2023夏・3年半ぶりの海外旅行は韓国から（3日目）

2023/07/06 - 2023/07/07

本旅行記では、コロナ暗黒期を経て、3年半ぶりに旅立った海外・韓国旅の3日目の様子を綴らせて頂きます。

前夜はプロ野球観戦のため、ホテルに戻ったのは22時半過ぎとなりましたので、この日はゆっくりと起床。本旅二日目の様子に関する旅行記を書き上げてから、チェックアウト時刻の12時近くに出発します。

実はこの日も韓国プロ野球（KBO）観戦が主目的、しかも本日は前日の高尺スカイドームよりも遠い文鶴球場（ネーミングライツの関係で、今は仁川SSGランダーズフィールド）に向かいますので、本日のお宿には15時すぐ頃にチェックインして、1時間程休憩してからもう出かけます。

勿論、チェックインしてからの移動なので、前日と同様、荷物は殆どお部屋に置いたまま、軽装で向かいます。
本当は前日に仁川、本日に高尺での観戦を予定していたのですが、KBOのHPにてローテを確認すると、どうやら、本日の試合の方が、観たい投手の投げ合いになりそうな感じだったので、急遽変更することにしたため、前日の宿が14時チェックインにしておいたのに、結局1時間遅い方のチェックインの本日の宿から、遠い球場に向かわなければならなくなりました。

まあ、1時間の差ですけどね。問題は試合後なんですよね。早く終わると良いんですが、試合時間が長くなると、終電を気にしながら移動しなければならないですよね。最後まで観たいので、どうか早めに決着して、と願いつつ、初めての仁川の球場観戦を楽しみましたが、果たして結末は…。

（表紙：現在では蚕室の2チームを凌いで、KBO一の主催試合平均観客動員数（2022年データ）を誇る、仁川SSGランダーズフィールド）

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

本韓国旅も無事３日目の朝をむカエルことが出来ました。

起床後は取り急ぎ、昨日分の旅行記を書き上げ、その後はシャワーを浴びたり、カップ麺を食べたりしてダラダラと過ごします。

クープホテル ホテル

PCで本日観戦予定の試合の予告先発を確認してみましょう。

おおっ、予想が的中。
どちらも中5日でベテラン左腕が来ると予想していましたので、やっぱり観戦を逆にして良かった～( ´∀｀ )。

SSGのキム・グァンヒョンも、KIAのヤン・ヒョンジョンも、WBCを始めとした数々の国際大会で常連のベテラン左腕ですので、皆さんもきっとご存じの投手だと思います。

どちらも一応元メジャーリーガー（キム・グァンヒョンは2020・21年の2年間、カージナルスに所属し、計10勝2セーブの記録を残していますが、ヤン・ヒョンジョンに関しては2021年シーズンのみ、レンジャーズとマイナー契約、同シーズン少しだけメジャー昇格した後にマイナー降格し、そのまま同年で契約解除となってしまいました…。）、という共通点もありますね。

