鎌倉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今は梅雨の中休みといわれ、毎日暑い日が続きます。今日は地域ボランティアの業務もないので、思い切って鎌倉散策を楽しんできました。<br />JR鎌倉駅を降りて、東口の改札を出たとたんに、大勢の観光客で溢れていました。外国人も多く目につきます。小中学生のグループも多くみられます。<br />中高年の観光客も多くみられ、やっと鎌倉にも活気が戻ってきた感じが<br />しました。<br />今日は、鎌倉でもノーマルなコースをぶらついて紫陽花を見て歩くようにしました。<br />

紫陽花を見ながら鎌倉散策

68いいね!

2023/06/28 - 2023/06/28

288位(同エリア7080件中)

0

36

laguna

lagunaさん

今は梅雨の中休みといわれ、毎日暑い日が続きます。今日は地域ボランティアの業務もないので、思い切って鎌倉散策を楽しんできました。
JR鎌倉駅を降りて、東口の改札を出たとたんに、大勢の観光客で溢れていました。外国人も多く目につきます。小中学生のグループも多くみられます。
中高年の観光客も多くみられ、やっと鎌倉にも活気が戻ってきた感じが
しました。
今日は、鎌倉でもノーマルなコースをぶらついて紫陽花を見て歩くようにしました。

旅行の満足度
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • JR鎌倉駅東口です。わかりやすくいうと、「小町通・鶴岡八幡宮」<br />に行く方の出口です。<br />今日も天気は良いし、小町通はごった返しの状態です。<br />

    JR鎌倉駅東口です。わかりやすくいうと、「小町通・鶴岡八幡宮」
    に行く方の出口です。
    今日も天気は良いし、小町通はごった返しの状態です。

  • JR鎌倉駅東口から段葛方面に向かって歩きます。そして、<br />横断歩道を渡り細い路地に入っていきます。<br />そこにあるのが「宇津宮辻子幕府跡」です。<br />もともとは、北条時政と牧の方との間にできた娘婿である<br />宇都宮朝綱の屋敷跡だったようです。<br />石碑をよくご覧ください。<br />「宇津宮辻幕府旧跡」と刻まれていますが、「辻」と<br />いうのは間違いで、「辻子」(ずし)が正しいのです。<br />つまり「子」が抜けているのです。<br />「辻子」とは大路・小路を結ぶ道路のことをいいます。<br />鎌倉には、昔、鎌倉青年団が文化遺産の紹介を目的として<br />案内石碑を約80基建立しましたが、中には間違いがある<br />ので注意して読んでください。

    JR鎌倉駅東口から段葛方面に向かって歩きます。そして、
    横断歩道を渡り細い路地に入っていきます。
    そこにあるのが「宇津宮辻子幕府跡」です。
    もともとは、北条時政と牧の方との間にできた娘婿である
    宇都宮朝綱の屋敷跡だったようです。
    石碑をよくご覧ください。
    「宇津宮辻幕府旧跡」と刻まれていますが、「辻」と
    いうのは間違いで、「辻子」(ずし)が正しいのです。
    つまり「子」が抜けているのです。
    「辻子」とは大路・小路を結ぶ道路のことをいいます。
    鎌倉には、昔、鎌倉青年団が文化遺産の紹介を目的として
    案内石碑を約80基建立しましたが、中には間違いがある
    ので注意して読んでください。

  • 同じ敷地内に存在する、「宇津宮稲荷」です。<br />おそらく宇都宮朝綱の屋敷跡だったので、お稲荷様が鬼門の位置に<br />建てられたものと思われます。

    同じ敷地内に存在する、「宇津宮稲荷」です。
    おそらく宇都宮朝綱の屋敷跡だったので、お稲荷様が鬼門の位置に
    建てられたものと思われます。

  • 裏道をさらに進んでいくと「大佛茶廊」との表示がかかった旧家があります。<br />野尻邸(旧大佛次郎茶亭)です。<br />

    裏道をさらに進んでいくと「大佛茶廊」との表示がかかった旧家があります。
    野尻邸(旧大佛次郎茶亭)です。

  • 野尻邸(旧大佛次郎茶亭)の説明板です。<br />各自、お読みください。

    野尻邸(旧大佛次郎茶亭)の説明板です。
    各自、お読みください。

  • 「宇津宮辻子幕府跡」から細い小道を300メートルほど進<br />むと「若宮大路幕府跡」の石碑に出会います。<br />鎌倉幕府第4代将軍 藤原頼経から第9代将軍守邦親王の代、<br />つまり鎌倉幕府滅亡まで 将軍の御所があった場所なのです。

    「宇津宮辻子幕府跡」から細い小道を300メートルほど進
    むと「若宮大路幕府跡」の石碑に出会います。
    鎌倉幕府第4代将軍 藤原頼経から第9代将軍守邦親王の代、
    つまり鎌倉幕府滅亡まで 将軍の御所があった場所なのです。

