ゴエモン　in 石垣島　Part1

2023/04/01 - 2023/04/04

一度行ってみたいと思っていた石垣島を含む八重山諸島。やっと訪問する機会ができました。

今回ははじめてLCC（ピーチ航空）を利用してみましたが、フライト自体は案外快適だったものの、遅延ばかりでひやひやする羽目に。

とはいえ天気にも恵まれ、八重山の自然と文化と食を満喫する旅となりました。

Part1は石垣リゾートホテルステイ。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 レンタカー タクシー 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

07:30成田発の石垣島行Peach５３１便で石垣島へ。

初めてのLCC,ピーチ航空の利用でしたが、チェックインまではスムーズだったものの保安検査場が激込みで、結局１時間以上遅れての離陸。

客の多い土曜の朝出発便ということもありますが、明らかに保安検査場の要員数が足りてなく、遅延は常態化している模様。

２０１９年の国土交通省の統計でも２割を超える遅延率とのことで、ピーチ航空を利用する際は時間には余裕をもって行くことをお勧めします。

一方でフライトそのものは案外快適でした。欠航も少ないということで飛行機に乗れない、というリスクが少ないのはピーチのよいところといえましょう。ただしシートピッチは狭く、そこそこ上背のある男性であるgoemonpは膝と前席の座席背面との余裕はほぼゼロ。

大柄な男性にはちょっとばかり窮屈なフライトになるかもしれません。

新石垣空港 (南ぬ島石垣空港) 空港

結局石垣空港到着は定刻を１時間２０分ほど過ぎた12:25ころ。
ホテルへの送迎バスの時間も過ぎており、空港のフードコートで鮪そばを昼食にいただいた後、やむなくタクシーでホテルに向かいました。

今回の宿泊先はルートイングループのグランヴィリオリゾート石垣です。本館オーシャンズウイングと、コテージタイプの部屋もあるヴィラガーデンに分かれていますが、我々は本館の方に宿泊しました。

グランヴィリオリゾート石垣島 宿・ホテル

チェックイン時間には少し早かったので、館内を散歩。

ゴエモン「海だ海だ」

お天気が曇り空なのが残念ですが、眼下には日本とは思えないエメラルドグリーンの海が広がっています。

海外のビーチリゾートホテルにも負けないおしゃれなホテル外観。

ロビーにはウエルカムドリンクのサーバーもあり、ジュースやコーヒー等が無料でいただけます。

小さめながら屋外プールも。

さすが石垣島、最高気温は４月頭ですがすでに２５度を超えており、多少の寒さを我慢すればプール遊びも可能。

なお屋内にもそこそこ大きなプールがあるので、天気の良くない日はそちらでも泳げます。

お部屋は海の見えるオーシャンビューの部屋にしました。

アメニティも完備、海外ホテルのようにペットボトルのミネラルウォーターがもらえるのもうれしいところ。

夕食時間まではまだ間があるので、ホテルの近所を散歩してみました。

すごい観光スポットがあるというわけではないのですが、ホテルの西側に１０分程歩くと「唐人墓」という施設があります。

唐人墓 名所・史跡

この中国風のお墓は、１９世紀の中頃にあった「バウン号事件」の中国人犠牲者を弔うためのお墓だそうです。

当時中国からアメリカに向かう実質的な奴隷貿易船「バウン号」に乗っていた中国人達が、船長によるあまりの非人間的な扱いに耐えかねてこれを殺害、船は石垣島の周辺で座礁し、中国人達は当時の琉球政府に保護され、収容所に入れられました。

