2023/05/17 - 2023/05/22
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kyon2 and ku-さん
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21日、日曜日
今日は金沢市で働いていて、台北に帰省中のウーさんと彼のお父様がクルマで宜蘭縣観光に連れて行ってくださいました。
KAVALAN
↓
鰻晏 鰻魚専業料理
↓
清水地熱園區
↓
羅東鐵道園區
おまけ 今回の大まかな費用
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
とことこ歩いて、念願の台湾朝ご飯屋へ。
市民芳隣早餐店
市民大道三段134號 -
朝食セット№8(蛋餅+チキンナゲット+ドリンク) 55元
葱抓餅 30元 -
食後の腹ごなしに、臺北科技大學を見学。
前身は1912年設立の工業講習所で、後に臺北州立臺北工業学校。
植栽が手間をかけて手入れされていました。 -
あっ、タイワンリスだ!
-
臺北科技大學思賢樓(校史室として利用)
1918年竣工
紅樓と、構内案内図には書かれていました。 -
ホテルに戻って身支度。今日は日焼け止めが必要です。昨日まで2日間雨模様だったので、台湾旅らしくてルンルン。
8:30、クルマに乗せてもらいホテルを出発。
宜蘭に向かって、雪山隧道通過。
2006年開通、長さ約13km(世界第五位)のトンネル。
このトンネルができたので、冝蘭までの所要時間が短縮されました。 -
金車葛瑪蘭威士忌酒廠
(キングカーKAVALANウィスキー工場)
宜蘭縣員山郷員山路二段326號
宜蘭駅前から路線バスでも行けるのですが、本数が少ないので行かれるときは駅前からタクシーがお薦めです。 -
駐車場にクルマを停めて、売店やカフェ・レストランがある酒堡ビルへ。
お揃いのポロシャツを着たすごい人数の団体さんといっしょになりました。今日は日曜日ですものね。 -
2階のレストラン・レジで料金を支払って、威士忌實驗室へ。
KAVALANは世界各地から使用済みの樽を集めて貯蔵に使っていますが、複数種の樽から自分好みの比率でブレンドしたウイスキーを調合できるという実にすてきな体験。
料金は、自分で調合した300mlのマイボトル1本付きで1,800元。
5年前に初体験したのですが、すごく楽しいんです。
標準所要時間は約40分、
1日6回開催(10:10、11:10、13:10、14:10、15:10、16:10)で各回定員40名。
日本語ホームページからネット予約できますが、前回に続き今回も空いていましたので、当日申し込みでも大丈夫な気がします。
最初は私たちだけでしたが、後で欧米人男性6人グループと日本人男性3人グループ(それぞれガイドの女性が引率)が入室しました。 -
ウーさんは「二人分おごります」と言ってくれましたが、「1本はウーさんが作ってお父さんへ父の日プレゼントにしなよ」ということで、ウーさんと舌に自信があるku-が体験することにしました。
kyon2は助手で味見補助。ウーさんパパは運転がありますので申し訳ありませんが香りだけ。
料金が5年前の1,500元から2割値上げされましたが、モルトウィスキーの樽が三種から四種に増やされましたので納得の価格です。
ルームに準備されている四つのモルト樽(シェリー樽・バーボン樽・ワイン樽・マディラ樽)から、それぞれ約15mlずつカップに注がれてテーブルにセットされました。 -
担当の小姐たちは日本語が話せませんでしたが、丁寧に翻訳された日本語説明書がありますので無問題。
四種のモルトの配合比率を決める
↓
シートにその割合を記入
↓
合計6mlになるように、分量を計算して各モルトをメスシリンダーに注ぐ
↓
ティスティンググラスに移して、香りと味を確かめて採点
↓
ミネラルウォーターを飲みながら、比率を変えて繰り返す
(合わせて60mlありますから、ひとりでやるとけっこう酔いがまわります) -
いちばん気に入った比率にしるしを付けて小姐に渡す
↓
小姐が比率に従って、各樽から合計300mlのモルトを準備してくれる
↓
専用ラベルに日付・アルコール度数=50・名前を自分で記入 -
ボトルに自分でモルトを注ぎ入れる
↓
ラベルを貼り、小姐に封印してもらう -
専用ケースに収めて
マイウィスキーが完成! -
クルマで10分ほど走り、水田地帯のまん中にあるレストランへ。
鰻晏 鰻魚専業料理
宜蘭縣員山郷思源路51巷3號
鰻・・・宜蘭沖の太平洋は稚魚である「シラスウナギ」の好漁場として有名で、宜蘭北部の頭城には養殖場が多いそうです。 -
到着して30分後には店内の席も、こちらのテラス席も満席になりました。
日曜日とはいえ人気店なんですね。 -
常連だというウーさんパパの注文で、次々に運ばれてくる料理!
