ドイツ主要スポットを巡る弾丸旅行記～その４～

2023/04/30 - 2023/05/05

４年振りの海外旅行に行ってきました。今回は初のヨーロッパ。ドイツの一度は行ってみたいスポットを厳選し、弾丸で周遊してきました。ドイツは鉄道網が発達しているので、快適に気軽に長距離移動ができます（列車のキャンセルには要注意ですが・・・）。
ドイツ弾丸周遊4日目です。
今日は、ドイツでやりたいこと最終章のライン川クルーズです。
本日は、帰国日ですが、鉄道と組み合わせて、ライン川クルーズをねじ込みました。
間近で見ることはできませんでしたが、ヨーロッパの古城にとっても歴史を感じました。

エリア ライン川流域周辺(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は、ライン川クルーズのため、まず、Koblenzへ移動します。
ケルンを出発する前に、もう一度ケルン大聖堂にご挨拶。

ケルン大聖堂 寺院・教会

ケルン中央駅は通過式の駅ですが、フランクフルト中央駅のような大屋根の駅舎になっています。日本の駅はホーム毎に屋根が有り、このような構造の駅舎は無いので、新鮮。ドイツは台風のように強い風が吹くことはないのかな。

ケルン大聖堂 寺院・教会

今日は、まず、この列車（ICE91）で、Koblenzまで移動します。
DBの乗り方にも慣れてきました。

ケルン中央駅 駅

今日は座席指定していたので、ハイ、ちゃんとKoln-Koblenzと表示されています。DBの列車は、座席指定された席が指定席になるという、一見わかりづらいですが、よく考えると、合理的にできているなぁと思いました（しかも、混雑度合いによって価格が変わるので、出発間際にチケットを買おうとすると非常に高価なチケットになるので、要注意です）。

1時間弱でKoblenzに到着です。
ライン川クルーズに乗船する船着場はICEでもっと先まで行けるのですが、その後の移動と荷物をコインロッカーへ預けることを考慮して、Koblenzで一旦、下車しました。

コブレンツ中央駅 駅

Koblenzの駅舎はこんな感じです。歴史を感じますね。

コブレンツ中央駅 駅

KoblenzからBingen Stadt間は、左側にライン川を見ながら、時折、古城を見ることができます。
こちらは、中州に建つプファルツ城です。

Koblenzからは、Mainz行きのRBに乗って、1時間45分ほどでBingen Stadtに到着です（Bingenの次）。

ビンゲンシュタット駅　 駅

Bingen Stadt駅からライン川の方に歩いていくと、公園が有り、川沿いに左方向に進んでいくと、船着場が有ります。写真のチケットオフィスでチケットを購入できます。チケットはQRコードなのですが、乗船時に回収されてしまいました。下船時にチェックしないのかなと思いましたが、下船時には何もチェック有りませんでした（チケットは当然、距離によって代金が変わるのですが・・・）。
ちなみに、ジャーマンレイルパスを提示すると、ライン川クルーズの割引が有りますので、お持ちの方は、提示するのをお忘れなく。

ライン川クルーズのクルーズ船が船着場に到着です。
創造していたよりも、ずっと大きい！

クルーズ船から見たBingenの船着場です。ライン川の両岸に船着場がいくつもあり、各船着場に寄りながら進んでいきます。

ライン川の中に建つこちらは、ねずみの塔で、中世に税関として建てられたものだそうです。歴史を感じます。

ねずみの塔 モニュメント・記念碑

こちらは、エーレンフェルス城という古城だそうです。
かなり年季が入っています。

エーレンフェルス城 城・宮殿

ラインシュタイン城というお城。
Bingen→St.Goarshausen間は、川の向かって左側にお城が多く見られます。

ラインシュタイン城 城・宮殿

こちらは、ライヘンシュタイン城。博物館になっていて、内部を観覧できるようです。

ライヒェンシュタイン城 城・宮殿

このような古城がライン川の両岸に点在しています。
これは、ゾーンエック城（らしい）。
この日は、前日までとは打って変わって、快晴だったのですが、クルーズ船のデッキ上は思いのほか寒く、ダウンを着ていても1時間くらいで寒さに耐えられなくなり、船内へ移動しました（船内はレストランになっているので、着席すると、すぐに注文を取りに来ます）

ゾーンエック城 城・宮殿

先ほど列車から見えたプファルツ城も船上からは、こんなに間近に見ることができます。

プファルツ城 城・宮殿

先ほど、Koblenzから乗ってきた列車は、ライン川沿いを走っています。
ちなみに、対岸沿いにも線路が有ります。どちらの列車を使うかは、日程次第で、思案のしどころです。

今回のライン川クルーズは、Bingen→St Goarshausen の間を約1.5時間で移動するのですが、終盤に訪れるのが、ローレライです（聞いたことありますよね）。

