龍を放つ旅　～沖縄慰霊の日　琉球からヤマトへ　その1大神島編

2023/06/23 - 2023/06/30

沖縄慰霊の日。
那覇行きに飛び乗る　はずが、宮古島へ。
南の三輪山　大神島を経て、琉球王ゆかりの伊平屋島　伊是名島へ。
那覇港からフェリーで琉球とヤマトが交わる奄美。
裏航路を経て鹿児島～宮崎。

平家伝説を沖縄から宮崎まで繋ぐ龍宮の龍を放つ旅。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 レンタカー ANAグループ 徒歩

沖縄慰霊の日。出発の朝iPhoneからのリコメンドはシロクマさんの散骨にでかけた北極での一コマ。

那覇行に荷物トラブルで乗り遅れ、満席続きで宮古島経由に変更。もらったひまわりの種。サンリッチ。よいネーミング。

何度も通った宮古島便。なのにはじめて機内から大神島を見つけた。

漲水御嶽は宮古最大の聖地と言われる。ここの祭祀は大神島の神女がみていた、というのは大神で聞いた。

漲水御嶽 寺・神社・教会

宮古島とヤマトとのかかわりを研究していた研究者はたくさんいる。
その中の一人言語から西夏語とのかかわりにも注目していたニコライネフスキーはロシア人。

宮古島総鎮守　宮古神社は熊野信仰。
琉球の神社といえば熊野信仰。補陀落渡海で日秀上人が伝えたといわれる。
でも寺ではなく神社。今は。

宮古神社 寺・神社・教会

時間があるのでバスで島尻漁港。そしてせっかく宮古まできたので大神島にいってみることに。フェリーはほぼ満席で、私を一方的に出禁といったおじいの隣しか席がなく、にこやかに座ることに。
わたしにはなんの後ろ暗さもない。

途中、仲間の船にすれ違う。

敵に塩をおくる　代わりに沖縄の人がアレルギーを持っている薩摩の名産ボンタンアメをプレゼント。
上等って言葉と共に受け取ってもらったから、わかってくれたかしらね。
鹿児島県人会の集まりから続けてきている旅なので。その集まりでもらったお土産。

城辺の大神様

大神島 自然・景勝地

カミカクス。亀が迷い込んだりしていたみたい。公園に埋め立てる前は。
亀が出てきて竜宮城ってところかな。

大神島 自然・景勝地

飛行機からの大神島。やっぱり南の三輪山、大神島。
大神（おおみわ）神社って、大神って書くのはこの島とつながってるじゃないかって思う。
こんなこともあったしね。
https://ameblo.jp/polarstar358/entry-12725084108.html

那覇で一泊して伊平屋島。県庁前からやんばる急行バスで今帰仁の運天港へ。
今帰仁では、不思議おじさんに御嶽に連れていかれたことがあったけど、関係あるのかしら。
https://ameblo.jp/polarstar358/entry-12665420921.html
どこなのか何の御嶽だったのか聞いてないみたい。

でも今帰仁は為朝が流れついたといわれてきた場所だからね。

クマヤ洞。天照大御神の岩戸伝説琉球版があるところ。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

クマヤ洞窟 自然・景勝地

この日は祈祷のご一行様がいて異質な雰囲気。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

アンテロープキャニオンとかマウントシャスタとかでそっくりな景をみたことがある。海から遠いあの場所になぜ同じものがあるのか、思えば不思議。
赤い砂、やさしい光。
赤い砂といえば、わたしにとってはあとはナミビアか。ソススフレイ。
最近有名人がいくようになって一躍世界的な観光地になろうとしている。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

立岩信仰を感じる巨石。ヤヘ岩。
海からくる神は岩におりる。
八月まつりは、そんな海の神を迎えるまつり。

ヤヘー岩 名所・史跡

クバ山はクバの木がうわっている。棕櫚の葉は、祭祀につかう。蛇の頭の形に切ってかざったりとか。

田名のクバ山 自然・景勝地

伊平屋島 自然・景勝地

鷺はわたしにはサインの鳥である。明治天皇を思い出す徴。
そして、「王」でフェニックス。

２男２女を産んで、男は国を治め、女性はノロにって結構ある話。

屋蔵大主の墓。第一尚氏の始祖と言われている。

屋蔵墓 名所・史跡

ノロが神事をしたというアシャギは、伊平屋島ではアシアゲと呼ぶ。
ようやくここまでたどり着いて、なにをするところか分かり気持ちが悪くなる。
わたしのトラウマはここからきていた（謎）。

民宿内間荘。ごはん最高！