2021/10/30 - 2021/10/30
3206位(同エリア3284件中)
三峯霧美さん
日光中禅寺湖に八丁出島という細長い岬があります。
紅葉の時期、この岬を山の上から見下ろす構図の写真をよく見かけます。
一体どこにあるんだろう、一度行ってみたいというわけで、ツレと一緒に出かけてきました。
日光で初めて訪れる場所に行ってみようという日帰り旅、最後はお洒落な洋館で洋食のディナー。
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早朝5時、自宅を出発 雲一つない快晴です。
道は快適に流れて、東北道を北上。 -
日光宇都宮道路、7時前なので、スイスイです。
軽自動車が明らかに前のクーペを煽ってる・・というより、因縁つけてます。
変な奴に目を付けられちゃって気の毒に、こちらも流れに乗って平常心を装って運転。
クーペのドライバーは挑発に乗らず、過激な反応をしないようにグッと我慢、しばらくしたら飽きたのか、先に進んで行きました。やれやれです。 -
信号待ちの道路脇、山の下でも紅葉が始まりました。
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いろは坂、上の方は紅葉している様子。
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上りのいろは坂は二車線なので、ゆっくりと山の色合いを楽しみながら進みます。
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今回は半月山駐車場が目的地なので、休まず中禅寺湖へ。
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7:39 中禅寺湖 歌ヶ浜駐車場。
ちょっと写真撮影だけしていこう。
湖に男体山が写り込んでます。 -
英国・イタリアの大使館別荘を過ぎると、県道は夜間通行止で冬季閉鎖になる別名「中禅寺湖スカイライン」になります、以前は通行料が必要でした。
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8:00 半月山展望台の駐車場。
皆さん、朝なら空いてるだろうと考えることは一緒で、駐車場内は満車。
駐車場の手前のスペースに停められました。
展望台はあの斜面を登って行きます。 -
駐車場は見晴らしがよく、ずっと遠くに富士山がうっすらと見えています。
近くいたオジサンが、富士山は朝に見えることが多く、昼近くには雲に隠れてしまうと教えてくれた。
県道250号線はここで中断、終点は山を下りた足尾町なのですが、廃道というより、工事途中で放棄されているみたいです。 -
展望台に向かいます。道は整備されていますが足腰の弱い方は辛いかも。
スニーカーは必須で、ぬかるんでいるのでグリップ力の高い靴がいいようです。
ちょっと予感がしてたので、トレイルランニングシューズ(トレイルランニングはしませんが)を持参してました。さっそく履き替え。 -
道は整備されています。でも泥の部分は夜の間に凍って、朝日が当たって溶けだしてぬかるんでいます。
急な斜面なので気を付けて歩かないとスリップしそうです。
上下すれ違いは、皆さん譲り合って通ってます。 -
8:30 木造の展望台は20人くらいしか入れないので、20分ほど待ちました。
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8:55 今回の旅の目的は この景色!
中禅寺湖と男体山、紅葉の八丁出島がまるで箱庭のようです。 -
紅葉ピーク、天気が良く空の青さを映した湖面の色との対比がとても綺麗。
Webのニュースで見かける景色、見たかった景色に出会いました。 -
しばし、景色を眺めてため息。
後で待ってる人がいるので、長居はできず、駐車場に戻りましょう。 -
下りは足元に細心の注意を払って、ゆっくり。
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9:32 駐車場に戻ってきました。
この駐車場は関東平野を見下ろします。もっと目が良ければ、茨城を越して太平洋が見えるんじゃないかと思うほどの景色です。 -
10:10 道を少し戻ったところにある中禅寺湖展望台
駐車場の横が展望スペースなので、山登りが難しい方でも、この景色が見られます。 -
八丁出島は木々の間からちらりと見える。
この時間で旅の目的地を訪れてしまい、さて、どうしましょうということで、中禅寺湖の最奥の千手ヶ浜に行くことにしました。 -
中禅寺湖畔へ戻ってきました。
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10:33 二荒山神社、中宮祠の大鳥居と男体山。
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中禅寺湖畔は紅葉真っ盛り。
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二荒山神社中宮祠の駐車場もほぼ満車。
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日光らしい気持ちの良い道を進みます。
竜頭の滝を過ぎ、戦場ヶ原の一番南側の赤沼へ向かいます。
そこからバスに乗り換えて千手ヶ浜に行きます。 -
11:00 赤沼駐車場 無料の駐車場でトイレと赤沼自然情報センターとバス乗り場があります。
戦場ヶ原散策の基地になる場所です。
入場待ちしてて、どうしたものかと思いましたが、それほど待つことも無く駐車できました。 -
赤沼茶屋 ちょっと早いけどランチを食べることにしました。
赤沼茶屋 グルメ・レストラン
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懐かしいこの雰囲気、昭和から時間が止まっているみたい。
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アクリル板がコロナ以降だということを感じさせます。
