ツアーで北部ベトナムとアンコールワット訪問①～タンロン城址・ホーチンミン廟～

2023/07/04 - 2023/07/09

今年４月に妹と久しぶりの海外旅行「台湾」に行ってきました。海外で異国情緒に浸るのって、やっぱりいいわ～となりまして、今回は旅友Ｈちゃんを誘って念願のアンコールワットに行くことに。

ベトナムにも行ったことがなかったので、ベトナム北部と併せて観光する阪急さんの「アンコールワットとベトナム北部周遊6日間」のツアーをチョイス。世界遺産を４カ所も回ってくれるという文句に惹かれました～。

旅行初日は、午前中福岡からの直行便でハノイに行き、ハノイをミニ観光した後、バロン湾に移動する行程でした。その旅行記です。

エリア ハノイ(ベトナム)

１０時３０分の福岡空港発のベトナム航空の便でハノイへ出発。

左右２席ずつの小さなエアバスでした。席が埋まっているのは半分くらいだったかなあ。

ランチは機内食。私のチョイスはハンバーグ。ハンバーグがあるときは、大体、ハンバーグを頼みます。

ソーセージのような肉感のないハンバーグでした。

ベトナムとは２時間の時差があります。

約４時間３０分のフライト時間で１３時にハノイ着。ベトナム航空のシンボルマークはベトナムの国花「蓮の花」です。

空港前で男女二人の現地ガイドさんと合流しました。私たちが参加したツアーは総勢２６名。バス２台に分乗して出発です。

旧市街を通って、ホアンキエム湖へ。

旧市街は、青々と茂る街路樹の間にフランス風の街並みが垣間見られ、散策してみたいと思いました。狭い道を縦横無尽にバイクが走っています。

ハノイの主要な景観スポット「ホアンキエム湖」に到着。

街中にあるので、湖というよりも大きな池という趣。

湖に浮かぶホアンキエム湖のシンボル「亀の塔」

この湖には、初代皇帝が湖の宝剣を手にして明との戦いに勝利し、亀の指示で湖の中心近くにある小島で剣を返したという伝説があります。湖の名前、還劍（ホアン・キエム）はこの伝説によるものです。小島にはその後、写真の亀の塔 が建てられました。

入場しませんでしたが、このような寺院の側を通りました。

帰国して調べると、この寺院はゴックソン寺院「玉山祠」。ベトナムの英雄「チャン・フン・ダオ」、商売の神「関羽」、医学の神「呂祖」、学問の神「文昌帝君」が祀られているそうです。４月の台湾旅行でよく聞いた神様の名前ばかり。台湾のガイドさんなら「お宮」と呼んでいたでしょうね。

ベトナム名物「シンクロ」がずらりと並んでいました。

余談ですが、ベトナムの交通事情は隙あらば進めです。信号はほとんどないし横断歩道もほとんどありません。もちろん車優先。道路を横断するのは命がけです。
「ハノイは首都なので治安はホーチンミンよりも断然いいです。ただし、車がね～。多すぎです。」とガイドさん。

次いで、ハノイの世界遺産「タンロン遺跡」へ。

写真は、「正北門」ハノイ城塞の北門として1805年に築かれたものです。当時のハノイ城塞には五つの城門が存在していましたが、現在まで残るのはこの正北門だけです。

門の正面左側には、フランス軍によって撃ち込まれた砲弾の痕が残っています。生生しいですね～。

今回一緒に旅行したＨちゃんと。

タンロン遺跡は古い建物がたくさん残っているというわけではなく、あくまでもメインは地下に眠る王城遺構。
「門の中には何もありません」とガイドさん。
観光はタンロン遺跡の外周散策になります。私たちは正福門の前で写真を撮って、すぐに退散。

写真は門の前の説明板の北正門を描いた線画です。建造当時はこの門の前に豊富な水を湛えた濠と橋が存在していました。また門の左右からは城壁が伸びていました。

最後のハノイ観光は、「ホーチンミン廟」

セキュリティチェックを受けた後、バーディン広場へ。ベトナム政治の中心地で、ハノイ市の観光名所でもあります。

バーディン広場の象徴「ホーチンミン廟」。仕上げはすべて大理石が使われています。内部にはホーチミン主席の遺体がガラスケースに入れられて安置されていて、午前中は中に入ることが可能だそうです。

一時間ごとに衛兵の交代式が見られます。この暑い中、衛兵さん、ご苦労様です。

ベトナムの国会議事堂。

コンパクトですよね。

外務省の建物。素敵だったのでパチリ。

この後、観光バスに乗りこみ、ハロン湾のホテルへGO！。３時間の長距離ドライブです。

この旅行では、午後に次の観光地への移動して現地宿泊、翌朝、涼しい午前から観光スタートという行程でした。

１時間半ぐらい走ったところで、休憩も兼ねてレストランで夕食です・

ベトナム料理をいただきます。

テーブルには、チリソースやベトナム醤油の他にも、味変用の食材が準備されていました。

まずは、たっぷりの「フォー」登場。

ガイドさんがテーブルを回って
「後から次々とお料理が出るので、全部食べなくてもいいです。ベトナムでは、料理を残すのはマナー違反ではありません。足りないのがNGなので、量を多めに出すのです。残すというのは満足したということです」
と説明していました。