という訳で、本日もチェックアウト時刻ギリギリの11時40分過ぎまで、冷房の効いた部屋で体力を温存した後出発します。

この日のソウルは快晴に恵まれております。

それだけに暑くなりそう～(;´Д｀)。

では、暑さに負けず、しゅっぱとしましょう！

昌徳宮の正門としてお馴染みの敦化門。

ソウルの五代王宮の中でも、ここは焼失を免れた木造建築として有名ですね。

敦化門 史跡・遺跡

取り敢えずは、3日後に宿泊予定の宿の場所を確認しておこうと、仁寺洞へと向かいましょう。

チュガン（中央）マートを発見。
店内に入ってみたけど、特に安くもなかったので退散…(;´Д｀)。

でも、入口にケグリさんがいらしたケロ～( ´∀｀ )。

お酒の宣伝をするカエルさんは珍しいと思うケロ～♪

で、仁寺洞に両替商を発見したので、本日の両ガエルを。

3日続けて20米ドルずつ両ガエルしておりますが、昨日よりも更に100ウォン多くなった～( ´∀｀ )。

で、仁寺洞のメインストリートを歩きます。

ここも観光客は戻って来ているみたいですね～。
マスク姿の人は全体の1割位かな…。

通仁カゲに入ってみると…。

うわっ、うわっ、うわわわわっ！！！

一番目立つ重要なポジションに、ケグリ様がお二蛙（お二人風？）、鎮座されていらっしゃいます！！！

夫婦ケグリなのケロ？？

通仁カゲ ショッピングセンター

で、12ギルを進んで、予定通りの場所に２日後に宿泊予定のゲストハウスを確認。

これで安心して泊まることが出来そうですね。

仁寺洞も色々と変わったものよのう…。

で、そろそろ小銭の10ウォン五枚が邪魔になってきたので、これを使い切ろうと、末尾が50ウォンになる袋麺とキンパッを購入。

コンビニ利用なので、この2つだけで2850Wしました…。

その後は鍾路タワーを眺めつつ南下して…。

鍾路タワーって、つくづく大阪・梅田の某ビルに似ているなって思う…。

鍾路タワー 現代・近代建築

長通橋を渡りましょうね。

ここで渡るのは勿論…。

都会のオアシス、清渓川ですね。

ウォーキングは暑いので、今後の楽しみに取っておきましょう。

清渓川 滝・河川・湖

そしてやって来たのは、地下鉄2号線、乙支路入口駅近くにあるこちら…。

乙支路入口駅 駅

カードホルダーのオアシス、JCBラウンジプラザソウルですね。

ここは色の違うカードでなくても、普通のカードで利用できますケロ。

ここに来るのも約4年ぶりです。
リニューアルされてすぐの頃に来た時以来だな…。

4トラさん、地図の位置情報がそのままなんですけど…(-_-;)。

そして、Wifi案内の画面も4年前とカワズ（変わらず）、トローンとしたお目目のケグリさん。

本日はケグリさんによく遭遇する日だケグリ～♪

涼しい部屋でコーヒーなどを頂きながら、本日分の旅行記もこの項まで書き進めることができました～( ´∀｀ )。

で、本日は明洞に宿を取っております。
15時からチェックイン可能なので…。

この時刻にお宿にとうちゃこ。

本日は節約のため、カプセルホテル的な宿ですが、それでも4000円近くしました。

コロナ前の旅では、1000円台の宿に沢山泊まっていたのですが、時代も変わってしまいましたね。

あまり時間はありませんが、少しだけ寝そべって休憩しましょう。

ステップ イン ミョンドン ホテル

そして、約1時間後にしゅっぱと。

最寄りの乙支路入口駅から地下鉄2号線に乗車します。

乙支路入口駅 駅

時刻はほぼ16時20分。

目的地までどの位かかるかな？

2号線利用なので、途中新道林駅で1号線に乗りカエルますが、更にこの富平駅で今度は仁川地下鉄1号線に乗りカエルます。

プピョンは、仁川空港が開港してから暫く、空港鉄道のない時代に、空港への行きカエルりの路線バスルートの乗りカエル駅として、個人的にはよく利用していた駅ですが、空港鉄道が開通してからは、あまり立ち寄ることがなくなってしまいましたね。何だか、懐かしいな…。

富平駅 駅

たまにはお顔でも撮っておきましょうね。
1号線は外を走る区間が長いので、こういうのを撮りたくなります。

時刻はほぼ17時20分。

乙支路入口駅をしゅっぱとしてから、ほぼ1時間ですね。

で、仁川地下鉄の駅へと移動。

流石に、ホームのSSGファンのレプユニの方が多かったですが、こちらの方はKIAですね。

３4番は誰でしょう？

調べてみると、チェ・ヒョンウ選手でした。

今年22年目、40歳をむカエル大ベテランですが、2022年末現在で、通算356本塁打を放っているスラッガーですね。通算安打数も2193安打なんだって。すげーな。元々はサムソンで活躍していた選手とのことなので、大田のハンバッ球場に門倉の試合を観に行った時（2012年位）に、もしかしたら観てたかもしれないな…。

てか、WBCの時にも色々言われましたが、KBO全体が高齢化している感が否めませんね。何だか強かった時代の中日の晩年を見ているみたい…。（KIAはドラゴンズじゃなくタイガースだけど…。）

という訳で、本日もベテラン選手が数多く登場する試合になります。

で、17時40分頃になって…。

目的地の最寄駅にとうちゃこ。

文鶴競技場駅 駅

そういやここで、富平駅にてソウル都心部方面への終電時刻を確認し忘れていたことに気付きます。

仁川地下鉄としては、24時台になっても運行がありそうですが、問題は富平から先なんだよね～。

そんなカエルり道のことを心配しつつ、外へと向かいましょう。

エスカ前にはまたKIAユニの方を発見。

48番は2023年のWBC代表にも選ばれている左腕、イ・ウィリ投手ですね。
まだ若い21歳の選手ですが、昨年は二桁勝っているみたい。
先発投手なので、本日は観る機会なさそう…。

