【2023年7月】フィリピン国鉄③ Calamba→Lucena 1日1往復の過疎区間を新型車両で

2023/07/07 - 2023/07/08

フィリピン国鉄③です。
起点のTutuban(ツツバン)から203系でAlabang(アラバン)、その先鉄道が運休のため、バスで乗り継ぎCalamba(カランバ)まで来ました。
この先は列車が走っています。フィリピン国鉄(以下、PNR)の公式SNSで公表されています。
時刻表もSNS上にあるにはあるのですが、実情はわからず、とりあえずCalamba駅に向かいました。
Calamba~San Pabro(サンパブロ)~Lucena(ルセナ)を紹介します。

エリア ルソン島(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

Calamba駅の全景です。
マニラ方から列車が来ることは当分なく、子どもたちも心配なく遊べます。
奥はマキリン山でしょうか。いい景色…

フィリピン国有鉄道 / PNR 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

奥の青い建物がCalamba駅の駅舎。
駅前では少年たちがガチでバスケをやっています。こんな暑い中、みんな汗だくです。

駅前は細い路地。
駅前に腰かけ、バスケを見ながら一服です。

起点方の線路。
生活感溢れています。

暑いので駅舎の中へ。
のんびりした時間が流れています。

時刻表や運賃表など。

ホームにはネコちゃん。
奥のキハ52が映えます。

車両はINKA製の新型車両。

Calamba発San Pabro行き、1日の最初で最後の1本です。
最近も1日3往復くらいあったようですが、現状は1日1往復のようです。
発車は18:30です。

車内はきれい。
窓は傷だらけで外が見えません。

定刻19:30ぴったり、San Pabroに着きました。
定時すぎてビックリ…
暗くなり、窓から外も見えず、眠ってしまいました。

駅の窓口です。
San Pabroは朝にCalamba行きとLucena行きが発車するのみで、あとは夜に列車が帰ってくるだけのよう。
明日の列車は6:15発Lucena行きと。

駅前から少し歩くと商店街です。
ここでトライシクルに乗ることができ、ホテルへ直行。

明朝、国道のパン屋で朝メシ調達。
続々お客さんが来る人気店っぽい。

昨日Calambaから乗ってきた車両と、このあと乗るLucena行きが縦列停車です。

朝日がキレイ…
ホームでパンをいただきました。

6:15、Lucena行きは定時で発車。
やはり窓がキズで…
少し外は見えます。ヤシの木と田園が広がり、かなりステキな車窓っぽい。

Lucena駅に着きました。

大きな構内です。
同じINKA製の新型機関車と客車が留置されています。
乗ってきた気動車も、奥の青い車庫に引き上げて行きました。

駅前路地のネコちゃん。
飼い猫っぽい。

崩れかけの駅舎。

PNR黄金時代を偲ばせる駅です。
現在、Lucenaより南へ行く列車はありません。
マニラからだとPNR最南端です。
ビコール地方には少し走っているようですが。

Lucenaも大きな街。
踏切を絶えず人が行き交います。

トライシクルに乗車。
さらに南へ行くためバスターミナルへ。

Lucena Grand Central Terminalへ。
「グランドセントラル」で通じました。