2023/06/20 - 2023/06/21
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この旅行記のスケジュール
2023/06/20
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バスでの移動
東京駅鍛冶場駐車場発⇒ホテルエピナール那須着
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ホテルで夕食(アネックスタワー2階 和匠ダイニング 菜す乃)
2023/06/21
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藤乃稲荷神社
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バスでの移動
バスで東京駅へ。
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この旅行記スケジュールを元に
2023年6月20日~21日の1泊2日、那須高原にあるホテルエピナール那須に宿泊してきました。東京駅からの送迎バス付のプランで、のんびりお気軽な温泉旅行です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回はホテルエピナール那須の送迎バス付き宿泊プランを利用しました。東京駅からバスに乗ってホテルに直行です。
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朝が早かったので朝食はバスの中で持参したおにぎりを食べました。
途中、佐野SAでトイレ休憩です。佐野サービスエリア (下り) 道の駅
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13:30頃ホテルにチェックイン。
広々とした客室です。那須温泉 ホテルエピナール那須 宿・ホテル
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梅雨の季節なので、雨の場合、晴れの場合とそれぞれ旅行計画を考えていたのですが、びっくりするくらいの晴天に恵まれました。
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先月に石川県1週間旅行という割とハードな旅行をしたばかりなので、今回はゆったりスケジュールで爽やかな高原を満喫するつもりです。
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1日目はホテルの敷地内を散策します。高原の森に囲まれた気持ちよい散策路が用意されていました。
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綺麗に整備された散策路で森林浴です。
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ホテルスタッフがヤギを連れて歩いて行きます。このホテルには各種スポーツ施設や体験工房、温水プールなどが用意されています。さらに動物や自然との触れ合いが楽しめる「フォレストエリア」を新しくオープンさせたとホームページに書いてありました。
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敷地の端の方に動物たちがいました。
かわいらしいアルパカにエサやり体験もできます。他のお客さんがエサをあげているのを横から眺めて写真に撮ります。 -
ヤギ。
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ヤギ。
施設が完全には出来上がっていないようで、動物もアルパカとヤギしかいませんでした。そのうちホーストレッキングなどもできるようになるみたいです。 -
ホテルの屋上の展望台に上がってみました。
那須高原は思ったより森が深いです。
この後温水プールに入って、次に大浴場に入りました。どちらも広くて快適です。 -
ホテルの和食レストランで夕食です。宿泊プランに1人4000円分の食事券が付いてきたのでそれを利用します。
お酒を飲まないので、1人4000円の食事というのは結構なボリュームになります。
先ずは店員さんお勧めの焼トウモロコシ。白いトウモロコシはとても甘みが強くて美味です。雪塩を付けていただきます。 -
続いて牛肉のタタキ。とても美味しかったです。
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海鮮丼。とても美味しかったです。
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ハンバーグ定食。とても美味しかったです。
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デザートその1。とても美味しかったです。
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デザートその2。とても美味しかったです。
普段はグルメ要素少なめの旅をしていますが、たまにはこういうのもいいものだと思いました。 -
朝食のバイキングです。
メニューが多くて、どれも美味しかったですが、特にフレンチトーストと薬膳粥が美味でした。高原の美味しい牛乳2種類とコーヒー牛乳、それにアイスとプリンでお腹がガボガボになりました。 -
チェックアウトして荷物をサービスカウンターに預けます。
観光周遊バスの1DAYパスも購入して観光に出かけます。 -
那須温泉神社に到着。
那須温泉神社 寺・神社・教会
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舒明天皇の代(在位:629年 - 641年)の創建といわれるほど古い歴史を持つ神社です。那須与一が扇の的を射る時にこの神社を祈願して見事に的を射たことで有名です。
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参道の途中に境内社が数多くあります。
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見立神社、天児屋根命と狩野三郎行広を祀っています。狩野三郎行広は那須温泉発見の祖です。
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蟇股に卍紋があります。神社にもあるんですね。
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愛宕福神水。
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カエル石。
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意外と参道が長いです。
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ご神木「生きる」
名前の付いたご神木というのも珍しい気がします。 -
那須の五葉松。栃木名木百選にも選ばれています。
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凛々しい顔の狛犬。
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拝殿に到着しました。
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「ゆぜんじんじゃ」と読むらしい。
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拝殿の隣に九尾稲荷神社があります。