で、前方にドーム球場が？？？

んな訳なくて、こちらは屋内プールみたいです。
恐らく、２０１4年のアジア大会とかで使用されたんでしょうね。

文鶴パクテファンプール場 スタジアム・スポーツ観戦

本日は泳ぐ目的ではありません（？）ので、ヤグジャン（野球場）へと向かいましょう。

通路状には、ランダーズの選手達のフラッグが並んでおりますね。

１4番のチェ・ジョン。SSGのレジェンド的な選手です。

通算本塁打数は2022年終了時点で429本。これは、KBO歴代通算本塁打数で2位の記録で、現役ではトップの数字となりますね。

因みに、KBOの通算本塁打数に関しては、トップが日本でも活躍したイ・スンヨプ（467本）、で、3位が同じくNPB経験者イ・デホ（374本）となっています。

上述したKIAのチェ・ヒョンウ選手は、本塁打数では通算5位、現役3位となっていますね。本日は両チームのレジェンドの競演が観られるといいな～。

チェ・ジョンもチェ・ヒョンウもKBO一筋（チェ・ジョンに関しては前身チームも含めてSSG一筋）の選手なのですが、もしNPBやMLBに行ってたなら、どんな結果を残していたんだろう、と、ちょっと惜しくも思いますね。

で、正面に見えてきたのは、今度は仁川文鶴競技場です。2002年のサッカー日韓W杯の会場としてお馴染みですね。2014年のアジア大会の会場でもありました。

仁川文鶴競技場 (仁川ワールドカップ競技場) スタジアム・スポーツ観戦

で、その隣にあるのがランダーズの本拠地球場ということになります。

相対的には小さく見えてしまうな～(^_^;)。

で、チケットを買おうとしたら、ここでも前日同様、ウェヤ（外野）の文字が…。

韓国の球場は最寄り駅に近い側が外野という法則でもあるんだろうか？？？

因みに、ここは多岐に亘る座席で人気を博している球場でもあるのですが、面白いことに、外野の一般席（12000W：平日）より、内野の4階席（11000W：同）の方が安いんですね。

船舶の等級と同じく、私のような貧民は野球観戦時も一番安い席を選んでしまいがち、ですが、ここでも勿論、4階席に向かいますよ。

で、3塁側内野席のチケット売り場へ。

ホームのSSGが1塁側ですが、本日はビジターのKIA側で応援致しましょう。

80～90年代にかけて、9度の優勝を誇った、前身球団のヘテ・タイガースには、元中日のソン・ドンヨルやイ・ジョンボムが所属しておりましたので、私的にはKBOでは、タイガースに一番愛着があります。いつか本拠地・光州のスタジアムにも行ってみたいな～。

2023年シーズンの入場券料金案内。

ハングル読める方は目を凝らして見てみて下さいね。

個人的には、一番下の”チェ・ジョン400本塁打記念村（？）400W”、ってのが凄い気になるな。何かしらの展示コーナーで入場料を取ってるのかな？

という訳で、儀式を。

観るぜ、SSGランダーズ　VS　KIAタイガース！

こちらが4階席・11000Wのチケットとなりますが、恐らくデザインは他も大差ないのかなと思われます。

そういえば、このランダーズ、という呼称、朝鮮戦争時の仁川上陸に由来して名付けられているそうで…。北朝鮮の方が耳にしたら、どう思うのかしら。（←意図的に名付けてるとするなら、少々悪意を感じるけど…。）

