自転車旅行（ローマからパリ）６２、６３日目　アンヌマスからロール

2023/05/31 - 2023/06/01

第三ステージ：フランス国境からシャモニー、ツェルマット、グリンデルヴァルト、バーゼル、ストラスブール、パリ

エリア フランス

５月３１日はアンヌマスに滞在し、sim カードがアクティベイト出来ない件を解決し、明日以降のルート作成をする。

SIMカードがアクティベイトできないのはスマートフォンが未対応な何かがあるからなので、まず、orangeモバイルショップに行き、９０ユーロで防水防塵の中華スマートフォンを購入することにした。
ちゃんと、ネット接続できるし、操作性も少し遅いかなぐらい。
ホテルに戻り、設定作業をしたり、データ移行したりで時間が潰れた。
テザリング可能であることが分かったので、走行中はテザリングだけで中華スマートフォンを利用することにした。
次に、明日移行のルート作成。
これには凄い悩んだ。
ジュネーブ、ローザンヌ、ローザンヌから北上し、バロルブからフランスに越境し、西に進み、ブルゴーニュ地方の町を巡り、北上して、シャンパーニュ地方ランスへ、あとはパリまで行く。

ここからは５月３１日の記事。
今日はアンヌマスからジュネーブで観光し、ローザンヌ方面に向かう。
アンヌマスからジュネーブへの道は自転車道があり、とても走りやすい。

自転車道から国道に出た。
どこでスイスに入ったか分からないが、ここはもうジュネーブだ。

大噴水がレマン湖から吹き上げていた。
見た所、常時、この高さである。

ジュネーブ大学のある公園に行った。
木陰があって涼しくて気持ちいい。

プロテスタントの改革が始まったのはジュネーブからだ。その改革記念碑があった。
左から二人目がカルヴァン。
ジュネーブ大学はカルヴァンが創設者である。

サン・ピエール大聖堂。
プロテスタントの教会。

聖堂内部。

ステンドグラスが綺麗だ。

聖堂内のマッカビー礼拝堂の天井。

大聖堂近くのバルビエ・ミュラー美術館を訪れた。
世界中の怪しい仮面や呪術品が収集され、展示されていた。

どんなときに利用したのだろうか。

面白い顔の置物。

ジブリの千と千尋の神隠しのカオナシみたいな仮面。

旧市街から東へ行った。
WIPOのビル。

壊れた椅子。
これは地雷やクラスター爆弾への反対を象徴したモニュメント。

壊れた椅子の前には国連本部がある。
国連加盟国の旗が並べられている。入口は北側にある。

国連本部入口。
見学したかったが、予約してなかったので、入れなかった。

国連本部入口前に国際赤十字博物館があり、訪れた。

一番古い赤十字の旗。

イスラム圏でも活動できるようにした赤十字の旗。

1864年以降、赤十字が行った捕虜カードが国別に展示されていた。
その他にも活動内容が５つの部屋に分けて紹介されていた。

赤十字の捕虜カード作成手順が紹介されていた。

ジュネーブから西にフランス国境近くにCERNがある。
世界最大のハドロン加速器がある。
全周は約26.7 kmだ。
写真の筒が使われている。

博物館は無料で見学できる。
博物館前のモニュメントには素粒子、相対性理論など統一論関係の数式が書かれていた。

博物館内部。
壁がスクリーンになっており、白い球状のブースに展示品がある。

反物質を捉える機器。

1930年、アーネスト・ローレンスが作成したサイクロトロン加速器でこれが最初の円形加速器だ。

１６時頃、CERNを出発した。
ローザンヌ方面にレマン湖を見ながら進んだ。

２０時頃、ロールのキャンプ場に到着した。
ロールからローザンヌまでは25ｋｍほどだ。