ところが米英は軍船を送ってこの収容所を砲撃、さらに兵隊を派遣してこれらの中国人達を銃撃・逮捕するという蛮行に及び、多くの人が亡くなりました。

このお墓はその時の中国人犠牲者を悼み、１９７２年に建てられたものだそうです。

なおこの事件を生き残った中国人１７０人余は琉球政府の船で翌年中国に送還されたとのことで、一部とはいえ助かった人たちがいたのは不幸中の幸いといえましょう。

ゴエモン「昔のこととはいえひどい事件だね。」

近所にあった観音崎灯台。

小さな灯台で特に上に登れたりはしないようです。

石垣島の南西端にあるので、夕日の眺めがよいようですが、今日はご覧の通りの天候で、小雨もぱらついてきたので早々に退散。

ゴエモン「がっくり」

観音崎灯台 名所・史跡

ディナーは全て予約制なので、チェックイン時に予約しておくことをお勧めします。

今日のディナーは新館にある鉄板ビュッフェ「TEEDA」で石垣牛ステーキのハーフバイキング。

予約しておけば新館と本館の間で送迎をしてくれるので、雨の日でも安心です。

お料理はメインの他は、ご覧の通り酒のつまみ的な小皿料理等を自分で好きなだけ取るスタイル。

サラダ系、マリネ系、チーズ、うなぎ！等いろいろ種類があり、お酒が進みそうなラインナップ。

メインは石垣牛サーロインステーキとお魚のグリルをいただきました。

さすがは石垣牛、さっぱりとしたしつこくない脂が美味でした。お値段は観光地のホテル価格なので割高ですが、まあ許容範囲でしょう。

地ビールやワイン等をいただきつつ、石垣島滞在の一日目は暮れていくのでした。

さて２日目の朝。

昨日とは打って変わっての素晴らしい天気。これこそ南国リゾートです。

ゴエモン「この景色を待ってたぜ。」

今日は夜まで特に予定は入っていないので、ゆっくり目に朝食会場へ。

ゴエモン「「ラ・メール」というとあの有名なハワイのレストラン。。。」

いやパクリではないと思うよ。

ラ・メール グルメ・レストラン

本日は洋食スタイルで攻めてみました。

内容的には、八重山そばやジューシーなど沖縄っぽいものもいくつかありますが、よくあるホテルのバイキングです。

食後腹ごなしにホテル内を散歩。

シーサーと戯れるゴエモン。

ホテルの前面はビーチではありませんが海岸になっており、美しい石垣の海が広がっています。

ゴエモン「グアムを思い出す海の色だね」

屋内プールでしばし運動不足を解消した後、ランチをいただきにホテル敷地内にある焼肉レストラン「琉華」へ。

石垣牛焼肉＆ダイニング 琉華 グルメ・レストラン

広々とした店内。

さすがに昼から焼肉というのは中年goemonp夫婦の胃には重いので、妻はタコライス（小）。

goemonpは石垣牛バーガーをいただきました。

ゴエモン「これもなかなか胃には重そうだけどね。」

遊技室があったのでのぞいてみましたが我々以外に誰もいませんでした。

ボードゲーム等の貸し出しも行っているようです。

妻とオセロをやってみましたが、惨敗しました。。。

ゴエモン、コンちゃん「やーい　へたくそー」

さて今日は夜に「ティンガラー・クルーズ」という星空ウォッチングツアーの予定を入れているので、早めに夕食をいただきます。

ディナーは琉球料理「舟藏」でいただきました。

ゴエモン「がっついて早く来すぎたのでまだCLOSEになってるよ。」

沖縄郷土料理 舟蔵 グルメ・レストラン

琉球料理となれば、とりあえず泡盛。

ゴエモン「水みたいだな。僕も飲みたいな。」

確実に目を回すのでやめたほうがいいと思うよ。

青パパイヤのサラダ。

そこはかとなく東南アジア風。

本日の一押し　おさかなユッケ。

簡単そうだしうちでも作ろうかな。

沖縄定番もずくの天ぷら。　揚げたてで美味。

これまた沖縄定番料理、ラフテー。

グルクンのから揚げ。

〆のじゅーしーとアーサー汁。

定番料理が主体ですが、久しぶりの琉球料理、おいしくいただきました。

さて、食後のお楽しみは星空ウオッチングツアー「ティンガラー・クルーズ」。

ツアー会社の送迎バスに乗り込み、ツアー会社前に集合。

沢山の船が停泊している石垣港。

すでにちらほら星も見えています。

天気が悪いとこの手のツアーは台無しですが、幸い今日は天候に恵まれたようです。

港にかかる赤くライトアップされた橋は、明日の天候を示しているそうで、赤は「晴」なのだそうです。

ゴエモン「明日も天気は良さそうだね。」

サザンゲートブリッジ 名所・史跡

ツアー会社の船に乗り込み、いよいよ出向。

まだ４月もはじめなので、ちょっと夜風が冷たいです。この時期に参加される方は、上着を持参していったほうがよいですね。

ツアー参加時にドリンク一本もらえるのですが、寒いせいかほとんど誰も口をつけず。

ツアー会社の人がいろいろ星座の説明等をしながら、船はゆっくりと石垣港のはずれまで進みます。

ここまでくると、街の明かりもだいぶ少なくなり、目も慣れてきていろいろな星が見えるようになります。

今日は月が明るいので降るような満天の星というわけにはいきませんが、それでも結構な数の星が見えました。

下の方にはオリオン座が見えていますね。

１時間ほどで石垣港に帰港。

なかなか楽しいツアーでしたが、おしむらくは日本では石垣など限られた地域でしか見えない南十字星を拝めなかったこと。

この時期は真夜中にならないと上ってこないのだそうです。

一応ホテルの窓からのぞいてみましたが、よくわかりませんでした。

Part2は八重山の３島めぐりツアーに参加。