仁川SSGランダースフィールド スタジアム・スポーツ観戦

で、有料ゾーン内に入りました。

一応、タイガースのグッズコーナーもありますね。
なかなかひっそりとした味わいがあるな…。

中のショップの一例。

本日はせっかくなので、何か買おうと思っています。

貧民なりに奮発して、こちらのタッコギ串をオーダー。

2500Wでした。

タッコギを頬張りながら、付近を散策してみましょう。

先程通過してきたゲートの様子。

内野の一般ゲートは緩やかな坂を上った途上に設けられています。

貧民は2階以下のエリアに入ることが許されませんので、外階段を上って３・4階エリアへ。

こちらは案外ひっそりとしていますね。まだ試合開始まで時間があるからなのかな？

上層階にあるショップはここですね。

試合観戦時の飲食物も購入しましょう。

貧民の味方、カップ麺も販売しておりますね。2500Wはカップ麺としては球場価格ですが、これで我慢しましょう。

この球場には、こういう給湯器も用意されていて、カップ麺も堂々と食べることが出来ますね。日本の球場ではちょっと考えられないな…。

結局、カップ麺（2500W）・カルピスみたいなペットボトルドリンク（2500W）・氷入りカップ（1000W）、合計6000Wを使用しました。

先程のタッコギと併せて、飲食物で8500W、チケットで11000W、計２万ウォン近く使用した計算になりますね。うーん、贅沢～。

では、満を持して客席へ。

前日はドーム球場でしたが、本日は勿論、屋外球場です。

仁川は海が近くて結構風があって、観戦中も暑さは感じずにとても心地良かったです。風はグラウンドレベルではどうなんだろう？まあ、千葉のZOZO程には海が近いわけではないので、それ程影響はないと思うけど…。　

船旅にはカップ麺、みたく、KBO観戦にはカップ麺、的な～♪

そうこうしているうちに、試合開始時間が近づいてきました。

勿論、ホームのランダーズは後攻ですので、NPBと同様、各選手が守備位置に就く際にそれぞれがアナウンスされていきます。

おっ、こちらも有名な選手ですね。まだ現役だったのか！！！

チュ・シンスは漢字では秋信守と書きますね。彼はKBOを一切経ずに、直接MLBで活躍した韓国人選手、なので、日本で言えば田澤純一みたいな感じでしょうか。

ただ、チュ・シンスは打者として、MLB通算1671安打、218本塁打、782打点という華々しい結果を残していますね。そして2021年にランダーズ入りして、3年目の今年も41歳で現役を続けております。

そして、ランダーズの先発は日本でもお馴染みの左腕・キム・グァンヒョン。

今回の観戦に際して、KBOのHPにて、両チームの1週間ほど前の先発を確認して、本日は中5日でキム・グァンヒョンになりそうだったので、前日と予定を変えて、本日こちらに来たんです。

もう17年目、35際になるんですね～。

童顔だったイメージのキム・グァンヒョンも、すっかりおっさん顔になりましたね～。当たり前だけど…。

本日は果たして、どんなピッチングを見せてくれるでしょうか。

因みに、今シーズンの本試合前の成績は5勝1敗とのことで、調子は悪くないようですよ！

大韓民国・国歌斉唱が始まりました。

子供達の可愛らしい声で、演奏後、場内は大きな拍手に包まれていました。

で、始球式。

若いお兄ちゃんのようですね。

通常のマウンドより、少し前に出たところから…。

うーん、なかなか素晴らしい投げっぷりですね。
将来の日本のライバルになるかも～♪

勿論、ホームですので、キム・グァンヒョンへの声援も大きいですね。
2年程MLB期間がありますが、KBOでは前身チーム（SKワイバーンズ）を含めてずっとSSG一筋なので、地元人気も高いようですね。

