2023年8月 夏の富山 vol.2☆「リバーリトリート雅樂倶」再訪と利賀村のL’évoへ

2023/08/27 - 2023/08/28

夏の富山旅行の続きです。

今年の夏は特に旅行の予定を立てていなかったのですが、
8月に入ってからどこかに行きたくてムズムズしてきました。

そんなタイミングで以前泊まったことのある富山の宿から
キャンペーンの案内が届きました。
これもきっかけ、と2泊3日で富山へ。

8/26(土)
ANA315 10:05羽田発　11:05富山着

8/27(日)
・瑞龍寺
・勝興寺
リバーリトリート雅樂倶　泊

8/28(月)
12:30 L’évo
ANA322 18:25富山発　19:35羽田着

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

瑞龍寺を見学して…
暑かったので門前のお茶屋さんで冷たいお茶を飲んでひと休み。
今年の夏は暑いし、長い…温暖化でこれからずっとこんな夏が続くんじゃないかと思うとウンザリです。

瑞龍寺 寺・神社・教会

がっつりご飯じゃないけど、軽く食べられて休憩できるカフェがないかなとGoogleマップ先生に聞いてみました。
10分ほど歩いたところにあったcafe glat。
行ってみてわかったのですが、サ高住併設のカフェでした。

普通の新しくておしゃれなカフェですが、スペースが広くて、色んな用途に使いやすそう。
入居者っぽい方も利用されていて、私も将来こんなところに住みたいなぁと思いました。

さっきもお茶飲みましたが、アイスティーで水分補給。
とにかく暑くて汗をいっぱいかいたので熱中症予防をせねば。

食事メニューも色々あって美味しそうでしたが、夕食に備えて軽めにおやつ。
紅茶シフォンケーキとパンケーキ。
パンケーキは焼き上がりまで20分くらい待ちましたが、ふわふわで美味しかったです。

おやつを食べて少し元気を回復して、本日2軒目の国宝のお寺へレッツゴー。
勝興寺。
入場料は500円。

勝興寺 寺・神社・教会

なんでもこちらのお寺には七不思議があるそうです。
一、実ならずの銀杏
二、天から降った石…など。

唐門。

『本堂は加賀藩主第11代を継いだ前田治脩の支援を受け、西本願寺の阿弥陀堂を模して寛政7年（1795年）に建立されました。12棟の建物は、江戸時代中期から後期にかけて建てられたものです。』

本堂の前の大きな木が「実ならずの銀杏」。

令和4年12月に「本堂」と「大広間及び式台」が国宝に指定されたとのこと。
まだ国宝指定されたばかりなんですね。

七不思議、その四「屋根を支える猿」ってこの辺にあるらしいですが…

いた！
見にくいですけど、上の方に小さなあまのじゃく(猿)が見えます。

大きくて立派な本堂です。
加賀前田家とのつながりも深く、権力を持った有力なお寺だったんだなと思います。

横から見ても荘厳です。

大広間・式台。
壁紙が割と派手でモダンな感じですが、これは昔からこうだったのでしょうか。
おしゃれです。

高貴な方と思われるマネキンが一段高い御簾越しに置かれています。
こういう造りのお部屋って、お寺ではなくお城とか御屋敷っぽい気がしますが…前田のお殿様が来た時に座る場所なのか、お寺の偉い人が座る場所なのか。

重要文化財「洛中洛外図屏風屏風」のレプリカ。

下世話な感想ですが、お金持ちのお寺だったんだなぁwww

駐車場の横の木に何かの実がなってるーと調べてみたら、ザクロでした。
ザクロの木って初めて見ました。
全然違うのに、イチジクとザクロをどっちだったっけ？と混同しがちな私。
イチジクはfig、ザクロはpomegranate。
どっちも女性には良いんだっけ？

14:30に宿に到着。
通常のチェックインは15時のようですが、今回のプランは14時からチェックインできるということだったので早めに来ました。

リバーリトリート雅樂倶 宿・ホテル

前回宿泊したのは、2020年の1月で、コロナのギリギリ前でした。
https://4travel.jp/travelogue/11553008

草間彌生さんの富士山の横でチェックイン。
ウェルカムドリンク&スイーツをいただきました。
(旦那はビール、私はリンゴジュース)

