2023/04/29 - 2023/05/01
1763位(同エリア9620件中)
みつさん
新潟奥阿賀で地元産にこだわった酒造りをされている「麒麟山酒造」の創業180周年記念プレミアムツアーに参加!!
蔵見学と美味しいお酒に合わせた地元食材のお料理を満喫、そしていつもの温泉と建築も忘れずに旅です。
よろしければ、お付き合いください。
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新潟駅に上越新幹線で10時半に到着。お昼ごはんまで1時間半ほど時間があるので、新潟駅からタクシーでみなとぴあに来ました。
旧新潟税関庁舎 名所・史跡
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旧新潟税関庁舎は、新潟開港に伴い明治2年に建築され、昭和41年まで使用されていました。
中央の塔屋が特徴的な擬洋風建築で、国指定重要文化財です。
なまこ壁と漆喰のアーチ型庇、ベンガラ塗りの大扉が青空に映えます。 -
青海波の棟瓦が可愛い!
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妻側の扉の上には、きんちゃく形のガラス入り欄間
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荷揚げ場は、当時の場所に再現されています。
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古町にあった2代目新潟市庁舎の外観を再現した歴史博物館。
新潟の成り立ちや産物、水害地震からの復興の歴史などのわかりやすい展示がありました。新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館
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旧第四銀行住吉古町支店(昭和2年築)
平成14年まで銀行として使用された後、こちらへ移築復元されたそうです。旧第四銀行住吉町支店 名所・史跡
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信濃川対岸には、朱鷺メッセとホテル日航新潟。
ホテルの上層階にある、無料の展望室もオススメです。朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター 名所・史跡
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さて、バス停まで早川堀をぶらぶら。
早川堀は、信濃川につながる支流の川が砂の堆積で浅くなったため、バイパス水路として明治初期に掘削されたもの。当時は幅9間(約16.2m)あったそうですが、現在は埋立てて、道路と名残の水路沿い遊歩道になっています。
ちょっと時間がありそうなので、もう一カ所寄り道します。 -
旧小澤家住宅へ
立派な黒塀が続きます。
小澤家は、明治時代以降、廻船問屋を始め、運送倉庫業や石油商など様々な事業を手がけ、新潟を代表する商家でした。
小澤家から新潟市が寄付を受け、内部見学ができます。旧小澤家住宅 名所・史跡
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2階の掃き出し窓が珍しいですね。
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通り土間
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茶の間
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百合の間
二方の窓からお庭を望め開放的です。 -
藤の間
照明が豪華です。和室にも調和しています。 -
お庭にはキノコの傘のような、面白い型の灯籠がありました。
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お商売で賑わっていたのでしょうね。
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お庭も見学できます。ちょうど藤の花が見ごろ。
みつを集めるハチがブンブン凄い音で飛んでました。 -
ハチを刺激しないよう、そーっと撮ります。
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旧小澤家見学後、タクシーで予約していたお寿司屋さんへ
すし いわ グルメ・レストラン
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寿司には日本酒!新潟は日本酒!最始から日本酒!
鶴齢(かくれい)の雪室貯蔵は新潟すし組合特注。
寿司に合う、香り控えめのまろやかで爽やかなお味。 -
南蛮エビ丼(2,700円)
漁協特注のエビ魚醤につけていただきます。
南蛮エビは甘くてしっとりとろける~美味し~い!!新鮮な青い卵もウマウマ。香り高い魚醤だけでも酒が飲める。
もちろん南蛮エビたっぷりの味噌汁も玉子焼も茶碗蒸しもデザートの小豆合わせも、全て美味しい! -
お友達の頼んだ炙りノドグロ丼
ちょっとお味見を
脂ののったとろける炙りノドグロに、強めの岩塩がいいアクセント!こちらも旨し!
