![ようやく入国前の隔離やワクチン接種証明などが不要になり、制限なく海外へ行かれるようになった。<br />休みが5日間しかなかったので近場の台湾に決定。(5回めの訪台)<br />台北、太魯閣、墾丁は行ったことがあるので、今回は台中の日月潭を訪れてみることにした。<br /><br />【航空券】<br /> 関西空港→桃園空港(peach ファストシート)46,050円<br /> 桃園空港→関西空港( 〃 )45,750円<br /><br />【ホテル】<br /> ・パークシティホテルセントラル台中 <br /> ファミリールーム(33㎡) 6,910円(朝食付き)<br /> ・フー ユエ レイクビューホテル <br /> ダブルルーム レイクビュー(33㎡)27,167円(2泊、朝食付き)<br /> ・シティスイーツ ゲートウェイホテル<br /> コーナーダブル(28㎡) 15,415円(朝食付き)<br />--------------------------------------------------------------<br /> 宿泊、交通費、食事など旅費の総合計 160,381円](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/82/71/650x_11827125.jpg?updated_at=1684733741)
2023/05/03 - 2023/05/07
113位(同エリア343件中)
ひな姫さん
ようやく入国前の隔離やワクチン接種証明などが不要になり、制限なく海外へ行かれるようになった。
休みが5日間しかなかったので近場の台湾に決定。(5回めの訪台)
台北、太魯閣、墾丁は行ったことがあるので、今回は台中の日月潭を訪れてみることにした。
【航空券】
関西空港→桃園空港(peach ファストシート)46,050円
桃園空港→関西空港( 〃 )45,750円
【ホテル】
・パークシティホテルセントラル台中
ファミリールーム(33㎡) 6,910円(朝食付き)
・フー ユエ レイクビューホテル
ダブルルーム レイクビュー(33㎡)27,167円(2泊、朝食付き)
・シティスイーツ ゲートウェイホテル
コーナーダブル(28㎡) 15,415円(朝食付き)
--------------------------------------------------------------
宿泊、交通費、食事など旅費の総合計 160,381円
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Peachのフライトが朝と夕方の2便しかなく、仕事が何時に終わるのか分からなかったので17:40の便を予約した。
結局、朝6時の終業予定が8時半まで残業になったので、夕方の便にしておいて良かった。
台湾空港に到着して真っ先にやることは抽選!
https://5000.taiwan.net.tw/
5月1日~6月30日まで、外国人旅行者に抽選で5,000NTD(22,500円)をプレゼント、というGo To トラベルのようなキャンペーンをやっている。
当選する気マンマンで挑んだが、あえなく「sorry」の文字が。残念!
仕方なく台湾銀行のATMにSBI銀行(VISAデビッド)カードを差し込んで5,000NTD(元)を引き出した。
3,000は持っている悠遊カードにチャージ、2,000は財布に入れた。これで準備完了。電車もバスもコンビニも、ピッ!でOKである。
さっそく電車に乗って空港駅→桃園駅へ行き、台湾の新幹線(高鐵)で台中へ移動した。さらに高鐵台中から台湾鉄道の台中駅へ。
新大阪と大阪、或いは新横浜と横浜がかなり離れているように、高鐵台中と台中駅は電車で30~40分ぐらいの距離がある。
しかも車両が故障した(?)とかで運行停止になっていた。
ホテルまでタクシーで行こうかと思ったが流しのタクシーが捕まらない。
1時間近く経ってようやく終電が来た。
電車にもタクシーにも乗れなかったら途方に暮れていたであろう。
台中駅を降りたら駅前広場にはホームレスが数十人ほどあちこちに寝転がっていた。
近代的な駅舎とは対照的で、多分、昼間に到着していたら目にすることもなかったであろうけれど、なんだか胸が傷んだ。
でも温暖な国なので、凍死しないだけマシなのかな。
ホテルに到着したのはちょうど24時。
こんな時間にチェックインする客なんていないだろうに、フロントには男性と女性のホテルマンが立っていた。
も、もしかして、わたしのことを待っていてくれたのだろうか?
しかもにこやかに「広いお部屋に致しました」とアップグレードを伝えてくれた。
空港から電車を乗り継いでちょっぴり疲れていたわたしに、なんと嬉しいご褒美を!
でもまぁ、ベッドが増えても、身体は一つしかないんだけどね。
※ ベッドのマットレスが柔らかめでとても寝心地が良かった。
※ ミネラルウォーターや歯ブラシなどが4人分も用意されていた。
※ 朝食ビュッフェの品数が多く、とても美味しかった。
※ 台湾のホテルはどこも、お部屋のインスタントコーヒーは3in1(最初から砂糖とクリームが入っている)
わたしはいつもブラックで飲むので、ちょっと困る。
高鐵桃園→高鐵台中まで30分ぐらい、520 NTD(2,340円)パークシティ ホテル セントラル タイチュン ホテル
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台中に宿泊した目的は宮原眼科でもなく、日出でもなく、・・・国立台湾美術館だった。
何を隠そう、わたしの初めての作品購入は台湾アーティスト、郭志宏の現代アートである。(アートフェアで40万円で購入した)
それ以来、台湾アーティストに注目している。
平日ということもあり、美術館は閑散としていた。
けれど、幼稚園生たちが保護者同伴で先生と鑑賞に来ていたり、小学生のグループも訪れていた。
日本では幼稚園や小学校の授業の一環として美術館へ行くことはほとんど無いであろう。
こうやって幼い頃からホンモノを見ることは大事だと思う。
それから日月潭へ行く長距離バスに乗るため、台中駅に戻った。
近代的な駅舎の隣りに、かつて使われていたのであろうレンガ造りの駅舎が残っていた。こちらの方が風情があって良いのに、と思ってしまった。なんでもスタイリッシュにすれば良いというものではない。
歴史や街との調和も大事である。
昨夜のホームレスは一人も居なかったが、新しい駅舎の隣りには昔ながらの市場が店をいくつも連ねていた。
まさにアジア特有の混沌としたマーケットである。
肉が塊ごとぶら下がっていたり、客の要望に応えて魚を捌いていたり、野菜も果物もゴチャッと置いて売られている。
そこへスクーターに乗った客が次々と訪れて、目当ての店先にスクーターを乗り付けて買い物をする。
歩道も車道もなくて混然としている。
無秩序こそがアジアらしさなのだから、近代的な駅舎を建てる必要はなかったのではないか、と思ってしまった。
台中駅→日月潭、バスで2時間半ぐらい、190 NTD(855円)国立台湾美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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日月潭(湖)で最も栄えている場所、水社に到着した。
超高級リゾートホテルやB&Bがごちゃっ、と林立しており、その合間に土産物屋や食堂が軒を連ねていた。
わたしは喧騒を逃れて対岸の町(伊達部)にホテルを取った。
船で行くことも出来るのだが、長距離バスを降りたらちょうど湖を一周するバスが来たので飛び乗った。(1時間に1本ほどしか運行していない)
バスで湖をぐるっと半周して対岸の「伊達部」へ到着。
水社よりも少し小さな町だが、同じようにB&Bが建ち、何軒かの土産物屋や食堂が並んでいる。
湖(船着き場)の目の前、景観旅店というホテルにチェックインした。
ネット上ではホテルと書かれていたがB&Bである。
入口を入ると屈強な男性が二人、フロントに座っていた。
愛想は悪いけれど、セキュリティー効果は抜群であろう。
お部屋は33㎡と広々しており、テラスにはテーブルと椅子が置かれていて湖を眺められる。
トイレ・洗面とは別に、バスタブと洗い場もあるので必要十分である。
数軒隣りにはセブンイレブンがあったので、ビールとつまみ(チキンとサラダ)を買って冷蔵庫に入れた。
朝食は最上階のレストランで湖を眺めながらビュッフェ、品数は多くないが日本のビジネスホテルの朝食よりは豪華だった。
町中にコインランドリーがあった(使わなかったが)。
B&Bのフロントで船のチケットを300→150(675円)で販売していたので購入。
九族文化村のチケットは850→750(3375円)にディスカウント。フー ユエ レイクビューホテル ホテル
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朝食後にお風呂に入り、部屋で支度をしていると外から聞き覚えのあるメロディーが流れて来た。
こ、これは・・・!
そぅ、ゴミ収集車のメロディー。
日本も台湾も同じなのね。どちらが発祥だか分からないけれど。
ホテルの目の前の船着き場から船で「伊達部」→「水社」→「玄光寺」→「伊達部」と一周することにした。
伊達部から水社までは頻繁に出港しており、10分も掛からずに到着する。
食堂や土産物屋には興味がないので、湖沿いの遊歩道を散歩してみることにした。
が、引き返すタイミングを失い、どんどん歩いていたら向こう岸にお寺(?)が見えたので、そこまで行ってみようと歩を進めた。
しかーしっ!
歩けど、歩けど、辿り着かない。・・・まさか、通り過ぎた??
歩き疲れたけれど水社へ引き返すには距離がある、仕方なく歩き続けたら到着したのは向山旅客中心。なんと、水社から片道3~4kmもの距離を歩いてしまった。
バスで戻ろうと時刻表を見たら、なんと1時間後である。仕方なく炎天下、ぼんやりと待ち続けた。何しに来たんだろ、あほ?
水社に戻り、船で玄光寺へ。
下船して階段を少し登ると小さなお寺(?)があった。
さらにその奥に「三蔵法師が歩いた道」とかいう小道があったので行ってみた。
結構な階段を登ること800m、ようやくたどり着いたのは立派なお寺だった。
2階建てのように見えるが、内部は3階建てで、階段を上ると3階には玄奨(三蔵法師)の遺骨が奉られていた。
日中戦争のときに日本に移された(強奪した?)が、その後、台湾に戻されたらしい。
・・・というか、三蔵法師って孫悟空(西遊記)に出て来るお坊さんだよね? 実在の人物だったのか!(無知)
船で上陸した観光客たちは皆、玄光寺だけ見て帰ってしまったが、ここまで上って来て良かった。
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003114&id=C100_244日月潭玄奘寺 寺院・教会
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船で伊達部→水社→玄光寺を回って伊達部へ戻って来たのは14時過ぎだった。
午前中に水社と玄光寺へ行き、昼からロープウェイで九族文化村へ行く予定だったのに、すっかり遅くなってしまった。
一旦ホテルに戻り、ビールを飲んで休憩することにした。B&Bの女将さんに
「九族文化村は行った?」と聞かれたので「まだ」と答えると「終わった・・・」と笑われてしまった。いやいや、今から行くから!
伊達部からロープウェイ乗り場までは歩いて10分ほどである。
ゴンドラに乗り込むとぐんぐん高度を上げて行く。
台湾は国土の6割が森林で、しかも3,000m級の山が200座以上もあるのだ。(ちなみに日本には23座しかない)
日本ではガシガシ登山をするけれど、さすがに海外では登らない。荷物とか入山届とか面倒だから。(ココヘリも無いし)
山をいくつか超えて到着したのが九族文化村の裏口である。
ロープウェイだけの人はここで引き返すが、わたしはチケット(750NTD=3,375円)を買っていたので入場した。
ちなみに正規料金は850だが、B&Bのフロントで750で販売していた。
https://www.nine.com.tw/
この九族文化村がとてつもなく広大で、移動するのにロープウェイに乗る。(園内を走っているバスもあるようだったが)
ロープウェイで正門に到着してみたら、なんと遊園地だった。
なるほど、750NTDは乗り放題チケットということか、だから高かったのね。伊達部から山頂までのロープウェイ往復のみならば300(1,350円)である。
せっかくだからジェットコースターとウォータースライダーに乗ってみた。
が、閉園時間は17時なのにロープウェイは16時までだという。
いやはや、ゆっくり遊んでいる場合ではない、ロープウェイに乗り遅れたら帰れなくなる。なんてったって深い山奥だ。
大急ぎで園内のロープウェイ、日月潭のロープウェイと乗り継いで伊達部に戻った。
午前中に時間を掛けすぎた、予定通り昼から九族文化村へ行っていればもっと遊べたのに。残念。九族文化村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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ギリギリ11時までお部屋でゆっくりしてからチェックアウトした。
さようなら、日月潭。
観光名所は何もないけれど、のんびりするには良い場所だった。
船で水社へ行き、そこから長距離バスで臺鐵の台中駅へ。
さらにMTRで空港の2つ手前の駅(大園)で下車して城市商旅(シティスイーツ ゲートウェイホテル)へチェックインした。
https://www.citysuites.com.tw/jp/%E6%A1%83%E5%9C%92%E8%88%AA%E7%A9%BA%E9%A4%A8
翌日は11時のフライトだったので、前日のうちに空港近くまで移動した方が良いかと思ったのだ。
コーナーダブル(28㎡)を予約したら、ベッドルームとリビングルームが分かれているお部屋だった。
お部屋はすごく高級というわけではないが、ミネラルウォーターだけでなく、ビール、コーラ、ポテトチップが無料だったのがちょっぴり嬉しかった。
でもビール1本では足りず、歩いて10分ほどのところにあるファミマへ買い出しに行ったが。
台湾のホテルの良い点は、どのホテルも朝食付きで品数が多く美味しいことである。
こちらのホテルも大型ホテルだけあってビュッフェの品数が豊富で(30種類ぐらい?)大満足だった。
台湾人は朝からしっかり食べる習慣があるのだろうか、日本のホテルも見習って欲しい。シティ スイーツ ゲートウェイ ホテル ホテル
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大園駅からシティスイーツ ゲートウェイホテルまでの行き方が分からず、ウロウロしてしまった。
まさかの高架下(駐車場)を突っ切って、長屋(民家)の前を通り、ホテルの裏口から入るとは!
日本だったらせめてホテルの敷地内はきれいに整備するだろうに、なんだかなー。
ホテルの隣りは廃墟だったし、長屋も貧困層が住んでいるようなボロアパート。
【写真】
高架のずっと奥が「大園駅」
線路の下が駐車場になっており、そこをズンズン歩いて、右奥に見える斜めの木製階段を下りて脇道を画像手前の方向に歩く。
わたしはザックだったから問題なかったけれど、スーツケース転がしている人には歩きづらい道。 -
大園駅からシティスイーツホテルまでの行き方、その2。
高架下の駐車場を通り抜けて大通りに出たら右へ。
歩道はない。
川を渡ると写真右側の長屋に「城市商旅→」と書かれた看板が貼ってある。それを見逃さないように。
長屋の前を通って行くとホテルの裏口に着く。
この看板を見逃してまっすぐ行ってしまったら大通りを右に曲がり、ホテルの正面に出るが、少し遠回りである。
まぁ、普通の人は空港からタクシー利用かな。
MTR(電車)で移動するのはわたしのようなバックパッカーだけかも知れない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- wakupaku2さん 2023/10/26 17:58:12
- 日月潭
- ひな姫さん
初めまして。
日月潭、どうやって周ろうと考えています。
とっても参考になりました。
船で伊達部→水社→玄光寺を回って伊達部 ロープウェイ、
九族文化村は広くて、遊園地って楽しそう・・
同じように周れるか不安ですが、旅程を立ててみます。
他の旅行記も読ませて頂きます。
- ひな姫さん からの返信 2023/10/26 19:27:36
- Re: 日月潭
- 初めまして、こんにちは。
湖のほとりを周るバスもあるのですが、本数が少ないです。
船は10分おきぐらいにどんどん出発するのでお勧めです。
九族文化村は、昔ながらのノスタルジックな遊園地でした。
ご参考になりましたら嬉しいです。
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この旅行で行ったホテル
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フー ユエ レイクビューホテル
3.25 -
シティ スイーツ ゲートウェイ ホテル
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