2023/08/17 - 2023/08/22
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Borithorさん
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沖縄旅行の3日目。
この日は首里城見学へ。
首里城は現在工事中なので、あまり興味はなかったのですが、行ってみたらこれまた良かった!
夜は、国際通りでお土産を買って、そのあと、国際通り近くのディープな『栄町市場』で夕食です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
沖縄旅行3日目、今日も快晴。
ちょっと早起きして、ホテル周辺の気になるスポット(裏路地)を散策です。 -
まずは、ホテルのエレベーターホールから見えていた古い家と木が生い茂った場所を目指しました。
木が生い茂った場所は、お墓でした。
こちらのお墓はどれも大きいです。
このお墓は今は那覇市の管理下にになっていました。 -
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国際通りも1本中に入るだけで、にぎやかな街とはまるで違う姿が見られます。
こういうノスタルジックな場所が見たかった! -
野良猫の親子を発見!
そういえば我が家に顔を出していた野良猫も、今はどこへ行ったのか・・・。 -
ホテルに戻って朝食です。
朝食はいつもの『THIIDA』で。 -
3日目ともなると、食べる量をセーブできるようになりました(笑)。
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息子はポーたまを作っていました。
よっぽど気に入ったみたいです。
残り1%のTシャツ・・・、もう朝から充電切れか? -
朝食の後は首里城公園へ。
首里城周辺には大きな駐車場があります。
今回は、首里城が目的ではなく、首里城近くの『金城町石畳道』が目的です。
なぜかって、工事中の首里城をお金払って見てもねえ・・・。
旅行雑誌にも、「首里城見なくても、この石畳道だけで十分!」みたいなこと書いてあったので、昔の街並み好きの父としては、それだけで十分です。 -
で、首里城公園からスタートする前に首里社館の床に映し出される映像を追いかける子供たち。
何しに来たのやら・・・。 -
首里公園の中に首里城があります。
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レストセンターを出て右に行くと、「これぞ沖縄!」と言われる『守礼門』を発見!
さっそく記念撮影。
しばらく無料みたいなので、予定に反して有料地区にぶつかるまで首里城公園を見学だ!(貧乏くさい父です) -
守礼門をくぐると、さっそくいろいろあります。
『国王頌徳碑』
1522年に尚真王の徳を称えて建立された碑で、これは平成18年に復元されたものだそう。 -
『園比屋武御嶽石門』の世界遺産の碑。
首里城の世界遺産の碑かと思ったら、園比屋武御嶽石門のものでした。
園比屋武御嶽石門って? -
これがその『園比屋武御嶽石門』。
守礼門と首里城正殿の間にある琉球の王様が外出する際にこの石門の前で安全を祈願したそうです。
しかし、これが世界遺産だとは誰も思わないでしょう?
絶対みんな素通りしてますよ。
だって、見た目ボロい・・・。 -
少し進むと城壁に囲われた趣のある古い門が。
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『歓会門』で、首里城の城郭(じょうかく)内へ入る第一の正門となります。
派手さのない、地味なこういう門の方が好きです。
この門の両脇にもシーサーが鎮座しているところが沖縄らしいです。 -
歓会門を抜けると開けた場所に出ます。
きれいに整備された広場、緑の草と晴天の青さが気持ちいい!
上の方にはまた門が。 -
首里城って、本当に石で囲われたお城ですね。
石垣も隙間がないくらいきれいに組まれています。
まだ無料なので、上の門を目指します。 -
この門は『瑞泉門』。
首里城内郭の門で、1470年頃の創建で、国宝に指定されています。 -
瑞泉門の手前には、水を湛えた泉があり、龍の口から水が出ています。
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『龍樋』と呼ばれる泉で、王宮の飲料水として使われていたそうです。
きれいな水です。
1719年に中国から琉球に来た冊封使の徐葆光は、「中山第一」(琉球第一の泉)と讃えています。
ちなみに龍の彫刻は1523年に中国からもたらされたもので、約500年前のものという年代物とか。
後から調べて知ったので、その場で知っていたらもっと感激したのにと、父、悔しがっています。 -
「龍樋」の湧き水を、中国皇帝の使者が褒め称え、漢詩を読んだり題字を残しましたたそうで、それらを石碑にしたものが、冊封七碑と呼ばれている7つの石碑です。
そのうちの2つがこれ。
残りの石碑もこの周りにありましたが、なんせ、後から由来をしったもので・・・。 -
瑞泉門、漏刻門を抜け、更にその先にある赤い門『広福門』を抜けます。
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広福門を抜けるとそこは広場だった!