カウンターの奥の席で握りを食べていた野郎お二人様が「とけるぅ~うめぇ~」と絶賛していたので、今度は握りも食べよう! -
食後は、新潟駅構内のお土産店にて、デザートに酒アイスと思ったのですが、電車の時間も迫りレジが混んでいたので、また今度です。
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さて、奥阿賀の津川駅に向け出発~
13時27分新潟発です。 -
途中、新津駅で磐越西線に乗り換え、阿賀野川沿いを東上します。
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阿賀野川に架かる赤い橋が見えてきました。もうすぐです。
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14時49分津川駅に到着
こちらの駅はSuicaが使えず無人駅。
精算は車掌さんにお願いするんですね。
折り返しで車掌さんの時間がなく、翌日会津若松駅にて精算できました。 -
さて、麒麟山酒造まで、津川のまちを散策しながら向かいましょう~
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上流側に町が見えます。
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中心部に向かう道路から一歩入った、生活道路沿いに
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琴平の清水があります。
地域の方々が綺麗に管理されています。
フタを開けて、お水を汲んでいただきます。
冷たくてふんわりと甘い、とても美味しいお水です。 -
ふたたび、川沿いの道を行くと、麒麟山が見えてきました。
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旧津川河港
会津藩の西の玄関口の津川は、新潟からの塩や海産物を陸揚げし、会津からの廻米や産物を船積みする場所でした。 -
津川は狐の嫁入り行列でも有名です。
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ということで、狐の嫁入り屋敷へ
狐の嫁入り屋敷 美術館・博物館
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入口では綺麗なツバキでお出迎えです。
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館内には、狐の嫁入り道具や嫁入り行列の模型が展示されていました。
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縁側では、麒麟山を眺めながら休憩ができます。
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塔屋からの眺め
麒麟山がよく見えます。 -
さて、そろそろプレミアムツアーの時間なので、麒麟山酒造方面へ向かいます。
途中、雁木造の家屋が立ち並びます。この並びの郵便局や銀行も、新しい建物ながら雁木の意匠が取り入れられていました。津川は雁木造発祥の地とのこと。 -
と、その前に、麒麟山酒造のはす向かいにある「パンとおやつ奥阿賀コンビリー」へ
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美味しそう~!
明日の朝ごはんのパンを買います。 -
さて、本日のメインイベントの麒麟山酒造180周年プレミアムツアーへ
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受付にて、プレミアムツアー参加費1万円(ディナー代込)をお支払い。
プレミアムツアーは4、7、10、2月の計4回。
お友達が麒麟山酒造のインスタを見て、申し込んでくれました!当初キャンセル待ちだったのですが、10日前に繰り上げの連絡が!!わ~い! -
7種類のお酒を造っています。
地元産の材料にこだわったお酒は、大量生産はできません。およそ8割が新潟県内で消費されるそう。 -
酒米は、すべて奥阿賀産米です。地元農家さんの協力を得て1990年代後半から栽培を始め、2017年には全量を奥阿賀産でまかなえるようになったそう。
緑色のプロットが田んぼの位置です。仕込み水ももちろん地元の水。酒造りに適した超軟水とのこと。 -
一番左がコシヒカリ
右3つが酒米です。酒米は、食用米のコシヒカリに比べ、粒が小さめで固めです。
越淡麗
たがね錦
五百万石 -
玄米と6割まで磨いた(削り取った)米
ちなみに磨きの度合いで、吟醸酒は磨き6割以下、大吟醸酒は5割以下と決められています。 -
洗米場や酒米を蒸す機械を見た後、麹室(こうじむろ)へ
木と麹の香りのするほんわか温かい部屋です。38℃ぐらい。
蒸米を広げて冷まし、麹菌を振りかけて混ぜ、温度管理をしながら数日置き、麹が出来上がります。お酒の味を左右する大事な工程なので、泊まり込みで面倒をみるそうです。 -
麹菌
網目のあるフタをして、蒸米の上から振りかけます。 -
麹菌の入り具合も全体的でなく、絵のような突き破型の方が、強くて良い麹になるそう。初めて知りました!
