飛行機＆鉄道で行く　1泊2日の金沢旅④ 「金沢の街中をぐるぐる&北陸新幹線に乗車」

2022/10/25 - 2022/10/26

ご覧いただきありがとうございます。

飛行機＆鉄道で行く　1泊2日の金沢旅、最終編です。

今回は金沢の有名観光地を巡った他、北陸新幹線の全区間に乗車しました。


<<飛行機＆鉄道で行く　1泊2日の金沢旅シリーズ>>
①ANAで小松空港へ
https://4travel.jp/travelogue/11809451

②特急サンダーバード号に乗車
https://4travel.jp/travelogue/11810187

③夜の金沢の街を散策
https://4travel.jp/travelogue/11815811

エリア 金沢(石川)

羽田空港からANAで小松空港へ飛び、小松駅から金沢駅までは、北陸新幹線・敦賀延伸開業によって金沢まで乗り入れなくなるとされるサンダーバードに乗車。

小松の航空プラザを訪れ、金沢駅で列車の撮影をし、夜の金沢の街を巡って1日目は終了。

今回は2日目の様子です。

2022年10月26日(水)
@石川県金沢市

おはようございます。2日目の朝です。

金沢は雨や雪の日が多いと言われていますが、本日は雲一つない快晴。

秋のちょうど良い気候も相まって、絶好の観光日和です。

宿泊先を早めにチェックアウトして向かったのは「ひがし茶屋街」

金沢を代表する茶屋街で、金沢らしい風景を味わえます・・・

早朝(それでも8時くらい)に来たので、人がいない茶屋街を写真に収めることができました。

日中は多くの観光客が訪れる人気観光地なので、街の雰囲気を味わいたいなら朝早く来ることがおすすめです。

日中は日中でお店やカフェが営業しているので、それらを巡るのも楽しいですが...

ひがし茶屋街 名所・史跡

続いて、金沢に行ったら外せない観光地のひとつである「金沢21世紀美術館」へ。

有名なのがこちらのスイミングプール。

企画展示のチケットを購入すればだれでも自由に入れます。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

まるでプールの中に人が沈んでいるように見えるトリックもあります。

プールの下側に入れるようになっていて、中から写真を撮ると映えるので人気な場所です。

訪れた時は、新型コロナウイルスの感染対策のため、プール下に入場するには整理券が必要でした。

開館してすぐに向かいましたが、午後の整理券しか取れず...(汗)

指定された時間になったら戻ってくるとして、他の場所を巡ります。

21世紀美術館から交差点を挟んだ向かいにある兼六園へ。

こちらも金沢に来たら訪れたいスポットです。

兼六園 公園・植物園

兼六園内の霞ヶ池。園内でも最も大きい池です。

霞ヶ池のほとりにある唐崎松。大きく広がる枝が見事です。

雪の重みによる枝折れを防ぐために施される雪吊りは、冬の訪れを告げる風物詩としても有名。

ちょうど雪吊りの準備が始まっていて、冬が近づいていることを感じました。

朝から歩き回ってお腹が空いてのでランチタイム。

金沢はカレーが有名な街なので、お昼はカレーを頂きます。

金沢カレーで有名なのはゴーゴーカレーですが、東京にも店舗があるので、今回は金沢でしか味わえないカレーを食べに「ターバンカレー」さんへ。

ターバンカレーは石川県内に3店舗を展開するカレー店。今回は金沢市の中心部にある総本店へ向かいました。

(旅行記編集時に、品川区大崎に新店舗がオープンしていたことを知ったのは内緒です...汗)

ターバンカレー 本店 グルメ・レストラン

ロースカツカレーの中をいただきました。

注文を受けてから揚げる、揚げたてのカツと少し酸味の効いたカレーが絶妙に合わさってとても美味しいカレーでした。

昔ながらの銀色の皿で提供されるのも美味しいそうに見えますね～

まだまだ時間があったので、金沢城周辺の公園を散策・・・

昨日の夜も訪れた欅通りにもう一度やってきました。

ライトアップされた欅もいいですが、日中はずらっと連なる欅の並木が圧巻でした...

アメリカ楓通り(旧県庁横) 名所・史跡

整理券の呼び出し時間が近づいたので21世紀美術館に戻ってきました。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

プールに行く前に、展示を見学。

写真撮影可能なエリアも多く、Instagramで映えそうなフォトジェニックな展示も多く楽しめました。

チケットがあれば当日中は入退場自由だったのも良かったです。

それでは、お待ちかねのプールへ向かいます。

21世紀美術館で最も人気な展示「スイミングプール」の地下へ。

光が水面に反射して、まるで水中にいるような感覚を味わえる不思議な空間です。

1組あたり2~3分ほどしか見学できないため、写真を何枚か撮るのに夢中で、あっという間に見学は終了...

