『サイコロきっぷ』で行く ☆ 松山・道後温泉ひとり旅（後編）

2023/06/03 - 2023/06/04

JR西日本から発売されている岡山発の「サイコロきっぷ」。
サイコロを振って出たのは「松山」♪

1日目は愛媛グルメと道後温泉を満喫。
2日目は現存12天守のひとつである松山城に登城します。

エリア 愛媛

コンフォートホテル松山に宿泊すると、スムージーが人気の朝食が無料でいただけます。

日中はライブラリーカフェとして宿泊者に開放されているスペースが朝食会場となるので、普通のテーブル席、カウンター席の他に、一人用のソファ席もあって落ち着けます(*´ω`*)

コンフォートホテル松山 宿・ホテル

メニューは洋食中心のビュッフェで、白飯とお味噌汁的なものはありません。ご当地メニューとして、ポンジュースのゼリーが提供されています。

ファミリーの利用も多いでしょうから、小さなお子さんも食べられるようにか若干薄めの味付けでした。品数はそんなに多くはないので、宿泊料金に含まれていると考えると不満が出るかもしれませんが、無料で提供いただいていると考えれば必要充分です。

朝から野菜もスムージーもしっかりいただきました（＾Q＾）

チェックアウト後もホテルで荷物を預かっていただき出発します。フロント横にナンバー式のロッカーが設置されていてとても便利！

伊予鉄道で大街道へ移動しロープウェイ方向へ歩き出すと、何やら外まで行列のできているお店が。。。

色々なテレビ等でも紹介されて大人気の霧の森大福を販売しているお店でした。通信販売でも購入できますが、抽選方式で100倍を超える倍率だそう(;^ω^)

せっかく松山まで来たので、今日食べる分だけ並んで購入しました(写真は帰りに撮ったものです)。食べ歩きに便利なバラ売りは、早々に売り切れてしまうこともあるそう。店舗から購入したものを発送することもできますよ。

霧の森菓子工房 松山店 グルメ・レストラン

要冷蔵で長時間の持ち歩きはできないので、霧の森大福1個と栗ほうじ(焼き菓子)を購入しました。

松山城へのロープウェイ乗り場にも坊ちゃんとマドンナの像が。

あちこちに一緒に描かれていますが、マドンナってうらなりの元婚約者なのに赤シャツと付き合ってたのでは??

松山ロープウェー商店街 市場・商店街

松山城は山城なので、徒歩またはロープウェイ、リフトで登る必要があります。ロープウェイとリフトは往復で520円です。
徒歩で登ることもできますし、片道(270円)利用もできますが、もちろん往復で購入しますよ～(;^ω^)

同じチケットで、ロープウェイ、リフトどちらでも利用できます。
好きな乗り場に並びましょう。雨天時はリフトは運休です。

ロープウェイは10分ごとの運行で所要時間3分、リフトは随時出発で所要時間6分なので、往路はちょうどタイミングの良かったロープウェイを選択。

アッという間に山頂駅の長者が平(ちょうじゃがなる)に到着。

徒歩だと所要時間30分くらいですが、ここから天守まで10分ほど登る必要があるので、あえて歩きたくはないな…(´ω`；)

結構、徒歩の方もいらっしゃいました
!!!(ﾟдﾟ;)ｿﾝｹｰ

松山城は現在は国宝にこそ指定されていませんが(旧国宝)、江戸時代以前に建造された天守が戦乱や明治政府の廃城令を免れて現代に残っている、全国に12城しかないうちの貴重なひとつです。

お城に行く時は、攻め込む敵の視点で見ると楽しいですよね(*´艸｀*)

この高い石垣を見ただけで退却したくなりますが(笑)

てくてく坂道を昇っていくと、天守が見えてきます。

いくつかの門をくぐり。。。

場所によっては、昇りやすいように元々の階段とは別に手すりのついた階段が設置されています。

随分高いところまで昇ってきましたね～ ←主にロープウェイで(笑)

入城する前に、先ほど購入した霧の森大福を見晴らしのいいベンチでいただきます。

いわゆる抹茶クリーム大福ですが、表面に貴重な愛媛新宮産の抹茶がふんだんにまぶされていて上品な味わいで、大人気なのも納得です(ﾟдﾟ)ｳﾏｳﾏ

天守の手前で、松山城を築城した加藤嘉明公のマスコット「よしあきくん」がお出迎えしてくれます。

松山城 名所・史跡

ここから先は、別途520円の天守観覧券が必要です。

ハッ (￣□￣;)!!

あちこちから狙われている(笑)!!!

