新潟の旅初日は、寒冷地仕様のシューズを探します。

2023/02/16 - 2023/02/20

雪と花火が見たいなと思って、なんとなく決めてしまった新潟の旅。初日は移動と買い物、越後の味を楽しみました。

エリア 新潟市(新潟)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0

2月16日(木) 旅初日
雪の残る新潟空港に到着。除雪は大変だと思いますが、観光客にとって雪景色はテンションが上がります。

新潟空港 空港

何年前に来たのか忘れてしまった新潟。たしかあの時は新幹線を利用したので、今回、初めて新潟空港に降り立ちました。

到着ロビーに並んでいた日本酒。初めて見る銘柄が気になります。

新潟空港から新潟駅への移動方法を調べると、リムジンバスか路線バスの2種類あって所要時間25分～32分で料金は同じ。
空港で待っているのは寒かったので、ちょうど来た路線バスに乗ったら「この後に出るリムジンバスの方が早く到着するけれど大丈夫ですか」って運転手さんが声をかけてくれました。
急ぐ旅でもないし街中を見たいので、そのまま路線バスに乗りましたが、乗降客も少なく渋滞もなかったので、リムジンバスの到着時間とあまり変わらなかったみたいです。

路線バスを降りると正面に工事中の新潟駅、左手側に宿泊予定の東横インが見えたので迷わずホテルへ。
リムジンバスは駅の反対側に着くので、結果的には路線バスを利用して正解でした。

新潟駅 駅

ビル4階にフロントがある東横インへ。エレベーターを降りるとストーブが置かれていて、この日は寒くなかったから点いてはいませんでしたが、雪国らしい風景だなぁと思いながらチェックイン。

東横イン新潟駅前 宿・ホテル

ホテルでしばらく休んでから行動開始します。

シューズは現地調達しようと決めていて、JR新潟駅に直結しているショッピングモールCoCoLo新潟南館3階にあった「ゼビオスポーツエクスプレス新潟駅店」へ。
ここの男性店員さんがとても親切で、観光で来て長岡にも行く予定と話したら、雪の中を歩くならとタイプの異なるシューズを4足も出してくれて、一見客なのに丁寧に対応してくれました。

・・・・・・・・

靴擦れも起こさず、もちろん雪道をさくさくと歩けて快適な旅を過ごすことができて感謝しています。ありがとうございました。

CoCoLo新潟 ショッピングモール

シューズも無事に買えたので、駅周辺を散策しつつ夕食のお店探し。ネットで見ていたへぎそば屋さんが満席だったので、何度も行ったり来たりして「のっぺ」の文字が決め手となった越後番屋酒場さんへ。

越後番屋酒場 グルメ・レストラン

お店の前にあった新潟の民芸品「三角ダルマ」は、起き上がり小坊師の仲間で七転び八起きを願う縁起物だそう。
（危ないから、これは揺れないはず。）

小さな赤い暖簾がかかっている入り口を、かがんで店内へ。

入口正面。ここで靴を脱いで上がると、カウンターに案内されました。

最初に、冬菜のお浸しと越後味噌なめろうを注文。それとハイボール。

トンと板木が叩かれて、日常にはない雰囲気が漂います。

お通しは、湯豆腐とすき焼き。先にいらした男性客の方が、これでお腹いっぱいになっちゃうよと話してました。

たしかに、これだけで充分かも。

控えめな照明で落ち着いた演出の店内。

佐渡おけさ。

箸置きは秋田銘菓の「もろこし」。大好きだけど、食べるのは控えました。

お通しを食べ終えてから、お料理を追加注文。「のっぺ」は、冷たいタイプで甘さ控えめ素朴な味。

「いごねり」。日本海でとれる海藻の一種「いご草」を使ってつくる佐渡を代表する郷土料理で、佐渡地方では「いご」、新潟地方では「えご」と呼ばれるそう。
食べたことのある風味だなと思ったら、九州の「おきゅうと文化」が北前船や漁船の往来により博多から佐渡に入り、越後各地へと伝わったといわれているものでした。

20時近くになると、スタッフ方が並び佐渡おけさの実演がありました。しなやかな仕草が、とても素敵。
この時だけ飲食のオーダーがいったん止まり、来店客は入口で待機となってました。

カウンター席でお会計すると、新しいおしぼりとお土産のお菓子を1ついただきました。レトロな感じのトレーに、最後まで旅情を感じられるお店で良かったです。
ただ、お通しのボリュームのために、いろいろ食べられず日本酒にたどりつけなかったのが残念。

20:30
まだ飲んでいる時間なのか寒さのためか分からないけれど、歩く人も少なくて静かな駅前に、バスがたくさん停まっていたのが印象に残っています。

ばかうけ展望台から夜景を眺めるのも考えたけど、ホテルに戻って、旅の初日の夜をゆっくり過ごしました。