-
そろそろお腹がギブアップなのですが、更に〆の鷄スープが。
さて店の看板料理、鰻蒲焼(左上・380元)・・・柔らかくて美味しかったのですが、日本流のたっぷりのタレをつけながら焼くものとは違った味でした。 -
レストランから蘭陽渓を上流へ、クルマで約30分
清水地熱園區
宜蘭縣大同郷三星路八段501巷150號
温泉が湧いているところです! -
清水地区は熱い蒸気が噴き出す地域として知られ、1981年には台湾初めての地熱発電所が建設。こちらの発電所は三代目のシステムになるそうです。
有り余る蒸気と熱水を活用するため、宜蘭縣が公園として発電所周辺を整備したところ、コロナが落ち着いてから一気に人気が出て、今年3月までの1年間で90万人が訪れたとか。
日曜の今日も、駐車場は満車。人もたくさん。 -
いちばん人気は、高温の温泉に浸けて湯がく卵や鶏肉・野菜(ピーナッツ、サツマイモ、スィートコーン、マコモ、椎茸など)。
売店で購入したあと、この標準時間表を参考にして・・・ -
貸してもらえる竹筒に結ばれた籠に入れて、熱湯の温泉池へドボン。
後はじっと待つのみ。家族連れではお父さんの役目。
ぐるっと見渡すと、パパ達がいっぱい。 -
無料の足湯もありましたが、陽差しが厳しいので
新しくOPENしたという「清水泉湯屋」へ。 -
残念ながら水着はホテルに置いてきましたので、温泉魚(ドクターフィッシュ)を選択。
(敬老割引が使える露天風呂の方が安くなる!) -
kyon2の方が角質が多いのでしょう。
たくさん集まってきました。 -
休日は渋滞が起きてしまうそうで、対策としてマイクロバスが運行され始めていました。
緑17線 羅東轉運站ー清水地熱園區
1日4往復
露天風呂に入って、温泉卵やゆで野菜でお昼を食べて・・・
半日、のんびりまったりできますよ。 -
次に案内されたのは、羅東林業文化園區
宜蘭縣羅東鎮中正北路118號
ここも無料でした。 -
ここは太平山林場から切り出され、索道と森林鉄道で運ばれた木材の集積基地でした。
木材は貯木池に保管されたあと整えられ、隣接する台鐵羅東駅から貨物列車で台湾各地へ運ばれていきました。
戦後の乱伐による森林資源枯渇、台風による施設被害があって、1982年に太平山林場は閉鎖。1915年からの歴史に幕を下ろしました。
その後は森林遊楽区として整備が進められ、2012年には文化資産保存法により文化景観として登録されました。 -
正面の建物は、森産館。
右手に少し見えるのは、終着駅だった竹林駅の旧駅舎。
左にあるのは、トイレです。 -
太平山林場で行われた伐木、集材、運材、貯木などの工程がジオラマで展示されていました。
-
森林鉄道の終着駅、竹林駅。駅舎の内部は総檜造りだそうです。
林場の麓に設けられた土場駅から、7つのトンネルと22の橋梁を通ってここまで36.69km -
列車は木材運搬貨車+客車で編成され、旅客輸送も兼業。
1970年には線路が延長され、羅東駅まで乗り入れていたそうです。 -
木材は列車でここまで運ばれた後・・・
-
・・・傾斜のついた木材卸し台を利用して、この貯木池の中に転がし入れて保存。
貯木池を右に見ながら歩いて行くと、木造の建物が並んでいました。 -
広大な貯木池の畔に建てられた関連施設は、改修されて展示館などに利用されていました。
森芸館には、竹細工や雑貨を販売する売店が。
喫茶室になっている建物もあります。 -
この巨木は、以前は邪魔者扱いだったそうですが、今は、ホテルなどのオブジェとして取引されるようになったとか。
そういえば、こんな巨木がでんと置かれているのを見たことがあります。
楽しいところでした。
それに無料!