ここから狙われていたんですね(*´艸｀*)

長方形は弓矢用、正方形は火縄銃用でしょうか。

庶民は穴蔵から天守に入城させていただけるようです。

靴を脱いで鍵付きの下駄箱に入れます。

スリッパが用意されていますが、やけに「スリッパ無しでもOK！」が強調されていますねぇ。。。

その理由が、この急な階段！

お城でスリッパ履きなんて、想像しただけでも滑る自信があるので (*'ω'*)ｷﾘｯ 温泉宿のアメニティでいただいた滑り止め付きの足袋ソックスを履いて行きました。
多少は汚れると思われるので、替えのソックスもお忘れなく。

だだの石も、こんな高いところから落とされたら立派な武器になりますよね(ﾟдﾟlll)

火縄銃を構えて外を狙う体験もできます。

刀の重さを体験できるコーナーも。

想像していたほど重くはないけど、
これを長時間振り回すのは無理だな…(;^_^A

鎧を身に着けて(セルフ)写真撮影できるコーナーも。

随処に来城者を楽しませる工夫がされていて好印象♪

こんな背景で、武将の気分で撮影できます
ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬｯ

急な階段を昇って、天守の最上階に到着～！

松山市内や瀬戸の海が一望できます。

お天気がいいので、帰りはリフトを利用します。

松山市街の景色が見えるだけでなく、足元の防護ネットに「言葉のちから」という標語(?)みたいなものが書かれていて楽しいです。

「君の好きな所は 一人にしてくれるのに、
　　　　　　　ひとりぼっちにはしない所」

そ…そんな素敵な人、実在するんですか!?
きっと快くひとり旅に送り出してくれるに違いない(笑)

山麓駅 東雲(しののめ)口に到着！

薄曇りなのに、日が当たったところが
ジリジリ暑かった～(;^_^A
真夏はロープウェイ推奨です。

お昼前になったので、ロープウェイ乗り場からすぐの「鯛めし もとやま」の新店舗へ。もう少し下ったところにも店舗があります。

鯛めし もとやま ロープウェイのりば店 グルメ・レストラン

ロープウェーのりば店は建物の二階にあります。

松山に来ることが決まってから知りましたが、愛媛の鯛めしには炊き込みご飯タイプの「松山鯛めし」と、お刺身を醤油だしと生卵(全卵)にからめてご飯にのせる「宇和島鯛めし」の2種類があるんですね。

「鯛めし もとやま」では宇和島鯛めしがいただけます。

実は我が家では昔から鯛のお刺身に醤油だしと卵黄をかけて食べる習慣があったのですが、これって「宇和島鯛めし」の食べ方だったのかぁ…　　(*´ω`*)ｼﾐｼﾞﾐ

割りばしとお手拭きがチープじゃないお店は味も間違いない( *´艸｀)

醤油だしに入っている生卵を溶いて鯛のお刺身をあえ、ご飯にかけていただきます♪大人のたまごかけご飯ですね(ﾟдﾟ)ｳﾝﾏｰ

食べかけですみません…(;^_^A

ご飯はお茶碗に軽く2～3膳分くらいありますが、添えられている大葉や刻み海苔をのせて味変しながらペロリと食べられちゃいます。

えひめ愛顔の観光物産館に寄って、お土産を少し買い足します。

えひめ愛顔の観光物産館 お土産屋・直売所・特産品

こちらでも「蛇口からみかんジュース」が体験できます。
松山城や空港にもありますが、たくさん飲みたいワケじゃなければ1杯100円なので多分ここが最安値ですね。

昨日体験済みなので、こちらでは見るだけにしました。
ここは店内で飲むことはできず、ジュースを注いだら外で飲むことになります。おそらく代金を取って店内で飲めるようにするには飲食店の許可が必要だからでしょうね。

ちょっと涼しいところで座って休憩したくなったので ←ｵｲ
大街道から松山城の北側をぐるっと経由して松山市駅に向かう環状線に乗りました。
(写真の車両は乗車した電車とは別の車両)

観光客は私ひとりで、他の乗客は地元の方ばかりです。
道後温泉方面と分岐する上一万(かみいちまん)を過ぎると、電車は住宅街スレスレを通ったり盲導犬ユーザーの方が乗車されたり、松山市の日常を垣間見ることができました。

この環状線、一周36分くらいかかります。行き先表示が「松山市駅」になっているので、単に松山市駅に移動したいだけの人が間違って乗っちゃうと焦るので方向にご注意を。
それと、松山市駅が終点なので環状線だけどグルグルまわることはできないようです。

線路と線路が直角に交わって、踏切で電車が電車の通過待ちをするという世にも珍しい「ダイヤモンドクロス」も確認できました。

松山市駅に坊ちゃん列車が来ていました～
ｶｯｺ(・∀・)ｲｲ♪

松山市駅 駅

さて。
名残惜しいですが、そろそろ松山を発つ時間です。

自動改札ではなく、駅員さんが改札してくれます。

松山駅 (愛媛県) 駅

松山市内では影の薄いJRですが、近くの下灘駅はフォトジェニックで大人気。
駅のホームに、レンタカーや自家用車で観光する方向けに、駐車場の充実した駅から列車で下灘駅へアクセスする素敵な提案がされていました。
『乗って守ろう！ローカル線!!』