もう少しゆっくりと見学したかったですが、とても人気なスポットなので仕方ないでしょうか。

プールやその他の展示を見学し終え、金沢城公園へ。

金沢城公園を散策しながら、帰りの新幹線の時刻を気にしつつ、金沢駅に戻ります。

金沢城の二の丸の正門である「橋爪門」をくぐります。

橋爪門は城内で最も格式の高い門でしたが、明治時代に焼失。当時の姿を取り戻すべく、2015年に復元工事が完成しました。

確かに建築の部材は新しく見えましたが、格式高い門の姿は健在でした。

金沢城公園 公園・植物園

ずらっと続く長屋が圧巻のこちらは、金沢城のシンボル「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」。

こちらも復元されたもので2001年に完成しました。

金沢城公園内は広大な芝生が広がり、散策していて気持ちいいですね～

休憩所も整備されていて、歩き疲れたので少し休憩・・・

休憩所はガラス張りになっていて、金沢城の復元された建築が良く見えました。

芝生広場も広大です。

金沢城の建造物がどれも比較的最近に復元されたものだったので、城跡の広大な土地を以前は何に利用していたのか?と疑問に思い、調べてみると1995年まで金沢大学のキャンパスとして利用されていました。

キャンパス跡地が金沢城公園として生まれ変わり、金沢の観光地となりました・・・

金沢城公園を散策し、20分ほど歩いて金沢駅に戻ってきました。

帰りの新幹線まで時間があったので、駅ナカでお土産を買ったり、スタバで時間をつぶしていました。

金沢駅 駅

帰りの新幹線の時刻が近づいてきたので、金沢駅の新幹線ホームへ。

新幹線ホームの柱には金沢名物の金箔が施されていて、金沢らしさが感じられます。

北陸新幹線の主力車両E7系をパシャリ。

東日本の新幹線は、バリエーション豊かで、どの形式も鮮やかで美しい車体なのでとてもかっこいいですね～

E7・W7系は北陸新幹線を中心に活躍していたと思いましたが、いつの間にか上越新幹線の運用にも充当されるようになり、2023年3月のダイヤ改正から北陸新幹線と上越新幹線の全線でE7・W7系が充当されることになりました。

E7・W7系が3編成停車している様子をパシャリ。

金沢～東京の全線を走行する「かがやき」「はくたか」に加え、金沢～富山間のシャトル運用である「つるぎ」もあるので、金沢駅には頻繁に新幹線が発着していました。

今回乗車するのははくたか572号の東京行。

金沢を出ると新高岡、富山、黒部宇奈月温泉、糸魚川、上越妙高、飯山、長野、上田、佐久平、軽井沢、高崎、大宮、上野、東京の順に停車します。

高崎までの北陸新幹線各駅に停車する停車型タイプのはくたか号。大宮までのんびりと新幹線で移動します。

乗車列車はJR西日本のW7系。

JR東日本のE7系とJR西日本のW7系は共同開発された形式のため、車両の構造はほとんど一緒です。

違いは車体側面のロゴと車内チャイムくらい。E7系とＷ7系の見分けは難しいです・・・

E7/W7系の並びを撮って車内へ入ります。

車内はこんな感じ。普通席は２+３の標準的な配置で、車両の端には荷物スペースもあります。

今回は3列掛けの窓側席を指定。

E7/W7系には全座席にコンセントが設置されているので、座席位置に関わらずコンセントが使用可能です。

東日本の新幹線の最新形式なので、トイレなどの共用スペースはピカピカでした。

16：51

金沢駅を発車。

1泊2日でしたが、金沢の色々な観光地を巡れて楽しい旅でした・・・

東金沢駅付近の金沢総合車両所横を通過。

北陸新幹線が敦賀まで延伸開業した後は、北陸本線が三セクへ移管される予定ですが、車両基地はどうするのでしょうか...?

北陸本線が三セクへ移管されても七尾線など一部のJR線が残るので、車両の管理がどうなるのかも気になりますね。

富山県に入り、新高岡駅に停車。

新高岡駅では城端線に乗り換えが可能です。

高岡で接続する北陸本線は三セク化されたものの、城端線はJRのまま。同じく高岡に乗り入れる氷見線も移管されずにJRのままで残っています。

新高岡駅 駅

続いて富山に停車。

富山は夏に訪れていたので、懐かしく感じますね・・・

その時の旅行記はこちら
https://4travel.jp/travelogue/117646」

富山駅 駅

金沢出発時はまだ明るかったですが、日が沈み、大分暗くなってきました。

金沢に訪れたのは10月。日が段々と短くなり冬の訪れを感じる時期でした...

黒部宇奈月温泉駅に停車。

黒部宇奈月温泉駅は並行在来線であるあいの風とやま鉄道線(旧北陸本線)の駅は無いので単独駅のように見えますが、実際は近くに富山地方鉄道の新黒部駅があり、乗り換えが可能です。

糸魚川駅付近を走行中。

糸魚川駅周辺は日本海に沿うように走るので、日本海が見える区間もあります。

タイミングが良ければ、日本海に沈む夕日が見れたのですが、今回は少しタイミングが遅かったようで、夕日が沈んだ後の通過となりました・・・

新潟県に入り、上越妙高駅に停車。

当駅から先はJR東日本の管内に入ります。しかし、乗務員の交代は長野駅で行われるため、上越妙高～長野間はJR東日本管轄の新幹線をJR西日本の乗務員が運行する少し珍しい運用形式になっています。

上越妙高駅 駅

上越妙高で停車時間が少しあったので、先頭車両をパシャリ。

上越妙高から一気に乗客が増えたので、何事か...?と思いましたが、この日は鉄道開業150周年を記念して発売されたJR東日本パスの期間内。

上越妙高から東京方面の新幹線にJR東日本パスで乗車可能なので、上越妙高からの乗客が多い印象でした・・・

その後、長野駅を過ぎると全席が埋まるほどの混雑になったので、寝ていたらあっという間に大宮に到着。

慌てて飛び起きて、荷物をまとめて下車。

W7系、快適でした。

大宮駅 駅

飛行機&鉄道で行く1泊2日の金沢旅はこれにて終了。

北陸新幹線の敦賀延伸開業で金沢まで乗り入れなくなるとされるサンダーバードに乗車することができてとても良かったです。

北陸新幹線が金沢まで開業して、金沢へは新幹線が圧倒的に便利になったので、また行きたいですね～

今回もご覧いただきありがとうございました。