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妖怪で有名な九尾の狐(玉藻前)が祀られています。
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菅笠をかぶったお狐さま。
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犬っぽいお顔。
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小さい狐もいました。
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しっぽは9本ありました。
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神社境内から下を見下ろすと、賽の河原があります。
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殺生石の近くまで来ました。松尾芭蕉の「奥の細道」にも出てくる有名な岩です。
陰陽師の安倍泰成に正体を見破られた九尾の狐が上総介広常と三浦介義純に退治され、この石に姿を変えたという伝説が残っています。石はその後も毒を発して人々や生き物の命を奪い続けたため「殺生石」と呼ばれるようになりました。殺生石 名所・史跡
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2022年3月、この殺生石が真っ二つに割れているのが発見されました。
九尾の狐は復活しましたよ。 -
芭蕉の句碑が立っています。「石の香や夏草赤く露暑し」
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芭蕉の時代から変わらない風景です。
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展望台「恋人の聖地」という案内看板があったので山を登ってみる事にしました。
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予想より長い道のりです。
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なかなかたどり着きません。かなり足が疲れてきました。
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30分くらい山道を登ってやっとたどり着きました。
那須高原展望台(恋人の聖地) 自然・景勝地
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素晴らしい景観を楽しめます。苦労して登ってきたかいがありました。
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帰りは別の山道ルートで帰ります。
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足元の植物を見ながら山を下ります。
これはモミジガサでしょうか。 -
これはツクバネソウ、かな?
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殺生石まで戻って来ました。
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先ほど登った山道の入り口。
1.0㎞と書いてありますが、素人には山道の1㎞がどのくらいのものなのかよくわかりません。「ずっと上り坂で徒歩30分くらい」と書いてあれば行かなかった。 -
教伝地蔵。親不孝な寺の住職がここで罰に当たって死んだらしい。
親不孝者が寺の住職になれるのがそもそも間違っているような気がします。 -
教伝地蔵の周囲に建つ千体地蔵。昭和期に入って教伝地蔵を新たに作り直したのを機に、脇地蔵を1000体つくり始めたそうです。
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もう少しどんより曇った日の方が雰囲気が出たかもしれません。
教伝地蔵尊・千体地蔵尊 寺・神社・教会
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湯の花採取場跡。
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盲蛇石。盲目の蛇を助けるために枯れ枝やすすきで小屋を建ててあげたら、そこに湯の花が付着していたという、湯の花採取の起源を伝える伝説が残っているそうです。
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鹿の湯の方に向かいます。那須温泉元湯・鹿の湯は、先ほど立ち寄った見立神社に祀られている狩野三郎行広が山狩の際に、射損じて逃げる鹿を追って山奥に入ると、鹿は傷ついた体を温泉で癒していた、というのが始まりなんだそうです。
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ホテルで温泉に入っているので、ここは外観のみ見学。
鹿の湯 温泉
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なかなか風情のある温泉です。
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那須の町の方へ降りて行きます。
安政5年(1858年)の山津波の慰霊碑がありました。それまでは「鹿の湯」を中心とした集落があったそうです。 -
湯元の繁栄と湯治客の安全を願って作られた聖徳太子像。
現在の那須高原の中心はもう少し下に移ってしまったようで、この辺りは少し寂れています。聖徳太子様の御威光も及ばなかったみたいです。 -
松尾芭蕉宿泊地という看板がありました。
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龍神の神と寂師如来が祀られています。
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「この地の湯川沿いの崖下に元「矢場」があり、「でき穴」と呼ばれる洞窟がありました。上方は殺生石まで下方の穴は喰初寺まで続いていると言われていますが、今は崩れて塞がり往時の面影はありません。現在この地の所有者が稲荷社を建立し御霊を鎮めています。」
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がけ下に続く参道があります。
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道路に面した駐車場の下に藤乃稲荷神社がありました。
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一応お稲荷さんがいます。
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若干寂れた感じはありますが、それなりにちゃんとした祭壇になっています。
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隣には謎の稲荷ホールなる舞台があります。
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つつうけの宮
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ここに洞窟の入り口があったらしい。