でも、ここに来るのはJRに乗る人だけなので、せっかくのお知らせを設置するならここじゃないぞ～(笑)

アンパンマン駅長(?)
また来ますね～(*´ `)ﾉ

復路は新型8600系の特急「しおかぜ」です((o(´∀｀)o))

普通車両(指定席)なのにヘッドレストが上等！

まだまだ愛媛を満喫しますよ( *´艸｀)ｳﾌﾌ

JR松山駅の改札の目の前にある安岡蒲鉾で
じゃこ天を買っておきました(^皿^)v

帰りは車を運転するのでお供はビール的飲み物ですが、まだほんのり温かいじゃこ天は最高に美味しかったです(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ

指定席だから慌てて改札を通る必要はなかったので、もっと直前に買えばアツアツで食べられたなぁ。次回への教訓！

今回の自分土産

一六タルトの定番 柚子と、期間限定の塩レモン。坊ちゃん団子。
ポンジュースグミと、ちょっと高級なせとかグミ。

食べ比べしてみたいと思います。

瀬戸大橋を渡りながら、往路でした落とし物を受け取りに行く岡山駅の忘れ物センターの場所を調べます。

結論！
よく分かりません(笑)!

どうやら数年前移転したらしくネット上では新旧の情報が混在していて、たどり着けなくて困って質問している人の多いこと(;^_^A

車内放送で駅に着く度に「お忘れ物、落とし物にご注意ください」とアナウンスされていて、その度に心の中で「すいませんっ(´ω`；)」と呟く私。
それだけ忘れ物等が多いってことでしょうね。。。

瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡

駅の地下一階にあることは忘れ物センターのお姉さんから電話をもらった時に聞いていましたが、案内看板とかも無いし、
どーーーこーーー??　ヾ(ﾟД｀;≡;´Дﾟ)ﾉﾞ

地図検索で自力でたどり着くのは早々に放棄しました(*'ω'*)ｷﾘｯ
改札口で駅員さんに聞くこと３人！
何とか乗り換え時間内に無事たどり着けました。
忙しい中、答えてくれた駅員さん、ありがとう。

☆JR岡山駅 忘れ物センター
・改札の外に有ります ←重要
・JRで岡山駅に到着した場合は地下改札を出て左にあるマツモトキヨシの左隣ですが、改札からは見えません。
・中央改札を出た場合は東口方向に向かい、途中のエレベーターで地下一階に降りて、さんすて(駅ビル)の地下街を見ても心折れることなく地下改札を探しましょう(笑) 地下改札は地下街から半階くらい階段を上がったところにあって見えづらいです(;^_^A

50分の乗り換え時間内に無事に落とし物を受け取ることができました。受け取りに行けない場合は着払いで送っていただけるそうです。

皆様も、車内での忘れ物、落とし物にはくれぐれもご注意ください。

1泊2日なのにやたら長くなった旅行記を最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*´ω`*)

岡山駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• shuuu1983さん 2023/06/10 07:10:07

  もとやま、気になっていました！

  ヒバナ☆さん
  
  おはようございます～
  
  1/9で松山を引くとは持ってますね～
  6/3は前日の大雨で、関西はまだ電車が止まってたりしていたので、ホント持ってますね。
  
  お城に行ったとき、攻める気持ちで見るのわかります（笑）
  この石垣を登るのはムリ～とか。
  私もやっています。
  
  もとやま、うらやまです～。
  気になっていたお店で、次に松山に行ったら食べようと思っていました。
  間違いないお店ですね。
  必ず行きます～。
  
  忘れ物の受け取り、おつかれさまでした！
  
  shuuu1983

  ヒバナ☆さん からの返信 2023/06/10 10:15:06

  Re: もとやま、気になっていました！

  shuuu1983さん　おはようございます～
  
  今回のサイコロきっぷの旅は、ホント割引率ウンヌンよりも予定通りの列車で行けて、しかも現地は好天だったのが最大の「あたり」でした。同じ四国でも、松山から南はまだ影響が残っていましたから(´･ω･`)
  
  shuuu1983さんは、ちゃんと今治で焼豚玉子飯、滞在1時間半弱なのに宇和島で鯛めしを召し上がっていて素晴らしいです(*´艸｀*) あの茶色い焼豚玉子飯が食べてみたいなぁ。松山駅のじゃこ天とビール(風)は、shuuu1983さんの旅行記を拝読して、必ずやると心に決めて行きました！ホカホカで美味しかったです～♪
  
  宇和島鯛めしは、もとやまと丸水を候補にしていました。丸水は養殖と天然を選ぶようになっていますが、もとやまは特に表示はありませんでした。天然のみなのか、その時に美味しい方を提供されているのかは分かりませんが、天然魚育ちの私が美味しさは保証しますよ～(^_-)-☆
  
  　　　　　　　　　　　　　　ヒバナ☆