2023/02/23 - 2023/02/24
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おくぅーんさん
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今年の冬は、私の住んでいる地区では雪こそたいして降らなかったのだが、やはり寒さを避けて通ることはできなかった。こういう場合、寒さ対策でゆっくり風呂に入り、十分からだを温めれば極楽気分になれるのではないかなと思った。しかしながら、家のちっちゃなしょぼい風呂では、体が温まる?ちょっと困難かな?。というわけで、どこかいい温泉宿がないかなとネットサーフィンをしたところ、”日本秘湯を守る会”という気になる会があるのを見つけ、その会員宿一覧から好みの旅館を探して宿泊の予約をすることにした。もはや最後になるかもしれない”旅行支援クーポン”をちゃっかり使うことも忘れないよ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅行は、岐阜県へ。温泉宿に行く前の寄り道として、まずは”洲原神社”というさかのぼること奈良時代からあるといわれているところへ。入口の太鼓橋の苔むした感でその歴史の古さに納得した。わざと苔の掃除はしないんですね。
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旅行に行く前は念入りにネットで天気予報をチェックしているのだが、晴れるわけではないがまあ雨は降らないだろうということだったので、安心ぶっこいて旅に出た。朝早く現地に到着したので寒さはある程度覚悟をしていたのだが、まさか雪が降りだすとは想定外だった。
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それから中央本殿に向かい、雪が一層降り続く中で色々様々な賽銭以上に祈祷お参りをさせていただきました。
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それにしても寒いよね。狛犬もじーっと動かずに我慢していたよ。
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洲原神社の前にある長良川には”神の岩”というがあり、いかにも荘厳なパワーを秘めているような雰囲気で、崇めば必ず叶うみたいな感じだった。
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この神社は、古来「正一位洲原白山」と称される由緒正しいのだよということを、ハタハタの多さでかなりアピールしていました。
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それから次の目的地の”高賀神社”にいった。御影石の鳥居としては、日本最大とのことらしい。鳥居のバックが青空だと最高だっただろうなと思った。
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”高賀神社”で有名なのが、妖怪退治伝説。頭が猿、体が虎、尻尾がへびという妖怪と、それを退治する高光公の像があった。こんな妖怪の像なんて、鬼太郎以外は見たことがなかった。お参りではなく、この珍しい像の写真を撮影するためだけに訪れる人も多いのではないかと思った。
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この高賀神社は、無病息災・開運厄除けのパワースポットとのことです。妖怪退治の銅像をみたら、なんだか見えざる力がみなぎってくるような気がした。
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神社巡りのあとは、温泉への道中にあった”モネの池”に久々寄ってみた。
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池をみるとなんと、鯉が一匹も泳いでいないではありませんか。寒さのためか、橋の下に静かに隠れているのかなと思った。鯉がいないと池の写真もうまく撮れない。そのせいか、池のまわりには観光客の姿がほとんど見られなかった。
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そしてランチの時間となり、前もってリサーチしていた”水と緑のふる里 森の駅”に行った。すると、本日休業の看板があってびっくり。場所や食べ物はリサーチしていたが、まさか祝日の日が休みだなんて思ってもいなかった。そんなに飲食する店があるような地域場所ではないので、ランチをどこにすればいいのか困ってしまった。
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困惑していると、”水と緑のふる里 森の駅”のとなりに見たことのある店を発見。
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以前、一度コーヒーを飲みに入ったことのある”四季路”にてランチをとることにした。
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この”四季路”では、チェコ共和国の料理がいただけます。チェコの料理なんて、ここでしか味わえないかもしれない。
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店内に入ると、たぶんチェコで購入してきた小物類がたくさんあった。
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この店のオーナーは、毎年チェコを訪問してホームステイのようにして、地元の料理をいただいているとのことでした。
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食事のメニューにあるビーフバーグセットはわかるが、ほかのロクシェセットとは?クレディ何とか?料理名に馴染みがなかったので、オーナーにいろいろ教わって、料理をオーダーした。
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これは、ハーブコロッケセット。チェコの料理には、砂糖やソースなどの調味料はほとんど使われていないとのこと。それでよくつかわれているのが、庭で栽培しているハーブ類らしい。なんだか、SDGSの最先端を走っているようなイメージである。料理は、やさしい味付けでそしてハーブの香りが鼻にスーッときて、病みつきになるかもという感じだった。
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こちらの料理も、自然の野菜の色あいがとてもきれいで、目でもたのしめた。もし、今度この地域にくる機会があれば、今回食べていない料理を試したいと思った。
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ランチのあとは、”かわうらけいこく”に。しかし、現地について看板を見るとそこは”かおれけいこく”だということがわかった。
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川浦渓谷を見るには、トンネルをくぐらなければいけない。
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トンネルをくぐると、落石がある場所に”落石注意”の看板があった。アブネ~。
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歌碑のようなものが立っているその向こうを覗くと。
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渓谷の中をエメラルドグリーンの川が流れていた。
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川を間近に見れればいいのだが、遠いところからみるしかないのがちょっと残念。
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それでも、紅葉シーズンともなるとたくさんの観光客で賑わうのは間違いないだろうと思った。
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そしていよいよ、温泉宿に到着。今回お世話になるのが、日本秘湯を守る会の会員である”神明温泉 すぎ嶋”。
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館内に入ると、古民家風でとても癒される雰囲気だった。
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宿泊は、蔵を改造した部屋だったので期待が高まった。
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一階の部屋には、囲炉裏があった。ということは、二階もある?