この川に面したロビーが素敵です。

予約していたのは本館のデラックスの部屋だったのですが、新館ラグジュアリースイートにアップグレードしてくれたとのこと。
前回本館に泊まって、十分ラグジュアリーだと思ってましたが、新館は部屋の前の通路からゴージャス☆
アートが置かれていて美術館みたいです。

廊下から入口のドアを入ると…

部屋の扉はもう少し先にあります。
通路の横には…

中庭のようなスペースになっていて、アート作品が設置されてます。
『時に佇む』／畠山 耕治

部屋の玄関までは扉が3つもありました。
贅沢な造りです…

広い！

新館ラグジュアリースイート
213号室　想紅(おもいくれない)
広さは150平米もあるんだそうです。
定員は5名。

和室。
結局この部屋には写真撮るために入っただけで、それ以降足を踏み入れることはありませんでした^^;

ベッドルーム。

窓側から見たところ。
見るからに寝心地良いベッド。
ぐっすり眠れました～(-_-)zzz

洗面所。
ダブルベイスンだし、ここも広いです。

アメニティ。

バスローブとタオル類。

なんと部屋にドライサウナ付き！

サウナも3人ぐらいは入れる大きさです。

洗い場の先には…

ビューバスのジャグジー！
温泉ではないけれど、この景色を見ながらジャグジーってなんてゴージャスwww

冷蔵庫の中のものは無料。
水やらお茶やらコーラ等。
アルコールは瓶ビールがありました。

棚上部のお酒とおつまみは有料です。

バルコニー。

目の前は川。
前日泊まった大牧温泉の秘境感はないけれどw
景色も素晴らしくて、この部屋完璧です♪

館内と部屋のレイアウト図。
今回、8月の休前日以外の日のキャンペーンで、食事のグレードアップやバーでのドリンク等の選べる特典が付いてるというものだったのですが(宿泊費が普段よりどれぐらいお得だったのかは不明)、部屋のアップグレードをしてもらったことによって結果的になんだかすごくお得になりました。
前回泊まった部屋もすごく良かったのですが…
この部屋に泊まってしまうと、やっぱりこっちの方が良いよね、となります(^◇^;)

冷蔵庫の中のパンナコッタをいただきます。

さてさて、早速大浴場に行ってきます。

お部屋の前の廊下のギャラリーのように並んでるアート作品。
こちらはデイヴィッド・ホックニー。

途中で立ち寄った、ライブラリー。

ライブラリーからもロビーが見えます。

こちらのデイヴィッド・ホックニーの本(画集)、この後現代美術館に行った時にミュージアムショップで販売していましたが、四十数万円でした(@_@)

大浴場。
タオルも置いてあるので手ぶらで行けます。
内風呂と露天風呂。
広くてきれいで快適なお風呂です。
泉質はあまり特徴はない単純泉。

湯上がりスペースには牛乳とかラムネが置いてありました。

18:00からの夕食は地下1階の「樂味」にて。

川向きにセットされた席で和食の夕食をいただきます。
予約した時にはフレンチの「トレゾニエ」にしていたのですが、その後、翌日のランチにL’évoの予約をしたので、「樂味」に変更してもらっていました。
トレゾニエのシェフは元L’évoのスーシェフだったので、料理が似てる、というクチコミを読んだので…

・ホワイトアスパラ豆腐

・夏野菜揚げ浸し　柑橘ジュレ

・鱧、九条葱、新生姜のお椀

美味しいわ～(≧∀≦)

・太刀魚、鮪、アラ昆布締め

料理もとても美味しいのに加えて、器もいちいち素晴らしいです。

・黒毛和牛炭火焼き

・稚鮎塩焼き、餅粉揚げ

・冬瓜、フカヒレ小鍋仕立て
葛でトロトロな上にぐつぐつ煮たっています。

・鰻の土鍋ご飯、赤出汁

レベルの高い、美味しい夕食でした♪

・丸十、小豆、パンナコッタ
パンナコッタの上にはスイカのソースで爽やか。

20:30からバーでドリンクを一杯いただきます。
ノンアルコールカクテル。パイナップルベースだったと思う…
GARAKUって入っている氷でした(´∀｀)