ここは『下之御庭』という広場で、御庭でおこなわれる儀式の際の控えの場となっていたそうです。 -
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大きな石畳みの広場は、何もないですがそれだけで趣があります。
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下之御庭の西端に『系図座・用物座』という琉球王朝時代の役所の建物が。
復元されて、今は休憩処になっており、沖縄の伝統茶菓子などが楽しめます。
スタンプラリーのスタンプ押しに入りましたが、炎天下からクーラーの効いたこの場所は極楽でした! -
広場の南側に、壁に囲まれた木の生えた場所が。
なんか、ここだけ浮いた印象で見に行くと、『首里森御嶽』という聖地、拝所でした。 -
首里城の中でも格式の高い場所だそうで、ここを含めて全部で10か所あるらしいです。
聖地と聞いたらやっぱり拝みますよね。
中には入れないので、外から一人拝む父。 -
無料で見て回れるのはこの広場まで。
この『奉神門』から向こうは有料です。
さあ、戻って石畳み道を見に行きますか!
って、思ってたら、妻が入場券買ってる! -
この『奉神門』が正殿前の御庭へ続く最後の門となります。
現在は改札所となっています。
写真に写っている当時の姿で見てみたかった。 -
奉神門の前にもシーサーが。
シーサー?狛犬? -
奉神門の横に甕が埋まっています。
吸い殻捨てるところか? -
『天水甕』といもので、どうやら防火用だったみたいです。
小学校とかによく防火バケツありましたよね、そんな感じかな。
(今でも小学校に防火バケツってあるのか?) -
奉神門をくぐると首里城の復元工事エリアに。
壁に首里城の絵がかかれており、本当ならこんか感じだったのだろうなと思いながら眺めます。
この建物中では現在も復元作業が行われています。 -
復元エリアを過ぎると開けた場所に。
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うおぉ!
ここからの眺め気持ちいい!
首里城からは海も見えます。
右手の建物は沖縄芸術大学。 -
上から見る『右掖門』もなかなかいい!
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焼失時の瓦。
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屋根の上にあった龍は見るも無残な姿に。
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出火原因は不明とのことですが、電気系統のトラブルが有力視されているそう。
本当にもったいない・・・。 -
首里城の裏手に回ると『世誇殿』という建物が。
王位継承時に次期国王の即位の礼に使われた建物だそうです。
いがいとこじんまり(ショボい)とした場所で即位の礼をしてたんですねえ。
中に入ると・・・ -
建物の外観だけ復元されており、現在は建物内の休憩スペースで4K高画質18面モニターによる首里城ムービー上映されています。
横では担当のお姉さんが、息子に熱心に説明してくれていました。 -
『東のアザナ』と呼ばれる展望台を目指します。
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世誇殿の裏にある広場。
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『白銀門』を抜けます。
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『白銀門』と『東のアザナ』の間に寝廟殿があり、国王と女官専用の門だったそうです。
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これが寝廟殿跡かな?
立派な城壁に囲まれていますが、特に何の看板もありません。
もったいない広場ですが、みんな素通り。 -
東のアザナに向かう石階段。
この階段、なかなか映えます。
写真撮りたいのに、人が絶えません。 -
階段を登り切りました!
振り返ると、復元工事エリアが見えます。 -
その手前の寝廟殿跡。
上から見ても何もない広場。
なんかもったいないですねえ。
屋台でも出せばいいのに(笑)。 -
『東のアザナ』に到着。
昔の物見台です。 -
ここからは首里城の城郭内や城下をはじめ、四方が見渡せます。
天気がいいし、本当に気持ちいい! -
戻りでもういちど石階段を撮影。
下りの方がいい感じに撮れますね。 -
おや、こんなところに木を囲った場所が。
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『御内原ノマモノ内ノ御嶽』
おお!ここも10か所のうちの1つの聖地・拝所でした。 -
何やら良さげな塀に囲まれた場所が。
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『湯屋』です。
女官たちの浴場だったみたいです。
ってことは、女風呂!? -
『淑順門』を抜けます。
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反対側から。
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この門は国王等が暮らしていた御内原に通じる門です。
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庭園みたいなところでました。
ここは古絵図で植物が描かれていたとのことで、植栽空間が再現されています。 -
ここにも『御内原ノマモノ内ノ御嶽』と呼ばれる聖地・拝所が2つあったそうです。
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奥の階段は、東のアザナに通じる階段だそうです。
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階段の隣には、洞窟みたいな穴が。
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ここは、人の手によって掘られた洞窟(ガマ)で、『ガマ遺構』と呼ばれ、昔、女官達の憩いの場だったと伝えられているとか。
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こうやって見ると、首里城の城壁は高いし、きれいです。
大阪城の石垣とは全然違います。 -
さっき上から見えていた『右掖門』を通ります。
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向こうに久慶門が見えてきました。
首里城も結構広いですね。 -
久慶門の手前に『寒水樋川』という泉が。
龍樋と並んで首里城の重要な水くみ場だったそうです。
湧き水なので、水がきれいです。 -
『久慶門』を抜けます。
この門も派手さはなく、いい感じ。 -
門を出たところに大きなアカギの大木。
沖縄らしい木です。 -
戦前までは、太さ1メートルの枝を城壁まで伸ばしていたそうです。
戦後、台風で折れたらしいのですが、かなりの大木だったのでしょう。
見てみたかった・・・。 -
久慶門を気に入った父、記念撮影。
しかし、暑い!