因みに、KBOではここまで通算154勝（81敗）を挙げております。

で、試合開始。

最初の打者、パク・チャンホは昨シーズンのKBO盗塁王。俊足ですが、何とか打ち取ります。

続くキム・ドヨンは四球を選び出塁します。

まだ2年目の若い選手ですが、彼もまた、ルーキーイヤーの昨年から二桁盗塁（１３個）を決めている俊足が持ち味です。

ということで…。

いきなり走ります。

微妙なタイミングでアウト判定でしたが…。

ありゃ、審判が集まって来たぞ！

KBOでもリプレイ検証あるんだ～！
（リクエストかどうかは不明…。）

NPBと同じように、ビジョン上にそのプレイが流れます。

うーん、微妙。

自分はKIA側に座っているので、この映像でセーフを確信したKIAファンから、大歓声が上がっておりますが…。

私も、見る限りではセーフかな？と思ったのですが…。

うーん、判定はくつガエルことなくアウト！

残念無念…。

不服そうな表情を見せながらベンチにカエル、キム・ドヨン選手の様子。
結局、その後も凡退して、初回のキム・グァンヒョンは3人で攻撃を終わらせました。

これは好投の予感！

1裏のSSGの攻撃が始まりますので、まずは応援部隊の様子が流れます。

こういうスタジアムDJ的な人、どこの球場にもいるよね～。
日本だと、声だけの場合が多いけど…。

それにしてもSSGはやはり人気がありますね。
（てか、KIA側も結構入ってる！）

昨日とは大違いで、場内もかなり人が入って来ました。

まずは元メジャーリーガー、チュ・シンスの第一打席に注目ですね！

私のイメージ的には、ヤクルトの青木みたいな感じかな？
年齢も近いし…。
MLBの実績では、こちらの方が上だろうけどね…。



一方のKIAの先発はヤン・ヒョンジョン。
一応、いきなり元MLB対決、ということになりますね。

ヤン・ヒョンジョンも、もう少し若い頃にMLBに挑戦していたら、どんな結果を残してくれていたことでしょうか…。

17年目、35際というのは奇しくもキム・グァンヒョンと同じで、ヤンの通算勝利数がこの時点で163勝で現役1位（歴代でも3位）、キムの方が同じく154勝で同2位（同4位）、なので、本日はKBOの現役通算勝利数１・2位対決、更には歴代通算勝利数3・4位対決、ということにもなるんですね。

日程をカエルてまで、本日こっちの試合を観に来た私の思いを、少しでも感じて頂けましたら幸いです。

で、ここでの最初の対決は三振。

ヤンに軍配が上がりましたね！

但し、試合展開としては2死後に、3番の大ベテラン、41歳のキム・ガンミンにヒットを打たれ…。

続くは四番のエレディア。

エレディア、かっけー！！！！！！！！

彼もMLB通算591試合出場で、320安打、27本塁打を放っている、キューバ出身のメジャーリーガーです。左投右打、というのがシブい( ´∀｀ )。

てか、ここでも結果を残して、いきなりセンター前ヒット。

2死１・２塁のチャンスでむカエルのは…。

五番のパク・ソンハン。

7年目25歳の中堅クラスの内野手です。

パク選手も期待に応えてセンター前。

ランダーズが二死からの3連打で1点を先制し、1塁側ランダーズファン応援席（下の方）は大盛り上がりです。

但し、続く2死１・３塁のピンチは抑えて、ヤン投手は1失点で1回を終えました。

やれやれ、の表情でベンチに戻るヤンさん。

やはり独特のオーラを感じますね。

2回開始前には、ビジョンでランダーズ応援団の美女様方のご紹介。


うーん、たまらん！！！

2回表が始まります。

1点を先制してもらったキム・グァンヒョン。
この回はどうでしょう？

と思っていた矢先、いきなり、四番のチェ・ヒョンウがいきなりライトへソロHR。

タイガース、あっという間に同点に追いつきました～。

場内には六甲おろし、ならぬ、無等おろし（←無等山はKIAの本拠地、光州の山）が流れ（？）、隣のお姉さんも大喜び。

この先、このお姉さんの動きにならって、私も見様見真似で、俄か阪神、じゃなかった、俄かKIAファンとして、応援させて頂くことにします(^_^;)。

で、5・６番の凡退後、７番イ・チャンジンが四球で出塁後、盗塁を試みます。

セーフの判定でしたが…。

ここでも微妙なタイミングだったので、ビデオ検証に入りました。

今度はどうかな？

うーん、微妙…。

NPBと同じように、角度をカエルた映像も出てきます。
うーん、今度はさっきよりもセーフっぽいな～。

で、判定通り、セーフ。

KIA、勝ち越しのチャンスをむカエルましたよ！

で、この得点機で、８番のキム・テグンがライトへ２ベースを放ち、逆転に成功！

キム・グァンヒョン、打たれましたね～。

で、２裏から３裏にかけては０が続き、むカエルた4回表。　

1塁側のランダーズファンは、静まりカエルっていますね。

ということは…？

KIAが四球と2本のヒットで、1死満塁のチャンスをむカエルています。

キム・グァンヒョン、危うし！！！

ここで、先程タイムリーのキム・テグンが再びセンターへタイムリーを放ちます。

これでKIA追加点です！

攻撃はまだ終わりません。

更に９番キム・ギュソンもライトに2点タイムリー！！

そして、1番にカエルって、チュ・シンスにも犠飛が出て、この回KIAが打者一巡の猛攻で4点を奪いました。

キム・グァンヒョン大炎上…。
この回でKOかな…、と思いましたが…。

盛り上がる三塁側ですが、4階席はゆとりがあって快適に過ごせます。

結局、指定されていた席には一切座らず（てか、場所を確認してもいないから、もしかしたら、正しい番号に座っていた可能性も、かなり低いながらゼロではありませんが…）、KIAファン諸先輩方の応援動作を真似ながら、適当な席でテンション上げて踊っておりました～( ´∀｀ )。