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なかなか面白い場所でした。。
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那須温泉昔語り館という建物がありましたが、閉まっていました。
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喰初寺まで降りてきました。
この寺の由来によると、病気療養のため那須に湯治に来ていた日蓮上人が、帰る時に七字題目「南無妙法蓮華経」と石に書いた。その後、高弟日朗上人が筆跡をそのまま石に刻んだそうです。それがこのお寺のご本尊「喰初寺の題目碑」になっています。喰初寺 寺・神社・教会
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昔、大きくなっても何もしゃべらず、何も食べない子供がいて、その子供にこの石碑のコケを食べさせたらしゃべるようになった、という伝説があるそうで、そこからこのご本尊の事は「食初仏(くいぞうぶつ)」とも呼ばれるようになったのだとか。
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文政年間(1816~1830年)に当時の黒羽藩の藩主大関増業の姫が重い病気にかかり食を取ることが出来なくなり、本尊である喰初仏に祈願したところ、たちまち快癒した事から、小堂を建立し喰初仏を祀ったのが食初寺の始まりと伝えられています。
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これはたぶん日蓮上人の像だと思います。
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その後ろに何か大きな岩があります。どうやらこれは「数珠割石」と言われるものらしいです。日蓮上人が、この地で悪行を働いていた九尾の狐の霊魂を数珠に封じ、その数珠でこの巨石に叩きつけると真っ二つに割れ成仏し、再び九尾の狐が悪行を働かないように日蓮上人が"南無妙法蓮華教"と巨石に墨書したと伝えられています
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このお寺の境内の隅には九尾稲荷も祀られています。
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殺生石に封じられた九尾の狐が出てきて、日蓮上人に再び封印されたということですかね。
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食初寺からホテルサンバレー那須を通り抜けて、藤城清治美術館にやって来ました。
藤城清治美術館 美術館・博物館
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藤城清治の作品でお馴染みのキャラクターたちがお出迎えしてくれます。
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夫婦そろってこの人の作品のファンなので、今回の旅行では一番楽しみにしていた観光スポットです。
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入り口から美術館まで、森の中の小径を歩きます。
所々に影絵から抜け出してきたように猫やカエルたちが立っています。 -
途中にチャペルもありました。
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チャペル内のステンドグラスが藤城作品になっています。
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ここはとても美しい空間でした。
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建物全体も影絵の中の風景みたいです。
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美術館に入る前から興奮しています。
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いよいよ中に入ります。
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展示室はもちろん撮影禁止です。
薄暗い展示スペースに一歩足を踏み入れると、幻想的な影絵の世界が広がっています。1924年(大正13年)生まれ、今年で99歳になる藤城清治の尽きることのない創作意欲に圧倒されっぱなしです。 -
この美術館の為に創られた壁一面を飾る影絵の大作が圧巻でした。
1時間もあれば全部見られる広さですが、その気になれば1日中でもいられる場所だと思います。 -
影絵独特の透明感や微妙な色合いなど、実際に目の前で作品を観ないと感じられないものです。入館料は2000円と少し高めかもしれませんが、それだけの価値は十分すぎるほどある美術館だと思いました。
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バス停まで坂道を降りて行きます。途中に赤い鳥居がありました。
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草が生い茂っていて、鳥居も随分くたびれています。
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神社なのかお寺なのかよくわかりません。どうやら何かの新興宗教のようです。
あまり儲かっていないみたいです。 -
バスに乗って道の駅那須高原友愛の森にやって来ました。
とても広い駐車場と、近隣で採れた農作物の販売店、木工作品の販売所等が色々な施設が集まっています。特に欲しいものもなかったのでホテルに向かって歩いて行きます。那須高原友愛の森 道の駅
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途中にあったスーパー、ダイユー那須高原店でお昼ご飯を購入していきます。
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ホテルのバス送迎プラン利用者用に待合室が用意されていましたので、そこでお昼にします。おこわの入った稲荷ずしが大変美味でした。
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昔懐かしい、ゲーム機がありました。
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これにて那須高原1泊2日旅行は終了です。観光は半日くらいしかしていませんが、結構面白いスポットを巡ることができたと思います。
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バスに乗って東京へ向かいます。
送迎プランは本当に楽チンです。 -
東京駅到着。このまま電車に乗って帰るのですが、やはり今回の旅行はゆったりのんびプランだったせいで体力が余っています。
東京駅 駅
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オマケとして東京駅構内のドーム天井を見ていきます。8角形の天井の隅に、干支の「復刻レリーフ」があります。八角形なので、干支は全部で8つ。
残りの4つは、今年1月に旅行した佐賀県の武雄温泉楼門にありました。どちらも辰野金吾の設計による建築です。
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