2023/04/28 - 2023/04/29
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デコさん
先日のデン・ハーグでの日本国大使館での様子に引き続き、PCR検査前日と当日の様子を記録に残しておきたくて、まとめてみました。4月29日以降の入国にはもうすでに不要となってしまったPCR検査の内容ですが、個人的な忘備録としてのもので、もしご興味のある方はご覧くださり、どうぞ笑ってやってください。もしかして、私が日本人で最後のPCR検査を受けた人?
「2023年4月29日午前0時より日本入国者は、ワクチン接種証明書もしくはPCR検査の陰性証明書の提示が不要になった」これが前日の28日に決定されたと知ったのは、この29日に検査を受け、夕方に結果のメールを受け取りVisit Japan Webに入力しようとした時のことでした。いつものVisit Japan Webの登録ページの表示が変わっていて、入力できない画面になっていて、慌ててしまったのですが、よく見ると一番上に「不要になった」ことが書かれていたのでした。
状況がや~っとのことで把握でき、それじゃあ、パスポートさえあれば証明書なんかいらなくて帰国できるんだ!!とわかって急に力が抜けてしまいました。16日の日本出国数日前から今日まで、いろいろパニクッたり、現地で観光の時間を削って日本大使館まで行ったり、検査会場がどんどん閉鎖されていくことで毎日気をもんでいたことがすべて無駄だったんだ~~~
でも、無事に予定通りに帰国できることがわかり、とてもホッとしたことは実感できました。
取り越し苦労ってやつですかね^^;
まぁ、なにはともあれ、これで日本に帰れるんだ!と心が軽くなった様子をどうぞ見て笑ってやってください。
☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★
【スケジュール】
4月16日(日)関空発
4月17日(月)ドバイ乗り継ぎ→アムステルダム空港→ザーンデイク(ザーンデイク泊)
4月18日(火)ザーンセ・スカンス観光→エダム (エダム泊)
4月19日(水)フォーレンダム&マルケン島訪問 (エダム泊)
4月20日(木)エダム→ロッテルダム (ロッテルダム泊)
4月21日(金)キンデルダイク&ドルドレヒト訪問 (ロッテルダム泊)
4月22日(土)デン・ハーグ&ライデン訪問 (ロッテルダム泊)
4月23日(日)ロッテルダム→デルフト (デルフト泊)
4月24日(月)キューケンホフ公園&在オランダ日本国大使館訪問(デルフト泊)
4月25日(火)デルフト→ヒートホールン (ヒートホールン泊)
4月26日(水)ヒートホールン→ハルリンゲン (ハルリンゲン泊)
4月27日(木)ヒンデローペン&スタフォーレン訪問 (ハルリンゲン泊)
4月28日(金)ハルリンゲン→アムステルダム (アムステルダム泊)
4月29日(土)PCR検査&アムステルダム市内観光 (アムステルダム泊)
4月30日(日)アルクマール訪問&アムステルダム市内観光 (アムステルダム泊)
5月 1日(月)アムステルダム空港→ドバイ空港
5月 2日(火)ドバイ空港→関空
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
これは、ハルリンゲンから最後の滞在地アムステルダムに移動してきた28日に、一番不安だった閉鎖されてしまったらしいPCR検査の登録住所の場所です。予約後にすぐ90ユーロの料金が引き落とされていたので、お金をとっておきながら勝手に閉鎖はしないだろうと思うことにしていました。でも、メールを送っても返信ないし、連絡が取れないことが気がかり・・・でした。
人気(「にんき」ではなく「ひとけ」のほう)がなく、物静かな周辺です。中をガラス戸越しに覗いたら、部屋の中には絵画が数点と上着らしき服が2着ポールにかっていて、今はだれもいないけれど、明日の予約の時間になればこの服の持ち主がいてくれるんだろうと思うことにして、現在実施しているはずのやっと見つけた検査会場も確かめておこうと向かいました。 -
こちらが、現在実施しているはずと思ってやってきた出国数日前に予約できた検査会場。こちらでダメだったら、どうしようもないわ^^;
-
半信半疑でやってきたこちらでは、この時ちょうど検査が終わった二人の方がこのドアから出てきてくださり、実際に検査をしていることが判明。中に入って見ると女性の検査官が座っておられました。
明日予約しているんだけれど、ちゃんとここで検査を受けられるのですね?と確かめると、もちろんよ~、と笑顔で返してくださって、やっと不安がなくなりました。
