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福岡市から県南の大川まで出かけました。目的は昇開橋を渡ることと新たな発見をするためです。健康診断のために毎年大川訪れますが、知らないところばかり。名前は知っていても訪れたことがないところを巡りました。交通手段は西鉄柳川駅から大川までバスがありますが、現地での移動の利便性を考えて全て車を利用しました。<br />主な行程は福岡市から車でまず昇開橋に行きます。昇開橋は1935年に竣工し、廃線になった佐賀線の列車が九州一の大河筑後川を渡るための橋でした。筑後川の船の航行を確保するために橋の一部が上下に可動する方式を取っています。橋桁の一部が上下方向に動く昇開橋としては現存する日本最古のものです。全長507.2m、上下に可動する橋桁の長さは24.2m、23m上下できます。現在は歩道橋として利用されています。この昇開橋に行く途中で思いがけず三瀦銀行記念館を見つけました。昇開橋から北に車で数分のところにあります。現在は休館中で内部を拝観できないですが、1909年に旧三潴銀行の本店として建築されたものです。二階建ての建物で煉瓦や石を配したモルタル塗りの重厚感のある洋風建築物です。資料を見てみると1階は営業室、客の待合スペース、控室、応接室、倉庫、金庫があり、2階には重役室と会議室があります。この日最後に訪れたのが、風浪宮です。地元では「おふろうさん」と呼ばれて親しまれている神社です。192年神功皇后が新羅からの帰途、この地に立ちに寄り、少童命(ワダツミノミコト)をお祀りしたのが起源ですから1800年以上歴史を持つ神社です。本殿は戦国時代に柳川城主の蒲池鑑盛によって再建されたそうです。

家具の町として有名な福岡県大川市周辺を日帰りで楽しみました。

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2023/07/10 - 2023/07/10

343位(同エリア389件中)

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パリが大好きさん

この旅行記のスケジュール

2023/07/10

  • 福岡市から1時間半のドライブです。久留米市からは筑後川の川岸に沿って移動しました。

  • 昇開橋から数分のところにある現在は休館中にために三瀦銀行本館を外部のみ見学しました。

  • 三瀦銀行本館から風浪宮まで車で5分くらいです。

  • 福岡市まで戻るには1時間余りかかりました。

この旅行記スケジュールを元に

福岡市から県南の大川まで出かけました。目的は昇開橋を渡ることと新たな発見をするためです。健康診断のために毎年大川訪れますが、知らないところばかり。名前は知っていても訪れたことがないところを巡りました。交通手段は西鉄柳川駅から大川までバスがありますが、現地での移動の利便性を考えて全て車を利用しました。
主な行程は福岡市から車でまず昇開橋に行きます。昇開橋は1935年に竣工し、廃線になった佐賀線の列車が九州一の大河筑後川を渡るための橋でした。筑後川の船の航行を確保するために橋の一部が上下に可動する方式を取っています。橋桁の一部が上下方向に動く昇開橋としては現存する日本最古のものです。全長507.2m、上下に可動する橋桁の長さは24.2m、23m上下できます。現在は歩道橋として利用されています。この昇開橋に行く途中で思いがけず三瀦銀行記念館を見つけました。昇開橋から北に車で数分のところにあります。現在は休館中で内部を拝観できないですが、1909年に旧三潴銀行の本店として建築されたものです。二階建ての建物で煉瓦や石を配したモルタル塗りの重厚感のある洋風建築物です。資料を見てみると1階は営業室、客の待合スペース、控室、応接室、倉庫、金庫があり、2階には重役室と会議室があります。この日最後に訪れたのが、風浪宮です。地元では「おふろうさん」と呼ばれて親しまれている神社です。192年神功皇后が新羅からの帰途、この地に立ちに寄り、少童命(ワダツミノミコト)をお祀りしたのが起源ですから1800年以上歴史を持つ神社です。本殿は戦国時代に柳川城主の蒲池鑑盛によって再建されたそうです。

旅行の満足度
3.5
観光
4.0
交通
3.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 筑後川昇開橋展望公園の入口にある案内図です。

    筑後川昇開橋展望公園の入口にある案内図です。

  • 筑後川の航路を確保するために明治時代初期にオランダ人技師デ・レーケが指導して作られた導流堤の模型が筑後川昇開橋展望公園の入口にありました。昇開橋から有明海の入江まで約6kmの長さがあるようです。。

    筑後川の航路を確保するために明治時代初期にオランダ人技師デ・レーケが指導して作られた導流堤の模型が筑後川昇開橋展望公園の入口にありました。昇開橋から有明海の入江まで約6kmの長さがあるようです。。

