燈籠坂大師の切通しトンネルと岡本桟橋

2023/02/17 - 2023/02/17

千葉県のフォトスポット、燈籠坂大師の切通しトンネルと岡本桟橋へ行ってきました。
岡本桟橋はNHKで放送された直後だったためかたくさんの人人人。諦めていた富士山は夕暮れとともにはっきりとシルエットを浮かばせてきました。

エリア 富浦・富山(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

房総半島内房側の富津市、国道127号線沿いに燈籠坂大師の入り口が見えてきます。このゲートをくぐったすぐのところの駐車場に車を停めます。

燈籠坂大師の切通しトンネル 名所・史跡

駐車場からトンネルが見えますが・・・なんか普通のトンネルです。

聞いてるのと違うんちゃう?

けど手掘りのよう。

その普通のトンネルを抜けると・・ありました・ここですよ、ここ。

三角のトンネル。

おお、五光が射してきました。

高さがかなりあります。

このトンネルを抜け振り返ると鳥居。

燈籠坂大師堂への登り口。もちろん登ってみます。

左が男坂、右が女坂。短くて急な階段か長い緩い坂かの違いです。で、どっちがどっちかって? 最近こういう話題には触れない方が良さそうなのでノーコメント。

いちおうこちらが男坂です。

こちらが燈籠坂大師堂。東京湾がわずかに見えます。

更に上への道があったので登ってみます。

この先に造海城(つくろみじょう)跡があるとのことでしたがここで諦めます。

燈籠坂大師の説明。

帰りもこのトンネルをくぐります。

上の方にトンネルがあったそうですが、昭和初期に下の方が掘られこのような高いトンネルになったそう。

ここ房総半島には変わったトンネルが多いですね。

やはり有名なのか、何人かの方が来られていました。

そして更に南下してやって来たのは本日のメイン、岡本桟橋。
国道から車一台がやっと通れる道を走ると駐車場に到着。停められるか心配していましたがなんとか停められました。