最初の所は未だ確かではないけれど、こちらでは実際に人がいてくれて、明日来て大丈夫といってくださってひとまず帰れることは確定。
安心して、少しだけ観光に回ることができました。 -
29日、一番不安材料であったこの検査会場に再びやってきました。
予約の15分前について待っていると・・・ -
右隣のお宅から、犬の散歩に出ていくような感じの若い女性が出てこられ、こちらでPCR検査が受けられるかどうか尋ねたら、予約確認書を見て、それならここで間違いないですよ、といってくださいました。よかった!と思ったら、隣にいた男性が、コロナの検査だね?これで安心して帰れるよ!と笑顔で言ってくださって、ここで受けらるんだと思えました。
嬉しくなって思わず後ろから失礼かと思ったけれどパチリ! -
そのあと5分ほど待っていると、今度は車がやってきて、ちょうど検査会場になるはずのお宅の前に停車し、中から若い男女が出てこられました。
この人たちが検査官に違いないと思って声をかけ、予約のQRコードとメールを見てもらったら、「たしかにこの場所に違いないけれど、もうクローズしてるよ。」とのこと。 -
え???
男性の方がすかさず携帯を取り出し、私の予約確認書を読み、相手に電話をかけてくれ、なにやらオランダ語で交渉してくれてるっぽい 。予約日も確かめてくれ再び話続け、その結果を私に英語で伝えてくれたのは、「予約日にはまだここで検査をしていたけれど、その後この会社の検査会場はすべて閉鎖されてしまった。今持っているQRコードをもって、空港に行き、検査実施している会社にこれを見せたら検査できるはずだ。料金は引き落としたものでいけるはず。もし、受けることができなければ返金されるはず。」という内容のものでした。
ここまで親切に連絡を取ってくれて、通訳して伝えてくださった親切がとてもとても身に染みたのは言うまでもありません。 -
ここでは検査できないことが分かったけれど、オランダ滞在中から色々な方の親切を身に染みてきた私、この方にもすごくすごく感謝するばかりでした。
ちゃんとわかったかな?とまで心配してくださって、何度も何度もお礼を言ってお別れしました。 -
その後、予約を入れていた国立美術館と王宮の見学を終え、現在実施していることが昨日確認できたPCR検査会場へ向かいます。
この検査場が確認できていたから空港まで行くこともせずく安心して街並みを歩きまわれたけれど、もしこちらもダメだったのなら、私はどうしていたんだろう^^; -
美術館や町中を歩き回り、疲れてしまって、予約時間より2時間も早く会場に到着。きっちり時間通りでないとダメと言われたら、この通りに軒を並べるレストランの一つで時間をつぶそうと思ってやってきました。
ちょうど前に着いたら昨日いた彼女が休憩中のような雰囲気でドアの前にいてくれて、ちょっと予約時間より早いけれど・・・というと、いきなり「ノー!チャイニーズ!ノーモア!!」とおっしゃる。え???昨日は大丈夫と言ってくれたし、それに、私は日本人です!「I’m Japanese!」と答えると、急に態度が変わり、「それならOK!OK!どうぞ中に入って」とのことで・・・ -
ドアの中に入れてくださいました。
名前を伝えると、ちゃんと予約が通っていて、PC画面に私の情報が入っているのを確かめて見せてくれました。
日本人なので、この用紙に記入してもらいたいといって、日本からプリントアウトして持って行っていた結果報告書の用紙を見せると、まだ検査をしてもいないのに、先に結果報告書を書いてくれ、「陰性」の所にしっかりマークをつけてくれていました(笑) -
そのあと、階段を下りて検査ブースに入り、頬の内側と鼻の粘膜から検体を採取。あっという間に終わり、受付に戻りました。
「この検査結果は3時間後にあなたのメールアドレスに届くはずだから確かめてね」とも言ってくださいました。(検査前に書いてくれたあの用紙があれば十分なんですけれど・・・と思いつつ)
そこで、「検査料金はクレジットカードではなくキャッシュで」と予約確認書に書かれていた通りに現金で70ユーロをお支払い^^
「この料金の領収書もメールで送るからね。」といってもらえ、やっと安心して観光に専念できる身分となりました。 -
この検査会場のサイトを見つけるまでは、帰国のための日本政府が出している公式サイト外務省や厚生労働省のページを色々検索し、在オランダ日本国大使館から発表されている現在実施している検査期間3か所をマークしていたものの、アムステルダムの中心地からは程遠いところで訪れにくいものばかり。そんな中でやっと見つけたのが、この検査会場でした。
偶然に見つけることができたもので、ほんとにラッキーでした!
