一時帰国中の四国４県巡り　2日目 徳島・香川

2023/03/28 - 2023/04/01

約３年間頑張った中国での”ゼロコロナ政策”。
二ヶ月間も閉じ込められた”上海ロックダウン”も何だったのか。
2022年12月に突如各種規制から”解放”されて、その反動で一気に集団感染。
その後日本への一時帰国にも制約がほぼ無くなる。

ちょっと長めの一時帰国での旅行計画。
以前より行きたかった大塚国際美術館を目的地に選び、折角なので四国全県に足を踏み入れたくなりました。
限られた時間でローカル電車やバスを乗り継いで回るのには、事前の念密な計画が不可欠だと想像。我が家には無理な注文と理解し、慣れないレンタカーで巡る旅となりました。

徳島県⇒香川県⇒高知県⇒愛媛県の有名処を回って来ました。
今まででここまで満喫した覚えはないくらい、四国全県桜の花見を堪能。
結果はいつもの通り大満足。

【2日目　3月29日(水)】
徳島からレンタカーにて出発。
美馬市のうだつの町並みへ。「うだつが上がる」は聞いたことあるも、今一つ意味不明。それを現地で見てきました。
琴平へ向かう途中で川沿いに桜が満開な光景を見て思わず途中下車。
讃岐うどんの食べ歩きもしたかったものの、時間の制約で1軒だけの実食。
自身は二度目の金毘羅宮詣でも任務完了。

　①3/28(火)羽田⇒徳島
　　徳島県：大塚国際美術館、大鳴門橋
　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11848507
★②3/29(水)徳島⇒琴平
　　徳島県：美馬うだつの町並み　
　　香川県：金毘羅宮《讃岐うどん・骨付き鶏》
　③3/30(木)琴平⇒高知
　　香川県：四国八十八箇所霊場、銭形砂絵　
　　徳島県：祖谷渓谷・小便小僧・かずら橋《蕎麦・川魚》
　　高知県：ひろめ市場《鰹のタタキ》
　④3/31(金)高知⇒松山
　　高知県：高知城、桂浜　
　　愛媛県：四国八十八箇所霊場、松山《鯛めし》
　⑤4/1(土)松山⇒羽田
　　愛媛県：松山城、道後温泉　《鯛めし・みかんジュース・じゃこ天》

フライト ：羽田⇒徳島・松山⇒羽田　JALマイレージ利用
レンタカー：トヨタアクア　3日間利用　ワンウエイ　総額30,525円
　　　　　　（予約時にメンバー登録で基本料金10％OFF）
ホテル ：ツインルーム朝食付き1部屋
①東横イン徳島駅眉山口　　 8,200円　（朝食無料）
②琴平リバーサイドホテル　14,080円
③高知サンライズホテル　　18,600円
④CANDEO　HOTELS（カンデオホテルズ）松山大街道　24,800円

本旅行記投稿日：2023年10月6日
※上海在住者です

エリア 琴平・金刀比羅宮周辺(香川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

【２日目　3月29日(水)】
７:30
東横イン利用は二度目ながら、何となくこのホテルのスタイルが分かった気がします。
建物自体の造りもそうですし、この無料朝食の内容もほぼ同じです。
贅沢な朝食を期待していないのであれば、これで十分満足です。

東横イン徳島駅眉山口 宿・ホテル

フロント前のロビーにある朝食会場。（チェックアウト時の人が居ない時間に撮影）
レストランでは無くフロント前のロビーにテーブルを並べただけの簡易なものです。
大衆ビジネスホテルの王道。

9:00チェックアウト
徒歩にてトヨタレンタカーを目指します。
昨夜食した海鮮居酒屋周辺は、飲食店はそう多くはないことが改めて分かりました。

トヨタレンタカー
歩くこと数分、迷うことなく到着。
諸手続きを済ませいざ出発。
でもハイブリット車の走行モードやパネルの表示機類も良く理解できず。

トヨタアクアハイブリッド
運転しやすく燃費も最高！
3日間利用　松山乗捨て　総額30,525円
予約時にメンバー登録で基本料金10％OFF

10:30うだつ
慣れない運転も約１時間半で最初の目的地に到着。

結婚記念の写真撮影でしょうか。
この街にあったいい雰囲気の光景でした。

道の駅 藍ランドうだつ 道の駅

この一角だけ古い町並みが残っています。

時代屋 専門店

吉田家
内部の見学もできます。

吉田家住宅 藍商佐直 名所・史跡

瓦葺きの家屋が並びます。

観光客も多過ぎることなく、良い雰囲気の街並みです。

軒に設置されたこのような突起壁が「うだつ」だそうです。
防火・延焼防止を目的とした壁だそうですけど、この大きさや豪華さでその家の経済力が分かるそうです。故にこれが立派になればなるほど「出世」したことになり「うだつが上がる」につながるとのこと。