子供たち、父と母を置いてスタスタ先に行ってしまっています。 -
『史跡首里城跡』の碑を発見。
こじんまりとしています。 -
レストセンターに戻って、ソフトクリームを食べて休憩です。
この中にある『カフェ龍樋』のやんばるダブルシャワーというソフトクリームは絶品です。 -
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さて、首里城を見た後、石畳道の前に、もう一か所『玉陵』を見に行きます。
『玉陵』と書いて『たまうどぅん』と読みます。
この史跡の存在を知らず、机に置かれていたパンフレットをちらりと見た父、うどん屋のパンフレットと思い、沖縄そばばかりの中、うどん屋って珍しいなあと密かに勘違いしておりました。
昔の王様のお墓です、はい。 -
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なんと、世界遺産!
第二尚氏王統の歴代国王が葬られている陵墓だそうです。
世界遺産に詳しいと自負していた父、その存在も知らず、読み仮名だけ見てうどん屋と勘違いしていたのに、まさかの世界遺産! -
世界遺産ひとつクリア!
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ガジュマルの樹がたくさん生えておりいい感じです。
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門をくぐると・・・
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だだっ広い場所に。
奥の建物がお墓か?
人が殆どおらず、貸し切り状態。
なかなか家族4人の写真が撮れない・・・ -
と思っていたら、お子様連れの家族がもう一組。
写真撮影をお願いします。
「年賀状用ですので」とプレッシャーを掛ける父。
この後、お返しに写真を撮ってあげました。 -
更に門をくぐると・・・
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おお!写真ではわかりにくいですが、なかなか壮大!
なんとなくアンコールワット遺跡を彷彿とさせます。(行ったことないですが) -
ユーチューバーが動画撮影。
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玉陵の横に沖縄っぽい家屋が。
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【東の御番所】と呼ばれ、王様が休憩した場所だそうです。
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東の御番所の周りにもガジュマル。
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変な木発見!
『ヒョウタンタコノキ』というそうです。 -
さて、首里城も見て、玉陵も見たら、もう石畳道はいいかな?
暑いし疲れたし。
と思いつつも、「本当はここが見たくてきたんじゃないか!」と、首里城公園まで戻り、石畳道を目指します。
この真珠道というところから降りて行きます。 -
『日本の道100選』に選ばれているみたいです。
直前の台風の被害で木が倒れたりしていました。 -
一旦一般道を横切り、ここから先が『首里金城町石畳道』みたいです。
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おお!これよこれ、この景色を求めていました!
見た目以上に足元が凸凹しているので、サンダルとかハイヒールだとかなりきついと思います。 -
昔の琉球では、こんな感じで生活していたのかあ、と感慨深い父。
しかし・・・ -
酷暑の中、すでに首里城と玉陵を散々見た後、石畳道に来た子供たち、バテバテでもうウンザリ感が半端ないです。
しかも、階段を下ってるということは、帰りは登らないといけない・・・キャー! -
それでもせっかくこんないい場所に来たのだから、そのまま帰るなんてもったいないことはしません。
石畳道の横道に『首里金城の大アカギ』はこちらみたいな案内板が。
当然見に行きます。 -
石畳脇にはパパイヤの木。
南国だあ! -
少し行くと案内板発見。
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戦災を奇跡的にまぬがれた、推定樹齢200年のアカギの大木です。
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いやあ、しんどかったけど、いいもの見れた。
ところで、普通、案内板があって、そのそばに祀られた大きな木があれば、それだと思いますよね。
でも、実は、この場所からもう少し先に行ったところにある気が大アカギだったとか・・・。
妻だけ見に行っていたのでした・・・ショック!(父)
さあ、一気に疲れたからお昼食べに行こう! -
昼食は、那覇市内まで戻って、ゆいレール儀保駅直近の『ヘルシーパスタ料理専門店 下地パスタ研究所』です。
当初は、首里城からアメリカンビレッジに行く予定でしたが、前半の観光だけでみんなヘロヘロで、とてもアメリカンビレッジまで行けないということで、近場で探したのがこの店でした。
せっかく沖縄まできてパスタ?とも思いましたが、無性にパスタが食べたくて。 -
日替わりのボロネーゼ。
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茄子のヘルシーボロネーゼ。
どちらもめちゃくちゃ美味しい!
