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2日目のハイキングは、ウンターロートホルンからリッツェングラート(Ritzengrat)を降って、トフテルン(Tuftern)、スネガ(Sunnegga)へ向かうコースだ。

スイス・ハイキングの旅 2023夏 (2)ウンターロートホルンからトフテルン、スネガへ

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2023/07/10 - 2023/07/10

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ロク69

ロク69さん

2日目のハイキングは、ウンターロートホルンからリッツェングラート(Ritzengrat)を降って、トフテルン(Tuftern)、スネガ(Sunnegga)へ向かうコースだ。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8時始発のメトロでスネガへ向かう。乗客は多くはないがパラグライダーの大きな荷物をもった一団がいて、ハイキング組は肩身が狭い感じだ。ブラウヘルドで乗り継ぎウンターロートホルン(Unterrothorn、3103m)へロープウェイで向かう。この山頂駅を出発点としトフテルンに向かう。<br />ロートホルン山頂からはマッターホルンの優美かつ力強い姿が見えている。<br />このルートはコースが一部違うが、2009年にも歩いている。その時は、リッツェングラートを経由せずにフルッグジ(Fruggji、2983m))まで降りて谷の東斜面を進むコースだ。<br />参考:2009年の記録<br />https://4travel.jp/travelogue/10361457

    8時始発のメトロでスネガへ向かう。乗客は多くはないがパラグライダーの大きな荷物をもった一団がいて、ハイキング組は肩身が狭い感じだ。ブラウヘルドで乗り継ぎウンターロートホルン(Unterrothorn、3103m)へロープウェイで向かう。この山頂駅を出発点としトフテルンに向かう。
    ロートホルン山頂からはマッターホルンの優美かつ力強い姿が見えている。
    このルートはコースが一部違うが、2009年にも歩いている。その時は、リッツェングラートを経由せずにフルッグジ(Fruggji、2983m))まで降りて谷の東斜面を進むコースだ。
    参考:2009年の記録
    https://4travel.jp/travelogue/10361457

  • 本日のルート図、右のウンターロートホルンから北西に伸びるリッツェングラート(Ritzengrat)を降り、トフテルンを経てスネガへ向かうコース、登り107m、降り921m、距離6.3kmだ。

    本日のルート図、右のウンターロートホルンから北西に伸びるリッツェングラート(Ritzengrat)を降り、トフテルンを経てスネガへ向かうコース、登り107m、降り921m、距離6.3kmだ。

  • 右手にはドム、テーシュホルンのミシャベル山群の中核が展望できる。ピークに雲をまとわせているのが主峰ドムだ。<br />

    右手にはドム、テーシュホルンのミシャベル山群の中核が展望できる。ピークに雲をまとわせているのが主峰ドムだ。

  • 同じ便で降り立った人たちはあっという間に見えなくなって、我が家だけの出発となった。8:40にスタートする。コースはゴロゴロ、ざらざらした歩きにくいルートだ。

    同じ便で降り立った人たちはあっという間に見えなくなって、我が家だけの出発となった。8:40にスタートする。コースはゴロゴロ、ざらざらした歩きにくいルートだ。

  • 進む正面には端正な三角のワイスホルンが聳える。シャリ氷河を下部に持ち、雪を寄せ付けない岩稜の厳しさと造形の美しさが調和する。右のやや低い山はブルネックホルンだ。

    進む正面には端正な三角のワイスホルンが聳える。シャリ氷河を下部に持ち、雪を寄せ付けない岩稜の厳しさと造形の美しさが調和する。右のやや低い山はブルネックホルンだ。

  • 右手後方にはミシャベル山群の端っこにあたるシュトラールホルン(Stralhorn、4190m)と尖りのアドラーホルン(Adlerhorn、3987m)が背中を押してくれる。

    右手後方にはミシャベル山群の端っこにあたるシュトラールホルン(Stralhorn、4190m)と尖りのアドラーホルン(Adlerhorn、3987m)が背中を押してくれる。

  • 左手後方には右からクライン・マッターホルン、ブライトホルン山群、双子のポルックスとカストールが美しく見えている。

    左手後方には右からクライン・マッターホルン、ブライトホルン山群、双子のポルックスとカストールが美しく見えている。

  • マッターホルンとダン・ブランシュ、オーバーガーベルホルン、ヴェーレンクッペと揃った光景は豪華極まりない。下にはツェルマットの村が豆粒のように見えている。

    マッターホルンとダン・ブランシュ、オーバーガーベルホルン、ヴェーレンクッペと揃った光景は豪華極まりない。下にはツェルマットの村が豆粒のように見えている。

  • ツェルマットの村を約1200m上方から見ている。

    ツェルマットの村を約1200m上方から見ている。

  • 北方向にはビーチホルンが遠望できる。左のブリュムリスアルプ連峰はさらに霞んでうすく見える程度だ。

    北方向にはビーチホルンが遠望できる。左のブリュムリスアルプ連峰はさらに霞んでうすく見える程度だ。

  • ブラウヘルドへの分岐点を通過する。トフテルンまではまだ1時間5分となっている。これまでのコースは傾斜の急な斜面を足元に注意を払いながら降ってきたので、膝や腰に負担がかかっている。

