トラベル報告：大分市を巡る（２日目）

2023/08/21 - 2023/08/21

１泊２日の大分旅行の２日目。
「トラベル報告：大分市を巡る（１日目）」の続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11849137

そもそも、なぜ大分に行くことにしたのか？
きっかけは旅行の２か月前にカード決済でホテルを予約したことです。
以来、大分への行き方、大分での過ごし方の試行錯誤を楽しみながら、当日を迎えました。
以前、ある本を読み、先にお金を支払いあとで消費することは幸福なお金の使い方であることを学び、それを実践したのです。

大分旅行は、
１日目は、きゃんバス１日乗車券で大分駅周辺を回ったので、
２日目は市内のもう少し遠いところまで行くことにしました。

前日に続き、Q＆Aでいただいたご意見を参考にしています。
https://4travel.jp/dm_qa_each-79471.html
・World Traveler 1959さん
・しちりんやさん
・まひなさん
・masapiさん
・be-yanさん
に改めて感謝です。

【主な費用内訳】
交通費：２１０（レンタサイクル）+２５００（大分－小倉間の特急ソニック指定席、JR九州ネット限定きっぷ）＋夜行バス代
入館料：４５０（アサヒ温泉、コインロッカー代込み）
飲食代：８８０（昼食）+１７００（夕食）+２７８（飲み物２つ）
※個人的なおみやげ代等は含めていません。

エリア 大分

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝にホテルチェックアウト、荷物をホテルに預けた後、
大分駅高架下駐輪場に行き、自転車をレンタル。

ここのレンタサイクルでは、１日２１０円で自転車を借りることができます。
朝７：３０から夜７：３０まで営業、大分市民・県民でなくても利用可能。
https://www.city.oita.oita.jp/o171/bunkasports/guide/renta.html
駅の観光案内所で配布されていた資料では、観光用自転車としてシェアサイクル（１日利用で１６５０円）しか記載されていませんでした。
しかし、前日に、この格安なレンタサイクルを見つけたことで、行動範囲が広がりました。

自転車にて、早速西大分駅方面に向かい、海沿いの国道１０号を別府方面に進む。

実は数年前、別府から宮崎まで高速バスで移動した際、海沿いを走る別府・大分間の国道１０号を通過しているときに、「ここを駆け抜けてみたいな！」と思っていました。
そして前日も、大分駅に向かう夜行バスの車窓から、カーテンの隙間越しにこの景色を見て、「明日はここに来よう！」と決心。

国道１０号を走りながら、田ノ浦公園・田ノ浦アイルに途中立ち寄り。
早朝、他に誰もいない時間を独り占めしました。

田ノ浦公園 公園・植物園

いまや全国津々浦々にある「恋人の聖地」

田ノ浦公園 公園・植物園

こんなに美しい景色がありながら、知っている人が少ないなんて。

田ノ浦公園 公園・植物園

田ノ浦公園 公園・植物園

田ノ浦公園 公園・植物園

国道１０号線上にある水族館「うみたまご」も通過しました。

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 動物園・水族館

高崎山自然動物園おさる館前にある休憩小屋にて次の休憩。

私は、街並みや公園等を、ただ通り抜けるのではなく「腰を落として景色を見る」ことを大切にしています。そうすることで、思いがけない部分に気づきます。

高崎山自然動物園 動物園・水族館

国道１０号をさらに西に進み、東別府駅周辺まで到着。

このまま別府市内に行くこともできそうですが、今回の旅行の趣旨から外れるため、再び海を横目に国道１０号を走り抜けます。数年前に想像していた夢が叶った瞬間でした。

帰り道は、「うみたまご」と田ノ浦ビーチの間で途中下車。

緑の濃淡、爽快なブルー、広がる開放感など、同じ１つの海が多くの魅力的な側面を持つから不思議です。

海沿いをさらに進み、「かんたん港」にて一休み。

かんたん港園 公園・植物園

そして、西大分港のフェリーも見学。

西大分港フェリーターミナル 乗り物

大分駅近くまで戻った後、大友氏館跡庭園を訪問。

１日目、きゃんバスにて付近を通過していましたが、こちら方面に立ち寄る時間がなかったため、２日目で立ち寄りました。なお、この日、南蛮BVNGO交流館は閉館日。

大友氏館跡庭園 公園・植物園

庭園近くの景石。

大友氏館跡庭園 公園・植物園

今度は自転車でさらに東に向かい、あけのアクロスタウンに到着。

途中、坂道が非常に苦しかった・・・

トキハインダストリーあけのアクロスタウン 百貨店・デパート

そして、アクロスタウンの向かいにある、明野アサヒ温泉で入浴。

こちらは、masapiさん（https://4travel.jp/traveler/masapi）にご紹介いただいた場所です。
植物等の堆積物に雨や雪がしみ込んでできた、世界でも珍しい「植物性モール泉」の温泉。お湯は琥珀色しており、とても肌がツルツルしました。

