2023年　初スペイン旅行（巡礼の道）とパンプローナ、バルセロナ観光　(4)ロンセスバージェス～スビリへ（巡礼の道③）

2023/06/25 - 2023/07/05

　コロナ過で4年ぶりの海外旅行は何処に行こうか迷ったのですが初スペインに決めました。
行ってみたい場所の最後、巡礼の道（カミーノ・デ・サンティアゴ）を４日間歩き、パンプローナ・バルセロナでは観光を楽しみました。
　色々な出会いと失敗があり、思い出のスペイン旅行となりました。

－－－ 日　程 －－－

□ 6月25日（日）羽田発　0:05（ｴｰﾙﾌﾗﾝｽ；AF293） → ｼｬﾙﾙﾄﾞｺﾞｰﾙ空港着　7:55【パリ泊】
□ 6月26日（月）パリ　→　ﾊﾞｲﾖﾝﾇ　→　ｻﾝ・ｼﾞｬﾝ・ﾋﾟｴ・ﾄﾞﾎﾟｰ【ｻﾝ・ｼﾞｬﾝ・ﾋﾟｴ・ﾄﾞﾎﾟｰ泊】
□ 6月27日（火）巡礼の道①：ｻﾝ・ｼﾞｬﾝ・ﾋﾟｴ・ﾄﾞﾎﾟｰ　～　ｵﾘｿﾝ【ｵﾘｿﾝ泊】　
□ 6月28日（水）巡礼の道②：ｵﾘｿﾝ ～ ﾛﾝｾｽ・ﾊﾞｰｼﾞｪｽ 　　　　【ﾛﾝｾｽ・ﾊﾞｰｼﾞｪｽ泊】
■ 6月29日（木）巡礼の道③：ﾛﾝｾｽ・ﾊﾞｰｼﾞｪｽ ～ ｽﾋﾞﾘ　　　　 【ｽﾋﾞﾘ泊】
□ 6月30日（金）巡礼の道④：ｽﾋﾞﾘ ～ ﾊﾟﾝﾌﾟﾛｰﾅ　　　　　　　【ﾊﾟﾝﾌﾟﾛｰﾅ泊】
□ 7月 1日（土）ﾊﾟﾝﾌﾟﾛｰﾅ観光　　　　　　　　　　　　　　　【ﾊﾟﾝﾌﾟﾛｰﾅ泊】
□ 7月 2日（日）ﾊﾟﾝﾌﾟﾛｰﾅ観光、16:10発　→　ﾊﾞﾙｾﾛﾅ着19：55 【ﾊﾞﾙｾﾛﾅ泊】　
□ 7月 3日（月）ﾊﾞﾙｾﾛﾅ観光　　　　　　　　　　　　　　　　【ﾊﾞﾙｾﾛﾅ泊】
□ 7月 4日（火）ﾊﾞﾙｾﾛﾅ観光、ﾊﾞﾙｾﾛﾅ発15：15（ｴｰﾙﾌﾗﾝｽ；AF1649）→　ﾊﾟﾘ着　17:10
　　　　　　　　パリ発　22:00（ｴｰﾙﾌﾗﾝｽ；AF0274） → 羽田へ【機中泊】
□ 7月 5日（水）羽田着 18：30　→　自宅へ

　今日は巡礼の道3日目でロンセスバージェス～スビリ迄の21.5kmを歩く予定でしたが・・・。
今回の旅行で最大の失敗をしでかし、何と道を間違えてしまいました (">_<")。気付くのが遅くて、海外旅行で初めてヒッチハイクをする事に。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　朝食です。7時20分～
ホテル「ロンセスバージェス」：1泊99ﾕｰﾛ＋12ﾕｰﾛ（朝食）
ホームページ：https://hotelroncesvalles.roncesvalles.es/

出発前にサンタマリア教会を見学に。8時30分

サンタマリア教会
　平日は20時から巡礼者のミサが行われます。（私達は食事中だったな）
スペイン人の多くははここから巡礼の旅を始めるようです。

聖母子像
「14世紀半ばのゴシック様式の銀で裏打ちされた木彫りで、フランスのトゥールーズ市で作られています。この彫刻は、親密さ、自然主義、親しみやすさにおいて、ゴシック様式の精神を完全に伝えています。」資料抜粋
ピンボケでーす (-_-)。

こちら聖ヤコブ象もピンボケ。

　ロンセスバージェスの案内。
事前の調査不足で修道院、博物館と行っていません。
興味のある方は：https://roncesvalles.es/patrimonio-cultural/
　スペイン語のガイド付きツアー（週末）もあります。 1 人 5.50 ユーロで、所要時間は約 50 分です。 巡礼者の場合は3.5ﾕｰﾛです。

　教会を見学後8時45分と遅いスタートになりました。
巡礼者の姿は見当たらなく、少し車道を歩くとマリア像がありました。8時55分
マリア像があるので多分巡礼の道だろうと思い込み。

上はケシ科、下はサクラソウ科でしよう。

　空き家に成ってたリンゴ？10時45分。
車道（下り）を歩いているとその内に巡礼の道と合流すると思っていたのですが。
11時半の休憩時にスマホで地図を見ると、何と逆方向ではありませんか (">_<")。
一度に体から力が抜けてしまいました。仕方ない、引き返すしか有りません。これから引き返すとロンセスバージェスは16時頃の到着に、更に宿の到着は？。バスも走っていないようで、覚悟を決めてヒッチハイクしか有りません (-_-)。
　歩きながら車が来ると親指を立てて手を上げますが、なかなか止まる車は有りません。やっと20台目位で1台のキャンピングカーが止まりました。行先のロンセスバージェスを告げるとOKでした。
車に乗り本当に一安心する事が出来ました。地獄で仏とはこのことかも(^o^)。