  • 筑後川デ・レーケ導流堤の説明がありました。筑後川の航路の改良を目的にしたものです。オランダ人技師デ・レーケが設計した導流堤で、現在も航路の維持に役立てられています。昇開橋から有明海の入江まで約6kmの長さがあるようです。。

    筑後川デ・レーケ導流堤の説明がありました。筑後川の航路の改良を目的にしたものです。オランダ人技師デ・レーケが設計した導流堤で、現在も航路の維持に役立てられています。昇開橋から有明海の入江まで約6kmの長さがあるようです。。

  • 廃線になった佐賀線で利用されていた昇開橋らしく橋のすぐ横には駅の雰囲気が残されています。

    廃線になった佐賀線で利用されていた昇開橋らしく橋のすぐ横には駅の雰囲気が残されています。

  • ここに廃線になった佐賀線の筑後岩津駅があったんですね。いよいよ昇開橋を渡っていきます。

    ここに廃線になった佐賀線の筑後岩津駅があったんですね。いよいよ昇開橋を渡っていきます。

    筑後川昇開橋 名所・史跡

  • 福岡県側から見る筑後川に架かる昇開橋です。

    福岡県側から見る筑後川に架かる昇開橋です。

  • 橋の中央付近にある上下に可動する橋桁部分が少し上がった様子です。大きな船がこの橋の下を通り抜けるときには、この可動部を上に上げる必要があります。今回は船が通るわけではなく、係りの人が橋桁の上がるところを見せてくれました。

    橋の中央付近にある上下に可動する橋桁部分が少し上がった様子です。大きな船がこの橋の下を通り抜けるときには、この可動部を上に上げる必要があります。今回は船が通るわけではなく、係りの人が橋桁の上がるところを見せてくれました。

  • 昇開橋の上下可動部を通り佐賀県側に行くと、佐賀県と福岡県の県境の表示があります。

    昇開橋の上下可動部を通り佐賀県側に行くと、佐賀県と福岡県の県境の表示があります。

    筑後川昇開橋 名所・史跡

  • 昇開橋を佐賀側まで歩くと昇開橋の立派なモニュメントがあります。

    昇開橋を佐賀側まで歩くと昇開橋の立派なモニュメントがあります。

    筑後川昇開橋 名所・史跡

  • 国鉄佐賀線として利用されていた頃の資料もあります。

    国鉄佐賀線として利用されていた頃の資料もあります。

  • 昇開橋の佐賀県側の駅「諸富」があったそうです。

    昇開橋の佐賀県側の駅「諸富」があったそうです。

  • 「諸富」駅の表示がありました。

    「諸富」駅の表示がありました。

  • 佐賀県には「徐福伝説」が多く残りますが、この地にも徐福は不老長寿の薬を求めて訪れたのでしょうか。

    佐賀県には「徐福伝説」が多く残りますが、この地にも徐福は不老長寿の薬を求めて訪れたのでしょうか。

  • 筑後川の川面に写る昇開橋の姿がきれいでした。佐賀県側の方が撮影スポットが多いです。

    筑後川の川面に写る昇開橋の姿がきれいでした。佐賀県側の方が撮影スポットが多いです。

    筑後川昇開橋 名所・史跡

  • 昇開橋からの帰り、車で数分のところで見つけた三瀦銀行記念館の表示。さっそく行ってみました。

    昇開橋からの帰り、車で数分のところで見つけた三瀦銀行記念館の表示。さっそく行ってみました。

  • 三瀦銀行記念館の全容。現在は休館中で内部に入れなかったのは残念です。

    三瀦銀行記念館の全容。現在は休館中で内部に入れなかったのは残念です。

  • この日最後の訪問地は風浪宮です。神功皇后に由来する1800年以上の歴史を持つ神社です。地元では「おふろうさん」と呼ばれ親しまれています。道路の反対側にある駐車場から境内を撮影しました。

    この日最後の訪問地は風浪宮です。神功皇后に由来する1800年以上の歴史を持つ神社です。地元では「おふろうさん」と呼ばれ親しまれています。道路の反対側にある駐車場から境内を撮影しました。

    風浪宮 寺・神社・教会

  • 鳥居のところから境内を撮影しました。

    鳥居のところから境内を撮影しました。

  • 風浪宮の由緒がありました。

    風浪宮の由緒がありました。

  • 風浪宮の神門です。橋を渡り本殿に進みます。

    風浪宮の神門です。橋を渡り本殿に進みます。

  • 風浪宮本殿です。

    風浪宮本殿です。

    風浪宮 寺・神社・教会

  • ご神木の白鷺大楠が境内にあります。

    ご神木の白鷺大楠が境内にあります。

  • 天然記念物白鷺の大楠について説明されています。

    天然記念物白鷺の大楠について説明されています。

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