  • 小道を抜けて、小町大路に出ます。<br />まず、すぐに見るのが「宝戒寺」です。ここでは、「宝戒寺」の前を<br />通ったということで、看板の一部をカメラに納めて通過しました。<br />

    小道を抜けて、小町大路に出ます。
    まず、すぐに見るのが「宝戒寺」です。ここでは、「宝戒寺」の前を
    通ったということで、看板の一部をカメラに納めて通過しました。

  • 金沢街道をひたすら六浦方面に歩いていくと「大御堂」の信号があります。<br />そこを右に曲がります。

    金沢街道をひたすら六浦方面に歩いていくと「大御堂」の信号があります。
    そこを右に曲がります。

  • この滑川に架けられたのが「大御堂橋」です。<br />この橋を渡って「勝長寿院跡」「釈迦堂切通し」方面に行きます。

    この滑川に架けられたのが「大御堂橋」です。
    この橋を渡って「勝長寿院跡」「釈迦堂切通し」方面に行きます。

  • 「大御堂橋」の表示があります。

    「大御堂橋」の表示があります。

  • 大御堂橋を渡り切って、やや右手にあるのが「文覚聖人屋敷跡」です。<br />この文覚上人はなかなかの「はったり屋」で相当「図太い男」と推察<br />される。<br />石碑にも記述があるが、他人の女房に横恋慕し、挙句の果てにはその<br />夫を殺して自分のものにしようとするが、誤って言い寄った女房を殺<br />してしまう。<br />また、坊主になってから、神護寺の再建のため。後白河法皇から寄付<br />をとろうと御所まで行ってしまい、後白河法皇の怒りにふれて伊豆に<br />流されてしまうのである。そこで、文覚は初めて源頼朝と出会い、<br />旗揚げを強く勧めるのである。<br />

    大御堂橋を渡り切って、やや右手にあるのが「文覚聖人屋敷跡」です。
    この文覚上人はなかなかの「はったり屋」で相当「図太い男」と推察
    される。
    石碑にも記述があるが、他人の女房に横恋慕し、挙句の果てにはその
    夫を殺して自分のものにしようとするが、誤って言い寄った女房を殺
    してしまう。
    また、坊主になってから、神護寺の再建のため。後白河法皇から寄付
    をとろうと御所まで行ってしまい、後白河法皇の怒りにふれて伊豆に
    流されてしまうのである。そこで、文覚は初めて源頼朝と出会い、
    旗揚げを強く勧めるのである。

  • この反射鏡を目印に、右へ曲がって進んでいく。

    この反射鏡を目印に、右へ曲がって進んでいく。

  • 閑静な住宅地の道路をまっすぐ進んでいく。

    閑静な住宅地の道路をまっすぐ進んでいく。

  • 紫陽花がまだ咲いていますが、今年は雨が少なかったせいか、紫陽花も<br />元気がありません。

    紫陽花がまだ咲いていますが、今年は雨が少なかったせいか、紫陽花も
    元気がありません。

  • 勝長寿院近くのこの場所は、紫陽花鑑賞の隠れた穴場なのです。

    勝長寿院近くのこの場所は、紫陽花鑑賞の隠れた穴場なのです。

  • 「勝長寿院跡」を示す碑文があります。

    「勝長寿院跡」を示す碑文があります。

  • 鎌倉青年団が建立した、勝長寿院跡を示す石碑です。<br />当時、鎌倉青年団は文化遺産の紹介を目的とした案内石碑を鎌倉市内に<br />およそ80基建立したといわれます。<br />

    鎌倉青年団が建立した、勝長寿院跡を示す石碑です。
    当時、鎌倉青年団は文化遺産の紹介を目的とした案内石碑を鎌倉市内に
    およそ80基建立したといわれます。

  • この五輪塔は「源義朝」と家来の「鎌田政清」の墓といわれ<br />る。平治の乱の戦に負けた義朝と家来の鎌田政清が、今の<br />愛知県知多郡まで逃げて、政清の舅である長田忠致を頼った<br />のだが、見事に裏切られて殺されてしまう。<br />本当に悔しかったと思う。

    この五輪塔は「源義朝」と家来の「鎌田政清」の墓といわれ
    る。平治の乱の戦に負けた義朝と家来の鎌田政清が、今の
    愛知県知多郡まで逃げて、政清の舅である長田忠致を頼った
    のだが、見事に裏切られて殺されてしまう。
    本当に悔しかったと思う。

  • あまり暑いので、木陰で一休みしようと思います。<br />あらら、 先客がいました。

    あまり暑いので、木陰で一休みしようと思います。
    あらら、 先客がいました。

  • 報国寺方面にひたすら歩いていきます。<br />途中の民家で、ノウゼンカズラが見事に咲いています。<br />そうすると妙本寺の「ノウゼンカズラ」も今が見どころではないか<br />と思います。

    報国寺方面にひたすら歩いていきます。
    途中の民家で、ノウゼンカズラが見事に咲いています。
    そうすると妙本寺の「ノウゼンカズラ」も今が見どころではないか
    と思います。