検査官も優しくて明るくて、ほんとにこれで日本に安心して帰れると一緒になって喜んでくれたのでした。 -
後はメールを受け取って、Visit Japan Webのページに登録するだけ!
とこの時は安堵感でいっぱいだったのです。
おかげさまでこれで予定通り帰国できるんだ^^と思うといっぺんにお腹が空いてきて、この検査会場の3軒隣のレストランに入って遅いランチにパクついたのでした。 -
ところが、その後の予定の観光を終えてホテルに戻り、メールを受け取り、陰性証明書の登録をしようとしたら、今までの画面とは違っていて、どこにも登録することができない!
なぜだ?とふと画面の一番上にある文章に目が留まったのでした。それが・・・
「令和5年4月29日以降に入国される方については、有効なワクチン証明書または出国前検査証明書の提示が不要となりました。」
「上記に伴い、4月29日午前0時(日本時間)より「検疫手続き(ファストトラック)」ボタンは削除されました。」というもの。 -
え~かげんにせ~よ!!こちとらは閉鎖される多くの検査会場の中から必至でやっとこさ実施している会場を見つけたのに~~~
それまでは予約していたのに閉鎖されてしまった検査会場の事で胃が痛くなるほど不安だらけだったのに~~~
デン・ハーグの日本国大使館まで足を運んで、冷たい対応の職員に心をやられてしまっていたのに~~~
などなど、言いたいことはい~~~っぱいあったんだけれども、それでもなんでも、一番心配だった証明書の事がいっぺんにふっとんで、心が軽やかになったことだけは実感できました。
それにしても、どうせこうなるんだったら、もっと早くこの発表をしとけよ!!(言葉遣いの粗さで怒りが伝われば幸いです)
せめてあと1日早く発表してくれていたら、70ユーロもかかる検査(勝手に閉鎖されて引き落とされてしまっている検査代は90ユーロでした・・・多分返金はされない)自体キャンセルすることができたのにね!!
などと腹立たしさもありながら、とにかく帰れることに感謝するばかりとなりました。
いろいろグダグダと書いてしまいました。今となっては、何の参考にもならない内容なのですが、こういう体験をしたやつもいたんだなぁ。というぐらいで笑い飛ばしてやってください。
長々と書いたものを読んでくださった方、ほんとにありがとうございました。
途中で止まっているチェコの旅行記が終われば、このオランダ旅行の本編はきちんと、訪問した所についての旅行記にしたいと思っていますので、その節にはどうぞよろしくお願いします。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- toroppeさん 2023/05/16 11:47:45
- PCR検査
- 旅行記に沢山いいね、ありがとうございました。
ほんと無意味なPCR検査が不要となって良かったですよね。
我が家は年末にこれのせいでスイスからの帰国が2週間遅れてしまいました。
旅行記のタイトルを拝見すると我が家がまだ訪れていない場所を沢山歩かれているようなので、今後の参考にさせていただきます。
- デコさん からの返信 2023/05/17 05:33:01
- RE: PCR検査
- toroppeさん、おはようございます(^^♪
こちらこそ、いいねとフォローをありがとうございます。
toroppeさんの旅行記を拝見し、陽性になったらどれだけ大変かよ〜くわかりました。
これからはこういうこともなく、旅行を楽しめるのですよね。
海外へのハードルが低くなった、なくなったのがほんとにうれしいです。
私もtoroppeさんの旅行記を参考にさせていただいて、スイス旅行のスケジュールを立てていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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