格安ピーチとJALマイレージで西九州周遊2/4 しまてつカフェトレイン 島原観光 青い理髪館

2023/04/20 - 2023/04/24

　JALマイレージが今年の4月12日から乗継ぎ便でお得に予約できるようになったので天草ー福岡ー羽田の乗継ぎ便で使ってみることにしました。旅の時期としては、天草のムラサキウニと佐賀の武雄温泉にある御船山楽園のツツジのシーズンで4月中旬に出かけることにしました。
　ルートプラニングとして往路は博多に飛び、そこからリレーかもめ（グリーン個室）で武雄温泉へ、御船山楽園のつつじを鑑賞し、武雄温泉から佐世保線経由で大村線から大村湾の車窓を楽しんだのち、諫早で島原鉄道のカフェトレインに乗って島原へ、島原観光後はフェリーで熊本へ渡り、熊本からあまくさみすみ線の観光列車A列車で行こうで天草へ、最後に天草エアラインで戻るルートとしました。この旅行記は武雄温泉から島原観光までになります。
　
博多ー（リレーかもめグリーン個室）ー武雄温泉（御船山楽園つつじ）ー（JR佐世保線経由大村線で大村湾車窓）ー諫早ー（島原鉄道カフェトレイン）－島原ー（フェリー）ー熊本ー（観光列車A列車で行こう）ー三角ー（フェリー）ー天草

エリア 島原(長崎)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

武雄温泉駅から諫早駅へは西九州新幹線でも行けますが、大村湾の車窓風景を楽しむべく、早岐経由の普通列車で諫早駅まで行くことにしました。まずは8時33分発の普通列車で早岐駅を目指します。

武雄温泉駅 駅

武雄温泉駅を出発してすぐ昨日訪れた御船山が見えました。

普通列車の車内シートは皮張りでした。

早岐駅9時33分発の長崎行きの普通列車に乗り換え、週末のためか車内はものすごく混んでいました。

早岐駅 駅

お隣りのハウステンボス駅で降りると思いきや、そうでもなかったです。

ハウステンボス テーマパーク

ハウステンボス駅を過ぎて小串郷駅を過ぎたあたりから、大村湾の車窓風景が楽しめます。

波も少なく穏やかな大村湾の海。

大村湾 自然・景勝地

穏やかな海の為、列車は海岸線沿いを走ります。

特に見所っぽいところはありませんでしたが海沿いの車窓風景を楽しめました。

諫早からは主に週末に運行されている島原鉄道のカフェトレインに乗車。この列車に乗るため、旅程を週末に合わせました。

カフェトレインは沿線の風景を眺めながら地元のグルメやスイーツを楽しめる観光列車で諫早駅から島原駅まで運行されています。

車内の飲食と往復の乗車券（2,760円相当分、戻りは翌日まで使えます）に加え、島原観光用に島原城（550円）と湧水庭園 四明荘（350円）に無料で入場できる特典が付いて1人6,000円でした。私は戻りは利用しませんでしたが観光列車としてはかなりリーズナブルです。

座席はボックスシートを2人で貸切りでした。早めに申し込んだためか、進行方向左側（有明海側）の座席でした。

11時10分諫早駅出発。

出発すると最初にお弁当が配られました。メニューは2か月毎に変更、4、5月は地元のしまばら春風弁当でした。長崎名物ハトシをはじめ、唐比レンコン入りの肉団子、じてんしゃ飯などが小分けされたお弁当です。

食後は雲仙百花大福「茶豆」。雲仙市の名産品を使用した柔らかな口どけが特徴のクリーム大福で雲仙茶をブレンドしたお茶のクリーム大福。

しばらく進むと有明海沿いに出ました。当日は風が強くて波が荒く、海が濁っていました。大村湾とはえらい違いです。

有明海沿いを走ります。

乗車口から有明海を眺める。

次に配られたのはあげとっと（しお）。島原手延べそうめんを揚げたお菓子です。お腹いっぱいだったのでお土産にしてホテルで食べました。

途中沿線の最大の見所、“日本一海に近い駅”といわれる大三東（おおみさき）駅に一時停車してくれます。

本当に海に近いです。あいにくの強風で海の色がくすんでしまっていますが。

NHKのドキュメント72時間でも放送された大三東駅、駅の看板と有明海。

大三東駅 駅

駅のホームには願い事を書いた幸せの黄色いハンカチがあります。

諫早行きの列車とすれ違い。

この列車位置に違和感を感じた方はいますか？島原行きは本来、海沿いのホームに停車しているはずですが、なぜか諫早行きのホームに停車しています。これは島原行きの列車を通すため、ホーム手前の線路の分岐までバックしてからスイッチバックしてこちらのホームに来たんです。この後、再び海沿いのホームに戻る際に乗車して、スイッチバックを体験させてもらいました。