前方には…。

おおっ、イ・ジョンボムのレプユニの人がいる～。

黄金期のKIA（当時はヘテ）で、ソン・ドンヨルと共にチームを支えていた彼のことは、皆さん忘れていないんですよね～。

2001年途中にKIAになってからは、2度しか優勝していないのですが、ヘテ時代はそれこそ巨人のV９時代のような、圧倒的な強さを誇っているチームでした。

そんな過去の栄光を、きっと光州の人々が忘れることはないでしょう。

ご存じのように、光州では1980年に悲しい事件がありましたね。その後の復興に際して、ヘテタイガースの活躍は、光州の方々にとっての生きる力ともなっていたことでしょう…。

因みに、KBO自体、発足したのが1982年のことなので、丁度昨年が40周年だったことになりますね。歴史的にはまだまだNPBよりもずっと若いKBOの今後に幸あれ、と願って止みません。

勿論、KBOの発足にあたっては、多くのNPB関係者も協力を惜しみませんでしたし、今も選手やコーチ・監督など、両国に跨って尽力されている皆様方には、一野球ファンとして、この場をお借りして、感謝の意を表させて頂きたいと思います。

そんなことを考えているうちに、何と、2回に同点アーチを放ったチェ・ヒョンウが、本日2本目のＨＲを打ちました～！！！


2022年末時点で、KBOの通算本塁打・歴代5位の356HRを放っているチェ・ヒョンウですが、KBOのHPで調べてみると、このHRで今シーズン11本目、通算367本となりました。まだまだ元気な40歳、KBOでなら、400本は届くかもしれないですね。

因みに、現役選手の通算本塁打数では、上述したSSGのチェ・ジョンのHRが最多ですが、現在2位につけているKTのパク・ピョンホが昨年まで362本だったので、もしかして、と思って調べてみると、今年は6本しか打っていないので、トータルで368本、つまり、チェ・ヒョンウは通算本塁打数で、パク・ピョンホに1本差に迫っていることになります。今年中に順位が逆転するかも、ですね！

横のお姉さんも、勿論、大喜び～♪

結局、この被本塁打で、キム・グァンヒョンは7失点（自責も７）目となり…。

流石にKOとなってしまいました。

4回1/3で7失点とは、キム・グァンヒョンらしくないですが、ここまで5勝1敗で来ていた彼の、これまでの唯一の敗戦もKIAだったようですので、KIAを苦手にしているのかもしれないですね…。

一方、KIAのヤン・ヒョンジョンに関しては、初回の1失点を除くと、奪三振は4と少なめですが、被安打は5、打たせて取る老獪なピッチングで0を重ね、2回以降は複数ランナーを出すことなく、5回1失点で投げ切ることが出来ました。

大差もついていますし、ご苦労様、ということで、勝ち投手の権利を得たこの回で、マウンドを降りることになりました。

KIAファンもそれを察知していて、5回終了時に盛大なヤン・ヒョンジョンの合唱、それに応えて会釈していた彼の姿も印象的でした…。

ようやく暗くなってきて、完全にナイターの雰囲気となってきましたが、こうなると個人的に気になるのは、本日の試合時間です。

5回終了時点でかなり遅い展開となっていて、最後まで観戦できるかが心配になってきました…。

踊ってる場合じゃないってば～(;´Д｀)。

まあ、セクシーだから良いけど～( ´∀｀ )。

そんな私の心を察知してか、その後、7回までは案外静かな試合展開。

少し試合ペースも速くなってきましたよ。

しかし、８回をむカエル時、何やらSSGファンがペンライトを振りかざす儀式（？）みたいなのを行ってから、恐るべき試合展開に…。

何と8回の裏、KIAの後続投手が被安打やら与四球やら、更には失策も重なって、一気に5失点。

8回裏だけでめちゃめちゃ時間がかかり、また長時間ゲームペースに逆戻り…。

この時点で、スコアは７－６。安打数も並びました。

両チーム併せて、ここまでで11四死球と、悪い意味でKBOらしい試合展開になってきました。

こういう展開を見ていると、改めてKBOでは昨日の２－０の試合のようなロースコアゲームの貴重さを感じてしまいます。

でも、興行的にはこっちの方が盛り上がるだろうし、正解なのかもしれないな…。多分、チームを問わず、KBOのファンの方に、今のNPBの中日の試合とか見せたら、おもんなくね～、と怒られるんだろうな。全然打たないから盛り上がらんし…。