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やっぱ、日光に来たら湯葉そばだよね。
甘みのある汁が関東地方の蕎麦です。 -
まだバス発車まで時間があるので、戦場ヶ原自然研究路をちょっと歩てみよう。
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戦場ヶ原の中を流れているのは湯川。
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湯ノ湖から湯滝を通って湯川は戦場ヶ原を抜けて竜頭の滝を下って中禅寺湖に流れ込みます。
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12:05 赤沼自然情報センターに戻って千手ヶ浜行のバスに乗ります。一乗車500円。
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この道は1993年から一般車は通行禁止になってます。ゲートはバスが通過すると、自動で閉まります。
途中の小田代ヶ原、西ノ湖入口のバス停以外でも、どこでも好きなところで乗り降りできるそうです。 -
小田代ヶ原と西ノ湖入口で降りた方達は皆さん山歩きの装備です。
私は寒さ対策でしっかりダウンを着込んでるだけ。 -
バスは4月下旬から11月末までの運行です。朝日を見るためのバスもピンポイントで運行します。
千手ヶ浜のバス停は待合とトイレがあります。 -
12:40 千手ヶ浜バス停に到着しました。
昔は西ノ湖は中禅寺湖の一部でしたが、途中が土砂で埋まってしまったそうです。
この辺りも湖だったのかな。 -
千手ヶ浜には船着き場があって、クリンソウが咲く6月の間だけ船が運行されます。
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中禅寺湖はぐるりと歩いて廻れるんですね。
千手ヶ浜から歌ヶ浜まで4時間半くらいかかるようです。 -
桟橋、雲が出てきて、少し風が吹いて来ました。
男体山は見る方場所によって山の形が変わりますね。ここから見ると横に広い。千手ケ浜 自然・景勝地
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全山紅葉、この先も湖水を一周する道は続いています。
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千手ヶ浜と言う通り、波の打ち寄せる浜です。
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この先にある千手堂まで行ってみよう。
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樹齢数百年という巨木がたくさん。
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遊歩道はしっかりと整備されています。
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話し声が聞こえると思ったら、カヤックを楽しむグループがいました。
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小さな石のお堂があります。
日光は修行の場ですね。 -
おとじろう橋 この先に仙人庵という建物があり、その私有地にクリンソウの群生地があります。
クリンソウが咲く6月は解放して見学者を受け入れてくれるそうです。 -
橋は柳沢川にかかっています。
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湖のずっと遠く、さっき通ってきた道、界日光とリッツカールトンの建物が見えます
湖面と空が近づくポイントは華厳の滝のある場所で、そこから朝日が昇る時に湖面に太陽の光の道ができるそうです。
その時期だけ早朝にバスが運行されます。太陽の道が見えるのは天気次第。 -
仙人庵を過ぎると、不動堂。
このお堂も千手堂と同時期に建立されたようです。 -
もう一つ、湖に流れ込む沢の橋を渡って、ちょっと進むと千手堂があります。輪王寺の中禅寺湖にある霊場の一つです。
784年に金色の千手観音が湖上に現れたので勝道上人が創建したと伝わります。
その昔は湖の西岸に十六丈(48m)の千手観音の石像があって千手崎といったそうです。 -
後に弘法大師の書による扁額が掛けられましたが、建物は朽ち果て、60年ほど前には疎石だけになってしまいました。
日光開山1250年と勝道上人の1200年忌を記念して、2016年に建物の復元が行われました。 -
勝道上人が弟子の道珍等と共に、湖上の霊場に香華を供えて修行祈念をしました。
現在でも8月4日に船禅頂(ふなぜんじょう)と言って、観光船で霊場を廻る行事が行われています。その時はお堂の扉が開かれるそうです。
2018年にウッドデザイン賞を取ったという木造建築。資材は船で運んだのでしょうか・・・。 -
浜に出てみたら、スポットライトのように光が差し込んで、色づいた木がキラキラと輝いていました。
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お堂から先は、本格的に山歩きの装備が必要です。
奥から歩いて来る方いました、若い男性で追い越されてどんどん先に進んで、見えなくなってしまった。
13:30 そろそろバス停に戻りましょう。 -
14:30 赤沼行のバスを休憩所で30分ほど待ちました。千手堂で追い越して行った男性は、前のバスに乗れたんだろうなぁ。
三々五々、山歩きの人達がバス停にやってきます、「最近は~」と、山の変化や事情をおしゃべりして、興味深い。 -
14:50 小田代ヶ原 ここでもバスに乗る人がいて、満員で出発しました。
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15:13 赤沼まで戻ってきました。
赤沼茶屋で今度はソフトクリーム、メチャ、美味しい。男体山バック!