生パスタにトマトソースが絶品! -
この店、大正解!
まさか、沖縄に来てまで美味しいパスタの店に出会えるなんて、感激です!
さすがパスタ研究所です! -
パスタ研究所の向かいに妻が気になるパン屋さんを発見。
いかにも昔からやっている地元のパン屋さん。 -
おお!
美味しそうなあんパン。
なんか、普通のあんパンですが、これぞ「アンパンマン」みたいなてかり具合! -
と思ったら、アンパンマンも売っている!
しかし、アンパンマンより、普通のあんパンの方がアンパンマンに見えません? -
さて、一旦ホテルに戻り、少し寝た後、お土産を買いに、国際通りへ繰り出します。
平和通り商店街をぶらぶら。 -
国際通りに面した店よりも、商店街に入った方が安い店があるかもと思い、いい店を探してさまよいます。
息子は『Mi-ja平和通り店』へ。
キーホルダーを探しているみたい。 -
息子は自分のお小遣いで友達にお土産を買うそうです。
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今度はむつみ橋商店街。
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この昔ながらの商店街がいいですね!
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『夕凪』
この店、品数も多いし、他の店よりも安い! -
父、ここで職場のばら撒き用のお土産を購入。
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せっかくなので、『那覇市第一牧志公設市場』を見学。
結構最近に建物がリニューアルされたのかな? -
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いろいろあります。
ここで買って、調理してもらえるのですが、観光客料金みたいにバカ高いので見るだけです。 -
疲れたので、国際通りにの『塩屋』という塩専門店に立ち寄ります。
疲れた体を癒すため、馬みたいに塩をなめようかと(嘘)。 -
お目当ては塩ソフトでした。
確かに塩の味がします。
冷たくて美味しい! -
ホテルに戻って荷物を置いたら夕食です。
沖縄旅行3日目の夕食は、ちょっとディープなスポットへ。
ホテルの道路を挟んだ向かいに見えていた『栄町市場』を目指します。 -
最初に向かったのは、『キンニク』という肉の店。
ネットでお得に肉寿司が食べられるとあったので、ここにしました。 -
肉寿司1個250円!
出てきだと思ったら一瞬でなくなります。 -
牛肉のタタキ。
-
ローストビーフ。
いずれも一瞬で無くなる我が家。
父も日本酒が進みます。 -
ホルモン炒めも一瞬。
この辺りでは格段に安いのでは?
滞在時間の短い我が家、会計済ませて二軒目にGO! -
栄町市場は、国際通りからそれほど離れていませんが、圧倒的に地元の人が多いです。
国際通りが観光客目当ての店ばかりなのに対して、こちらは完全に地元の人目当て。 -
なかなか子連れで行くには厳しい感じ。
大人が仕事上がりに一杯やる場所ですね。
歩いていても子供たちも居心地悪そう。 -
何軒か目当ての店に行くも、いずれも満席で、とりあえず入れそうな店を見つけて入ったのが、『でんすけ商店』。
-
完全に普通の居酒屋。
しかし、この店、とても安い!
ビールやハイボールとかも400円しないくらい。
呑兵衛にはいい店です。 -
エビ好きのためのエビ塩焼きそば。
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エッグシュリンプ。
どちらも美味しい。
ちょこちょこ注文しても安い! -
みんな、壁に設置のテレビに釘づけ。
ちょうど夏の怪談番組が。
番組の狙い通りのシーンで『きゃー!』と叫んだ娘に、店内大爆笑。
会計後、大人も子供も駄菓子のプレゼントがありました。 -
こうして、沖縄旅行3日目のディープな夜は更けていきました。
明日は、青の洞窟で初めてのダイビング。
ホテルも移動です。
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