2015/04/06 - 2015/04/10
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Masakatsu Yoshidaさん
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私は、2,015年の3月末から4月上旬にかけて、エベレスト街道のトレッキングをしてきました。予てから、エベレストの雄姿を是非一目でも見てみたいと思っていました。この時は、72歳でしたが、この時期を逃すと年々足腰が弱くなると考えて、エベレスト街道のトレッキングを決行しました。
その時に、ヒマラヤの絶景を堪能しましが、その時の体験記を綴ります。
記事は、次の様に4部に分けて、報告します。
第1部 カトマンズからナムチェまで
第2部 ナムチェからディンボチェまで
第3部 ディンボチェからゴラク・シェプまで
第4部 ゴラク・シェプからルクラまで
この記事では、第4部 ゴラク・シェプからルクラまでの下山の行程をしたためます。
第10日目(4/6)ゴラク・シェプからペリチェまで(20km)
第11日目(4/7)ペリチェからキャンジュマまで(16km)
第12日目(4/8)キャンジュマからモンジョまで(12km)
第13日目(4/9)モンジョからルクラまで(13km)
往路では、9日間を要しましたが、帰路では4日間でした。
第10日目は、夜明け前に「カラパタール山」Kalapathar (5545 m)の中腹まで登り、日の出に輝くエベレストを間近に展望。その後、長い道のりの下山路を辿り、17:15にペリチェPeriche(4240m)に到着しました。
第11日目は、「キャンジュマ」Kyangiuma(3550m)まで下山でしたが、プンキ・テンガPhunki Tenga(3250m)からの登りがきつく、人生で最悪の苦難を舐めました。到着は18:00で、出発から11時間を要しました。
第12日目ですが、「ナムチェ」経由で、「マンジョ」Manjo(2835m)まで下りました。到着は15:50だったので、前日までの苦労は味わずに済みました。
第13日目は、出発地のルクラまで歩きました。途中のタド・コシガオンThado Koshigaon(2580m)で昼食後、上りの山道を歩きルクラ(2804m)に到着したのは15:05でした。
先ず、エベレスト街道の概要をご覧下さい。
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私が歩いたコースを茶色の線で示しました。出発点のルクラ(2850m)からナムチェ、ディンボチェを経由して、ゴラク・シェプ(5140m)まで登りました。そして、同じコースを通って下山しました。
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第10日目
夜明け前に「カラパタール山」の中腹5300m付近で見た「エベレスト」Mt. Everest(8848m)です。
エベレストの前方右側に高く聳えている山は「ヌプツェ」Nuptse (7864m)です。 -
ほぼ同じ位置から、東の空が白み始めた頃に撮影した写真です。
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イチオシ
「エベレスト」をズームアップしてみました。
この時の感動は忘れることはできません。 -
ゴラク・シェプの村まで下りてきました。
中央に険しく聳えている山は、「プモリ」(7165m)です。
その手前で黒茶けた台地の様な山は、先ほど[エベレスト]を眺めた「カラパタール山」です。 -
イチオシ
ゴラク・シェプから、帰路のトレッキングを始めました。
歩いて30分程の峠からは、「プモリ」等の山々が見えました。
プモリは、中国との国境に位置しています。 -
その後、他のトレッカーに交じって岩に覆われた「クンブ氷河」を歩いて下りました。
氷河の前方にはヒマラヤの山々が屹立していましたが、その景観は息を飲む壮観でした。 -
ここは、エベレスト登山中に命を落とした登山家たちの墓がある「トクラ峠」です。
チベット仏教の祈祷旗であるタルチョの向こうには、少々雲でかすれていましたが、堂々たる「アマ・ダブラム」(6856m)の秀峰を眺めることができました。 -
「トクラ」の村を後にすると、クンブ氷河の氷が融けて、「ロブチェ川」(Lobuche Khola)と呼ばれる川が出現しました。
やっと17時過ぎに、高度が4、270mの河原に形成された「ペリチェ」の集落に到着しました。
「ゴラク・シェプ」を出発してから8時間半のトレッキングでした。 -
ここからは、第11日目です。
この建物は、昨夜泊った「ペリチェ」のロッジです。 -
イチオシ
「ペリチェ」のロッジからは、朝日に輝く「カンテガ」(左)(6779m)と「タムセルク」(6623m)が見えました。
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10時頃「ショマレ」(4010)で休憩後、「パンボチェ」(3985m)を過ぎると、巨大な荷物を背負って登ってくるシェルパに出会いました。
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その後渓谷を下ると、「イムジャ川」の橋を渡るゾッキョの群れが見えました。
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デボチェ、タンボチェを過ぎて、プンキテンガ (3250m)に向かうと、シャクナゲなど花を付けた灌木を見かけるようになりました。
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「ブンキテンガ」のロッジの向こうには、「ドゥドコシ川」に架かる長い吊り橋がありました。
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本日の目的地、「キャンジュマ」のロッジに着いたのは18:00だったので、この日は13時間歩き続けでした。
今回のトレッキングでは、最も辛い1日でした。
ロッジにチェックイン後、高山病予防のために9日間続けていた禁酒を解禁し、久しぶりにビールを飲んで疲れを癒しました。 -
第12日目です。
朝8時半頃に宿を出ると、宿の向かい側で露店の土産品売り場がありました。そこでは、シェルパ族が被る毛糸の帽子やマフラー、色々な手工芸品などを売っていました。 -
30分程歩くと、展望の開けた場所に出ました。
そこからは、青空を背景に凛々しい「アマ・ダブラム」が聳えている姿が見えました。 -
又、同じ場所からは、「タムセルク」も見えました。
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暫く歩くと、「ナムチェ・バザール」に近い高台に出ました。
この高台には、極彩色のマニ車が設置されていました。 -
この付近からは、「ナムチェ・バザール」の市街地を俯瞰することができました。
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「ナムチェ」の村に到着すると、日本人が経営する“フレンドシップ・ロッジ”に立寄り、ここで昼食を取りました。
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昼食を終えて、「ナムチェ」から1時間ほど歩いた頃、荷物を積んだロバに出会いました。
高度の高いところではゾッキョだけでしたが、この付近ではロバも活用されているようです。 -
イチオシ
もう少し進んだところで、深い谷の上に架けられた長い吊り橋hがありました。
その橋をトレッカー達は慎重に歩いて渡ります。 -
本日の目的地、「モンジョ」に向かって流れる「ドゥドコシ川」の流れ。
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「モンジョ」郊外に差し掛かると、水田を見かけました。
やっと、人里に近づいた感じがしました。 -
今晩泊る「モンジョ」のロッジです。
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ロッジの近くには、満開の桜が咲いていました。
その周辺には、色とりどりのタルチョが舞っていました。
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第13日目です。
いよいよ、本日は「エベレスト街道」トレッキングの最終日です。
この日はいつもより早く7時にロッジを出発しました。
「モンジョ」付近の高度は約2800mですが、歩き出すと、満開の桜が咲いていて、春爛漫の雰囲気でした。 -
しばらく歩くと、垂直に切り立つ岩を流れ落ちる「Benkarの滝」が現れました。
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「パクディン」の村には“HERMANN HELMERS”と言う店名のカフェがありました。
ここで、作り立てのチーズ・ケーキとコーヒーを頂きました。素晴らしい味わいだったので、穴場を発見したような喜びでした。
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このカフェを出て市街地に出ると、トレッカー向けの用具を売っているお店などを見かけました。
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チュタワ、タドコシを通過して、チェプルンを過ぎた頃の光景です。
つづら折りの山道が続き、延々と田園風景が広がっていました。
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チェブルンを通過して「ルクラ村」に近づいた頃、道路の中央に石棺が置かれていました。
誰か高貴な人の御遺体が収められているのでしょうか?
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「ルクラ」のロッジ到着は15時頃でした。
マウンテン ロッジズ オブ ネパール - ルクラ ホテル
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「モンジョ」から今晩のロッジ、「ルクラ」まで荷物を運んでくれたポーターの可愛らしい少女です。
この少女はこれから「モンジョ」迄戻るので、勤勉さに脱帽です。 -
「ルクラ」の中心街です。
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「ルクラ」のお土産店出会った日本人女性に、この村で最も美味しいと言われるレストランを教えてもらいました。
そのレストランがここです。 -
このお店で、鶏の手羽焼きと水餃子を食べました。
日本人の口に合う 美味しい味でした。 -
イチオシ
第14日目
この日は、早朝のフライトで「カツマンドゥ」に飛ぶので、5時40分に起床しました。
ロッジの外に出ると、雲一つない青空を背景にして、「コンデリ峰」(標高6,187m)の姿を展望できました。 -
7時頃の空港の様子です。
フライトの出発時刻は8時半ですが、7時にはトレッカー達で空港内は混雑した状況となりました。
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空港のヘリポートには、高山病患者のトレッカーを運ぶ救難ヘリが次々と着陸する光景を見ました。
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この飛行機に乗って、「カトマンドゥ」に戻ります。
これで、14日間の「エベレスト街道」のトレッキングは終わりました。
「エベレスト」を始め、「ローツェ」、「ヌプツェ」、「アマ・ダブラム」、「プモリ」、「タボチェ」など、ヒマラヤの山々を仰ぎ見て感動した経験は、一生忘れることはないでしょう!
(終わり)
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