新日本海フェリーで千歳基地祭に行くその１

2023/07/29 - 2023/07/31

2018年の千歳基地祭がジャンボの政府専用機最後というので行った後、コロナ禍で基地祭も足が遠のいていましたが、今年は政府専用機の展示飛行があるということで5年ぶりに千歳に行ってきました。

ちなみに前回の航空祭の時はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11382013

エリア 千歳・新千歳空港(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 船 新幹線 JRローカル

2023年7月29日
上野駅5:13発の高崎線始発列車で出発です。
高崎まで爆睡出来るように奮発してグリーン車です。

お陰で上野駅を出たあと気がつけば新町を発車するところでした。
高崎で水上行に乗り換えです。

上野駅 駅

水上には8:18に到着して28分発の長岡行に乗り換えます。
2両編成なので車内はかなり混雑しますが、水上では階段に近かったお陰でロングシートですが席をゲットできました。

高崎駅 駅

そのまま長岡まで行きたいところなのですが、時間の都合で浦佐駅で下車します。
浦佐駅は田中角栄の為に新幹線駅になったと言われてます。

水上駅 駅

浦佐9:58発の「とき55号」に乗車します。
臨時列車なので全席指定なので自由席がありません。全席指定と放送しているのに乗って自由席は無いの？て聞いている人もチラホラ。

浦佐駅 駅

ココで朝、高崎駅で購入したおにぎりが食べられます。
新潟には10:32に到着して大急ぎで駅前バスターミナルから10:37発のフェリーターミナル経由のバスに乗り込ます。

新潟駅 駅

新潟駅から15分ほど新日本海フェリーターミナルに到着します。
11時前フェリー乗り場に到着です。

夏休みとあってターミナル内は混雑しいます。乗船開始は11:15からとの事なので船を写真を撮ろうとフェリー乗り場の先まで行って帰ってくるとカウンター回りは空いており、事前にWEBから「e乗船券」を準備していきましたがカウンターで乗船券を発券してもらいました。

新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物

夏休みとあって今日は満船です。
11:15から乗船開始となりぞろぞろと列を作り2階の乗船口でQRコードの読み取り改札の後、3階から乗船します。

タラップから船の第4甲板(4F)に乗り込み、指定された「A46-231」へ向かいます。

乗船するとエントランスです。かなり広くまるでホテルと見違えてしまいます（笑）

ツーリストＡキャビンはいわゆる、カプセルホテルタイプで上下2段を千鳥配置にしています。なので通常は反対側にも客室がありますが、船室入り口だけ反対側が無い場所があり、たまたまその区画を予約出来きました。
取り敢えず、荷物を置いて貴重品だけ持って船内散策に出かけます。

船尾デッキに出ると乗用車の積み込みが丁度終わるところで甲板員が慌ただしく出港準備をし、定刻12時に出港です。

小樽港は4時半入港ですが6時まで船内の滞在できる「ゆっくり下船サービス」があるので、案内所でゆったり下船希望を伝えます。
車の場合はスペースの関係で10数台程度と限られ先着順なのでシーズン中は早く終了してしまいますが、徒歩客なら希望すればゆっくり下船が使えます。

12時出港でお腹も減ったので船内レストランでランチにしますう。
客席のタッチパネルで注文する方式なのですが、色々と迷って花畑牧場豚丼(1100円)とマンゴープリン(350円)にしました。

なかなかボリュームもあって美味しく頂きました。こうやって船上レストランで食事するのはかなり久しぶりです。シルバーフェリーは自動販売機だけですからね。

船室に戻って、タオルを用意して新日本海フェリー自慢？の展望風呂に行ってココまでの汗を流します。
湯船から日本海を眺めながらのお風呂は気持ちが良いです。
露天風呂もあってオープンエアの心地よい空気に触れられるのもなかなか壮観です。

お風呂でさっぱりした後は船室に戻り、横になってタブレットに保存した動画を見たりしてのんびりします。
こうやって横になれると言うのが良いです。座っていると大違いです。

横になっていると睡魔に襲われ少しお昼寝です。

目が覚めると17時を過ぎてました。
船内には売店や自販機があるので事前に買い出ししておかなくても済みます。寝起きのアイスを売店で買ってデッキで海風にあたりながら食べるのもオツなものです。

既に秋田沖を航行しており、天気が良ければ男鹿半島なども望めるようですが、霞が掛かってあまり視界は良くないのが残念です。
日本海に沈む夕日も期待していたですが、残念ながら水平線上に雲が掛かっていて水平線に沈む太陽は見ることが出来ませんした。

新日本海フェリー 乗り物

日が沈むともう19時です。
夕食もレストランとなりますが、混雑しており20分ほど待ちました。今日はほぼ満船との事ですから待つのは仕方ありません。ラストオーダーは19時半との事ですが、流石に今日は延長するとの事で席に案内されてタッチパネルで注文します。
まずは生ビールと言うことでつまみ？に栃尾の油揚げ・道産牛ローストビーフ・ホタテ刺し身を注文します。

ビールは直ぐきましたが、混んでいるからか料理はビールがゆっくり飲んで半分位になった頃に到着しました。
栃尾の油揚げは新潟名物ですが結構のボリュームなあります。
これにライスを注文しておけば十分定食になったかなと言う感じです。

窓からは外が見えますがもう夜で何も見えません。
もうレストランの待ち客は居なくなったようで、20時過ぎにラストオーダーになる感じだったので、最後に〆と言うことでこれも迷ってオリジナルに惹かれてビーフカレーを注文です。

