2023台北　新竹・日治時代の遺構を探して　その３ー新竹編Vol2ー

2023/05/17 - 2023/05/22

19日、雨模様の一日。
明け方、すごい雷の音で起こされました。
予定は北埔(緑世界生態農場と老街)観光だったのですが
変更して台鐵各駅停車の旅をすることにしました。駅に着いて雨がひどかったら、その場で予定変更できるので。

計画は、新竹駅→香山駅→崎頂駅→竹南駅→新竹駅

エリア 新竹(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食レストランは6:30から開いていましたが、少しゆっくり7時ちょっと前に。

いただきまーす

やっぱり新竹はビーフンですよね。
ビーフン以外にも、客家板條などの麺をつくってくれます。
煮卵は、麺料理担当スタッフのおすすめで、トッピングしました。

運良く15番バスがホテル前のバス停に来たので、バスで新竹駅へ。
やっぱり歩くより楽です。
小雨ですが、傘ははずせません。
気温は26℃。

9時過ぎの嘉義行き區間車。
冷房は、さほどきつくありません。始めて台湾で台鐵に乗ったときは、冷房がきつくて寒かったのですが、今回、バスもMRTも冷房がゆるめでした。

新竹駅→三姓橋駅→香山駅

1928年に開設された香山駅は新竹市の市定古跡。
入母屋造式の木造駅舎は、2014年に元の様式を踏襲して全面改修されたそうです。

香山駅前を散策してみました。雨は相変わらずぽつりぽつり。
気温は29℃。湿度80％

1998年完成の香山天主堂(香山牧霊中心)

香山　天后宮

明代永暦十五年(1661年)創建と伝えられ、台湾で最も古い媽祖廟の一つ。現在の廟は1922年に再建されたそうです。
旅の安全を祈ってから、駅にUターン。

香山駅に戻り、また區間車に乗りました。
新竹縣から苗栗縣にピョンと入り、次の崎頂駅で下車。

開業は香山駅と同じ1928年ですが、かつての木造駅舎部分は1996年に撤去されてしまい、いまは無人駅。

丘の上に見える展望台を目指します。

雨が少し強くなってきました。

景観台「老衢観海」
風車に東シナ海、晴れたらもっときれいな眺めなんでしょうね。

隧道まで500mだそうです。
階段をひたすら降りて・・・

・・・線路沿いに出て更に進みます。

崎頂２號隧道
トンネルが見えます。

1928年完成。
1978年、基隆ー竹南間電化工事によりトンネルの海側に新線が施設されて廃線。
荒れ果てていましたが、2005年に苗栗縣歴史建築と指定され「崎頂隧道文化公園」として整備が進められました。
日治時代の線路跡です。

崎頂１號隧道

緑に埋もれたような雰囲気が、映画「千と千尋の神隠し(台湾では神隱少女)」のトンネルに似ているというジブリファンが多いそうです。
　晴れている日に、のんびり歩きたい道です。

崎頂1號隧道後方には、大戦時アメリカ空母艦載機により列車が攻撃され機銃掃射を受けた弾痕がそのまま残されているそうです。

写真は合成じゃないかな。

これが、ブローニング12.7mm機関銃の弾痕だそうです。

　雨がひどくなってきました。
　予定では次の竹南駅も観光することにしていましたが、あきらめてホテルに戻って休憩することにしました。
　無人駅なので、この機械に悠遊卡をタッチして出改札。
　ちなみにカードを持っていないときは、降りる駅の精算窓口での支払い。ただし正規料金の五割り増し。

新竹に戻ってきました。ぶらぶら歩いてホテルへ。
こんどは道をまちがえませんよ。
迎曦門を囲むロータリー

ロータリーに面している東門文昌雞飯
ちょうどお昼時なので、行列ができていました。
ここで、昼ご飯を外帯することにしました。

　現在店の中での食事は提供していなくて外帯ばかりなので、それほど時間はかかりませんでした。
外帯用の用紙に記入したら、店に入って店員に用紙を渡す
　　　↓
支払いを済ませる
　　　↓
番号札をもらう
　　　↓
入り口の電光掲示板に番号が表示されたら、入店して商品を受け取る

部屋に戻ったらベッドメーキングができていませんでした。
フロントに言ったら
「お茶を用意しますから、こちらでお昼をお召し上がり下さい」
とのこと。

滷肉飯　55元
文昌雞飯(絲)　90元

とても美味しかったんですが、60代日本人には多すぎました。
ご飯の量が、半端じゃなかった！

　愛文芒果が食べたいのですが、水果店が検索しても近所に見当たらないので、スーパーまで買いに行くことにします。
GoogleMAPによると全聯福利中心(Pxmart)新竹西大店まで0.7km
北大路を西に、街歩きスタート。

新竹浸信会（バプテスト派の教会）1961完工だそうです。

さすがバイク大国台湾の雨の日。
銀行の前には傘立ての他にカッパ用ハンガーラックが用意されていました。

愛文芒果は、1kg4個入り129元でした。
1元4.6円で計算すると1個当たりで150円ぐらい。
ちなみに帰国後に近所のスーパーで見かけた宮崎マンゴーは税込み2,138円！

他に18天台湾ビールの瓶が1本73元で買えました。
ここは、悠遊卡カードが使えました。
カードの残りは、3576元。

左が芒果パック、右は値引きされていたレンブー(2個入り39元)。

もう一品欲しいので、昨晩気になっていたお店へ。
丞祖胡椒餅　新竹北門店
北門街81號

胡椒餅はだいたい豚肉ですが、牛肉など合わせて４種類。
豚肉50元と牛肉60元を１個ずつ購入。

台北の士林にもお店があるようです(台北市士林區大南路132號)。
それと日本には持ち帰れませんが、真空パックも売っていて、オーブンレンジで焼くと焼きたてに近い味が再現できるらしいです。
https://arjun.tw/blog/post/211007

窯の中も見せてくれました。

ホテルに戻ったら、玄関では拜拜の準備が。
土地の神さまに商売繁盛を祈りお供えを捧げる儀式です。

1kg以上保証の4個パック。
ちょうど食べ頃でした。
部屋の冷蔵庫はフリーザー付きですからギンギンに冷やします。

ナイフは日本からスーツケースに入れて持参。

冷めていても美味しかったです。
お昼ご飯の量が半端じゃなかったので、胡椒餅とフルーツでお腹いっぱいになりました。