2022/11/12 - 2022/11/14
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おくぅーんさん
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今年の8月にきれいな星空が見たくて野辺山高原に行ったわけだが、生憎宿泊した日の夜が雨模様だったので、星を見ることができず残念な思いをした。そこで、そのリベンジを果たすために、今回の旅行企画をたててみたわけですが、宿泊する晩に必ずしも星が見られるわけではないので、そのリスクを少しでも回避するために、星空スポットとして有名なもう一つの地点も加えた2泊3日の旅行にすることにしました。まさかその2日間とも星が見れない天候にはならないでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【第一日目】
まず今回行った“昇仙峡”はとても有名な観光地であり、丁度紅葉シーズンまっさかりに加えて土曜日ということで、駐車場などはとても混雑すると予想された。なるべく混雑を避けるためにも、現地には少なくとも早朝8時半ぐらいには到着したいと思ったが、逆算すると夜中の午前二時半ぐらいには家を出発しなければならいことがわかった。というわけで、金曜日の夜は午後の9時には寝床につくことにした。早すぎ?。興奮してすぐには寝ることができなかったのだが、いつのまにか寝入った後、午前二時の目覚ましで起こされて、眠い目をこすりこすり身支度をしながら車に荷物を積み込んだ。当初のスケジュール通りに自宅を出て、“昇仙峡”の入り口の市営の無料駐車場に到着したのが午前8時ぐらいだった。ちょっと早めに着いたかなと思いきや駐車場は満車だった。これはまずいと、“昇仙峡”の中間地点の県営無料駐車場に向かった。そうすると、やはりそこも満車。仕方がないので、路上駐車行列の隙間を見つけて、なんとか車をとめることが出来た。折角早めに現地に到着したのに、結局観光は当初予定の8時半の開始となった。 -
しかし、日頃の行いがよいせいだろうか、朝から天候はよかった。気温は低くて少々肌寒かったがその分逆に清々しく感じられた。
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川沿いに遊歩道があり、それを進むと自然いっぱいの渓谷美が目の前に迫ってきて感動した。全国観光地百選、渓谷の部第一位に選ばれたとういうのも納得できた。
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それから、木々が赤く染まった景色を見ながらの紅葉ウォーキングは、気持ちよかった。
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そのまま進むとひときわ目立つ岩が現れた。“覚円峰”と名付けられた岩だった。その昔、覚円禅師という高僧が修行されたというのが由来だそうだ。そんな高い危険なところに行こうものなら、今なら会社の安全課の人に厳重に注意されるかも。
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そして、その向かい側には、天狗岩があった。天狗の横顔に見えるからそう名付けられたらしいが、どこがそうなのかよくわからなかった。
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次に見えてきたのが、”石門”。巨大な花崗岩が覆いかぶさって、しかもその下を通らなければならず危険な地帯なので、ヘルメット必要かもしれない。
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しかも、その石門の上部と下の岩に微妙な隙間があって、その危険さに拍車がかかる。それにしても、上部の石はずーっと我慢して大変じゃないのかなと思った。下の岩によりかかれば楽なのにね。無理しなくてもいいのに。
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それからその先には、仙娥滝が。落差30メートルの滝だが、勢いよく落ちる水の流れは滝のお手本のような形だと思った。
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渓谷遊歩道のあとは、ロープウエーに乗ることに。普段ならば朝の9時から20分間隔で運行していたのだが、本日は観光客が多いため9時前に着いたにも関わらずすでにロープウエーの運行は開始していたし、間隔も10分と短くなっていた。着いたのが早かったので、行列もまだできておらずストレスなく頂上へと行けてよかった。
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頂上に着いてまず驚いたのが、絵にかいたような富士山がすっきり見えたこと。富山人にとって富士山を見る機会など皆無なので、とても感動した。
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富士山を十二分に鑑賞してからロープウエーにて下山した。そのころになると順番待ちの列が半端ないほどになっていた。待ち時間はやっぱり嫌ですね。同じ場所に行くにも早めの行動をすることによりスムーズにいけることができたのでよかった。それから渓谷遊歩道で紅葉を再確認しながら、駐車してある車のもとに戻った
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車に戻って、“昇仙峡”をあとにした。その後。すぐ近くにある金櫻神社にむかった。金櫻神社の起源は約2000年前にさかのぼりとても古かった。しかしながら、建物が新しかったので、どうしたのかなと思ったら、約30年前に火災にあい建物が喪失してその後再建されたことを知って、納得できた。だいたい創建以来火災にあっていない神社や寺院なんて聞いたことないからね。
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その後、本日宿泊するペンションに向かうが、その途中“ひまわり市場”という先日ガイアの夜明けというテレビの番組で放送されていたスーパーに立ち寄った。
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そこのスーパーの名物が、社長のマイクパフォーマンス。笑いあり納得感ありで、ずーっと聞いていても飽きなかった。不思議なことに、宣伝している商品を買いたくなってくるんだよね。売っている商品も決して安くはないが、普通のスーパーでは見かけないものが多数あって、思わず買っちゃったよ。家が近ければリピーターになること間違えなしだと思うが、金使いが荒くなりそうでこわいかも。
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最後の寄り道、東沢大橋(通称赤橋)展望駐車場に寄った後ペンションに行った。
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“ペンションさんかくじょうぎ”へはチェックイン開始時刻丁度の午後4時に到着。それからすぐジャグジーの風呂に浸かってきょうの疲れを落としてリラックスしたあと、楽しみの夕食タイム。出された食事は全ておいしくて大満足。特にサーモンが美味しかったかな
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それと牛ランプなんかは、5※℃を△時間じっくりあたためたとかって、手間暇を惜しまない料理への姿勢と研究熱心さがうかがえてすごいなと感心した。美味しい料理には、やはりその理由があるんだなと思った。
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やはり今回も、日本酒をいただきました。今日は朝2時起きでもはや疲れ切っており、日本酒なんか飲んだら一発バタンキュー。おい、ちょっと待て。何をしにまた野辺山高原きたのだ?そうだった、星空観賞だったよね。ということで、ペンションのオーナーに、いつごろの時間帯に星が綺麗に見えるかを聞いたところ、午前3時ごろだとのことで一旦寝ることにした。そして、目覚ましで午前3時に起きて、ペンション前の畑に防寒具を着て行ったわけです。空は、雲もすこしは出ていたが、星も確かにみえたが大事なことをリサーチするのを忘れていた。空を見上げて思わず出た言葉が“月が明るすぎる”だった。ペンションの前は人工の灯りがなくてよかったのだが、まさか月の灯りが、星の光を邪魔するとは。ま、それでもいつも見える星よりも、くっきり見えたのは確か。今回以上の星空を見るには、月がしんげつなる日で再計画を立てる必要ありと思った。
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その後、ひと眠りしたあと朝食タイム。朝食に出される料理もすべておいしかった。特にお粥がよい。パンがあるのになぜお粥?という疑問もあるが、おいしければ、一緒にだされてもOK牧場です。
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ペンションさんかくじょうぎの食事は、やはり期待を裏切らず全てがおいしっかった。何度もいうが、このペンションの家族になりたい。またリピーターとしてよろしくお願いしたいです。
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【第二日目】
ペンションさんかくじょうぎを午前10時にチェックアウトをして、近場の“吐竜の滝”に行った。 -
吐竜の滝は、駐車場から約15分歩いていったところにあった。岩間から糸のように水が流れてきて、とても神秘的であった。
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その後、前回野辺山高原に来た時にも訪れた、“ななちゃんのお店”という地元の野菜を販売している店に行った。あいかわらず、とれたて野菜が安かった。
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今日、家に帰るのならいろいろ買ったかもしれないが、とりあえずキャベツを80円で購入して、新聞紙にくるんでもらった。うちの近所のスーパーだと200円以上だよ。
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そして昼時となり、ペンションのオーナーお勧めの、”最高地点”に行ったら本日休業だった。
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仕方がないので、近場の”ふるさと”という古民家風の料理店に行った。“最高地点”が休業というのが影響しているのか、店内を見ると結構な盛況ぶりだった。
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そばがうりの店だが、天邪鬼の私なのでここはあえてなべやきうどんをいただいて、次の目的地に向かうこととした。
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次の目的地は、清里にある“萌木の村”。
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園内は西洋風の建物が多数あり、日常とは別世界のとてもおしゃれな空間がそこにあった。
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園内は珍しいものばかりで興味深々で面白かった。
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今日は、テークアウトのできる店が出店できるイベントがあったみたいだ。駐車場が満車状態だったということが納得できた。そんなに集客力のあるスポットだなんて思ってもいなかったので、これだけ賑わっているとは意外だった。
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今日はたまたまなのか、ゴールデンレトリーバーが多数集まってきて、とてもびっくりした。オーナーの会みたいのがあるのでしょうか、清里の別荘で飼われている犬なのでしょうね。なぜか、とても上品でそしておりこうそうに見えてしまった。
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“萌木の村”を出るころになると、天気予報通り雨が降り出してきた。宿泊のホテルへ向かう道中は土砂降りで、星空なんてもはや夢にも出てこない感じになった。今晩お世話になる、“おとぎ亭 光風”は、星空が綺麗で有名な阿智村の昼神温泉だった。ホテルに到着して部屋に通されると結構な広さで大満足。
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普通なら部屋の中にホテルの案内として、パンフレット風の冊子がおいてあるのだが、今やタブレットになっていた。世の中進んでいたびっくりしたよ。
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部屋に入ったあとは、次はやっぱり温泉だよね。風呂に行くと、他のお客さんがおらず、内風呂と露天風呂を貸し切り状態で満喫できた。
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それにしても、ここの温泉に入ると肌がとろとろそしてすべすべになって気持ちがよかった。女の人なら、まるで自分が美人になったような感覚になること間違いなしと思った。温泉のお湯が気持ちがよかったので、暇さえあればお風呂通いで5回は浸かったかな。まさに温泉三昧だった。