まあ船上バイアスもあるのかも知れませんが、ボリュームもあって文句ありませんでした。
ちなみに精算もセルフで、精算機で行いますが現金の他クレジットカードも使えます。
満腹になった後、売店で乗船記念に新日本海フェリーのTシャツとデザート用の冷凍笹団子を購入し船室に戻ります。

笹団子を自然解凍する間に風呂に入ってこようと着替えを持って再び第6甲板の風呂に行きさっぱりしてきます。

22時にはお休み放送があり、まもなく消灯となります。既に津軽海峡をわたり奥尻島近くを航行して翌朝3時過ぎには小樽沖に到着し4時半に小樽港入港との事でした。
自分も朝早かったので早めに就寝しようと寝る準備をして電気を消すことにします。

朝3時半におはよう放送が入り、予定とおり4時半入港との事です。
ゆっくり下船なので5時に目覚ましをかけておきましたが、おはよう放送の後、下船の案内放送などが入ったりしておちおち寝てられません。

定刻に着岸したようで、下船案内がありますが横になっていると下船確認の船内見回りがやって来て、ゆったり下船は5:50にロビーに集合を告げられます。
結局、再び寝るのを諦めて5時前には起きてしまい、ゆっくり下船準備をします。
そうだ、小樽築港駅までのタクシーを手配しなければとスマホでタクシー会社に電話しますが、どこも早朝で台数が少なく断られてしまいました。これなら事前に予約しておけば良かったなぁ・・・これは歩くしか無いかな。

「らべんだあ」に別れを告げ、ターミナルの外に出ると運良くタクシーが1台止まっており、駅までタクシーを使うことが出来ました。
なんせ歩くと20分程掛かるようで小樽築港6:25発の列車に乗る予定だったので助かりました。

小樽築港から札幌行に乗車します。

小樽築港駅 駅

銭函海岸を眺めながら札幌に向かいます。
予報では晴れのち曇りの予報でしたが、あまり良い天気ではありません。

札幌で快速エアポートに乗換、南千歳7:57に到着します。既に改札前からシャトルバス待ちの行列が改札口前まで伸びてました。

会場には入らず国道のオーバーパスから撮影するつもりでしたので列に並ばずに国道を歩いてオーバーパスに向かうと誰もおらず警備員が立っていて国道のオーバーパス歩道からの観覧が出来なくたとの事です。
これは駄目だと引き返して国道36号沿いから撮影することにします。

国道沿いの歩道橋に撮影者が居たのでそっちに向かうと丁度、政府専用機(80-1111)が展示飛行準備で離陸していくところでした。

8:46～からの「F-15オープニングフライト」の時間なのでエアバンドを聞きながら準備をしているとF-15がやって来きて、続いてF-15大編隊航過飛行です。

この後の政府専用機が来るまで時間があるので、シャトルバス乗り場近くの芝生に移動して待つことにします。
10時を過ぎるとシャトルバスの待ち列もだいぶ短くなってきましたね。

シグナスもホールド空域を離脱してRWY01に向かい予定とおり10:20にやって来ました。

この後は、F15機動飛行とF35訓練飛行があるので、会場内に入って展示中の政府専用機（80-1112)と絡めて撮影できないかなと手荷物チェックを受けて第二会場へ入場しました。

すると爆音を響かせてF15がやって来ます。
おおーすげーとつぶやきながらF15の機動力を撮影しますが、なかなか早くで追いつくのが大変です。

グランドショットもそうそう撮影できませんから来た甲斐があったというものです。

展示飛行を終えた政府専用機が戻って来るかなと場所を移動しようとしたら既にアプローチに入っており直ぐに着陸してきました。
政府専用機のスポットインを見届け、この後のブルーインパルスはパスして会場を後にしました。

南千歳11:42発の苫小牧行に乗車し12:03に到着です。鵡川行が12:25発なので接続も良く入線してきたキハ40に乗り込みます。

北海道のキハ40も数を減らしてきており日高本線はキハ40が活躍する路線としても貴重です。

苫小牧駅 駅

鵡川駅には12:54に到着です。日高本線は高波で海岸沿いの線路が流失してしまい鵡川～様似間が復旧することなく廃線となってしまいました。

鵡川駅 駅

鵡川駅で乗って来たキハ40を見送った後は駅から歩いて10分ほどの道の駅　むかわ四季の館へ

ココは温泉やレストランもある道の駅です。

道の駅 むかわ四季の館 道の駅

まずはランチということで、苫小牧と言えば北寄貝なのでホッキフライ定食にホッキ刺しのトッピングで北寄貝三昧です。

地元産の大きな北寄貝を使っておりなかなか美味しく食べごたえも十分でした。

食後は温泉で汗を流して一服です。

食事処 たんぽぽ グルメ・レストラン

次の苫小牧行まで2時間ほどありましたが、ゆっくりしたお陰で駅に戻ると苫小牧から迎えの列車が到着することろでした。

鵡川15:16発の列車で苫小牧へ戻ります。

鵡川駅 駅

苫小牧駅で15:52発普通手稲行に乗換えますがちょっと時間があったので廃車になったキハ141を撮影してきました。

元客車の車体を使いディーゼル機関を載せた改造車ですが、この春に引退しました。

跨線橋に観光協会が作成した「泉野明」のポスターを見つけ、そっか苫小牧が実家っていう設定だったな～と思いながら手稲行に乗車します。

途中北広島で後から来る快速エアポートに乗換ますが、新球場エスコンフィールドで試合があったからかかなり混雑していました。

苫小牧駅 駅