時間が押してきたので、もうヤン・ヒョンジョンの勝ち投手の権利が消えた時点で、カエルことを決めていたのですが…。

そんな私の心の声が届いたのか、皮肉にも同点に追いつくまではいかず、8裏が終了。

1点差になったので、9表はSSGもビハインドの展開ながらクローザーを登板させてきましたよ。

バシッと早めに終わらせて～。KIA側だけど、さっさと凡退して良いよ～、と、心なく祈ってたわ…。

しかし、皮肉にもKIAが先頭打者がヒットで出塁すると…。

続く打者が送りバントを決めて1死2塁になります。
SSGのクローザー、ソ・ジンヨン危うし！

続く打者も安打を放ちますが、浅い当たりで前進守備も敷いていたので2塁走者は3塁止まり。

1死1・3塁となりましたが、後続二人は凡退して、結局９表は無得点。


無駄に時間だけかかって、点取れんのかいっ！

もう、時間はどうでも良くなってきたわ。

ヘタしたら、延長もあるかも、サヨナラでルーズベルト〆かも、とか、いろんなことを考えつつ、いよいよ試合は9裏突入です。

勿論、1点差のタイトな場面で、KIAのクローザー、チャン・ヒョンシクがマウンドに上がります。

このままさっさと抑えて逃げ切って～♪

試合終了後すぐに出ようと、ちょっとおトイレいったり、後ろのスコアを正面から撮るために移動したりしているうちに…。

場面は2死一塁となりました。

そして、キム・ミンシクが一塁線に強烈な当たりを放つも、一塁手の正面をついてしまい、そのままベースを踏んでゲームセットとなりました。

KIA勝利～！！！
途中までは楽勝ムードだったのにね…。

最後の打者、キム・ミンシクは悔しそうに一塁手前でうずくまってしまいました…。

いい当たりだっただけに、より悔しかったでしょうね…。

KIAの選手の御挨拶を見届けて…。

本当はヒロインも観たかったけど、ビジターのヒロインだからやる気もないだろうし、ビジョンにも出るかどうかもわからないし、言ってることも日本語じゃないからよくわからんだろうし…。

ということで、もうSSG側としては次のゲームの告知に入っておられましたので場内を後にします。

試合終了は22時半を過ぎました。

今、公式記録を確認すると、22時32分試合終了、結局9回のゲームとしては異例の4時間越えゲームとなってしまいました。

観衆に関しては、驚くなかれ、17,513人とのこと！
平日ナイターでこの数字なら、NPBとも十分勝負できそうな数字ですね！

流石、KBO一の観客動員数を誇るSSGですが、この試合に関しては、私と同じように、両チームのベテラン左腕の予告先発に惹かれた人が多かった、ということも影響していたのかなと思います。（因みにSSG主催ゲームの2022年の1試合平均観客動員数は13,633人となっていますので、やはりこの数字はかなり多いと思われますね。）

んなことを言っている場合ではありません。

終電がなくなる前に、急げ、急げ～。

因みに、自分だけでなく同じように走っている人が結構いました！

最初の仁川地下鉄に関しては、まだまだ本数があるのですが…。

文鶴競技場駅 駅

問題は富平からソウル地下鉄1号線（KORAIL）に乗り継いだ後、です。

富平駅 駅

予想通り、もう都心部まで直行する列車はなく、一旦、九老で降りることになりました。

で、びっくりすることに、ここで一本清涼里行きの列車を、待機ホーム間違いで乗り過ごしてしまい、結局、都心部に向かう列車としては最後の一本、東廟前行きに滑り込みセーフ。

あー、危なかった～。

九老駅 駅

無事、市庁駅まで戻ってくることができました。

もう乗り継げなかったら、この駅から明洞の宿まで歩こうと思っておりましたが…。

市庁駅 駅

この時点で、丁度0時。

この時間なら環状運行の2号線だと、行先を限定して運行がありますので、より近くて運賃も変わらない（事前にリサーチ済み）、往路と同じ乙支路入口駅まで行くことが出来ました。

