿・ホテル

入浴券付きランチチケット。
日帰りの方は絶対にこのチケットがオススメ。いや、多分みんなこれ買ってるはず。そのくらいお得。

このチケットは日帰り温泉受付とごしょカフェどちらでも購入可能ですが、先にランチ食べてからお風呂入りたいって人は、「ごしょカフェ」で購入しましょう。

私は先に温泉受付で購入してスタンプ押してもらってから「先にランチ出来ますか？」と確認してしまったので、本人もスタッフさんも二度手間になってしまうので。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

まだお風呂入っていないのに、３つスタンプ押されてる状態。「先にランチです」のコメントを残してくれた優しさ。
空いてたので対応してくれたけど、混んでたら面倒だったはずなので次回は「先に入りたい方でチケットを買う！」を忘れないようにする。
＊普通は、お風呂してから御飯食べる人が多数な気がするけども。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

ごしょカフェの窓際の席から風景。窓越しとは思えないほどにキレイ。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

ランチセットメニューの「わっぱ蕎麦と秋田むすび」。
セットのドリンクはざくろソーダ。これが本当に美味しかった。お風呂上がりにもう一度飲もうか悩んだくらい。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

ポートレートで撮ってみた。
下手だな、普通に撮ったほうが良い気がする。
でもポートレート使いたくなるのはなんで？

ごしょカフェ グルメ・レストラン

オープンしてすぐだったので窓際貸し切り。こんなん素敵すぎる。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

八幡平ポークバーガーも気になる。。。

ごしょカフェ グルメ・レストラン

しっかりランチを食べたので、早速温泉へ。
朝早かったこともあってほとんど貸し切り状態。今でこそ色々な温泉に足を運べるようになったので『箱蒸風呂』みてもそんなに珍しいと感じなくなったけど、思い出したわ。私が初めてここに来たかったのは理由の一つは泥風呂もそうだけどこの『箱蒸風呂』をみて衝撃を受けたからだったわ。

後生掛温泉 宿・ホテル

お風呂上がりにごしょカフェへ。さっき来たらからと言って再訪しない理由はないのです。
悩んだ挙げ句、せっかくなので違ったものをチョイス。リンゴジュース、美味しいっ！

ごしょカフェ グルメ・レストラン

後生掛自然研究路。
天気もいいし、まだチェックインには少し早いので散歩がてら。

並んだ二つの墳湯を『オナメ(妾)・モトメ(本妻)』というらしい。
後生掛の名前の由来らしいんだけど、どこからどうなって後生掛になったのかがよくわからんかった。

遊歩道がしっかりと整備されているので、散歩レベルの格好でも歩けて、蒸気孔とか泥火山を間近で見れるがの凄い。しかも全部回っても2時間かからないらしいし、何より無料。信じられん。

紺屋地獄から振り返って後生掛温泉側までの全体像。

紺屋地獄。
泥湯で有名な別府温泉保養ランドの所にあった地獄と同じ名前。
泥がグツグツしてる。

紺屋地獄。
後生掛温泉の温泉はこれらの泥なんだけど、とにかく迫力が凄い。
絶対熱い、火傷する。

こんなふうに整備されているので、極端なこと言うとサンダルでも歩ける。

左に行くと「」、右に行くと「大沼湖」
今回はさくっと散歩したかっただけなので、「大沼湖」へ。
あとから振り返ってみると、全部回ればよかったなと少し後悔。

いたるところでブクブクしてる。
泥や温泉や煙の噴出し口がとにかくあるし、音もよく聞こえる。
こんな距離で歩いていいの？と少し不安になるレベルでボコボコしてる。

小坊主地獄

散策路の一番奥にある「大湯沼」到着。
この写真では伝わらないのが悲しいんだけど、いきなり目の前が拓けて大きなコバルトブルーの沼が現れるのは結構圧巻でした。
現地行った人ならきっと、わかってくれるはず・・・。

ここまでゆっくり歩いて大体20分位？
見どころが多すぎて20分もかかっていないよう感じた。
とにかくでかい。

展望台からの風景。
紺屋地獄みたいな泥火山や泥ツボ（マッドポット）が成長してこんなに大きくなってるとのこと。東側は落ち着いているけど、西側は今も活発に活動しているのでまだまだ広がってるとのこと。
西側がよく分からなかったけども。

展望台からの風景、その２。
こういう写真取るとき、全体を撮りたくなるけど、アップでも撮っても良かったかもしれない。

遊歩道。

八幡平アスピーテラインにある大深沢展望台。
ドライブ、最高！！

大深沢展望台 名所・史跡

八幡平アスピーテラインから樹海ラインはいったところ。
今夜のお宿発見。

樹海ラインは夜間通行止めになるので、朝イチの蓬莱境散策は本当に誰もいない時間を過ごせそうですね。

八幡平アスピーテライン 名所・史跡

藤七温泉 彩雲荘着。
15時にチェックイン。
部屋の写真撮り忘れたけど、大体鶴の湯さんと似たような感じ。寝るだけなので十分。むしろ一人なので、このくらいが嬉しい。

藤七温泉 彩雲荘 宿・ホテル

藤七温泉は、私史上温泉ランキングがかなり上位になったんだけど、全然写真撮れなかった。てか、撮るの忘れた。

ご飯も宿も豪華ではないし古いです。
便利とか豪華とかそういうのを少しでも求めている人は悲しい気持ちになるかもしれない。ただ、私のような人には人生で何度も訪れたい宿だな、と思う。

藤七温泉彩雲荘 温泉

宿のスタップさんの手書きだろうか。上手。
ホワイトボードに書かれているんで、ちょっと触ったら消えちゃいそうなのが心配。結構書き直しているのかもしれない。

アルコールは売店でしか買えません。
売店が閉まった後は館内にある自販機でのみ飲みもの購入可
ガツッと炭酸飲みたかったので、珍しくコーラ購入。
復刻版らしいが、初めて見たよ、「DyDoコーラ」

宿泊者専用露天風呂前にある、リラックスゾーン。
過去に宿泊した人が書いた旅の思い出（俳句）が置いてあります。

全部は見れなかったけど、５，６冊読んだ。
こういう歴史のあるお宿の旅の思い出、絶対に読んでしまう。
年齢や宿泊した年、季節、全然違う人のその時にみんなの想いに触れることができるって贅沢。お風呂とかご飯とか昔から全然変わっていないのがよく分かった。変わらないための努力を宿の方がしてくれているから続けてくれるってありがたい。

私も書きたかったけど、俳句書いたことないし、そもそも紙が見つからなかったので、部屋に置いてあったアンケートで我慢。

FOMAって。
私はauとソフトバンクの2台持ちなのですが、ほぼ電波はないと思ったほうが良さそう。４Gはなくても、WiFiはあるってこと結構あるので、強制的にデジタルデトックスができる宿って意外と貴重ですよね。

ソフトバンク - 圏外
au - 1本あるかないか。

翌日は天気が悪いので、ご来光は難しいのでは？という予報でしたが、バッチリご来光拝めました。

宿泊者専用風呂はみんな行くと思ったので、混浴の第一の湯に行ってた貸し切り状態！だったんだけど、30分位したら同じこと考えていたオジサマも来られたので一緒にで朝焼けの時間を過ごせました。山に隠れて日の出の瞬間か見えないけど、すごくきれいな時間過ごせるのでおすすめです。

藤七温泉彩雲荘 温泉

この脱水機が本当に助かりました。

朝ごはん食べたあとは、宿泊者専用露天風呂でのんびりして9時にチェックアウト。
次は、ふけ温泉の野天風呂へ！

藤七温泉彩雲荘 温泉