原岡海水浴場 ビーチ

平日でもこんな具合なのに、土日だと駐車待ち渋滞が発生しているかもわかりません。
駐車場からすぐに岡本桟橋が見えてきました。

トイレもあります。

ここから富士山が見えるハズなのですが・・・残念ながら見えません。

最近テレビで放送されたためか、平日にも関わらず次から次へと人がやってきます。

ベンチ代わりの流木でしばし休憩。

この桟橋、湾状の海岸に突き出ています。

テレビ放送によるとかつてはここに漁船が横付けされ、この桟橋から水揚げされていたとのこと。

漁港は別の場所に移ってしまい今では桟橋だけが残されています。

せっかくなので桟橋の先端へ行ってみましょう。

根元は板張りなのですね。

人間の習性なのでしょうか、先端があると先端へ行きたくなります。

順番待ちでアホな写真をパチリ。

一瞬だけ無人の先端。
左に見えているのは大房岬(たいぶさみさき)。後で行きます。

こちらが大房岬。公園になっています。

なんともレトロな街灯。

戻りましょう。

流木にアツアツカップル。

ゆうがこのコーヒーを飲みたいと言い出した。その場でドリップするので結構高く、ゆうだけ購入。

岡本桟橋から大房岬へ。駐車場はそこそこ広い。

大房岬自然公園 公園・植物園

ビジターセンター。

ここにはキャンプ場もあり、キャンプの受付はここでするようです。

ビジターセンターの内部。

大房岬の先端へ。途中岡本桟橋(奥)と新しい漁港(手前)が望めます。

岡本桟橋。

新しい桟橋。こちらは灯台があります。

舗装された遊歩道。

園内にはキャンプ場、少年の家、そしてリゾートホテルまであります。

あっ、展望台。ここも人間の習性で登ります。

らせん階段を登り頂上に到着。

頂上からは東京湾の入り口、洲崎。

館山湾。

館山市街。

そして北側には三浦半島。

ツバキが満開。

こちらには戦争遺跡の砲台跡。東京湾の入り口だったので、ここに大砲を据えていたのでしょう。

ここから砲弾や火薬を運搬したのでしょう。

更にその先、芝生広場。

ここにも展望台。

ここからは北側しか望めません。小さな島は浮島。

三浦半島や東京湾内の船が見えます。

16時、再び岡本桟橋。相変わらず次から次に人が来ます。

原岡海水浴場 ビーチ

一瞬人が途切れた。
沖には東京湾に入る大型船。

別の角度から。

お約束の記念撮影。

日の入りまでここで待ちましょう。

16時30分、なんとなく空が茜色に変わってきました。

ここにも流木。

だんだん茜色。

あっ、オートバイ。

夕方が迫るにつれカメラマンが増えてきました。皆さん三脚セット、私もです。

しかし、富士山は諦めムードの中・・・よく目を凝らすと・・・

富士山のシルエットが浮かんできたではありませんか。

街灯も着きだしました。

富士山の上に雲がぽっかり。

暗くなるにしたがって富士山のシルエットははっきりしてきました。

人は相変わらず途切れません。

この時期日の入りはずっと南の方で、海に陽が沈む光景は見られませんでした。

シャッタースピードもかなり遅くなります。

もうほとんど暗く、西の空には金星が輝きだしました。

18時、そろそろ帰りましょう。
なかなかいいところです。また来たいものです。

この旅行記へのコメント （6）

• picotabiさん 2023/05/03 17:57:25

  すごいー

  ここすごく有名になってしまったんで
  行くの躊躇してます。
  
  富士山がここから見えるのは知らなかった!
  ほんとにシルエットがはっきりしてきてますね。
  
  くわさんの写真の腕がすごい。
  やっぱり三脚必須ですよねー 重たくてしばらく使ってません。

  くわさん からの返信 2023/05/03 19:45:10

  Re: すごいー

  いや～、私もここ知らなかったんですよ。4トラのみささんの旅行記で知りました。
  そう、NHKで放送されて急きょ「行こう」となって平日に行ったのですが、まあ、次から次へと来るわ来るわで・・・この連休はどうなっているんでしょうか。
  
  写真、一部手持ちもあります。高感度にしてブレ防止機能を働かせればなんとか撮れました。
  
  くわ

• みささん 2023/04/07 16:06:45

  一週間違いですね

  茜色の空の色も、私の写真と同じ色で
  冬はやはり綺麗に富士山見えるし
  行くならこの季節なんですね。
  
  お約束の記念撮影もいい感じです。
  私もたまには夫婦で撮ってみようかなあ～笑
  　
  　　　　　　　　　　　　　　みさ
  

  くわさん からの返信 2023/04/07 17:42:05

  Re: 一週間違いですね

  ホント、またニアミスするところでしたね。
  
  桟橋に到着当初、晴れてはいるのですが、なんかカスミがかっていて富士山は諦めていたのですが、暗くなるにしたがってシルエットがはっきりしてきたラッキーでした。
  しかし、みささんが行かれた時の方が富士山も麓までしっかり見えているし、茜の色合いも鮮やかですね。
  
  また行ってみたいですね。
  
  くわ

• M-koku1さん 2023/04/07 14:33:23

  素敵な富士山のシルエット

  くわさん
  
  この辺り、有名なんですか。
  まったく行ったことがないエリアの気がします。
  すごいトンネルは面白そうですね。
  何よりも夕方の富士山のシルエット写真がとても素敵ですね。
  
  大型船で東京湾から出ていくときに、船上のデッキから見えていた風景によく似ています。大好きな構図です。
  
  ではまた
  Mより

  くわさん からの返信 2023/04/07 17:49:14

  Re: 素敵な富士山のシルエット

  M-koku1さん、コメントありがとうございます。
  
  私もこの場所、4トラで知ったのですが、今年の1月にNHKのドキュメント番組で放送されるくらいの有名スポットのようです。
  
  千葉県からは東京湾を挟んで富士山が見えるポイントがたくさんあります。海ホタルからは一番よく見えるでしょうね。
  
  くわ