乙支路入口駅 駅

この駅にとうちゃこしたのは0時8分のことでした。

そして最後は、もう屋台もすっかりと片付いてしまっていた明洞のメインストリートを経由して…。

明洞芸術劇場 博物館・美術館・ギャラリー

宿のキャビン内でこの写真を撮ったのは0時20分のことでした。

最後が微妙に日付を跨いでしまっておりますが、これにて今回の韓国旅の三日目の様子を綴らせて頂いた本旅行記は、これにて終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

ステップ イン ミョンドン ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• sonsihon13さん 2023/07/10 10:22:33

  この試合見ましたよ！

  6/21から九老のホステルで長期滞在しております。２０００年から６年間、ソウルで駐在しており、そのころから韓国プロ野球が好きになり現在も観戦を続けています。この
  試合も最後まで観戦し、私はバスでホステルまで帰りましたが３０００番で高速も走るので１時間くらいで帰ることができました。乗り換えが必要ですが次回は是非利用ソてみてください。意外に楽ですよ。グァンヒョンは新人の頃から見ていて、沖縄キャンプなどでもあったり、WBCの時は関西空港でも足を止めて話をしてくれました。チャムシルで試合があるときは、リベラホテルに泊まることがあるので、そこでも会うことができます。選手に会うには、試合後より、試合前の方がチャンスが多いですよ。どこかで韓国プロ野球をご一緒できたら楽しいかもしれませんね。韓国の球場にはほどんど足を運んでますので・・・これからも楽しんでください。
  そうそう一昨日はチャムシルの球場で現在トゥサンでバッテリーコーチをしている、芹澤コーチにも会えました。同時に、ご存じかと思いますが、韓国プロ野球の伝えて、ストライクゾーンの室井さんともお話できましたよ。とでも楽しかったです。ではでは。

  ケロケロマニアさん からの返信 2023/07/12 12:08:46

  RE: この試合見ましたよ！

  sonsihon13さん、こんにちは。
  メッセージを有難うございます。
  
  仁川からソウル市内へのバス、結構遅い時間でも運行しているんですね。その選択肢は全く考えておりませんでした。文鶴競技場の一駅隣の仁川ターミナルから乗車するのでしょうかね？次に機会がありましたら、試してみたいと思います。
  
  キム・グァンヒョンは若い頃から、日本の好敵手としてWBCでも存在感を見せていましたからね。今でも日本の中でも知名度ナンバー１の現役KBO選手かもしれないですね。
  
  そうでしたか、芹澤さんや室井さんにもお会いになられたんですね。最近は、NPBからKBOに行くのが、コーチばかりなので、また選手としても誰か来てくれると、日本でのKBOに対する注目度が上がって良いのにな、と思っています。
  
  私はまだ、水原・大邱・昌原・光州の球場には行ったことがないので、また色々と教えて下さいね。ソウルからだと、水原の球場へのアクセスもお勧めがございましたら、是非教えて下さい。
  
  
  ケロケロマニア
  
  
  > 6/21から九老のホステルで長期滞在しております。２０００年から６年間、ソウルで駐在しており、そのころから韓国プロ野球が好きになり現在も観戦を続けています。この
  > 試合も最後まで観戦し、私はバスでホステルまで帰りましたが３０００番で高速も走るので１時間くらいで帰ることができました。乗り換えが必要ですが次回は是非利用ソてみてください。意外に楽ですよ。グァンヒョンは新人の頃から見ていて、沖縄キャンプなどでもあったり、WBCの時は関西空港でも足を止めて話をしてくれました。チャムシルで試合があるときは、リベラホテルに泊まることがあるので、そこでも会うことができます。選手に会うには、試合後より、試合前の方がチャンスが多いですよ。どこかで韓国プロ野球をご一緒できたら楽しいかもしれませんね。韓国の球場にはほどんど足を運んでますので・・・これからも楽しんでください。
  > そうそう一昨日はチャムシルの球場で現在トゥサンでバッテリーコーチをしている、芹澤コーチにも会えました。同時に、ご存じかと思いますが、韓国プロ野球の伝えて、ストライクゾーンの室井さんともお話できましたよ。とでも楽しかったです。ではでは。