ローレライの岩 自然･景勝地

ローレライの巨大な岩山です。

ローレライの岩 自然･景勝地

下船後、川沿いの道路に出てライン川クルーズの進行方向に少し歩くと、St Goarshausen駅が見えてきます。
ここで、Koblenz方面のホームはどっち？問題が発生。ホーム上の表示は駅名のみで、行先方面の駅表示が有りません。取り敢えず入ったホームにいたお兄さんにコブレンツはどっち？と尋ねたところ、反対側のホームだよと教えてくれました。駅内には、反対側のホームへ抜ける通路はなさそうなので、一旦、駅から出て、ぐるっと回ってみると、地下道があり、反対側のホームに辿り着けました。

ザンクト ゴアルスハウゼン駅 駅

St Goarshausen駅の全景はこんな感じ。駅舎らしきものは有るのですが、建物は、廃墟のような感じで、無人駅です。
（行きたい方向はわかっているので、列車が右側通行か左側通行か分かっていれば、どちらのホームで待てばよいのかわかるんですけどね）

ザンクト ゴアルスハウゼン駅 駅

Koblenzへ戻り、コインロッカーからスーツケースを回収し、フランクフルト国際空港を目指します。
まずは、Mainz行きの列車に乗ります。

コブレンツ中央駅 駅

Mainzへ到着。
列車の乗り継ぎは、DBのアプリを使って乗り継ぎ案内機能を使えるので、ずっとこれを活用していました。座席指定もできるので、便利です。
後で気が付いたのですが、Mainzで下車したときに、ホームの反対側にICEが停車していて、それがフランクフルト国際空港行きだったようです。乗り継ぎ案内は乗り継ぎ時間の指定もできるようになっていて、15分を指定していたので、この超乗り継ぎの良い列車は表示されませんでした。選択肢を多くするという観点では、乗り継ぎ時間は最短にしておいた方が良いですね。

マインツ中央駅 駅

Mainzからは、Sバーンで、フランクフルト国際空港まで行きます。
同じホームにICEやSバーンがやってくるのは、不思議な感じ。

マインツ中央駅 駅

Sバーンの車窓から、何やら自動車をたくさん積んだ貨物車が見えてきました。

オペルの工場だったようです。大きな工場だなぁと思っていたら。

さすが、こんな名前の駅が有りました。

無事、フランクフルト国際空港に辿り着きました。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

出国手続きを行い、帰国便のANA機とご対面。ホッとします。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

搭乗時刻まで時間が有るので、ラウンジでゆっくりします。
羽田では、乗り継ぎがギリで、ラウンジをかすりもできなかったので、残念でした。

ルフトハンザ セネターラウンジ (フランクフルト国際空港) 空港ラウンジ

フランクフルト国際空港は、ルフトハンザのお膝元なので、ルフトハンザ機が多いですね。この4発の機体はやたら長い。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

アジア系の航空機もいます。
そういえば、フランクフルト国際空港のトーイングトラクタのスピードがやたら速かったのに、驚きました。まるで、早送りのようで笑ってしまいました。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

夕日の中のフランクフルト空港。さようなら。

最後のお楽しみは、機内食です。
アペタイザーからボリューミー。

メインはビーフにしました。パンが食べかけでスミマセン。

デザートは、ムースとフルーツをいただきました。
コーヒーにはチョコもつけていただきました。

夜食に、一風堂のプラとん をいただきました。
以前よりも、おいしくなったような気がします。

チベットあたりでしょうか。山岳地帯の美しい風景も堪能しました。

2回目の食事は、往路便は和食でしたが、復路便では洋食にしてみました。

羽田へのアプローチは、都心ルートでした。
このルートは初めてですが、都心の建造物が色々と確認できます。
ここは、代々木あたりでしょうか。

新幹線の車両基地ですね。

無事、羽田へ到着しました。フランクフルトから南回りで、当初の乗り継ぎ便に乗り継ぎできなくなったので、今日は、一旦、羽田に宿泊し、翌日セントレアまで移動することになってしまいました。
でも、空港直結のホテルってめちゃ便利。

羽田エクセルホテル東急 宿・ホテル

羽田で一泊後、セントレアへ行きたいのですが、日本はゴールデンウィーク。簡単には、帰してもらえません。
今日は早朝便で、まず、羽田から大阪伊丹へ向かいます。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

機材は、B777-200です。よろしくお願いします。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

大阪伊丹からの、次は仙台です。何度セントレア上空を通過するのか。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

ようやく、セントレア行きに搭乗できます。
（実際、羽田から新幹線でもよかったのですが、発券後のルート変更不可のルールがあるので、しょうがないですね。コールセンターの方が、一生懸命ルートを探してくれたので）

仙台空港 空港

今回の旅程最後の機体は、ボン（ボンバルディアDHC8-Q400）ちゃんでした。

仙台空港 空港

PBDからではなく、地上から乗り込む形でした。

仙台空港 空港

遠くに富士山が見えました。

セントレアでは、沖止めでした。
間近で見ると迫力あります。
最後の延長戦含めて、移動の多い弾丸旅でしたが、ドイツの見どころを堪能できたと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。。

中部国際空港セントレア 空港