日本最西端の島　「Dr．コトー」の島　与那国島

2023/02/16 - 2023/02/17

日本最西端の島・与那国島。
この島は石垣島より、台湾が近い島です。
また、「Dｒ．コトー」の舞台、ロケ地の島でもあります。
石垣島からコミューターに乗って１泊２日で与那国島をまわってきました。

https://www.youtube.com/watch?v=6DovMoJkYbw

エリア 与那国島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

石垣空港１５時２５分のフライトで与那国島へ出発します。
与那国島へのフライトは１日３便。
朝の便は日帰り観光客の利用が多いのか、空席がなく、やむなくこの便となりました。
５０人乗りくらいの小さなコミューターです。

石垣からわずか３０分で与那国空港へ到着です。
小さな空港でした。

さて空港から与那国島一番の集落である祖納までは約３キロ。
バスは１時間後。
というわけで空港から歩くことにしました。

ただ、半分くらい歩いたところでバスが停車し、運転手さん「どこまでいく？」と
聞いてきました。
「集落までです」と答えると乗せてくれました。
この時間にはバスはないはずですが、どうやら回送便だったようです。

与那国空港 空港

祖納の集落にバスが入り、海岸に出ると立派なお墓がたくさんの墓地がありました。
海を見ながら永眠ってことなんでしょうか。
圧巻でした。

浦野墓地群 名所・史跡

とりあえず「ナンタ浜」というバス停で降りました。
祖納の集落には、巨大な岩、ティンダバナがそそびえています。

ナンタ浜 ビーチ

今日の宿はゲストハウス「フィエスタ」。
与那国島は宿が少なく、今回もギリギリ、キャンセルでも出たのか、ドミトリーのベッドが１つ分空きがあったので確保しました。

与那国ゲストハウスFiesta＜与那国島＞ 宿・ホテル

荷物を宿において祖納の集落中をぶらぶらと散策。
昔ながらの沖縄らしい家が密集している集落です。

祖納のメインストリート。
明日レンタルする原付バイクを予約しました。

夕食をとれる食堂が軒並み休業で、結局夕食はスーパーで購入したカップラーメンになってしまいました。

与那国ホンダ 自然・景勝地

さて、翌１７日。
ドミトリーで、下のベッドの人のいびきがすごくてあまり眠れませんでした・・・

原付バイクをレンタルして、まずは祖納集落のシンボル、ティンダバナへ行きます。

与那国観光協会 寺・神社・教会

ティンダバナからは祖納の集落が一望できました。

ティンダハナタ 名所・史跡

その次はDiDi与那国交流館へ。
実質与那国島の郷土資料館になっているところです。

与那国島の歴史などについての展示がされています。
昔から台湾との交流が盛んだったようで、戦前台湾が日本の領土時代はその交流から与那国の港も多くの人が行きかい活気があったようでした。

DiDi与那国交流館 美術館・博物館

与那国島を原付バイクで左（西）まわりで祖納集落からスタートします。
与那国空港の隣にある北牧場。
与那国島では黒牛や馬などの放牧が盛んです。

北牧場 自然・景勝地

与那国馬と青い海の組み合わせはとても絵になりました。

北牧場の先にある馬鼻崎。
映画「Dr．コトー」のポスターに使われていた場所です。

今日は天気が良くて、青い海がすばらしい。

馬鼻崎 自然・景勝地

馬鼻崎からさらに原付バイクで西に向かったところにある海岸がダンヌ浜。
海水浴場だったようですが、現在は閉鎖されたようで、公衆トイレや東屋も立ち入り禁止になっていました。

ダンヌ浜 ビーチ

祖納集落から約７キロ。
日本最西端の集落・久部良につきます。
なんでもこの信号は日本最西端の信号とか。

他に郵便局、小学校、中学校など「日本最西端」が目白押し。

日本最西端の信号機 名所・史跡

まず久部良集落の西端にある西崎へ。
灯台や展望台があります。

ナーマ浜 ビーチ

西崎展望台から見た久部良の集落です。
港もあり、与那国島へのフェリーはこの港に到着します。

西崎展望台 名所・史跡

灯台の真下にある日本最西端の碑。
これで日本の東西南北の最〇端を制覇しました。

もっともその前にヨーロッパの最西端のロカ岬（ポルトガル）に行ってるけど（笑

日本最西端の碑 自然・景勝地

天気が良ければ台湾が見えると聞いていましたが、今日は天気がいいけど、台湾が見えませんでした。
もっとも近い陸地である台湾が見えないほど、与那国島は絶海の孤島だったことを実感できます。

西崎灯台 名所・史跡

与那国島は海底に遺跡があることで有名です。
１２時から海底遺跡へのグラスボートに乗ります。
約１時間の行程で６０００円。

久部良漁港 名所・史跡

久部良港から約２０分で新川鼻というところへ。
この海の下に海底遺跡が沈んでいるのです。

グラスボートから見た海底遺跡。
ただ、正直あまりよくわかりませんでした。
階段なようなものもあったように見えましたが、視界が狭いからでしょう。
やはりダイビングの方がよく見れそうです。

海底遺跡 名所・史跡

観光船を降りて、久部良バリへ。
ある意味、与那国島では一番有名な観光地かもしれません。

「バリ」とは裂け目のこと。
かつて琉球王国の過酷な支配により、与那国島では人口を増やさないために、妊婦にこの裂け目を飛び越させて、裂け目に落ちた妊婦や胎児を死なせてきたという伝説があります。
ただ、あくまで伝説でしょう。
裂け目は結構広く、妊婦ではない私でも飛び越すのは無理に思えました。

久部良バリ 名所・史跡

久部良バリの近くにある「日本最後の夕日が見える丘」。
昨日は曇りだったし、今日は日没時間前にフライトに乗るので、ここで夕日が見れないのは残念。

日本最後の夕日が見える丘 自然・景勝地

最西端の久部羅集落からは南の海岸沿いに東へ向かいます。
このあたりは南牧場。
牛や馬が放牧されていて、道路にも出てきていました。

南牧場 動物園・水族館

やがて、祖納、久部良ともう１つの集落、比川という集落に着きます。
この集落は一番小さい集落で、小学校だけのようです。

この集落で「Dr．コトー」のロケが行われました。
?r．コトーの診療所があります。

Ｄｒ．コトー診療所 名所・史跡

診療所内のシーンもここでロケが行われたようで、診察室、病室などもありました。

「聖地めぐり」の観光客がひっきりなしに来ていました。

この診療所の前にはエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がります。

比川浜 ビーチ

氷川集落からさらに南の海沿いに東へ向かいます。

与那国島は島の西半分に人が住んでおり、東半分は無人地帯です。

途中の人面岩展望台から見た与那国島の南海岸の風景
遠くに立神岩が見えてきました。

人面岩展望台 自然・景勝地

与那国島の海のシンボルの１つ、立神岩です。
青い海との組み合わせが美しいです。

立神岩 自然・景勝地

さらに東に進むと、軍艦岩が見えてきました。

サンニヌ台と軍艦岩 自然・景勝地

与那国島の最東端、東崎へ到着しました。
灯台とその周りには与那国馬が放牧されていました。

東崎 自然・景勝地

東崎からも青い海が眼下に広がっていました。

東崎展望台 自然・景勝地

与那国島最後は与那国島の「最高峰」、宇良部岳へ。

宇良部岳 自然・景勝地

宇良部岳から見た祖納の集落と青い海。

原付バイクを返却して、今度は宿の送迎車で空港へ。
夕方のフライトで石垣へ戻ります。

ちょうど夕日がきれいに見えていました。

与那国空港 空港