2023/02/27 - 2023/03/04
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ブリッヂ・トレック(橋梁旅行)さん
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この旅行記のスケジュール
2023/02/27
この旅行記スケジュールを元に
その5は四万十川を下り、四万十市から太平洋沿いに高知を目指します。
その4はこちら⇒https://4travel.jp/travelogue/11833658
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
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イチオシ
【川平橋】
2004年(平成16年)竣工、上路ワーレントラス橋
断面が上広がりの逆台形状の曲線連続トラス。 -
トラス両端が斜材の角度そのままに斜めの、近未来的なカッコよさ!トラスはアンカーで橋脚に固定しています。
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【半家橋】(はげ)
2006年(平成18年)竣工、上路ワーレントラス橋他
川平橋と同様の曲線連続トラス。 -
こちらは橋脚がゴルフのティーの様な面白い形をしています。
地名の由来は、源氏の落人狩りから逃れるために平家の「平」の字の上の一を下にずらして「半」とし、半家としたという説もあるとか…
沈下橋の多く残るのどかなイメージの清流に、こんな近未来的なカッコいい橋があるというのも、また四万十川の魅力ですね。 -
予土線 【第6四万十川橋梁】
1974年(昭和49年)開通、下路ワーレントラス橋他 -
【第1吉野川橋梁】
1974年(昭和49年)開通、上路プレートガーダー橋他 -
【かよう大橋】
1998年(平成10年)竣工、斜張橋
右岸に芽生(かよう)という地名があるようです。 -
ケーブルは定着部付近にハンガーを設置して直角方向にも固定していました。
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【四万十川橋】
1926年(大正15年)竣工、下路ワーレントラス橋他赤鉄橋 (四万十川橋) 名所・史跡
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桁下では縦桁を間引いて更新、横桁下に太い縦桁を新設して補強してます。
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トラスは同じ様に見えて全然別物が混在していました。
1946年(昭和21年)の昭和南海地震で被災、トラスは両端を残して6径間が落下。2連のみ新桁に更新し他は旧桁を補修して使用しているそうです。
こちらは当初のトラス。 -
こちらは橋門構や対傾構もガッチリ、昭和南海地震被災後に架設した新しいトラスです。
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【熊井隧道】
1905年(明治38年)竣工
アーチ環の一番外側だけ一段前にずらしているのが独特です。
【土木学会選奨土木遺産】 -
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北側坑門笠石下には鋸歯状の装飾も!北側扁額は「人代天工」と刻まれているようです。
※引用元:隧道探訪 様 -
土讃線 【第一領地橋梁】
1939年(昭和14年)開通、上路プレートガーダー橋 -
海岸からは第一と第二の間、法枠工の下にも小さなアーチが見えました。
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イチオシ
土讃線 【第二領地橋梁】
1938年(昭和13年)竣工、1939年(昭和14年)開通、RCアーチ橋他
海沿いの断崖に架けられた3連アーチと方丈ラーメンの橋。
【土木学会選奨土木遺産】 -
潮風に対する耐蝕性等からRCアーチを採用。
第4径間の方丈ラーメンには鉄筋(丸鋼)の代わりに古レールが使われているそうです。 -
設計は、鉄道技術研究所五十年史によると、後に華北交通に転出した鉄道省大臣官房研究所(現鉄道総研)の木村公道氏。アーチ曲線には二次放物線が採用され、コンクリート打設の為木製のアーチを架けて型枠支保工を組んだそうです。
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土讃線【第一久保宇津隧道】
第二領地橋梁の隣の隧道。ゴッツいバットレスが目を引きます。 -
【眼鏡橋】
1901年(明治34年)竣工、1993年(平成5年)移設、石積アーチ橋
2重に巻いた輪石の2重目を少しだけ外に出してアクセントに。熊井隧道と同じ手法を使っています。壁石は亀甲積にする等、中々凝った造りの面白い橋です。 -
現地に展示されている古写真を見ると、移設前は太鼓橋ではなく、水路と陸地との高低差が殆どないこの地への移設に当って、階段や踊り場等を新設し、路面も太鼓状に変更したようです。
石橋の移設は元通りの形態での保存が難しいですが、如何に旧橋の良さを壊さずに移設先に合わせるか、腕の見せ所ですね。 -
【樫迫隧道】
1894年(明治27年)竣工
熊井隧道と同様、旧中村街道の隧道。
袖壁には水抜きを利用した手水受けも設置され、獅子の頭を象っているそうです。
※引用元:くるまみち 様 -
上端を除く側壁や袖壁が亀甲積みです!