思ったよりも薄味で、ライムを絞ったり、お醤油をたらして自分好みの味に調整して食べました。

ホテル朝食でも見かけたグリルチキン。しっかり味がついています。

揚げ春巻き。

生春巻きではなかったので、ツアーのみなさん落胆。でも、美味しかったです。このお店の料理の中では私的にはMVP。

いかの炒め物。

野菜の炒め物。中央のキノコは、椎茸。

「ご飯にかけて下さい」と運ばれてきた「甘酢餡かけ」

４月の台湾旅行で出された料理を思い出しました。よく似ていますが、味付けはずっとシンプル。香辛料も強くありません。
どの料理も美味しかったです。

デザートはフルーツ。スイカの飾り切りが可愛い。

で、

びっくりしたのが左右の果物。口にして、Ｈちゃんと「リンゴだよね。」と話しました。酸味の強いリンゴ。ベトナムでリンゴ！　南国フルーツの印象がなかったのでびっくり。

１９時４０分ハロン湾にある「サイゴンハロンホテル」到着。
２時間の時間差があるから、日本時間だと２１時４０分！

さすがに、へろへろ～。

ホテルの部屋は広々。気持ちがよいです。

当然、洗面所も広々～。

独立したシャワーブースに

ガラス張りのバスルーム。窓から夜景が見られるはずですが、友人どうしの宿泊だと残念ながら、ブラインドを降ろすので意味はなし・・・。
今回宿泊したホテルはすべてガラス張りのバスルームでした。

入浴したら、Ｈちゃんも私も速攻で沈没～。明日からの観光に備えます。

この旅行記へのコメント （2）

• Decoさん 2023/07/11 19:56:37

  ベトナム料理

  ソネッチさん、こんばんは。
  
  ベトナム、ツアーで行かれたのですね。
  海外旅行、個人で行くのは交通やホテルやら…いろいろ気を配らなければならず、自由に行動できる楽しさはあるけど、ツアーの安心感も良いな～と思います。観光すること、食べることに存分に集中することができますしね。
  ハノイの旧市街は、フランス風とエスニックなアジア風が入り混じったような不思議な街並み。散策したら楽しいでしょうね。
  ベトナム料理はフランスの影響もあって、香辛料に頼らないと聞いたことがあります。
  私的にはフォーと甘酢餡かけが特に美味しそうに見えました。
  
  ところで、ソネッチさんのところは大雨は大丈夫でしたか？　旅行記をあげていらっしゃるので大丈夫だったのだろうと思いますが。筑後も久留米の方は被害が出ていますが、私が住んでる所は予報よりも強く降る時間が短かったようでそれほど被害は出ていないようです。線状降水帯に台風、「今までに経験したことのない」とか「五十年に一度」とか最近はフレーズが強烈で、嫌になります(^^ゞ
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco

  ソネッチさん からの返信 2023/07/11 22:24:29

  Re: ベトナム料理

  Decoさん、こんばんは。コメありがとうございます。
  
  月曜日の大雨、凄かったですね。ベトナム、カンボジアはちょうど、雨期にあたり日常的にスコールがあるという情報だったのですが、幸運にも、一度もスコールにはあわずに済みました。代わりに、日本の大雨に当たった感じですね。
  
  北九州は今回は大きな被害はなかったですが、県南の方は大変だったようですね。Decoさん、被害がなくてよかったです。今回いっしょに旅行に行った旅友は筑後人なんですが、月曜日は家の周りの３号線に続く道が冠水して缶詰状態になったようです。旅行直後で冷蔵庫はからっぽ。困っていたら、グリーンコープの方が「命がけで来ました」と荷物を運んでくれたとか。ラインで、家の周りの動画を上げてくれてましたが、いや、凄かったです。
  
  アンコールワット目当てで、今回のツアーには参加したのですが、ベトナムもよかったです。ホーチンミンやハノイは、福岡から直行便が出ているので個人で行くのもありだと思いました。が、最近はホテルや飛行機の手配、大きな荷物移動が面倒でついついツアーにたよってしまいます。
  個人的には、今回のツアーがとってもよかったので、今後、ツアーについては海外旅行に、目が向いてしまうねぇと旅友とは話しています。
  
  早く、梅雨が明けて欲しいですが、そのすぐ後にやってくる熱帯夜のことを考えると憂鬱です。Decoさん、ご自愛くださいね。お互い、頑張って夏を乗り切りましょう。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソネッチ