南インド　タミルナドゥ州縦断②

2023/03/02 - 2023/03/09

北のガンジス、南のラメシュワラム
ガンジス川まで遠くて行けない南インドの人々は、ラメシュワラムの海で身を清めるようです。
マドゥライからバスで約4時間。スリランカとの国境まであとわずか。
かつてラーマヤナ物語でラーマ王子がスリランカまで橋を架けた伝説が残る聖地まで行ってきました。

エリア ラーメーシュワラム(インド)

朝、ホテルで朝食をいただきました。

インドは朝からカレーです。

マサラドーサは焼き立てを用意してくれました。

ザ ヘリテージ マドゥライ ホテル ホテル

こんな感じ。ぱりぱりしてておいしい。
白いものはココナッツ風味のカレーでした。

ザ ヘリテージ マドゥライ ホテル ホテル

チャイも目の前で入れてくれました。
好きなスパイスなんでも入れてあげると言われ、ジンジャーチャイにしてもらいました。

アツアツで美味しい！

すっかりお腹いっぱいになってからホテルを出発しました。
この日は、マドゥライから200キロ以上離れたラメシュワラムを目指して約4時間の移動からのスタートです。

ザ ヘリテージ マドゥライ ホテル ホテル

途中、異様なほど華やかな教会で休憩しました。
マドゥライから50キロほど高速道路を走ったところにあるアイダイッカターという村の教会です。

この辺りはかつてフランスの植民地だったそうです。

マドゥライから一歩遠のくだけで、田舎町に早変わり。

田舎といえど、さすが人口世界一のインドです。どんな田舎でも人がいない地域はありません。畑仕事をしている人・商人、田舎に行けば行くほど色濃く伝統を残しており、女性はサリー、男性はルンギーを着ていました。
ジーンズをはいている人はほとんどいません。

もちろん、牛・ヤギ・犬など動物も溢れんばかりにと高速道路を平気で歩いていました。

4時間バスを走らせ、ついにパーンバン橋へ！
この橋を渡ると、ラメシュワラムです。

車が通る道路から海の上に架かる線路を見下ろしました。
「海の上を走る列車」を見たかったのですが、
この日は強風のため、運休でした。
明日リベンジです！

カラフルなサリーを来た女性たち。
ラメシュワラムは宗教色が強かったです。

ここら辺の地域は水に恵まれていないそうです。

女性・子供は村に数個ある井戸へ汲みに行くのが仕事です。

ラメシュワラムからさらに東へ進み、インドの最終地点・アリチャル・ムナイへ。

空気が澄んでいたらスリランカまで肉眼で見える距離です。
この写真は地元の方から貰った　空から撮ったアリチャル・ムナイです。

ここからスリランカまで12個の島が並んでおり、ラーマ王子がスリランカに渡ったときの架け橋だといわれています。


また、アリチャル・ムナイに向かう途中、「廃墟の村」と呼ばれる場所を通りました。ここは50年ほど前に大津波の被害を受けた漁村で、駅や教会が、被害にあった当時のままの状態で廃墟として残っています。

ラメシュワラムに戻り、「ラーマ王子の足跡寺院」へ。
写真撮影禁止だったため、寺院の写真はありません。

丘を登ったところにあるラーマ王子のお寺です。
ここからラーマ王子はスリランカを遠望し、一歩踏み出したとのことで
ラーマ王子の足跡が残されていました。

足跡らしきものを祀っていました。

写真はお寺の前の木陰で休んでいる黒山羊

ガンダマダナ パルヴァターム 寺院・教会

お昼にラメシュワラムに到着し、午後いっぱい観光しました。
今日からダイウィックホテルに宿泊です。

続く

ダイウィック ホテルズ ラメスワラム ホテル