　ロンセスバージェスに到着し、キャンピングカ-のご夫婦にはガソリン代20ﾕｰﾛ、と折鶴・赤ベコをプレゼントすると喜んでおられました。
昨日のレストランでビール＋昼食（ポーク）です。13時

　デザート、やっと一息着きました。
外のテラス席ではキャンピングカーのご夫婦が休んでおられました。
　今日の宿スビリへは、バスかタクシーで行くことにしました。ホテルのフロントに引き返し調べてもらうと、バスは既に無くタクシーをお願いしました。フロントの美人のお嬢さんに赤ベコ＆50円、５円の硬貨をプレゼント。

タクシーにてスビリへ。

　スビリへ。
ヘミングウェイがマス釣りに滞在したブルゲーテに立ち寄りたかったな。

スビリへ。

スビリへ。歩きたかったのに残念。

スビリの宿に到着です。15時20分　タクシー代：45ﾕｰﾛ＋ﾁｯﾌﾟ5ﾕｰﾛ
ホテル　トクサンチョリナ（Txantxorena）

ホテル　トクサンチョリナ

部屋は２Fです。床がピカピカで黒光しています。

ホテル　トクサンチョリナ

ホテル　トクサンチョリナ。

　１Fの冷蔵庫です。
飲物（水、ビール、ジュース類）は全て１ユーロと安いです(^_^)。
お金は傍にある缶にコインをいれます。
また、洗濯をお願いすると８ユーロでした。

スビリの散策に。16時30分

巡礼者の案内があります。

スビリ。

スビリとはバスク語で「橋の村」という意味です。
　アルガ川に架かる橋は「狂犬病の橋」と呼ばれ、橋の中央の柱を狂犬病にかかった家畜を連れ3度巡回するとその病が治ると。（資料抜粋）
私達が行った時は大勢の若者が歌をうたっていました。17時

教会。

　ホテルすぐ横のスーパー。食料品のみでした。
フランスのご夫妻、韓国人の二人と再会しました(^_^)。

　ホテルは自炊が出来ました。
ポットが使えたので夕食は持ってきたアルファー米・みそ汁です(^_^)。18時40分
ゴミは分別収集で、使った食器は洗って片づけます。

　道を間違い、ヒッチハイクをして大変な1日でした。実は最初に休憩した時に何処に向かっているのか不安でした。家内が引き返した方がいいのではと言ったのですが、自信過剰と頑固なものでそのまま歩き始まました。性格はなかなか変わりません(-_-)。
今日の歩き：15.7km、20,000歩（スマホより）

この旅行記へのコメント （2）

• batfishさん 2023/08/13 19:01:46

  ヒッチハイク！

  nasunoさん　こんにちは！
  巡礼の旅の記録を楽しませていただいています。
  知らない場所での道間違い、不安でパニックに陥りそうです。
  まさかのヒッチハイクで解決とは、驚きました(^^)
  ご親切な方と出会えるのもnasunoさんご夫妻のもつ運のうちですね。
  でも、ハプニングも旅の醍醐味、いい思い出になりますね。
  
  それにしても、すべての荷物をもって歩く旅、大変そうです。
  四国のお遍路歩きは荷物先送りサービスがあると知人から聞きました。
  でも、こちらではツアーでない限りなさそうですね。
  
  batfish
  

  nasunoさん からの返信 2023/08/13 21:30:54

  RE: ヒッチハイク！

  batfishさん、今晩は
  
  　本当に道を間違えた時はショックで、これから歩く気が無くなりました。
  ・最初の休憩で家内から引き返したらと言われた時は1時間が経っており引き返すとなると2時間のロスがもったいなく。
  ・巡礼の路のホタテ貝のマークを道路脇の登山道で見たので。
  ・スマホの地図アプリは使い慣れてなく。
  ・前日のピレネー越えが心配していたより順調だったので油断を。
  ・ガイドブックは持って行ったのですが、良く読んで無く。
  原因は色々と・・・。
  
  　歩き遍路と同じで次の宿まで荷物を送る宅配便があります。（以下はネットより）
  トランスポルテ（またはトランスポルタシオン)･デ･モチーラ(日本語に訳すとリュックサックの運搬）と言う業者がおり、村から村へと大きな荷物を運んでくれます。宿泊場所によりシステムが異なりますので、そのつど宿泊先にてご確認ください。運賃は一区間（約30kmまで）、荷物一つで、3ユーロから８ユーロほどです。
  参考までに荷物を運んでくれる会社のホームページは以下の通りです。
  ?サン・ジャン・ピエ・ド・ポー〜ロンセスバージェス間
  　Express Bouricot社 ”Luggage transportation St Jame's Way”
  ?ロンセスバージェス〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ間
  　　JACOTRANS社　　Caminofacil.net
  　　Camino Cómodo
  最近、郵便局（Correo）が各区間でサービスを始めています。
  TRANSPORTE DE MOCHILAS Y EQUIPAJE
  
  　私も宅配サービスはブログで知っていましたが、今回利用するつもりが無く調べませんでした。スビリのホテルでもスーツケースやリュックが階段の前に並べて置いて有りました。
  家内に教えると、もし今度歩く時はこれだなと言っていました。
  
  nasuno