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酒母室
先ほどの麹に水をまぜ、蒸米や酵母を加えてさらに発酵させます。銀色の樽の上の白い器は、ぷくぷく浮いてくる泡を切る道具です。
発酵が進みすぎる時は、氷の入った容器を樽に入れ温度を冷やしたりもするそうです。 -
深さ5mのタンクに、酒母、水、蒸米を3回に分けて入れて、日本酒の元となるもろみをつくります。
長い櫂でかき混ぜて発酵具合を見ながら、タンク温度を0.1℃刻みで管理しているそう。 -
もろみを搾る機械
布袋にもろみを入れ、左右から圧力をかけて搾ります。
布袋に残ったものが酒粕です。 -
搾ったお酒に火入れして、タンクに貯蔵し出荷に備えます。
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目標
銘酒造りは 先ず人の和から はじめよう
様々な工程を担当する人たちのチームワークで、良いお酒が造られるのですね!
プレミアムツアーでは様々な場所に案内いただき、丁寧な説明も興味深かったです。ありがとうございました。 -
蔵見学を終え、奥阿賀コンビリーへ
これから、日本酒とお料理のマリアージュを楽しみます。 -
麒麟山酒造のお酒と新潟風花のお料理、楽しみです~!
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テーブルマットには酒造りにかける熱~い思いが。
半径10キロのテロワール
ゆたかな水源を守るため、植樹などの森林保護活動もされているそうです。 -
本日の日本酒のラインナップ
飲み放題! -
スターターは、酒造の方オススメの飲み方。
伝統的辛口(通称伝辛)と強炭酸を1対1で。
さっぱりしていて美味しい~ゴクゴク~
和らぎ水ではありませんので要注意!! -
鬼胡桃豆腐とゼンマイ
トロトロの胡桃豆腐にグリルしたゼンマイが香ばしい!
今日いただく山菜は、麒麟山酒造の従業員さんたちが付近の山で採ってきたもの。
(以降お酒を飲んでいるので、解説が不明瞭なのはゴメンなさい。) -
続いては、180周年記念醸造酒!
新潟発祥の酒米「越淡麗」で醸しています。
しっかりとコクがありかつ爽やかな、美味しいお酒です。 -
鰹のタタキとともに
からし酢味噌がいい感じ! -
合わせるのは、麒麟山ながれぼし
なかなか出回らない貴重なお酒 -
桜鯛の山椒みそ
阿賀野産のたけのこやジャガイモとともに -
麒麟山琥珀酒
7年熟成もので、コクがありつつ後味爽やか!
いつの間にか飲んでしまう!美味しい~!!
米の割合が少ないらしく、非売品のノーラベルです。 -
津川牛と地野菜の狐味噌デミグラスソース
肉ホロホロ、大根染みてる~
麒麟山伝辛とやわらかの熱燗は、コクのあるお料理をさっぱりさせてくれます。 -
奥阿賀産コシヒカリの山菜炊き込みご飯。上にも山菜たっぷり!鴨肉も。
美味しいけど、お腹いっぱい! -
麒麟山レモネード
ジュース~ですか~?美味しい~!でも、アルコール度数は5パーセントのビール並みです。
デザートの奥阿賀コンビリーさんのピスタチオフィナンシェはお持ち帰りしました。
こんなにお酒が出るなら、下準備(飲む前にヘパリーゼ)してくれば良かったわ。
地元産食材のお料理とお酒のマリアージュ、とても美味しかったです♪ごちそうさまでした! -
プレミアムツアーのお土産もいただきました。
レモネードと伝辛、180周年特製枡! -
お宿にわがまま言って迎えをお願いして、20時にお宿到着。
雪つばきの宿 古澤屋 宿・ホテル
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お茶とお菓子でひと息
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食休め後、お風呂に入っておやすみなさい~
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