2023/03/17 - 2023/03/23
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すなふきんさん
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計画をしたものの、コロナのせいで行けなかった雲南省へリベンジ旅行。高地の旅に若干不安があったので、安全策で昆明(標高1900m)から大理(2100m)、麗江(2400m)を巡る行程を組んだ。概ね天気にも恵まれ、遅延や欠航、体調不良などでケチが付くことなく、雲南の自然と文化を満喫した旅の記録。昆明付近の観光地巡り編。
上海→昆明 9C8953
03-17 08:10 至 11:40 1260元
昆明→大理 C340
03-19 07:58 至 10:05 105元
大理→丽江 D8127
03-20 13:26 至 14:56 80元
丽江→上海 MU9719
03-23 09:05 至 11:50 1259元
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- 春秋航空 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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肌寒い雨の朝。朝8時発の春秋航空で虹橋空港から昆明へ出発。閑散期なので預け荷物含めて1100元と比較的チケットは安かった。
上海虹橋国際空港 (SHA) 空港
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定刻通り昆明空港に到着。省都だけあって広い空港だ。荷物が出て来るのを待つ。
昆明長水国際空港 (KMG) 空港
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タクシーでホテルへ。閑散期のため1泊333元(朝食無し)。窓から外を眺めてみる。田舎っぽいイメージがあった雲南省だが昆明市内は都会である。
昆明ジンジャン ホテル (錦江大酒店) ホテル
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昼食はホテルの敷地内にあるチェーンの専門店で郷土料理の过桥米线をいただくことに。
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具材が皿に盛られた状態で提供されるのが特徴的。
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熱々のスープにぶち込んで食べる。味はマイルドで非常に食べやすい。二日酔いの翌日でもいけそう。
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腹ごしらえを終えたらタクシーで西山森林公園へ。こちらは昆明の代表的な観光スポットの一つ。入場料のほかバスやリフトなど別々にチケットを買えるが、時間と体力の関係で乗り物の力に頼ることを選択。
西山森林公園 山・渓谷
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龍門へ向かう参道の入口。お土産屋などが出ていて賑やかな雰囲気。この頃高地に来たせいか少し頭痛が...。昆明でも龍門は2000mを超える標高がある。
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リフトに乗って一気に頂上近くへ。龍門には山を下りながら到達するルート。
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山を登ると滇池を一望できる。天気も良く素晴らしい眺め。麓には雲南民族村と西山森林公園を結ぶロープウェイも見える。
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絶壁の細い道を通りながら龍門を目指す。
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途中頭をぶつけそうな狭い洞窟も。あと少し。
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龍門に到着。かつて司馬遼太郎も訪れたという。門の梁にある白い石を撫でると科挙に合格するという都市伝説があり、みんなこぞって触っている。
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龍門には龍門達天閣という道教の祠がある。真ん中が魁星、左が関聖、右が文昌。道教において魁星は興亡の神として崇められているとのこと。
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断崖絶壁に造られていることが分かる。ここが登竜門の龍門だというが、登竜門自体は西安近くの黄河流域が語源だというので、結局どういう関係か分からない。
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道中にはたくさんの道教寺院がある。
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お寺の中では掛軸の即販会も行われている。
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龍門観光はこれで終了。ずっと下りなので体力的にはそこまで疲れない。ただ膝には結構負担あり。
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雲南や四川、西藏のような高地にしか生えない马缨花。ビビッドな赤が鮮やかである。
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体力節約のため電瓶車(電動カート)で一気に戻る。
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まだ一日目だが、雲南は温暖で色とりどりの花が咲いている。3月中旬、三寒四温で天気が悪いと薄ら寒い上海とは全然違う。
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昆明を舐めていたが結構都会だ。日系で言うと無印もあるしユニクロもある。まあこれらとニトリは大体どこの都市にもあるが。
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ただこんなパチモン全開の店もいけしゃあしゃあと営業できているあたりやはり田舎の範疇を超えない。
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昆明老街。昔ながらの風情を残す商店街だ。食べ物やの他、プアール茶のお店など土産物屋が並ぶ賑やかな界隈。
昆明老街 散歩・街歩き
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全然関係ないが蘭州麺屋が道端で焼いている羊串が食べたくなってお買い上げ。红杨羊肉は1本10元。臭みがなく美味すぎる。
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結局食べる機会がなかったが地元スイーツを販売するおじさんおばさんも。昭和の飴やタコせんを売る屋台みたい。しかし字が汚ねえ。中国は字が上手いか下手かのどちらかで間はない。
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今日はとても賑わっていた留焕美食というお店で食事。雲南の色々な料理が食べられる(といっても米線メインだが)ということで決定。
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小鍋米線。雲南米線の代表的な料理。見ての通り辛い。
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豆腐花米線。このお店の人気料理。豆腐をどっさり乗せて特製タレをかけて食べる。
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炸洋芋。香辛料たっぷりで炒めたジャガイモ。ビールに合う。
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薔薇木瓜水。雲南名物のバラの花びらを浮かべたパパイヤデザート。下の方に黒蜜が沈んでいる。葛切り好きな人には合うかも。
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金碧広場を眺めながらタクシーに乗る。一日目はこれで終了。
金碧広場 広場・公園
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二日目。8時発のツアーバスで石林九郷ツアーに出発。往復のバス、入場料、昼食代が全て込み込みで320元なり。
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但し完全なローカルツアー。中国語で最低限のコミュニケーションが取れないと参加お断りとのこと。ただいざ参加すると外国人(日本人)ということで気遣いしてくれるのは中国に偏見を持つ日本人が知らない中国人の優しさよ。
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九郷風景区の入り口。ここからツアーが始まるのだが現地ツアーにありがちな識別用の帽子やネックホルダーが無くて少し残念。ザ・ローカルツアーって感じで嫌いじゃないんだけど。