ここだけでなく、今回の旅ではいわゆる入館料は合計ゼロでした。 -
台北に戻ることにしましたが、日曜の午後なので、渋滞が始まっていました。
そして宜蘭インター手前では、検問による更なる大渋滞が。
なんと!【高乗載管制】という交通量規制が昨年12月から実施中。
高速道路5号線(南港ー蘇澳間54.3km)では
毎週日曜日の15:00-20:00、台北方面に向かう場合
運転者を含んで3人以上乗車していないと
蘇澳・羅東・宜蘭・頭城の各インターから入るのは禁止
(バス、タクシー、許可証がある車両を除く) -
渋滞は南港ジャンクションまで続いていました。ウーさんパパ、ほんとうにお疲れ様でした。
クルマは基隆河右岸を通って士林方面へ。中山北路との交差点を曲がって坂を登ると・・・圓山大飯店でした。
けっこう長いこと台湾を旅していますが、訪れるのは初めてです。 -
フロントの前を通って奥へ進み、階段を登ると
圓山牛排館
「夕食はけっこうです」と遠慮していたのですが
「もう予約しているから。お母さんが夕飯作らなくていいから喜んでいる。」
と押し切られて・・・こんな高級店とは予想していませんでした。
ウーさん、日本に帰ったらまたご馳走してあげるよ。
奥の個室にウーさんご家族がすでに集まっておられました。
ウーさんママ、お兄様と奥さま、可愛い甥っ子
合わせて8人での会食となりました。 -
こちらのディナーMENUですが
ステーキ・牛以外の肉・シーフードなど17種のメイン料理から選び、さらに前菜(3種から)とスープ(2種から)を選択。
メインに何を選ぶかで、料金がことなるようです。
サラダ・フルーツ・デザートはビュッフェ形式で食べ放題。
そして珈琲or紅茶。
サラダといってもスモークサーモン・蝦・ハム・チーズなどもあり、取り過ぎに要注意。 -
豚肉と野菜のテリーヌ
揚げ蝦 -
牛肉と野菜のスープ
カプチーノ風きのこスープ(トリュフペースト味) -
プロヴァンス風骨付き子羊のロースト/ムササビタケのソース
-
熟成鴨胸肉ロースト/ニンニク醤油ソース
-
うー、食べた食べた。
-
食後、
「夜景を観に行きましょう」
と誘われて・・・ -
この龍は日治時代の台北神社(航空機墜落事故で焼失)の遺物だとか。
この先、本館と旧館の連絡通路から外へ出ると・・・ -
基隆河とその向こうの市街地。
小さくですが台北101も見えます。 -
ホテルまで送っていただきました。
ほんとうにありがとうございました。 -
22日、帰国日。
バスが30分遅れていたので、あきらめてタクシーで桃園MRT台北駅へ。
ん!これって悠遊卡検票機じゃないか -
悠遊卡が使える車両に初めて乗りました。
-
桃園MRT台北駅の地下に、タクシー降り場がありました。
ホテルから150元、もちろん悠遊卡で支払いました。 -
改札口はすぐそこでした。
MRT乗り継ぎで歩く長い距離を考えると、タクシーにして良かった。 -
第1ターミナルでいちばん遠いA1ーA3合同の搭乗口。
関空からの便が遅れたのが原因で、関空到着は結局1時間遅れ。
予約していた神戸ベイシャトルには乗れず、1便遅れとなりました。 -
プレゼントされた悠遊卡は2,603元残りました。
(悠遊卡のサイトで使用履歴検索ができます)
8月の台湾南部への旅で使います。 -
旅の目的7「迪化街で干しエビと干し牡蛎を買う」の成果
おまけは全聯福利中心で買ったクノールスープ
今回購入したのは2種類ですが、数種類あって、1袋2人分だから使いやすいのです。 -
旅の目的8「パイナップルケーキを何種類か買って、帰国後食べ比べをする」の成果
後日、食べた感想ですが、店によって生地の食感や中の餡が本当に違うなぁと改めて思いました。
台北で以前から作られているパイナップルケーキは、実は冬瓜の餡とパイナップルの餡やジュースを混ぜた物。
パイナップル100%の餡が入ったパイナップルケーキは、微熱山丘と旺莱山。両方とも現地に行ったことがありますが、パイナップル畑の中。
ku-の一押しは、微熱山丘よりも酸味が少ない旺莱山ですが、台北店がなくなったので、購入できませんでした。高雄に行ったら、絶対買うぞ! -
頂戴した品々。
ウーさんパパ・ママ、ほんとうにありがとうございました。
今回、往復航空券2人分 89160円(バリューピーチ 関空ー桃園)
ホテル代5泊分 57968円 が、初期費用でした。
コロナ前に比べると、高くなっているなぁと思いました。
これ以外に、関空までのベイシャトル往復、桃園MRT、お土産などで14396円。
台湾での出費が9957元。(ただし、2397元はもらった悠遊卡カードで支払ったので、実質の出費は7560元です)
大まかに計算すると、2人で20万円ぐらいでした。
(台湾元は前回の旅行で両替した残りがあったので、今回は両替していません。前回のレートは、3.8円でした。)
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2023台北・新竹 日治時代の遺構を探して
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