【2日目】屋久島3泊4日ゆるっと一人旅

2023/07/12 - 2023/07/15

屋久島2日目。
今日は白谷雲水峡でトレッキングです。

今回は「苔むす森」まで行って引き返すコース、白谷雲水峡のコースの中では1番楽なコースです。

快晴でとても暑い日でしたが、いざ白谷雲水峡に足を踏み込むと木陰ばかりで全然涼しい！
無理をしすぎない良い感じのペースで楽しめました。

エリア 屋久島(鹿児島)

さあ、旅2日目です。

昨晩何度もベランダに星を見に行き、最終的に寝たのは何時だろうか…。
でも星に癒やされたからか、スッキリ目が覚めました。


写真は昨日山岳太郎さんでレンタルしたリュック、靴、レインウェアです。
念のため二泊三日で借りて6千円くらいだったかな。
とてもキレイな状態です。

結果的には一泊で全然良かったし、念のため借りたレインコートはいりませんでした…

山岳太郎さんは「レインコートはいらないかもしれないですよ。どうしますか？」と聞いてくださったり、シューズの履き方も丁寧に教えてくださって本当にオススメのショップです。

そしてこちらが今回の服装です。

ノースフェイスの帽子
ユニクロのドライEXクルーネックTシャツ（メンズ）
ユニクロのポケッタブルUVカットパーカー
ユニクロのウルトラストレッチエアリズムジョガーパンツ
Amazonで買ったメリノウールソックス


色々調べて準備したこのチョイス、正解でした。
トレッキングは汗めちゃかくけど快適に過ごせました！
Tシャツはメンズが可愛かったので敢えてメンズ着用。

柄とかデザインとかメンズの方が可愛いの多いよね。何故でしょう。

あ、でもパーカーは結局着ませんでした。
木陰続きで長袖はやっぱ暑い。終始半袖でした。
ずっと木陰なので帽子もほとんど被りませんでした。

そして何より靴下大事！
トレッキングは足が痛くなると終わりですからね。
メリノウール素材の厚手の靴下を強くおすすめいたします。

夏でも蒸れないし、フカフカで足の負担も軽減されました。


あと、薬局とかで売ってるおしぼりみたいな大きめのボディシート！これは使えました。
私が持っていったのは、welciaの「ひたひたのひえひえのたっぷり冷たい大判タオル」っていうやつですが、首にかけると涼しいし、スースーするし、首とか腕とかの汗もふけて重宝しました。

ベランダからの景色です。
さぁ、朝日が登りますよ。最高だなぁ。

ホテルの朝ごはん。

Yes！シンプル！

8時20分
今回はあらかじめ旅行会社で今日のツアーを予約してもらいましたので、ホテルでしばしお迎え待ち。

うわー！快晴ですね。
トレッキング日和だな！

ガイドさんがお迎えにきてくださり、白谷雲水峡へ。

早速入口に大きな川があります。
涼しい！最高！

同じツアーの参加者は関東からいらっしゃったお母さんと息子さんの親子、関西からいらっしゃった一人旅のマダムと私の計4名です。

ちょうどいい人数ですね。

親子二人組の息子さんは私より少し年上かな。親孝行ですね。素晴らしい。

白谷雲水峡 自然・景勝地

早速ガイドさんから説明が…
森の線香花火と言われるお花、ヤクシマカラマツだそうです。

可愛い。深緑の中で白が映えます。本当に線香花火みたい。

さあ！ずんずん進みます。


おや？なんたか右上から視線を感じ…


おぉ！鹿くん！昨日に引き続きまた会えるとは！
やっぱ可愛いな！お前！

光の当たり方も相まって、山の神みたいになってるよ！

こういう道をぐんぐん進みます。
ガイドさんがしっかり休憩を挟みながら進んでくださるので全然キツくない。

むしろもう少しスピード上げてもいいよ？と思うくらいでしたが、そういう人がペース配分失敗するんでしょうね。

空を見上げるとこんな感じ。

最高じゃん。

これは通称「トトロ」と呼ばれている切り株（に苔がはえたもの）だそう。
みんなが写真を撮っていたので私もパシャリ。

こんなでっかい切り株が普通にあります。
自然の偉大さを肌で感じます。
凄いなぁ。

ここで、なぜ屋久島には切り株が多いのかガイドさんからご説明が。

昔、年貢を納めていた時代、屋久島は花崗岩で出来ており、しかもほぼ山地なのでお米が取れませんでした。

お米の代わりにと杉の板を納めることになったのですが、抱えきれないくらいの大量の杉の板を納めても、米1合分としかカウントされず、屋久島の方は年貢を納めるのに大変大変苦労したそうです。

