2023/06/28 - 2023/06/28
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lagunaさん
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今は梅雨の中休みといわれ、毎日暑い日が続きます。今日は地域ボランティアの業務もないので、思い切って鎌倉散策を楽しんできました。
JR鎌倉駅を降りて、東口の改札を出たとたんに、大勢の観光客で溢れていました。外国人も多く目につきます。小中学生のグループも多くみられます。
中高年の観光客も多くみられ、やっと鎌倉にも活気が戻ってきた感じが
しました。
今日は、鎌倉でもノーマルなコースをぶらついて紫陽花を見て歩くようにしました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JR鎌倉駅東口です。わかりやすくいうと、「小町通・鶴岡八幡宮」
に行く方の出口です。
今日も天気は良いし、小町通はごった返しの状態です。 -
JR鎌倉駅東口から段葛方面に向かって歩きます。そして、
横断歩道を渡り細い路地に入っていきます。
そこにあるのが「宇津宮辻子幕府跡」です。
もともとは、北条時政と牧の方との間にできた娘婿である
宇都宮朝綱の屋敷跡だったようです。
石碑をよくご覧ください。
「宇津宮辻幕府旧跡」と刻まれていますが、「辻」と
いうのは間違いで、「辻子」(ずし)が正しいのです。
つまり「子」が抜けているのです。
「辻子」とは大路・小路を結ぶ道路のことをいいます。
鎌倉には、昔、鎌倉青年団が文化遺産の紹介を目的として
案内石碑を約80基建立しましたが、中には間違いがある
ので注意して読んでください。 -
同じ敷地内に存在する、「宇津宮稲荷」です。
おそらく宇都宮朝綱の屋敷跡だったので、お稲荷様が鬼門の位置に
建てられたものと思われます。 -
裏道をさらに進んでいくと「大佛茶廊」との表示がかかった旧家があります。
野尻邸(旧大佛次郎茶亭)です。 -
野尻邸(旧大佛次郎茶亭)の説明板です。
各自、お読みください。 -
「宇津宮辻子幕府跡」から細い小道を300メートルほど進
むと「若宮大路幕府跡」の石碑に出会います。
鎌倉幕府第4代将軍 藤原頼経から第9代将軍守邦親王の代、
つまり鎌倉幕府滅亡まで 将軍の御所があった場所なのです。 -
小道を抜けて、小町大路に出ます。
まず、すぐに見るのが「宝戒寺」です。ここでは、「宝戒寺」の前を
通ったということで、看板の一部をカメラに納めて通過しました。 -
金沢街道をひたすら六浦方面に歩いていくと「大御堂」の信号があります。
そこを右に曲がります。 -
この滑川に架けられたのが「大御堂橋」です。
この橋を渡って「勝長寿院跡」「釈迦堂切通し」方面に行きます。 -
「大御堂橋」の表示があります。
-
大御堂橋を渡り切って、やや右手にあるのが「文覚聖人屋敷跡」です。
この文覚上人はなかなかの「はったり屋」で相当「図太い男」と推察
される。
石碑にも記述があるが、他人の女房に横恋慕し、挙句の果てにはその
夫を殺して自分のものにしようとするが、誤って言い寄った女房を殺
してしまう。
また、坊主になってから、神護寺の再建のため。後白河法皇から寄付
をとろうと御所まで行ってしまい、後白河法皇の怒りにふれて伊豆に
流されてしまうのである。そこで、文覚は初めて源頼朝と出会い、
旗揚げを強く勧めるのである。 -
この反射鏡を目印に、右へ曲がって進んでいく。
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閑静な住宅地の道路をまっすぐ進んでいく。
-
紫陽花がまだ咲いていますが、今年は雨が少なかったせいか、紫陽花も
元気がありません。 -
勝長寿院近くのこの場所は、紫陽花鑑賞の隠れた穴場なのです。
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「勝長寿院跡」を示す碑文があります。
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鎌倉青年団が建立した、勝長寿院跡を示す石碑です。
当時、鎌倉青年団は文化遺産の紹介を目的とした案内石碑を鎌倉市内に
およそ80基建立したといわれます。 -
この五輪塔は「源義朝」と家来の「鎌田政清」の墓といわれ
る。平治の乱の戦に負けた義朝と家来の鎌田政清が、今の
愛知県知多郡まで逃げて、政清の舅である長田忠致を頼った
のだが、見事に裏切られて殺されてしまう。
本当に悔しかったと思う。 -
あまり暑いので、木陰で一休みしようと思います。
あらら、 先客がいました。 -
報国寺方面にひたすら歩いていきます。
途中の民家で、ノウゼンカズラが見事に咲いています。
そうすると妙本寺の「ノウゼンカズラ」も今が見どころではないか
と思います。 -
今の季節にピッタリの「半夏生」です。
私が鎌倉散策を初めてから、一番最初に教わった植物の名が
「半夏生」でした。しかも、奇遇なことに同じ場所でした。 -
「田楽辻子のみち」の案内板です。
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田楽辻子のみち
鎌倉時代に呼ばれていた小路で、路名の由来は路沿いの釈迦堂前に
田楽師が住んでいたと伝える。
辻子は通り抜けのできる小路のことで、十字路を辻という。
「吾妻鏡」などの田楽にまつわる記事に基づいて、現在の道筋を
たどると筋替橋を起点として、宝戒寺裏から滑川を渉り、大御堂ヶ
谷、釈迦堂ヶ谷の入り口を経て、宅間ヶ谷に出て、六浦と合流す
る小路と考えられる。 -
田楽辻子のみちを歩いて、報国寺に到着しました。
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報国寺は、拝観料を支払う料金所の手前にトイレがあります。
この近辺を散策するときは、よく利用させてもらいます。 -
報国寺のトイレに行く途中に出会う「お地蔵さん」です。
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報国寺で用を済ませて、奥にある「旧華頂宮邸」に到着です。
鎌倉の3大洋館といえば、「鎌倉文学館」「古我邸」「華頂宮邸」をさします。 -
「旧華頂宮邸」は、いつ来ても風格があります。
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以前は、古谷一行主演の「金田一耕助シリーズ」でよくロケで使われていました。
今でも、テレビドラマなどで見るので、未だロケなどで使われているようです。 -
「旧華頂宮邸」を通り過ぎて、浄妙寺緑地芝生広場につながる入口
付近まで行きます。 -
この付近は、紫陽花がまだ綺麗に咲いていました。
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紫陽花をゆっくり鑑賞ください。
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紫陽花をゆっくり鑑賞ください。
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浄妙寺緑地芝生広場につながる入口です。
この道を登っていけば、浄妙寺緑地や名越切通し方面にも通じています。 -
あまり観光客の来ない場所なので、のんびりと紫陽花を鑑賞できました。
-
さあ、今年も紫陽花を鑑賞できたので満足して帰ります。
喉は乾くやら汗は出るやら疲れるやらで、早く家に帰ってシャワーを
浴びようと思います。
なんの変哲もない「鎌倉歴史散歩」ですが、最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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