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ホテルで朝食を終え、予約していたレンタカーの営業所に向かう。営業所はホテルからかなり離れたところにあったので、バスで行くべく事前に筆者が調べておいたバス停が間違っており、娘が行き方を改めて検索してくれたが、バス停を探したりするのに時間が掛かってしまった。娘がタクシーで行っても距離的にそれほど遠くないというので結局タクシーで向かう。営業所があるというビルの前で降りるが、営業所らしきものは全く見えない。また、看板も見当たらないのだがスマホの経路案内では場所は間違っていない。ビルの中を探し回り、やっと地下1階にあるのが分かったが、営業所に入れたのは予約時間から小一時間も経ってしまっていた。<br /><br /> やっとレンタカーを借りて、一路、世界遺産の国立公園ブルーマウンテンを目指す。なお、カーナビは借りずに、スマホのグーグルマップを使用したが、細かい道も全て日本語で案内してくれ、また、オーストラリアは日本と同じく車は左側通行で右ハンドルであることもあり、運転は楽であった。途中、高速道路のようなところもあったが、日本にあるようなゲートは一切ない。郊外では最高時速110km、その他の地域は100Kmであった。ゲートがないのでアメリカのように高速道路は無料かと思っていたが、後で娘のクレジットカードに料金の請求があったというので有料の部分があったことが分かった。そういえば、道路沿いにカメラの標識があったが、全てこれで通行を管理しているようである。渋滞緩和にも効果があると思われる優れたシステムと感心させられた。<br /> その他、オーストラリアではバスやトラムなどの料金の支払いもクレジットカードのタッチ決済で行え、また各種施設の入場料も現金支払い不可のところもあるなど、ITの普及、キャッシュレス化が日本に比べて格段に進んでいることに驚かされた。<br /><br /> 閑話休題。1時間半ほどでブルーマウンテンに到着。高さ270メートル上空から見渡すスカイウェイや世界一の急勾配のトロッコ列車レールウェイ、ジャミソン渓谷での空中遊覧が楽しめるケーブルウェイが発着するシーニックワールド(Scenic World)の近くの駐車場に車を停め入口へ。<br />チケットを買い、最初にケーブルウェイに乗り空中からスリー・シスターズやブルーマウンテンの絶景を見る。下車後は3つの奇岩が連なるスリー・シスターズを一度に眺められるエコーポイント展望台に歩いて行き、写真を撮ったりした。<br />次に、最大斜度52度というレールウェイに乗る。実際に乗った感覚は、しっかり手摺に掴っていても前に転げ落ちそうでスリルがあった。孫二人のうちお姉ちゃん(9歳)はスリルを楽しんでいたが、弟(5歳)は少し怖がっていた。<br />レールウェイを下車するとウォークウェイがあり、ところどころに恐竜のモニュメントが置かれている林の中を歩いた。恐竜が大好きな弟(孫)はとても喜んでいた。ウォークウェイを歩いているとケーブルウェイの乗り場があり、それに乗って3つの乗り物が発着するシーニックワールドのトップステイションに戻り、併設されているフードマーケットで昼食を取った。<br />昼食後、まだシドニーに帰るには時間があったため、孫たちに3つの乗り物のうちどれに乗りたいかを聞いてみると、お姉ちゃん(孫)はスリルのあるレールウェイと言い、弟は怖いからいやだと言っていたが、しっかり手摺に掴っていれば大丈夫と説得し、再びレールウェイに乗った。今度はウォークウェイは歩かずに、そのままレールウェイで引き返した。なお、レールウェイは上りも、座席は下方向に向いたままであるが、感覚的には下る方がスリルがあった。<br /> 前回のオーストラリア旅行の時はブルーマウンテンには行かなかったが、シーニックワールドのウォークウェイも含めた4つのアトラクションは大変楽しく、そのほかにも様々な見処があり、世界遺産に指定されるだけあって、素晴らしい観光地であることが分かった。シドニーに観光に行き、時間のある場合は是非訪れることをお薦めしたい。<br /><br /> ブルーマウンテン観光を終え、シドニーに向かう。後部座席では疲れた孫二人が眠っていることもあって、運転中眠気に襲われたが、それを妨げるように助手席の娘が話しかけてくれ、何とか無事にシドニーに戻った。<br /> なお、筆者は現在古希70歳であり、そろそろ運転免許証の返納も考える年齢であるが、今回、返納どころか国際免許証まで取って、海外で運転した。これまでも海外旅行では何度もレンタカーで回ったことがあるが、今回、高速道路をかなりのスピードで、ある程度の時間を走って目の疲れをとても感じ、海外での運転はこれで最後にしようと強く思った。<br /><br /> レンタカーを返却後、バスでホテルに戻り、しばらく休憩。孫達に今夜は何を食べたいかと聞くとステーキということであったので、娘がスマホで探した“kingsley”に。後で孫にシドニーで食べたご飯で何が一番美味しかったと聞くとステーキと答えたように、焼き加減、味もよく、筆者にとってもワインとともに満足のいく食事であった。また、下の孫に片言の日本語でしゃべりかけてくるウェイターがいたのだが、その人の彼女は横浜に住んでいるということで横浜在住者としては親しみを感じた。シドニー到着時に、空港から市内に向けて乗ったタクシーの運転手も彼女が日本人と言っていたが、オーストラリアにはワーキングホリデー制度があり、日本人留学生にも人気の国であるだけにそういうこともままあるのかなと思った。<br />

第3日 世界遺産の国立公園・ブルーマウンテンへ

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2022/11/06 - 2022/11/12

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happy drinker

happy drinkerさん

ホテルで朝食を終え、予約していたレンタカーの営業所に向かう。営業所はホテルからかなり離れたところにあったので、バスで行くべく事前に筆者が調べておいたバス停が間違っており、娘が行き方を改めて検索してくれたが、バス停を探したりするのに時間が掛かってしまった。娘がタクシーで行っても距離的にそれほど遠くないというので結局タクシーで向かう。営業所があるというビルの前で降りるが、営業所らしきものは全く見えない。また、看板も見当たらないのだがスマホの経路案内では場所は間違っていない。ビルの中を探し回り、やっと地下1階にあるのが分かったが、営業所に入れたのは予約時間から小一時間も経ってしまっていた。

 やっとレンタカーを借りて、一路、世界遺産の国立公園ブルーマウンテンを目指す。なお、カーナビは借りずに、スマホのグーグルマップを使用したが、細かい道も全て日本語で案内してくれ、また、オーストラリアは日本と同じく車は左側通行で右ハンドルであることもあり、運転は楽であった。途中、高速道路のようなところもあったが、日本にあるようなゲートは一切ない。郊外では最高時速110km、その他の地域は100Kmであった。ゲートがないのでアメリカのように高速道路は無料かと思っていたが、後で娘のクレジットカードに料金の請求があったというので有料の部分があったことが分かった。そういえば、道路沿いにカメラの標識があったが、全てこれで通行を管理しているようである。渋滞緩和にも効果があると思われる優れたシステムと感心させられた。
 その他、オーストラリアではバスやトラムなどの料金の支払いもクレジットカードのタッチ決済で行え、また各種施設の入場料も現金支払い不可のところもあるなど、ITの普及、キャッシュレス化が日本に比べて格段に進んでいることに驚かされた。