  • 今の季節にピッタリの「半夏生」です。<br />私が鎌倉散策を初めてから、一番最初に教わった植物の名が<br />「半夏生」でした。しかも、奇遇なことに同じ場所でした。

    今の季節にピッタリの「半夏生」です。
    私が鎌倉散策を初めてから、一番最初に教わった植物の名が
    「半夏生」でした。しかも、奇遇なことに同じ場所でした。

  • 「田楽辻子のみち」の案内板です。

    「田楽辻子のみち」の案内板です。

  • 田楽辻子のみち<br />鎌倉時代に呼ばれていた小路で、路名の由来は路沿いの釈迦堂前に<br />田楽師が住んでいたと伝える。<br />辻子は通り抜けのできる小路のことで、十字路を辻という。<br />「吾妻鏡」などの田楽にまつわる記事に基づいて、現在の道筋を<br />たどると筋替橋を起点として、宝戒寺裏から滑川を渉り、大御堂ヶ<br />谷、釈迦堂ヶ谷の入り口を経て、宅間ヶ谷に出て、六浦と合流す<br />る小路と考えられる。<br /><br />

    田楽辻子のみち
    鎌倉時代に呼ばれていた小路で、路名の由来は路沿いの釈迦堂前に
    田楽師が住んでいたと伝える。
    辻子は通り抜けのできる小路のことで、十字路を辻という。
    「吾妻鏡」などの田楽にまつわる記事に基づいて、現在の道筋を
    たどると筋替橋を起点として、宝戒寺裏から滑川を渉り、大御堂ヶ
    谷、釈迦堂ヶ谷の入り口を経て、宅間ヶ谷に出て、六浦と合流す
    る小路と考えられる。

  • 田楽辻子のみちを歩いて、報国寺に到着しました。<br /><br />

    田楽辻子のみちを歩いて、報国寺に到着しました。

  • 報国寺は、拝観料を支払う料金所の手前にトイレがあります。<br />この近辺を散策するときは、よく利用させてもらいます。

    報国寺は、拝観料を支払う料金所の手前にトイレがあります。
    この近辺を散策するときは、よく利用させてもらいます。

  • 報国寺のトイレに行く途中に出会う「お地蔵さん」です。

    報国寺のトイレに行く途中に出会う「お地蔵さん」です。

  • 報国寺で用を済ませて、奥にある「旧華頂宮邸」に到着です。<br />鎌倉の3大洋館といえば、「鎌倉文学館」「古我邸」「華頂宮邸」をさします。

    報国寺で用を済ませて、奥にある「旧華頂宮邸」に到着です。
    鎌倉の3大洋館といえば、「鎌倉文学館」「古我邸」「華頂宮邸」をさします。

  • 「旧華頂宮邸」は、いつ来ても風格があります。

    「旧華頂宮邸」は、いつ来ても風格があります。

  • 以前は、古谷一行主演の「金田一耕助シリーズ」でよくロケで使われていました。<br />今でも、テレビドラマなどで見るので、未だロケなどで使われているようです。

    以前は、古谷一行主演の「金田一耕助シリーズ」でよくロケで使われていました。
    今でも、テレビドラマなどで見るので、未だロケなどで使われているようです。

  • 「旧華頂宮邸」を通り過ぎて、浄妙寺緑地芝生広場につながる入口<br />付近まで行きます。<br />

    「旧華頂宮邸」を通り過ぎて、浄妙寺緑地芝生広場につながる入口
    付近まで行きます。

  • この付近は、紫陽花がまだ綺麗に咲いていました。

    この付近は、紫陽花がまだ綺麗に咲いていました。

  • 紫陽花をゆっくり鑑賞ください。

    紫陽花をゆっくり鑑賞ください。

  • 紫陽花をゆっくり鑑賞ください。

    紫陽花をゆっくり鑑賞ください。

  • 浄妙寺緑地芝生広場につながる入口です。<br />この道を登っていけば、浄妙寺緑地や名越切通し方面にも通じています。

    浄妙寺緑地芝生広場につながる入口です。
    この道を登っていけば、浄妙寺緑地や名越切通し方面にも通じています。

  • あまり観光客の来ない場所なので、のんびりと紫陽花を鑑賞できました。

    あまり観光客の来ない場所なので、のんびりと紫陽花を鑑賞できました。

  • さあ、今年も紫陽花を鑑賞できたので満足して帰ります。<br />喉は乾くやら汗は出るやら疲れるやらで、早く家に帰ってシャワーを<br />浴びようと思います。<br /><br />なんの変哲もない「鎌倉歴史散歩」ですが、最後までご覧いただき、<br />ありがとうございました。

    さあ、今年も紫陽花を鑑賞できたので満足して帰ります。
    喉は乾くやら汗は出るやら疲れるやらで、早く家に帰ってシャワーを
    浴びようと思います。

    なんの変哲もない「鎌倉歴史散歩」ですが、最後までご覧いただき、
    ありがとうございました。

68いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

lagunaさんの関連旅行記

lagunaさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP