GW クロアチア縦断7泊10日⑤バルカン半島の歴史を学ぶ日帰りモスタル

2023/05/04 - 2023/05/04

ドブロブニクを3泊にした理由。それは近隣諸国へ日帰り旅行して行った国を増やすため。
モスタルとコトルで悩んで、コトルは景色がドブロブニクに似ているし、天気が悪くてもモスタルは綺麗かも、という理由でモスタルに。

結果的にはクロアチアとは全然景色も違うし、バスツアーでクロアチアやボスニアヘルツェゴビナの歴史の勉強にもなって面白かった！

〈旅程〉★今回の旅行記
4/27 羽田→イスタンブール
4/28 イスタンブール→ザグレブ　ザグレブ泊
4/29 プリトヴィツェ泊
4/30 スプリット泊
5/1 スプリット泊
5/2 ドブロブニク泊
5/3 ドブロブニク泊　モスタルバスツアー★
5/4 ドブロブニク泊
5/5 ポーランド経由で帰国
5/6 成田着

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

5/4（木）
７時にロビーまで現地ツアーバスが来るので、６時過ぎに朝ごはん。
オレンジジュースとベーコンが美味しい。

今日は曇っていて雨降るかもしれないので、ドブロブニク観光は明日することに。

しばし待っていると７時20分くらいにバス到着。

small groupで65ユーロということだったけど、small groupというのは嘘だね

ガイドのお姉さんが街や風景等の説明をしてくれる
あとめっちゃ人口に詳しい。各街の人口を教えてくれる。あと世界で2番目に長い城壁もクロアチアにあるんだって。

１時間半ほどで休憩
休憩はスーパーマーケット、確かにカフェも併設されているし、トイレも無料だし、いいね。

品揃えも豊富だし、街中より安い。バスに置いておけばいいので、クロアチアのコーヒ、チョコレート、乾燥ポルチーニをお土産として購入。最低限あげるべき人へのお土産買えたので、良かった！

スーパーから1時間くらいで国境到着
ガイドさんが全員分のパスポートを持って、スタンプ押しに行ってくれる。40人位のツアーだから、スタンプ押すのに30分くらいかかった。まぁ、バスで待つだけなので楽ちんなんだけど。
無事にボスニアヘルツゴビナ入国。さくっと行った国が増えて嬉しい。

まずはwaterwall 立ち寄り
ツアー代とは別で10ユーロかかる、1時間の自由行動
プリトヴィツェに行ったばっかりなんで、正直どうでもいいんだけど、暇だし入っておく

下に降りていくと、

既視感あるけど、素晴らしい景色。

写真だとプリトヴィツェと似ている。
違い①
こっちの方が湿度が高いので、藻みたいなのが生えている。

天気悪いけど、透明度は高くて綺麗。
雨もギリギリ降ってなかったから良かった。

早々に観光は終わってコーヒータイム
確か一杯2-3ユーロ。ボスニアヘルツェゴビナはユーロではないのだけど、観光地ではユーロ使用できるので、両替不要

いくらか不明だけど、ボートもあるよ。

再びバス揺られてモスタルへ1時間ほど。
クロアチアでは見なかったビニールハウスをボスニアヘルツェゴビナでは見かける。こちらの方が土壌は豊かな気がする。

13時頃モスタル到着。
街の中心にある教会の鐘楼。

現地ガイドと落ち合って45分のモスタルツアー開始。参加は自由でお腹もペコペコだけど、折角だし参加する。ほとんど全員参加してたかな。

バスのガイドさんも現地ガイドもボスニアヘルツェゴビナの歴史を続けて教えてくれるので、結構詳しくなったかも

右手に見える柱は有名な写真の橋ではないけど、古いオスマン帝国時代のものみたい。

ここは確か教会かモスクだったような
元々は別の場所にあったのだけど、偉い人の命で川沿いに移動させられたとか。湿度も高くて木ではなくてCrystal(ガラス？石のこと？)製にしたとか

ここはトルコ風呂(ハマス)
男性限定、女性限定と交代交代で入れる日が違うらしい。女性は女性がやってくれるみたい。

参加者がいまいち何人が多いのかよく分からなかったけど、基本年齢層高め。まぁバカンスの時期でもないしね。

帰国後、世界史の資料集で復習(しみちゃん、地理選択。大人になってこういう時のため購入)したんだけど、ボスニアヘルツェゴビナの辺りは、オスマン帝国の支配下だった時期が長く19世紀くらいまで続いたらしい。
なるほど、それでイスラム文化が根付いてるのか。
ただイスタンブールとは違ってヨーロッパな雰囲気なんだよね。

狭い道を挟むように土産店がずらり
ただお店の人は商売っ気がなくて、スマホいじってばっかり。クロアチアより社会主義の残り香強め？

イスタンブールのマーケットで騙されて(？)ランプに2000円払ったのを思い出した。
可愛いと思って買ったけど、ライトが暗すぎて使い物にならず、引っ越し時に廃棄したけど。

黄緑色のお姉さんが現地のガイド
45分と聞いていたけど、熱心で1時間近くあった。

橋の東側(つまりこちら側)にはムスリム(ボシャニャク人)、橋の西側にはクロアチア人が住んでて1995年の内戦終了後も色々問題があったとか。ガイドさんが小さい頃は、東側には危ないから行っては行けないよと言われてたとか。
まぁ内戦中に橋はクロアチア人に破壊されて、修復して今に至るらしい。

バスでも今のツアーでも聞いたのだけど、ボスニアヘルツェゴビナは、ムスリム、クロアチア人(カトリック)、セルビア人は(セルビア正教会)が住んでて、大統領は各民族の代表の輪番制なんだって！

ツアーが終わって自由行動、待ちに待ったランチ！
私はボスニアヘルツェゴビナ産白ワインに。これが香り高くて街中で飲んだワインの中では一番！！

この景色を眺めながらご飯って贅沢。
今日は天気が微妙だから、曇天でも良いと口コミだったモステルに来たというわけ。
最初はコトルに行こうかとも思ってたんだけど、雰囲気の違うモステルで正解。

山の上には十字架
この土地の歴史を知ると何とも言えない気持ちに

私はキョフテ、肉肉しくて美味い！
トルコ風の料理はどれ？って聞いたらトルコ風ではないと。トルコ風ではなく、この土地の文化なんだよね。

Ｔさんは豚肉のクリームソースがけ。肉々しくて、あとで胸焼けしたとか。あっさりしてて美味しかったけど。

ワインとビールも入れて20.5ユーロ。
観光地価格だと思うけど、クロアチアに比べるとお手頃。

お土産はトルコから輸入してるでしょ～というもの多数。

モスタルの古い橋は飛び込みで有名。
飛び込むと好きな女性と幸せになれるとか。
今は危ないから飛び込み専門業者がいて、50ユーロ払うと飛び込んでくれるらしい。

小島よしお風の彼がその１人。パンいちでスタンバイ中。残念ながら飛び込むシーンには遭遇できず。

泊まりでゆっくりがオススメという記事も読んだけど、私は日帰りで十分かな。

橋の下まで来てみた。ボート１人5ユーロだって。
もう少し温かくて天気良ければ楽しそう。

これ飛び込むのはアホだね。100ユーロでもやりたくない。

景色でお店決まちゃったけど、お店が多くて迷っちゃうよね

街はどこ見ても可愛い雰囲気

こちらは小さい古い橋。
さぁTさん、愛するしみちゃんのために飛び込みたまえ！

ちょっとジブリ感ある気がしない？

最後に旧市街の手前にあった教会へ寄り道

戦後できてるから、建物も内装も新しい。

壁画も先進的でモダンアートって感じ
確かフランスのアーティストが設計に携わったとか(うろ覚え)

左右の壁で若干絵が違う
右の壁はユタが黒い人影で表されている

教会、道のりだし、絶対オススメ！

自由行動は16時まで。
皆時間守って帰ってきたんだけど、ガイドとお客2人がどっか行ってしまった。結局、帰ってきてモスタル出たのは16:30くらい。

日本の棚田みたいだね。

帰りは行きとは違うルートだったので、1時間くらいで国境へ。ここでもちょっとトラブル。
パスポートはガイドさんに預けるんだけど、スタンプの押し忘れがあり、国境に戻ってスタンプゲット。
クロアチア、ただいま～

モスタルでは、最後雨が降ってたけど、クロアチアに入って止んできた。明日は晴れそうだね。

この橋ができたのは、ここ数年の話。それまではクロアチア間を移動するのに、ボスニアヘルツェゴビナに入って国境越えする必要があったみたい。クロアチア人待望の大橋！！

しみちゃんも小学5年生までは、本土に行く時タコフェリーだったもんな。橋の有りがたさはよく分かります。

最後に橋の見えるパーキングでトイレ休憩

海岸線は3回目だけど、時間帯が違うので飽きない。

明日、ゆっくり城壁は観光します～

6時終了予定と聞いてたけど、帰ってきたのは8:30
結構疲れた～Ｔさんは帰りちょっと酔ったみたいでヘロヘロ。今日はプール行きたかっけど、時間ないね。

Ｔさんは晩ごはんいらないというので、人生初ルームサービス頼んでみた。ボロネーゼ16ユーロ。
まぁ自分で作る方が美味しいけど、飲み物代いらんし、残り物の生ハムとイチゴを食べて、そのまま就寝。中々いいじゃん、ルームサービス！

日帰りモスタルツアーはバルカン半島歴史ツアーで面白かった！社会学習的な。Ｔさんも疲れたけど満足したみたいです。
明日はクロアチア最終日、最高に美しいドブロブニクへ。