 閑話休題。1時間半ほどでブルーマウンテンに到着。高さ270メートル上空から見渡すスカイウェイや世界一の急勾配のトロッコ列車レールウェイ、ジャミソン渓谷での空中遊覧が楽しめるケーブルウェイが発着するシーニックワールド(Scenic World)の近くの駐車場に車を停め入口へ。
チケットを買い、最初にケーブルウェイに乗り空中からスリー・シスターズやブルーマウンテンの絶景を見る。下車後は3つの奇岩が連なるスリー・シスターズを一度に眺められるエコーポイント展望台に歩いて行き、写真を撮ったりした。
次に、最大斜度52度というレールウェイに乗る。実際に乗った感覚は、しっかり手摺に掴っていても前に転げ落ちそうでスリルがあった。孫二人のうちお姉ちゃん(9歳)はスリルを楽しんでいたが、弟(5歳)は少し怖がっていた。
レールウェイを下車するとウォークウェイがあり、ところどころに恐竜のモニュメントが置かれている林の中を歩いた。恐竜が大好きな弟(孫)はとても喜んでいた。ウォークウェイを歩いているとケーブルウェイの乗り場があり、それに乗って3つの乗り物が発着するシーニックワールドのトップステイションに戻り、併設されているフードマーケットで昼食を取った。
昼食後、まだシドニーに帰るには時間があったため、孫たちに3つの乗り物のうちどれに乗りたいかを聞いてみると、お姉ちゃん(孫)はスリルのあるレールウェイと言い、弟は怖いからいやだと言っていたが、しっかり手摺に掴っていれば大丈夫と説得し、再びレールウェイに乗った。今度はウォークウェイは歩かずに、そのままレールウェイで引き返した。なお、レールウェイは上りも、座席は下方向に向いたままであるが、感覚的には下る方がスリルがあった。
 前回のオーストラリア旅行の時はブルーマウンテンには行かなかったが、シーニックワールドのウォークウェイも含めた4つのアトラクションは大変楽しく、そのほかにも様々な見処があり、世界遺産に指定されるだけあって、素晴らしい観光地であることが分かった。シドニーに観光に行き、時間のある場合は是非訪れることをお薦めしたい。

 ブルーマウンテン観光を終え、シドニーに向かう。後部座席では疲れた孫二人が眠っていることもあって、運転中眠気に襲われたが、それを妨げるように助手席の娘が話しかけてくれ、何とか無事にシドニーに戻った。
 なお、筆者は現在古希70歳であり、そろそろ運転免許証の返納も考える年齢であるが、今回、返納どころか国際免許証まで取って、海外で運転した。これまでも海外旅行では何度もレンタカーで回ったことがあるが、今回、高速道路をかなりのスピードで、ある程度の時間を走って目の疲れをとても感じ、海外での運転はこれで最後にしようと強く思った。

 レンタカーを返却後、バスでホテルに戻り、しばらく休憩。孫達に今夜は何を食べたいかと聞くとステーキということであったので、娘がスマホで探した“kingsley”に。後で孫にシドニーで食べたご飯で何が一番美味しかったと聞くとステーキと答えたように、焼き加減、味もよく、筆者にとってもワインとともに満足のいく食事であった。また、下の孫に片言の日本語でしゃべりかけてくるウェイターがいたのだが、その人の彼女は横浜に住んでいるということで横浜在住者としては親しみを感じた。シドニー到着時に、空港から市内に向けて乗ったタクシーの運転手も彼女が日本人と言っていたが、オーストラリアにはワーキングホリデー制度があり、日本人留学生にも人気の国であるだけにそういうこともままあるのかなと思った。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ブルーマウンテンのシンボル”スリーシスターズ”

    ブルーマウンテンのシンボル”スリーシスターズ”

  • 雄大なブルーマウンテンの遠景

    雄大なブルーマウンテンの遠景

  • 最大斜度52度のケーブルウェイ。途中で岩のトンネルを通るときは女性の悲鳴も多く聞こえた。

    最大斜度52度のケーブルウェイ。途中で岩のトンネルを通るときは女性の悲鳴も多く聞こえた。

  • ウォークウェイのあちこちに設置されている怪獣のモニュメント。

    ウォークウェイのあちこちに設置されている怪獣のモニュメント。

  • レンタカー返却後バスで通ったハーバーブリッジ。

    レンタカー返却後バスで通ったハーバーブリッジ。

  • ステーキハウス“kingsley”

    ステーキハウス“kingsley”

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