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そうです。階段をのぼるとその先には。
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寝室があった。贅沢だねー。どっちに体を置けばいいんだ。
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おっと、この蔵には部屋付き露天風呂もあった。知ってたけどうれしい。
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そして、浴衣に着替えてまずは大浴場に行きました。源泉かけ流しで、ちょうどいい湯加減。それから、肌はつるつるとしてどれだけでも入っていられそうな大浴場。極楽極楽。
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ある程度、体が温まったら露天風呂にいきしょか。この風呂もなかなか気持ちがよかったのだが、それよりもほかの客がいなくて独り占め感がなんともいえず優越感。
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その後、貸切露天風呂に行った。
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貸し切り風呂は、すぐそこにあるのかと思ったら竹林の道を歩いていかなければならなかった。雨や雪が降っていなかったらよかったが。
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露天風呂は2つあって、まずは奥にある”明神山”に行った。
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浴槽まわりが木で出来ていたので、肌触りがよくて気持ちがよかった。
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露天風呂から帰ってきたところには、一時休憩所があってリラックスできた。
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その後、お楽しみの夕飯のため囲炉裏付きの個室に案内された。しかも、掘りごたつ風の底の床には床暖房のマットがあって、その心使いがうれしい。足元がほっこりして気持ちがよかった。
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朝早くから動きに動いて、さらに風呂もたくさん浸かったので、腹はペコペコ。おいしそうな料理の数々が運ばれてきて、おなかがグー。
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岐阜といえばやはり”飛騨牛”。しかもA5とのことで、とろけました。
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刺身は、岩魚です。間違っても、海の魚ではありません。そういえば、すぎ嶋の敷地内に、岩魚の養殖場があった。新鮮でおいしいわけだ。
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そして忘れちゃならないのが、地酒大吟醸。ぐいーっとかけつけ二本。ちょっと高めの価格設定だったが、旅行支援クーポンで清算できて心置きなく飲むことができた。それからいつものように、食後に部屋に戻ると爆睡。せっかくいい部屋予約したのにね。
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朝起きたら、貸し切り露天風呂にいかなければ。貸し切りの時間は、あらかじめ予約してあったので。昨日通った竹林の道を再び。
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今日は、”高賀山”という貸し切り露天風呂に入る。
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貸し切り露天風呂は、どっちも気持ちがよかった。
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風呂のあとは、朝食。おかずがたくさんあって、おいしく楽しめた。
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特においしかったのが、朴葉みそ。この地方ならでは料理だからね。
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大きな風呂をゆっくり満喫して、すぎ嶋を去ることにした。そして心に決めた。「日本秘湯を守る会を守るぞ」。
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家へはまっすぐには帰りません。やっぱり寄り道するんですね。まずは、”日龍峯寺”に行きました。
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この日龍峯寺の本堂は、京都の清水寺に似た舞台作りであることから、”美濃清水”という異名があるとのことだ。
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本堂に入ろうとしたら、急な階段あり。
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階段をのぼりきったところは、色鮮やかだった。一回見たかったそしてのぼりたかった”日龍峯寺”の本堂。よくわからないけど、階段のぼりきったら達成感がわいてきた。この達成感を味わったところで、この地を去ることにした。
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そして、今回の旅行の最後の観光地の”美濃市うだつのあがる町並み”に行った。
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到着した時がちょうど昼時だったので、”まる伍”のそば屋に行った。休日だとまずは列に並ぶのが必至のこのそば屋だが、今日は平日。列並ばずに済んでよかった。
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そばは歯ごたえ抜群、そして天ぷらもさくさくでとておいしくて満足できた。
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旅行のお土産になにかないかなと思い、酒造店に寄った。
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店内に入ると酒がたくさん。当然か。種類ありすぎて何を選べばよいかわからなかったので、無難な”大吟醸”をチョイス。これは、自分へのお土産です。
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店の人から、ぜひ店内を見学してくださいと言われて、店の奥へと探検に行った。
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古い作りの店内はよく手入れされていてきれいだった。
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店のつきあたりには、蔵があった。
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蔵の中はギャラリーとなっていて、芸術品が一般公開展示されていた。酒屋もただ酒を売っていればいいってわけではないんですね。
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外は寒かったが、温泉浸かってリラックスできたよい旅でした。
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