2023/02/27 - 2023/03/04
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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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その4は肱川を遡り、梼原を経由して四万十川水系に入ります。四万十川は日本最後の清流とも言われますが、多くの沈下橋以外にも素敵な橋を観ることができました。
その3はこちら⇒https://4travel.jp/travelogue/11829190
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
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【ふれあい橋】
1992年(平成4年)竣工
河辺ふるさと公園のシンボルとして架設された新しい橋。中央部が幅も高さも大きくなっているのが独特です。 -
総檜造りの屋根は新しい素材で覆われていますが、以前は杉皮葺き、中央部は茅葺きだったそうで、内側からはその名残が見えました。
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【都々呂橋】(とどろ)
1967年(昭和42年)竣工、RC開腹アーチ橋
2004年(平成16年)新橋架設により廃橋に。錆だらけの円形の案内標識も残存。1934年(昭和9年)竣工の旧橋もRCアーチだったようですが、痕跡は見当たりませんでした。 -
橋の下面には蜂の巣らしき球状の物が・・・
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肱川へ向かう途中、仮設の橋が架かっていました。
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山鳥坂ダム建設に伴う付替道路の工事のようです。
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【宇和川大橋】
1996年(平成8年)竣工、中路ローゼ橋
水没橋激戦区へ!
1959年(昭和34年)、肱川上流に洪水調節・発電を目的として鹿野川ダムが建設されますが、これにより水没した橋が幾つか、川が屈曲したこの地にまとまって残っています。 -
【宇和川橋】
1957年(昭和32年)竣工、中路2ヒンジアーチ橋
鹿野川ダムでは更なる洪水調節機能の増強等を目的として、鹿野川ダム改造事業が進められています。 -
銘板が菱形です!格好いいですねー
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鹿野川ダム建設により水没した旧橋や、この橋の真下にある、もう一代前と思われる吊橋の主塔も残っているのですが、水位が高くて見えませんでした…
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【高丸橋】
1959年(昭和34年)竣工、補剛トラス吊橋
トラスの製作は呉海軍工廠由来の㈱呉造船所(現JMU)。 -
トラスが逆三弦トラス!
床版は風通しの良いグレーチングでした。 -
イチオシ
【旧舟戸川橋】
1930年(昭和5年)竣工、RC開腹アーチ橋
有枝橋(1922年)や大宮橋(1927年)の後に架けられた、愛媛県型RCアーチ橋の集大成とも言える素晴らしい橋。 -
イチオシ
ちょっとだけ水面に出ている垂直材側面には溝状の意匠、路面の排水管はアーケード内部に仕込んでいます。
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水没していて上部しか見られなかった私が言うのもおこがましいですが、最高傑作と言っても過言ではないかもしれません。
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【船戸橋】
1957年(昭和32年)竣工、中路2ヒンジアーチ橋
宇和川橋と同様、リブにプレートを溶接して補強しています。 -
ちょっと離れた小高い所から。
水没していない所をまた見に来たいと思います。水を貯める渇水期よりも、水を流す洪水期の方が逆に狙い目なのかもしれません。旧音海橋が見られたのも洪水期(10月)でした。(洪水期の設定は河川により異なります) -
【黒瀬橋】
1957年(昭和32年)竣工、下路ワーレントラス橋他
鹿野川ダム建設関連の橋。 -
こちらも銘板が菱形でした。
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【横林大橋】
1998年(平成10年)竣工、中路ローゼ橋 -
こちらも橋の真下に旧黒瀬川橋があるのですが、高欄すら見えませんでした。
川へ降りる旧道は消防道路に指定されて残っていました。 -
【道の駅 日吉夢産地】
鬼の母子のモニュメント「柚鬼媛(ゆきひめ)」が出迎えてくれます。道の駅 日吉夢産地 道の駅
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地元鬼北町特産のキジを使ったキジ丼を頂きました。
いつもコンビニおにぎりで済ましているのですが、行程も順調にこなして先が見えてきました。レストラン森のまど グルメ・レストラン
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【梼原橋】(ゆすはら)
2007年(平成19年)竣工、中路2ヒンジアーチ橋
木材は主にスギ集成材を使用、上横溝にも木材を使っています。 -
イチオシ
アーチリブは一般には円弧状が多いですが、こちらは放物線状。車道橋なので、より合理的な形状を選んだのでしょうか。集成材加工の難易度が高そうです。
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親柱も木材で覆い橋名板も木彫りというこだわりよう。
上流の神幸橋・下流の六根の橋と3つも木橋が並ぶのも凄いですね。六根の橋はリサーチ不足で見落としてしまったんですが・・・orz -
【神幸橋】(みゆき)
2002年(平成14年)竣工、下路ワーレントラス橋
三嶋神社の参道に架かる木造橋。 -
部材交換を見据えたピン結合の木橋!
ピン結合の木橋を観るのは初めてかもしれません。 -
桁下からは結合部がよく見えます。
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【三嶋神社】
橋の手前にも鳥居があります。
神社の階段脇に橋の親柱が…。「昭和十一年竣工」とあるので、旧橋の親柱を保存しているようです。三嶋神社大祭 祭り・イベント
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絵馬は四国をかたどった形で、坂本龍馬の言葉が焼印されていました。この地は坂本龍馬が脱藩の際に通った道らしく、それにあやかったようです。
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【落石防護柵】
路面に打ち込んだ太めの鉄筋に、丸太を番線で留めて作っています。
余り大きな落石がないのであれば、これで十分なのかもしれません。 -
【佐川橋】
1944年(昭和19年)竣工、RC充腹アーチ橋
中央径間が側径間より大きい3連アーチ。佐川山国有林と大正町田野々(現四万十町大正)とを結ぶ大正森林鉄道の橋梁。古味野々ダム(津賀ダム)建設に伴って水没する旧線の補償として架設されたそうです。
【登録有形文化財】 -
南側に続く道は如何にも廃線跡っぽい雰囲気。
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小さなレールも残っていました。
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【大正橋】
1928年(昭和3年)竣工、下路ワーレントラス橋
【登録有形文化財】 -
イチオシ
親柱の文字が達筆すぎ!
「多以志夜うはし」っぽい変体仮名です。
この辺りから橋名等が赤色に塗られる橋が増えてきます。 -
【田野々大橋】
1994年(平成6年)竣工、ニールセンローゼ橋他 -
親柱と一体の壁にはタイルでモザイクアートが描かれていました。花・鳥・魚ともう一つは、この地に伝わる大蛇伝説の大蛇でしょうか?
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イチオシ
予土線 【第4四万十川橋梁】
1974年(昭和49年)開通、下路ワーレントラス橋他
四万十川最大の中洲、三島を跨いでいます。 -
RCの補修工事施工中でした。
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隣には沈下橋の第一・第二三島橋と沈下しない轟橋。四万十川には沈下橋のメッカですね。
第一三島沈下橋 名所・史跡
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その4は以上です。
前から観たかった旧舟戸川橋が素晴らしかったです。下半分が水没して観られませんでしたが、梼原の3連続木橋の一つで見逃した六根の橋と併せ、また観に来たいと思います。
小計 橋15,他2 を巡る旅でした。
その5は四万十川を下った後、高知県中部へ続きます。
⇒https://4travel.jp/travelogue/11836367十川駅 駅
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