    ブラウヘルドへの分岐点を通過する。トフテルンまではまだ1時間5分となっている。これまでのコースは傾斜の急な斜面を足元に注意を払いながら降ってきたので、膝や腰に負担がかかっている。

  • 「疲れたなあ」と思っていると、やっとトフテルンの集落が見えてきたので「ほっ」とする。マッターホルンをバックに寄添う集落が可愛く感じられる。青空、雲一つない快晴の日にハイキングできる喜びはとても大きい。右下の赤い扉の建物がレストランのはずだ、立ち寄って休憩としよう。

    「疲れたなあ」と思っていると、やっとトフテルンの集落が見えてきたので「ほっ」とする。マッターホルンをバックに寄添う集落が可愛く感じられる。青空、雲一つない快晴の日にハイキングできる喜びはとても大きい。右下の赤い扉の建物がレストランのはずだ、立ち寄って休憩としよう。

  • 到着は10時50分、出発から2時間10分を要している。尾根降りの歩きにくいルートにてこずったようだ。2009年の時は、ルートは一部違うが1時間30分で歩いてきている。小奇麗なレストラン、2009年にもお世話になっているがさらに美しく改装しているようだ。

    到着は10時50分、出発から2時間10分を要している。尾根降りの歩きにくいルートにてこずったようだ。2009年の時は、ルートは一部違うが1時間30分で歩いてきている。小奇麗なレストラン、2009年にもお世話になっているがさらに美しく改装しているようだ。

  • テラス席に座ると早速マスターらしい人がでてきた。覚てえいます、14年前に来た時も変な日本語でサービスしてくれた。「ビールデスカ」、「チズオイシイヨ」などとってたのを思いだした。

    テラス席に座ると早速マスターらしい人がでてきた。覚てえいます、14年前に来た時も変な日本語でサービスしてくれた。「ビールデスカ」、「チズオイシイヨ」などとってたのを思いだした。

  • 立ち姿の凛々しいマッターホルンはこのテラス席の最大のサービスかもしれない。<br />マッターホルンの右奥にそっと見えているのは、名峰ダン・デラン(Dent d’Herens、4173m)だ。ツェルマットからはマッターホルンに隠れて見えないが、シェーンビール小屋まで行くと堂々の雄姿が見られる。

    立ち姿の凛々しいマッターホルンはこのテラス席の最大のサービスかもしれない。
    マッターホルンの右奥にそっと見えているのは、名峰ダン・デラン(Dent d’Herens、4173m)だ。ツェルマットからはマッターホルンに隠れて見えないが、シェーンビール小屋まで行くと堂々の雄姿が見られる。

  • 参考:シェ-ンビール小屋から眺めたダン・デラン(2015年)。エランの谷(Val d&#39;Herens)を象徴する雄峰だ。<br />

    参考:シェ-ンビール小屋から眺めたダン・デラン(2015年)。エランの谷(Val d'Herens)を象徴する雄峰だ。

  • ビール、赤ワイン、パプリカ風味の野菜スープを堪能してゆったりとした時間が流れる。25分ほどの休憩のあと、スネガに向かう。30分でスネガ着、メトロで降りることにした。<br />本日の全時間は、3時間3分、うち休憩23分、実動2時間40分、距離6km、登り100m、910mだった。好天気で尾根を歩き、左右、前方、後方とすべての方向で山のすばらしさを感じ取ることができたハイキングだった。降りがほとんどだったせいか、つま先が少し痛い。

    ビール、赤ワイン、パプリカ風味の野菜スープを堪能してゆったりとした時間が流れる。25分ほどの休憩のあと、スネガに向かう。30分でスネガ着、メトロで降りることにした。
    本日の全時間は、3時間3分、うち休憩23分、実動2時間40分、距離6km、登り100m、910mだった。好天気で尾根を歩き、左右、前方、後方とすべての方向で山のすばらしさを感じ取ることができたハイキングだった。降りがほとんどだったせいか、つま先が少し痛い。

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