九郷風景名勝区 洞穴・鍾乳洞
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まずはエレベーターで50mほどぐいっと渓谷の下へ降りていく。
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小舟に乗って長い年月をかけて作られた渓谷の様子を観察する。
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ボートは狭いところを器用に進む。どこかに行くためのボートではなくて行ってこいで10分程度。
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ボートを降りたら細い道を通って鍾乳洞に入っていく。
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鍾乳洞に差し込む日光が幻想的な雰囲気を生み出す。
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鍾乳洞の中はアップダウンがかなり激しい。履き慣れた靴、かつ滑らない靴で挑むのがよろしい。
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中間地点の休憩所。お土産やちょっとした食べ物などが売っている。ツアーもここでトイレ休憩。
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鍾乳洞のハイライトと言える神女宮。カルスト地区の代表的な地下風景だという。長い年月をかけて地表から落ちてくる水が滴り落ち、非常に見応えのある鍾乳洞を形成した。
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直滑降とは言わないが急勾配の滑り台。摩擦が相当あるので変なズボンを履いて滑る。ツアー客なので30元になったが、定価1人40元は高い。
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また洞窟が続く。勇者様もびっくりである。岩の間から踊る宝石のようなライトアップがお迎えしてくれる。素晴らしい鍾乳洞に色とりどりのライトアップ。こんな悪趣味とされる仕掛けも中国ならでは。
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神田と呼ばれる場所。滴り落ちる水滴が数億年にも渡って岩を侵食し棚田のようになっている。
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ひたすら登り。あまりにしんどいのでここも体力のない人向けに籠で運んでくれる有料サービスがある。
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やっと終わりが見えてきた。本当に広大な鍾乳洞だった。
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実はまだ降ってきたうちの半分も戻ってなくて、最後は一気にリフトで上がる。
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リフトは簡易なバーだけが命綱で、風が吹くと落ちそう。高さがあり高所恐怖症でなくても結構恐い。
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ツアーの昼食会場。他のツアー客と一緒に食事をする中国スタイルは雲南でも健在。
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まあ期待はしていないが、そんなに美味しくはない。
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昆明観光のメインディッシュ。石林風景区に着きました。
中国南部カルスト(石林風景名勝区) 洞穴・鍾乳洞
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そして出ました、お馴染みの電動カート。中国の観光地はどこも敷地が広大なのでカート必須。ただ大体入場料とは別料金で値段設定はまあまあ高め。
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世界遺産の碑。2007年に中国南方カルスト群を構成する名勝として世界自然遺産に登録された。
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石林湖のほとりは桜の花が満開。
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風景区に入ると早速、石柱が現れきて気分が高揚してくる。
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石林勝景と言われる場所で、ガイドブックなどにも必ず載っている有名なスポット。
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石林はかつては放置されており、ここ数十年程度でカルストとしての価値を評価された様子。石林という赤い文字は当初この地域の景観に価値を見出しだ雲南省の初代知事である龍雲さんの筆跡とのこと。名付け親でもある様子。
石林 自然・景勝地
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岩肌はこんなにもゴツゴツしている。
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望峰亭からの眺め。まさに迫り来る石の林だ。
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コロナも終わったので3月下旬と言うのに観光客が戻りだしている。この調子だと労働節や端午節はどうなるのだろう。
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ノリの良いおばちゃん連中が少数民族の余興団と踊り狂っている。
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奇岩がゴロゴロ転がっている。確かに最初は圧倒されるが景色が変わらないので、この辺りで見飽きてくる人も。
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情人谷。左は蔦、右は石柱。伝説ではこの辺りの民族であるイ族の女性アシマと男性アヘイが歌を歌い、恋に落ちた場所だとされている。また中国のテレビドラマの西遊記の撮影場所としても有名。
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蓮花池。確かに岩の形が蓮の花の蕾のようだ。
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小石林風景区。ここまで密集した石柱を眺めながら歩いてきたが、ここで一気に景色が開けて違った雰囲気になる。
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船の帆になったような帆立岩。岩の下を撫でると順風満帆の人生を送れるらしい。
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伝説上の女性、アシマのシルエットとされる岩。中国人からは絶大な人気スポットだがよく分からない。
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さよなら石林。電動カートでゲートまで戻る。
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多くの電気カートがスタンバイしている。海外からの観光客も戻ればフル稼働になることだろう。
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今日の夕食は靖晨园蒸饵丝というお店。饵丝(アスー)というのは米線(ミーシエン)といっしょで米から作られるがもう少しモチモチしている。
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もちろん看板料理は蒸饵丝。ややエスニックだが日本人でも食べやすい。
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今日の雲南料理も美味かった。
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プアールでアール。普洱茶は雲南省の普洱が産地。雲南省の観光地の至るところでプアールが売られているのでアール。
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雲南発のレモンティースタンド、柠気(ニンチー)。レモンを皮ごと豪快潰したレモンティーは風味が強くてクセになる。
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ほろ苦ビターのレモンティー、暴打渣男柠檬茶。何か字だけ見るとDV男のような語感。
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賑やかで楽しい昆明の夜は今日でおしまい。明日は鉄道で大理に向かう。Vol.2に続きます。
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