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扁額には右から「遠運通利」の文字。
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【越知橋】(おち)
1929年(昭和4年)竣工、下路ポニーワーレントラス橋他 -
府県道高知松山線として架設。
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イチオシ
㈱野村組工作所の銘板が沢山付いていました。同社は『土佐の交通王』と呼ばれた #野村茂久馬氏が興した会社で、高知鉄道の建設や坂本龍馬の銅像建立等にも尽力されたそうです。
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鋼材にはサイズがインチ表示の八幡製鐵所の刻印と共に、「M△」の刻印も。レールに詳しいポコカメ様によると、中に目が入った△の印はベルギーの鉄鋼メーカー、プロビデンス社の社章をかたどったもので、Mはマルシェンヌ・オウ・ポン工場製を示し、Rならレオン工場製なのだそうです。
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イチオシ
【仁淀川橋】
1930年(S5)竣工、下路ワーレントラス橋
橋門構のガセットプレートが目を引きます。 -
ちょうど塗装補修工事の施工中で下弦材等は観られませんでしたが、銀色の鋼材にブルーシートの青味が加わった姿もまた良いですね。
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1970年代から各部補強、1996年の補強により、設計荷重は8tfから25tfに!桁下では縦桁が下吊補強されていました。
2016年には長寿を祝う会も開催、補修・補強を受け百寿を過ぎてもまだまだ頑張れそうですね。 -
鋼材には日米英の物が使われ、官営八幡製鐵所・米国ベツレヘム製鉄(Bethlehem Steel Co.)・英国カーゴ・フリート鉄鋼(Cargo Fleet Iron Co.)3社の刻印を見つけられました。事前情報もなく3カ国の刻印を一つの橋で発見できたのは嬉しい驚き!
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もう1社「U」の刻印も。
越知橋の「M△」もそうですが、レールの刻印ではドイツやベルギーの鉄鋼メーカーはかなり社名を省略する傾向があるので、欧州大陸のメーカーかもしれません。 -
播磨造船所の銘板もくっきり!
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土讃線 【仁淀川橋梁】
1924年(大正13年)竣工、下路プラットトラス橋+下路ワーレントラス橋
少し射角の付いたトラス。
標準トラスをベースに、両端の斜材をずらして対応していました。 -
イチオシ
平行弦150ftトラスに挟まれた中央付近のトラスだけ曲弦200ftです。
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銘板には予讃線中山川橋梁と同じく、「U.S.S.P.Co.」の文字!
2年半位分かりませんでしたが、謎が解けました!
United States Steel Products Company の略。同社の銘板がAmerican Bridgeの物と酷似、またCorporationではなくCompanyなので、American Bridgeの鋼材販売部門の名ではないかと思われます。
情報を提供して頂いた「飯田鉄道工業公社」様、ありがとうございました。 -
とさでん交通後免線 【国分川橋梁】
1910年(明治43年)土佐電気鉄道が開通、2002年(平成14年)架替、下路ランガー橋+PC下路桁橋
以前は上路プレートガーダーでしたが、高潮対策の為架替。 -
1946年の昭和南海地震では橋西側の堤防が決壊、多くの住民が橋東側の葛島山に避難したそうです。
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その5は以上です。
土木遺産の第二領地橋梁や熊井隧道は勿論、古橋の仁淀川橋や越知橋、川平橋・半家橋等の新しい橋も素晴らしかったですし、昭和南海地震の爪痕も観ることができました。橋の種類もバリエーションも富み、多数の鋼材メーカーの刻印も観られて、充実した旅でした。
小計 橋13、トンネル3 を巡る旅でした。
旅はその6、徳島から香川へ向かいます。
⇒https://4travel.jp/travelogue/11837690
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