大三東駅のマックの看板広告。

大三東駅に一時停車中、最後に海を眺めながらのティータイム。きめ細やかなスポンジに生クリーム、黄桃、パイナップルをトッピングした長崎名物のケーキ「シース」を頂きました。

13時10分島原駅に到着、お城みたいな駅です。

島原駅 駅

島原駅から歩いてすぐの島原城へ、カフェトレインのチケットに島原城の入館券が付いていたので行ってみました。天守閣はコンクリート造の模擬天守ですが、お城を囲む荘厳な石垣が目を引きました。

島原城 名所・史跡

内部の展示はさっと見て最上階から有明海を望む。

同じく最上階から雲仙普賢岳方面を見ると、雲仙普賢岳の手前にある眉山が見えます。

島原城から散歩がてらに武家屋敷通りも歩いてみました。通りは未舗装で中央が水路になっているので車の出入りが出来ないためか、空き家や空き地が目立ちました。

また当時の建物もあまり残っていないので景観的にもあまり良くありませんでした。なるべく現代的な建物が映らないように撮ってみました。

武家屋敷 名所・史跡

無料で見学できる鳥田邸。下級武士の屋敷だそうです。

山本邸 篠塚邸 鳥田邸(武家屋敷) 名所・史跡

内部の様子。

武家屋敷通りから少し歩いて鯉の泳ぐまちへ、水路の鯉たち。

鯉の泳ぐまち 名所・史跡

湧水庭園 四明荘もカフェトレインに入場券が付いていたので入場しました。

湧水庭園「四明荘」 名所・史跡

縁側の下まで湧き水の池があり、とても綺麗です。

鯉は暑いのが苦手なので日陰に。

人も少なくのんびりした雰囲気で癒される空間でした。

市役所から東の通りを散策していたら立派な金物店がありました。猪原金物店といい、登録有形文化財に登録されている建物だそうです。この通りには他にも登録有形文化財に登録されている建物がいくつかありました。

島原観光で楽しみにしていたのはここ、青い理髪館です。こちらも登録有形文化財になっていて、カフェとして利用することが出来ます。このようなレトロな洋館を利用するのも趣味にしているので早速入ってみました。

青い理髪舘 工房モモ グルメ・レストラン

とびしま街道の御手洗地区にも似たような青い理髪店がありましたが、あちらは中に入ったり出来ませんでした。

店内はレトロな雰囲気が抜群です。

当時の理髪店の椅子や鏡がそのままに。

島原名物のかんざらしを注文。

ハート型のかんざしもありました。

さきほどの登録有形文化財を含む一覧表がありました。これだけの数が島原城下に集中してあるのは全国的に珍しいとのことです。

島原地区からかなり遠いですが運動がてらに歩いてシーサイド島原へ。こちらのホテルは全国旅行支援プランで予約してなかったのですが、ホテルへ直接予約したためか、チェックイン時に全国旅行支援対象にして頂き、お安く泊まれました。

HOTELシーサイド島原 宿・ホテル

オーシャンビューの部屋からは島原港が見えましたが、真正面はホテルの建物が邪魔でそんなにもよくありませんでした。

こちらのホテルにした理由は炭酸泉の温泉が良さそうなためでしたが、新館の展望風呂にある炭酸泉はあんまり泡が付きませんでした。どうしてでしょうか？おまけに26度と冷たかったです。

この旅行記へのコメント （2）

• ポコさん 2023/05/30 07:05:40

  コメントありがとうございます

  どさん子さん
  
  コメントありがとうございます。
  カフェトレインには乗れなかった旅行記、
  サイトを拝見しましたが、まだ投稿はされていないのですね。
  どのような旅程だったのかちょっと気になります。
  
  投稿されている旅行記をざっと拝見しましたが、
  乗り物ネタがあるので楽しく拝見させて頂きました。

• どさん子さん 2023/05/29 18:56:12

  ニアミス

  ポコ様
  はじめまして(∩´∀｀)∩
  楽しく拝見させていただきました。日程と行程がかなりニアミスだったのでびっくりしました。私も同時期に旅していました。
  しまてつカフェ列車に乗りたかったのですが、申し込みし忘れていて大三東駅で撮影していました(笑)
  お食事や施設入館もできてかなりお得ですね。参考になります！