ゆっくり楽しみたいところですが…
21時からVIVANTが見たくて、さっさと飲んで部屋に戻ってTV鑑賞w

おはようございます。
今日も天気が良い(＝暑い！)です。

7:00から1番乗りで朝ご飯@樂味

朝ご飯もレベル高い♪
朝から帆立の昆布締めや、蒸したての蒲鉾など、一品一品美味しいです。

朝のロビー。

誰もいなかった大浴場を独泉。

前回泊まった時も思いましたが、改めてここのお宿好きでした。
またすぐ再訪したい…連泊で。

部屋のジャグジーも最後まで満喫します(*´∇｀*)
あまりサウナに興味がないのですが、せっかく部屋に付いてるから…と前日に1度だけ入り、この時にまた入ってみたところスイッチが切れてたみたいでした。
自動的に夜のうちに切れるものだったのかな？
いずれにしろサウナーではないので別に良かったのですが。

12時までのレイトチェックアウトが可能でしたが、11時前にチェックアウト。
12:30にランチの予約をしてるL’évoまでは1時間以上かかるとのことだったので…
1時間半前に余裕をもって出発したのですが、甘かった…(>_<)
高速で富山～福光のルートで向かいましたが、いやー遠かった。
旦那ちゃんが頑張って運転してくれましたが、10分ほど遅れてしまいました。

すごい山奥です…
本当にすごいところにレストランを作ったんですね。

まずはレセプション的なスペースでひと息付いて…

レヴォ グルメ・レストラン

ジャンヌレの椅子。
この椅子、素敵です。
でも、座面がデリケートそうで、自宅に選ぶのは怖めw

奥の扉がレストランの入口です。

レストランはほぼ満席でした(　ﾟдﾟ)
こんな山奥なのに、そしてこの日は平日月曜日なのに…すごいな。

まずは、食前に楓の樹液。
微かに甘みと香りがある液体。

飲み物はノンアルコールのペアリングをお願いしました。

prologue
5種類のアミューズ。

米粉のサクサクの上に白エビ
グジェール
鶏レバーペーストのマカロン
小魚(名前は失念)の揚げたの
クロケット

【鱧】
鱧そのものは入っていなくて、鱧出汁のジュレと雲丹を味わう一品。

【太刀魚】

【月の輪熊】

【大越中バイ】

【アオリイカ】

写真に撮るのを忘れましたが、自家製のパンも美味しかったです。

【大門素麺】
ヤギのチーズとふきのとうオイル
このスープが美味しくて飲むのが止まりません。

【L’évo鶏】
大門素麺とL’évo鶏はこちらのスペシャリテなのだと思います。
前回も出てきたので。

【ノドグロ】
海老味に揚げたノドグロにキャビア。

【猪】
熊もそうでしたが、この猪も全くケモノっぽさなく、繊細な美味しさ。
柔らかいし。

今回カウンターでいただきましたが、オープンキッチンで料理の準備をしているのが見えて興味深かったです。
そしてスタッフが多い気がする…キッチンに7、8人、サービスに4人とか。
これは普通なのかしら。
すごく行き届いたサービスがさすがですが、どこにいるのかわからなくなる感じw

【ゆうかメロン】
下にはメロン、上にはアイスクリームとソーダ風エスプーマで、食べると口の中でクリームソーダ(高級な)。

【黒文字】
黒文字はこの辺りに生えてるみたいで、ペアリングのお茶にも何回か登場していました。ジャパニーズ・ハーブですね。

プチフールと温かい飲み物。
プチフールも全て美味しい♪

窓の外は山、森、緑。
人工物がない、こんなロケーションがやっぱりすごいです。

…そしてスコールみたいな雨が降り始めました。

宿泊施設も隣にあるのですが、3部屋のみで常に予約で満室になってるそうです。
泊まってみたくないわけじゃないですが、個人的にはリバーリトリートの方がいいかな…w
(温泉があって、部屋が快適で、ご飯が美味しいと、3拍子揃ってるので)
本当に美味しかったし、来られて良かったですが、何せ遠いので…
1回来られて満足しました。