街を上げて保存しているのでしょう。

うだつとは何なのか？
「卯建」「宇立」という漢字だそうです。
隣家との延焼防止のために建てられた防火壁のことでしたけど、その後は装飾的な意味合いが強くなった感じです。

見応えありです。

１本道なので方向転換し東方向へ向かいます。

風情ある町波が続きます。

美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡

機能性は判断しかねますけど、隣家との境に競い合って建てられています。

オデオン座（脇町劇場）11:10
うだつの町並みのすぐ隣のブロック、小さな川を挟んだ向かいに古びた劇場があります。

脇町劇場 【オデオン座】 名所・史跡

入館料200円
奥様は興味なしとの事で一人で入場。

脇町劇場は1934年（昭和9年）に芝居小屋として建てられもの。
舞台の下、奈落も見学できます。でも真新しい感じですが。
二階席もあります。

日本映画界の巨匠山田洋次監督の『虹をつかむ男（西田敏行主演）』のロケ地となったことで、映画の中に登場する≪オデオン座≫として一躍脚光を浴びた施設とのこと。

なかなか雰囲気のある劇場でした。

脇町潜水橋
車を停めた「道の駅藍ランドうだつ」駐車場の目の前に吉野川が流れます。
川が増水した時にも橋が流されないように、余計な欄干や装飾類がない平たい橋です。
この吉野川は、日本三大暴れ川の1つとして数えられ「四国三郎」の異名を持ちます。高知県と徳島県を流れ、延長194kmの一級河川で四国最大の大河。
11:40出発

脇町潜水橋 名所・史跡

約１時間走ると川岸に見事な桜並木が。

道路沿いにも見事な桜がありますが、川の対岸には見事な並木が続いています。
カーナビで対岸への行き方を確認し寄り道をすることに。

写真撮影技術が今一つなのが残念ですけど、実物は素晴らしい桜でした。
12:50琴平へ向けて出発。

13:15　讃岐うどん「いわのや」
琴平への途中で讃岐うどん店を探しましたが、道路沿いでは見当たらずで琴平まで来てしまいました。
少し離れたところに店の専用駐車場があるこの店を見つけいざ入店。

いわのや グルメ・レストラン

カウンターでのオーダー式のお店。
注文の仕方も良く分からずまごつきながら、ちょっと愛想のない（失礼）大将にオーダー。

温肉うどん550円、冷ぶっかけうどん350円、かま玉うどん380円
美味しく頂きました。

街中に鳥居が

JR琴平駅
食後のトイレを借用。

JR 琴平駅 駅

ナビでホテルを検索するも、人１人しか通れない細い道しか出てきません。
小さな川の橋を渡り、車を止めて歩いてホテルを探します。

車で通行してよいのか迷うほどの小さな橋の先にホテルを発見。
外装は綺麗に改修している写真の６階建ての建物。小さなホテルです。

こんぴら温泉　琴平リバーサイドホテル 宿・ホテル

琴平リバーサイドホテル　14:00

名前負けしそうな昔ながらの小ホテル。
小さなフロント？に下着姿のお爺さんが対応。
時間前なので荷物のみ預かってもらいます。
すぐ横に5～6台分の駐車場があり、レンタカーも駐車させてもらいました。