なお、計画時は正直ここまで来ることは難しいと思っていました。しかし、コスパの良いレンタサイクルの発見と当日の天候がそれを可能にしてくれました。
道中のキツイ坂道を知った今、次に自転車でここまで来ることはないでしょうが、貴重な経験となりました。

明野アサヒ温泉 宿・ホテル

アクロスタウンに戻り、「幸せのスプーン」にて昼食。
「ハンバーグ＆とり天」をライス大盛にて注文。

今回の旅行で２回目のとり天です。

幸せのスプーン グルメ・レストラン

大分駅近くに戻り、瀧廉太郎終焉の地へ。

前日の周遊バス移動中に、大友氏跡と共に気になっていた場所でした。
音楽の歴史に名を残した偉大な瀧廉太郎は、確か２０代で亡くなったのではなかったっけ？と思いながら・・・

瀧廉太郎終焉の地 名所・史跡

近くの説明によれば、２３年１０か月の生涯だったとのこと。
人生の短さよ。自分はまだ、何者でもないのにな。

瀧廉太郎終焉の地 名所・史跡

予定より早く本日予定していた行程が終了。
改めて、ガレリア竹町、セントポルタ中央町を経由して、大分駅に戻る。
もう少し時間はあるも、レンタサイクルは返却。

大友宗麟公像 名所・史跡

ホテルに預けた荷物を回収し、トキハや大分駅付近で過ごす。
写真は、夕刻、シティ屋上ひろばからの景色。

シティ屋上ひろば 公園・植物園

夕食は「うまやの粋」にて。

とり名人 うまやの粋 アミュプラザおおいた店 グルメ・レストラン

「うまやの粋定食A（りゅうきゅうととり天）」を注文。
今次、３回目のとり天、２回目のりゅうきゅう。

とり名人 うまやの粋 アミュプラザおおいた店 グルメ・レストラン

列車に乗るため、大分駅構内へ。
大分駅は外観も中身も機能的で美しい。

大分駅 駅

２０：１２発の特急ソニックを待ちます。

大分駅 駅

博多方面行きの特急ソニックに乗車。

小倉駅で下車。
ここから夜行バスでさらに出発します。
果たしてバスの行先は？

いずれにせよ、大分の日程はこれにて終了。
最後までお付き合いいただきありがとうございました！

小倉駅 (福岡県) 駅

この旅行記へのコメント （2）

• World Traveler 1959さん 2023/08/27 20:54:05

  懐かしい。

  日本の考える足さま
  
  　少年時代から長年住み慣れた町を離れて一年半。わたしにとって懐かしい大分を訪ねていただき、そして二回にわたって素敵な旅行記を拝見させていただく機会を提供していただいたことに心から感謝申し上げます。
  
  　別大国道はジョギングコースでした。田ノ浦海岸はCライセンス（ダイビング）取得の講習を受けて、その後も何度も潜った場所でした。
  
  　わたしが大分にいた頃、サイクリング・フレンドリーなまちづくりを推進していたので、わたしもかつては休日に自転車に乗っていろんなところを回っていましたが、明野方面は電動でなきゃ自力で登り切ることはとっても厳しいですよね。
  
  　まだまだいっぱい紹介させていただきたいスポットめありますので、どうぞまた機会を作って訪問されてみてください。神戸からだとフェリーも安くて便利ですよ。わたしも11月の頭に大分に行く予定にしていますので、その時には日本の考える足さまの行かれたお店でわたしが知らなかったところにも立ち寄ってみたいと思います。重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
  
  　

  日本の考える足さん からの返信 2023/08/30 15:56:51

  RE: 懐かしい。

  World Traveler 1959さま、重ねてのメッセージありがとうございます。
  
  住み慣れた町も、他者の視点から共有されると、思いがけない発見や感慨があるものですね。
  私の旅行記のほとんどすべての部分に知見を持たれているようで、World Traveler 1959さんの大分に対する愛着の深さがうかがい知れました。
  そのような方に旅行記を読んでいただけることは私にとってもとてもありがたいことです。
  同時に、World Traveler 1959さんをはじめ、大分に親しんでいる方々からいただけたアドバイスは、旅行をより充実したものにする上で大変貴重だと今回の経験を通して学びました。
  
  今回の大分旅行は、大分へのアクセス部分も含めて楽しみにしていました。
  今回は見送りましたが、海路や空路でのアクセスも検討しておりました。今後、機会があれば違ったアプローチも考えたいと思います。
  
  貴重なアドバイス、ご感想、重ねましてありがとうございました！