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風呂に入ったあとは、楽しみの夕食タイム。時間になって会場に行き個室に案内されていくと、器なども凝っている美味しそうな料理が並べられていた。
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料理の中で驚いたが、玉手箱と題したおつくり。器を開けると、中に仕込まれたドライアイスの煙ができて、まるで竜宮城からいただいた玉手箱のようだと感動した。これ以上は年とりたくないようなとふと思いつつ。尚、お客さんのその感動する風景を見届けるまでは、ホテルの従業員は横に居続けました。
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それから、冷酒の出し方もよかったなあ。ちょっとした気遣いがうれしかった。
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お腹いっぱいになったあとは、女将さんから夜食用として五目寿司の差し入れがあっった。
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風呂敷を開けると、おいしそうな五目寿司が2つ入っていた。
ホテルにチェックインする時間は雨が降っていたので、当初予定していた近くのスキー場の頂上に行って星空を見るツアーをキャンセルしたのだが、時間が経つにつれて雨も止んできた。そして夜中になると雲も少なくなり、草木も眠る丑三つ時にまたもや起きて、ホテルから歩いて近くにある朝市の駐車場に行った。そこは、人工の灯りが少ないので、星を見るには絶好の場所だとホテルの人に聞いた場所だった。そして、いざ空を見上げると昨日と同じセリフが出てしまった。“月が明るすぎる”。 -
【第三日目】
星空観察から帰ってから一寝入りしたあと、朝市に出かけた。なかなかの盛況で、賑わっているなあと思った。 -
その朝市のいっかくに100円で“しめじ詰め放題”というのがあったが、すでに終了していた。かすしか残っておらず、まるでハイエナかピラニアが食い散らかした跡みたいだった。怖っ。
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朝市から帰ると、朝食の時間になっていた。朝食の器もなかなか凝っていて、目でも楽しめる料理だと思った。
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星空観賞は不完全燃焼だったけれど、温泉も料理も大満足の“おとぎ亭”でした。
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チェックアウトのあと、近くにある阿智神社に行くことにした。事前にリサーチしておらず、あまり期待してなかったが紅葉が素晴らしくて度肝を抜かれた。
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紅葉の赤い絨毯もいいし。
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そしてイチョウの黄色も素敵だった。
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これだけ赤い紅葉もなかなか見れないかもしれない。
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その後、おとぎ亭から車で出発して最初に訪れたのが、“長岳寺”。その昔、武田信玄の終焉の地として火葬されたところだとのことだ。
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甲斐の武田信玄が落命したのが、長野県だったなんて知らなかった。
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その後予約していた“星空食堂”にてランチをとることにした。大通り沿いにある外観も内装もなかなかあか抜けたおしゃれな店だった。午前11時過ぎに店に着いたが既に駐車場は満車で、予約をしないと食事はできないところではないかなと思った。
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メニューはいろいろあったが、普段は食べないような馬の肉。
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そして、ピザなどをオーダーした。なかなか美味しくて、人気のある店だというのも納得できた。
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星空食堂にてランチをとったあとは、“神坂神社”に行った。かなり深い山の中の奥にあって人影も見えずちょっと不気味な感じ。いや、厳かな感じがした。
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それから今回の旅行の最後に訪れる、“信濃比叡廣拯院”に行った。信濃比叡廣拯院は、天台宗の寺院で本堂を建立する時に比叡山延暦寺より最澄の時代から燃え続ける「不滅の法灯」が分灯されていることで有名。比叡山と縁深い地として、“信濃比叡“の呼称を唯一許されている場所というから、霊験あらたかで願い事がなんでも叶いそうな気になるのは私だけかな?
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境内には、仏足石なるものがあった。仏の足の裏の形を刻み付けた石とのこと。古くは仏の像を刻むことをせず、菩提樹、華座などを佛がそこにいることを示すしるしとして、礼拝の対象としたが、後に仏の足跡を刻んで、これを礼拝するようになったもとのことだ。
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それから、宇賀神将の使者である白蛇の宿る岩といわれる、蛇紋岩があった。
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今回の旅行は、有名なスポットで星空を見たいということで企画をしたにもかかわらず、その部分は写真さえも載せず文章だけで終わらせてしまった。ドラマなんかで言う、ナレ死みたいな感じかも。よくよく考えたら、いくらすばらしい星を見ることができても、それを撮影できるカメラがないんだった。それにしても、星空を見る為の旅行の計画も、それを抜きにしても十分満足できた旅行だったと思う。今回訪れたペンションもホテルもそれぞれ料理のレベルが高いなということで、機会があれば又訪れたいなと思った。
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