今回の旅はここで引き返します。 -
15:30 竜頭の滝の上部の駐車場に車を置いて、滝見物。
竜頭ノ滝 自然・景勝地
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滝の脇に続く遊歩道を降りて行こうとツレが言ってます。
え~、だって戻って来るのに登らなくちゃならないんだよと、文句言いつつ石段を降りました。 -
15:38 この時期の日暮れは早く、この時間帯で日が陰り、夕方っぽい。
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滝の下にある龍頭之茶屋で大好きな「木の芽さんしょ」を買いました。
春先に木の芽を摘んで、お醤油で煮たもので、炊き立てのご飯に乗せると「日本人でよかった」って思う逸品です。
日光の地元の方は、秘密のマイ山椒の木があって、手作りするそうです。 -
茶屋に来たら、この景色は見ておかなくちゃね。
中禅寺湖より標高が高いので、落葉しています。 -
龍頭観音堂 茶屋が観音像を再興したそうです。
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龍に乗ってるのかな? 旅の無事をお願いしました。
石段を登って、駐車場にもどり、下山しましょう。 -
17:50 明治の館
駐車場を探して迷ってしまい、少し時間がかかっちゃった。
ツレは洋食が好きなので、本日の夕食はここで。明治の館 グルメ・レストラン
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明治時代、日本コロンビアの前身会社の創業者 蓄音機を日本に初めて紹介したというアメリカ人の貿易商F.W.ホーンの別荘として建てられた建物です。
登録有形文化財 (旧ホーン家住宅主屋) -
高い天井、建物の雰囲気はいいです。
メニューを見てとても迷いました、値段に照らして、食べたいものが見つからない。基本自分で作れる洋食料理に高いお金は出したくないので、店のチョイスを間違えているんですが、ツレの付き合いなんで、とても困りました。 -
私の前菜、印象になく、なんだったか覚えてないテリーヌ(笑)
これ書いてて、覚えておけよって、反省しました。 -
ツレの前菜 生湯波と鱒のスモーク ちょっと頂きました、見た目が印象的でしたね。
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舞茸のポタージュ これは美味しい!舞茸の風味が濃くて、印象深く、覚えてますよ!
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ミンチカツレツ ツレが「食べたい!」と言ってた一皿。
ボリュームあって、食べ応えたっぷり、でも、ツレいわく「美味しかったんだけど、酸味のあるソースがあんまり好みじゃなかった」だそうで。 -
で、これ、自分の皿、多分 シャリアピンステーキだと思います。
記憶がいい加減なのは、全く印象に残らなかったわけで。 -
ニルバーナ(涅槃)という名のチーズケーキ このチーズケーキは日光グルメの定番ですが、近所の美味しいケーキ屋さんレベル。
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ランチにオムレツやハヤシライスを食べるならいいですが、夕食に訪れることはないでしょう。
二人で諭吉が一人去るという観光地値段。
自分的に食べログ高得点店舗は信用するなって証拠が、さらに増えました。 -
夕食はさっさと忘れ(ってか、既に忘れてる)美しい紅葉に囲まれた楽しい旅の一日だけ覚えておきましょう。
遅い時間だったので、順調に流れる高速で戻りました。
秋の色に染まった旅でした。
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