そしてまた山道を通って1時間半ほどで空港に戻ってきました。
ゲートの機械が新しくて、ピンクの紙が出てこないタイプでした。

ANA322 18:25富山発　19:35羽田着

富山きときと空港 空港

ちょうどきれいな夕焼けの中、出発します。

帰りはアップグレードできたのでプレミアムクラスでしたが揺れてサービスの時間が短めとのことだったので、食事は持ち帰っていただきました。

☆完☆

この旅行記へのコメント （4）

• b_bさん 2023/11/06 09:34:37

  お邪魔致します♪

  ニーコさん、おはようございます(^^♪
  
  山陰の旅行記を拝見して（ちょうど先月２度行ってきたのですが行き先が被っていたのでなんだか嬉しく拝見しました、姉とツアーで玉造温泉、三朝温泉に泊まったのですが、ホテル好きの私としては玉造の界も気になっていたのでした（笑））
  出雲の界もとても良さそうですね。
  
  出西窯のパン屋さんも先日泊っていたホテルでそこのパンを使っているとのことで、帰宅前に寄ってパンを買い、簡単にランチもしました。
  
  そして、この３連休、諏訪の方に出かけていたのですが、途中松本に寄り、夫がえらく松本に興味を示し、また近々行こうとホテルを調べていて、ニーコさんが行っていらしたBYAKU Naraiをまさに予約しようと考えていたところでしたので、部屋の詳細見せて頂き助かりました。
  
  そして、更に、リバーリトリート雅樂倶からのL’évo、リバーリトリートには２度ほど泊っていて、いつかL’évoも食事だけでも行ってみたいなーと思っていたので、ニーコさんの旅行記とても参考になりました。
  
  嬉しくなって、長々とコメントしてごめんなさい<m(__)m>
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　b_b

  ニーコさん からの返信 2023/11/06 22:03:48

  RE: お邪魔致します♪

  
  b_bさん、こんばんは！
  旅行記ご覧いただき、コメントまで、どうもありがとうございますm(_ _)m
  
  山陰、リバーリトリート、L’évo、BYAKU…と共通点がたくさんあって嬉しいです(^^)
  b_bさんの山陰旅行記、是非お邪魔して拝見したいです。
  鳥取、島根は近い内にまた行きたいなと思っています。
  「界」は賛否あると思いますが、界 出雲はロケーションと景色がとにかく素晴らしくて、期待以上でした。
  玉造の方も良さそうですよね。
  
  リバーリトリートは私も2度目でしたが、やっぱりとても良かったので、また連泊しに行きたいです♪
  L’évoはもういいかな(^-^;
  とにかく遠かったのでw
  
  BYAKUにいらっしゃるんですね！
  食事の時の食器が全て色々な漆器だったのが特に印象深かったです。
  木曽奈良井宿。塩尻はワイナリーも多いですし、楽しんでいらしてくださいませ。
  
  ニーコ

• クラウディアさん 2023/09/17 13:16:47

  L’évo

  こんにちは。
  リバーリトリート雅樂倶のお部屋とても広いですね。おっしゃる通り、連泊してゆっくり過ごしたくなりますね。リバービューのジャグジーも気持ち良さそうです。
  移転したL’évo、お伺いしたいと思いつつ、お伺いしたい日程のお宿の争奪戦は厳しく、どうしても泊まりたいかと言うわけでもなく。お酒なしはツラいかなと思ったりしていたので、とても参考になりました。
  口福の旅を拝見し、私もしあわせな気分になりました。
  

  ニーコさん からの返信 2023/09/17 21:11:26

  RE: L’évo

  クラウディアさん、こんばんは！
  
  メッセージありがとうございます。
  L’évo、かなり行きにくいところにありまして…
  五箇山の合掌造り集落からは比較的近いと思いますが…
  また再訪するのは物理的に結構大変だなぁ(^^;; というのが感想です。
  食事はとても美味しかったですが、リバーリトリートにあった時に
  いただいた時とあまり変わっていないように思いました。
  となると、利賀村でなければならないというわけでもないのかな？
  と思ったりして(^^;;
  
  宿泊棟も多分素敵なんだと思います。
  が、私もクラウディアさんと同じく、どうしても泊まりたいって感じでもなくw
  
  富山は美味しいものがいっぱいで、また近いうちに行きたいと思っています♪
  
  ニーコ