琴平リバーサイドホテル　14,080円

ホテル前の小さな橋を渡り金毘羅宮へ向かいます。
この辺もシャッター街で寂しさを感じます。

参道の入口は賑わっていて何だかホットします。

５年前くらいの社員旅行（上海の現地法人）で訪れたうどん学校もあります。

中野うどん学校 琴平校 グルメ・レストラン

桜
徳島県の各所でも綺麗でしたが、ここ香川でも桜が満開でした。

まだ14:30頃ですけど、石段参道沿いのお店はシャッターが閉まっているところが多いです。

こんぴら街道 名所・史跡

仮設の屋根が掛かる所もあります。
不況の影響なのか、午後の店じまいが早いのか不明。

結構上がってきました。

中腹辺りも桜が満開。

大門
大門は神域の総門でこれより内が境内。

ホテルに貸し出し用の杖があったので借りてきました。
この光景は益々爺感が丸出しです。

五人百姓
何でこのような名前がついているかと調べると、「金刀比羅宮の境内で古くから金刀比羅宮と縁故ある家柄をもって、唯一代々営業を許されている飴屋。五人百姓と呼ばれ加美代飴を売っています」

急な石段は終わったようですが、まだ先は遠いようです。

と、思ったのもつかの間、今度はよくある神社の階段が続きます。
こちらも桜が綺麗です。

まだ先の様ですが参道口から御本宮までは785段。
その先の奥社までは1,368段の石段があるとか。

書院
建物自体が重要文化財で、貴重な美術品や重要文化財が納められています。

旭社

金刀比羅宮 旭社 寺・神社・教会

賢木門

もうそろそろらしい、、、。

本宮拝殿
石段を785段登った海抜251メートル

ゆっくり歩いて来て15:30、石段の一番下から約1時間。

展望台からの眺めも良好。

金刀比羅宮御本宮展望台 自然・景勝地

奥社まではここから600段弱あるとの事で、今回はここまでと言い聞かせます。

丸金印のお守りを購入

三穂津姫社
16:00　石段を下りて戻りましょう。

金刀比羅宮 三穂津姫社 寺・神社・教会

馬にも醤油缶にも丸金印。

そそる看板にひかれカフェ”神椿”で休憩することに。

神椿 グルメ・レストラン

神椿パフェ　1,230円

テラス席で美味しく頂きました。

御厩：神馬である月琴号・ルーチェ号の2頭の馬が飼われています。

下りは勢いよく進みますが、明日辺りに足の痛みが出そうで、、、、、

17:00くらいですけど石段参道で開いているお店はほとんどありません。

琴電琴平駅
ローカル線終着駅のホームは寂しげです。

琴電琴平駅 駅

高燈籠
駅の隣には立派な燈籠が建ちます。

高燈籠 名所・史跡

17:40　ホテルに戻りチェックイン
建物外装はリニューアルしていましたが、室内は数十年前の仕様のままだと思われます。

こんぴら温泉　琴平リバーサイドホテル 宿・ホテル

昔の温泉旅館の洋室そのままでした。広さだけは十分。

美奈登　18:30
ホテルチェックイン前に周辺を散策しましたが、夕食処の選択肢は多くないように思えました。
骨付鶏の専門的なお店が数件ありましたが、居酒屋風で落ち着きがありません。
こちらの美奈登はホテルの数軒先にあり、ホテルチェックイン前に覗いてみて良さそうなのでその場で予約しました。

美奈登 琴平店 グルメ・レストラン

そう広い店内ではないので我々はカウンター席に案内されました。
予約なしでの来店客は満席お断りの案内が続いています。

生ビールの後は地元の日本酒「国重」飲み比べセットを堪能。

骨付鳥
香川県の名物料理。
親鶏と、若鶏の2種類あり。“おや”はしかっりとした歯ごたえが特徴。噛めば噛むほど味わい深い。鶏肉本来の風味が味わえて、クセになる通好みの逸品。
“わか”はふっくらと柔らかい肉質で食べやすいのが特徴。お肉はジューシーで、皮はパリパリと芳ばしい、そうです。

その他刺身、じゃこ天、焼き鳥、釜めし、そしてまた日本酒、頼み過ぎですけどお腹いっぱい大満足。9,560円

20:30　お腹パンパンで隣のホテルへ帰ります。

そう大きくはありませんが温泉大浴場があります。
他の利用者もなく貸し切り状態で良い汗を流します。

風呂上がりに夕食後に近くのコンビニで買っておいたビールなどで乾杯。

レンタカー走行距離：97.9Km
高速料金：徳島自動車道　徳島⇒脇町　1,280円
2日目も満足し終了。