そのため、屋久島の杉はバンバン切り倒され、今のような切り株だらけの森になったそうです。


歴史を知ってトレッキングすると、見方が変わってきます。

そして、屋久杉だけではなくもう一つの見どころは「苔」！！


本当に美しい。

色んな種類があって、緑が鮮やかで、心奪われます。

お土産屋さんでも苔が売ってあり購入するかかなり迷いましたが、もしこの美しい苔を枯らしてしまったら申し訳ないので購入は断念。

所々でこういった川を横切ります。
木漏れ日が美しい。

はりつめたーゆみのー

くぐり杉

所々でこういった名前の付いた個性的な杉が登場します。
名前の通り、この杉の又をくぐって通ります。

シカの宿

中の空洞に鹿が雨宿りする姿をイメージしてつけられたそう。
実際に中にも入れます。

七本杉　

白谷のぬしと呼ばれている大きな杉です。
折れた幹からさらに7本の枝が伸びていることからついた名前だそうですが、折れてしまって今は7本も無いそう。

ガイドさんが撮ってくれた写真。

こだまを持参してくれていました！
こだまがピンボケしてる感じが逆に最高。
ガイドさんありがとう！

はい！今回のゴール、苔むす森です！

もののけ姫のモチーフになったと言われている場所です。
開けている場所なので、まるで舞台の作品を見るように全体を見渡すことができます。
全てが苔に覆われ、全てが大きい。

一緒に回らせていただいた方が写ってしまってるけど、後ろ姿だから大丈夫かしら…。すいません。

いつまででも見てられる。

みんなが足を止め、ただただ黙ってこの風景に見入っていました。

さて、腹が減っては戦はできぬ。

ホテルで準備していただいたお弁当ですよー！
皆で休憩スペースでいただきます。

屋久杉と苔に囲まれて食べるおにぎりはやばい。
美味すぎる。ガイドさんが準備してくれたお味噌汁も最高です。

一人旅のマダムとお話しながらもぐもぐ。

大阪からお越しになったマダム。
私も昨年まで転勤で大阪にいたので、共通の話題もあり盛り上がりました。
あぁ。また大阪に住みたい。

さて、帰りますよ。

行きに通った場所も、日のあたり具合が変わってまた別物の美しさ。
木漏れ日ってなんとも言えない美しさですよね。

もうね、大きすぎて写真じゃ伝わらないのよ。
行ってください。屋久島へ。

14時30分
入口へ帰ってきました！
修学旅行生が巨大花崗岩の上ではしゃいでいます。


青春だね。私も一緒にはしゃぎたい。
ミセスの「青と夏」をBGMに川に飛び込みたい。

今のうちに楽しんでいくんだよ、若者達よ。
今のこの時間、若さ、それは財産なのだよ。


とテレパシーを飛ばす30代。

さて、帰ります。
ガイドさんが車を持ってきてくれるまで待機。

ここ…サツキとメイがお父さん待ってる時にトトロに会ったバス停に似てる気が

周囲に民家はゼロですが、味のあるバス停だなぁ

ガイドさんの車で帰ってると、道端にお猿さん出没。

みんなで「おー！かわいー！」と眺めて愛でました。
それにしても本当に鹿や猿に普通に会えるんやなぁ。

一緒に回った皆さんと帰りにお土産屋さんに寄り、「ありがとうございました！よい旅をー！」とお別れ。
旅って日常生活では絶対に交わるはずのなかった人と出会えるから素敵ですよね。
経験も価値観もまるで違う方との会話はとても刺激になるし、とても勉強になります。

さぁ、ホテルで一旦シャワーを浴びます。あー！スッキリ！

レンタルした一式を山岳太郎さんへ返却しに行き、この時点で時刻は17時くらいだったかな。

行ってみたかった「いその香り」へ予約の電話。
今からならいけますとのこと。人気店らしいので空いててよかった！ホテルから車で5分。急いで向かいました。

いその香り グルメ・レストラン

外観とは少しギャップがある店内。
カジュアルな内装でキレイです。

カウンター席で握りのハーフサイズと冷奴、鯖とクリームチーズのお洒落なやつをいただきました。
ハーフサイズはメニューには無いのですが、「食べきれないならハーフもいけますよ！」などと、臨機応変に対応してくださいます。


店員さんは明るく親切で、どれも新鮮で美味しかった！

飲み物はタンカンジュースだったかな。車ですからね。


さすが人気店。どんどん。席が埋まっていきます。
一通り食べたしお暇しようかな…

さて、まだ時刻は18時30分。
全然明るいなぁ。

周囲のスーパーを見て回ったり、ウロウロドライブ。
そしてホテルから車で数分の春田浜海水浴場へ。

何もない一本道をぐんぐん進みます。
本当にこの道で合ってるのかな？という感じの道を進むと、ありました！春田浜海水浴場！

静かです。凪です。人が2,3人しかいない！

ここで座ってぼーっと海を眺めます。
なんて穏やかなのだ。


やばい。いつままででもいれるな、ここ。

さて、人っ子一人いなくなりました。

…なんかちょっと静かすぎて怖い。
帰ります。


駐車場へ戻るとこの景色ですよ。
え？私の相棒（車）のCMかなにかですか？

最高だな！おい！





実は、暗くなってからまたここに来ました。
星を見るためです。

ホテルのベランダからも十分きれいなんですが、明かりがないところで360℃の星空を見てみたい！

いざ来てみると、やっぱりキレイ！！！
北斗七星、蠍座、カシオペア座！キレイに見えるー！
でもあまりに暗くて怖すぎて、すぐ帰りました笑

一人旅でなければオススメですよ！

そしてホテルに帰ってまた星空を見上げる。
また流れ星を見れました。しかも2つ。

今日も最高の1日でした。