2022/02/08 - 2022/02/13
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mom Kさん
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遠い。
心の距離は、アラン諸島に匹敵。
台湾が見えると聞いて、飛ぶことにした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩 Peach
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-
関西空港搭乗口フロア売店、書籍コーナー。
目に飛び込んできた。
私の旅は、”女を磨く”までは望まないが、せめて少しは”人間”を磨きたいなあ。 -
2時間余のフライトで、石垣空港到着。
出口真正面に、このカウンターとお知らせ文字が目に入った。
2回接種の証明書を差し出すと、石垣パスポートを渡され、その使い方を
教えてくれる。 -
空港ー離島ターミナル間、ノンストップ「カーリーバス」車体に
ミンサー柄デザイン。往復900円。 -
この道もこの並木も全く覚えなし。
中国を思い出し、その唐突感に、自分に、なぜ。 -
30分で着く。
車中から突然見えた巨大〇〇〇テ看板に、憤慨と悲しみ。
私の石垣島が汚された。
石垣離島ターミナル 2022年2月9日16時25分の様子 -
石垣島へは、peach就航記念でここを訪れて以来。
建物はもちろん、各船会社のカウンターも全て変わっていないように思える。
修繕リニューアル程度で、変わらないことにほっとする。 -
小さなお店密集エリア入口のお店。
店頭のポーたまおにぎりを一つ買って、
ホテルの場所を尋ねる。
女性は、レジ〆の手を止めて、地図を取り出し、
教えてくれる。 -
その地図を私の手に受け取らせ、「こちらから行った方が、近いから。」と
業者搬入入口の方向をニ度念を押してアドバイス。
鉄扉から振り返って、心でもう一度お礼。 -
閉まっている重い鉄扉を開けたら、港関係者以外侵入禁止の駐車場。
彼女の「そこの港沿いにまっすぐ行けばいいよ。」を頭に、歩き出す。 -
雨がちょうど止んでいてありがたい。
5日後、あそこから船で黒島へと考える。 -
ビジネスホテルでなく、名前の通り、ホリディ御用達かもしれない。
シングルでも広い。 -
アーケード街の方へ、夕食店を探しに出る。
郵便局も記憶と同じ場所で、近い。最終日の段取りもいい。 -
観光客の姿は皆無。歩く人も、いない。
お宿の最新パンフレットで目にしたイタリアンを探してぐるぐる。 -
あのお店も覚えている。青いペンキが真新しい。
”やぎ汁”の大書看板に恐れをなして、入ってはいないけれど、
当時、雰囲気に魅かれたなあ。 -
何度か人に尋ねたが、とうとうトラットリアぽい店舗が見つからず、
暗くなり始めるし、雨足も強くなる。
この分だと夕食はみじめになりそうと、人の賑わいと個人店らしいところで
石垣牛を選ぶ。
これがまずまず正解。お隣女子会らしい三人組が持ち帰り用の
コロッケ1個包を鉄板のそばに置いている。
私も満腹のおなかながら、一つ頼んでおく。 -
ホテルでテレビをつけると、冬季オリンピック。
そういえば、テレビも家で見ていないから、オリンピックも初めて。
なのに、なのに、ネイサン チェン!!!!!
前オリンピック時で知った時、22歳???!!!
この成熟さは、なんだ!
練習着の黒の時もこの衣装も似合う!
わかってるなあ。ぴらぴらでないところも彼の大人度が。
と、「贔屓の引き倒し」になるほど、何もかもぞっこん。
今夜は、とりわけ幸せな眠りに ベッド イン。ホテルハッピーホリデー石垣島 宿・ホテル
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ホテルよりゆっくり歩いても5分。離島ターミナル前、
カーリーバス8時発に乗って、空港へ。
私が予約した便は、本日飛びます。ありがとう。石垣空港 空港
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待合室はこの通り。
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検査の人も、いつもの人数配置で、手持無沙汰。
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石垣島が持ち出し、持ち込みを恐れる害虫展示。
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よくできている模型に感心。
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形状は、もはや怪物。
石垣空港 空港
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石垣空港、まだまだ拡張中。
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あれですか。悪天候の場合、どうなるのかしら。
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乗客乗り込み最後の私、プライベートジェットならぬプライベートプロペラ気分に
なんだか錯覚ホクホク。 -
お出迎え乗務員に向かって、この三段タラップ、幸せかみしめながら、ゆっくり。
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凛々しい。
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35分で到着。
案に相違して、ほぼ満席。???
作業服姿の働き盛り多し。?
女性は、老若カップル4組と私だけ。与那国空港 空港
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お電話通り、午前着にもかかわらず、女将さん自らお迎えに
来てくれました。乗客模様について話したら、訳を教えてくださいました。
JTBの看板に目を止めたら、「今はしてないんですよ」と即答。民宿さきはら荘 <与那国島> 宿・ホテル
-
お宿、目の前が、町役場建物の裏。
-
玄関に入る前、女将さんは、前方崖を示して、
「あそこからの眺めが一番です。レンタカー借りられます?」
(私)「借りないと(島内散策)無理なら、一日ぐらい借りますが、
歩いてみたいです。」と応えると、彼女「遠いですよう。」とお返事。
無理とは言われなかった。 -
入ってすぐ、靴を脱ぐ前に蔵書コーナーが目に入る。多い。大判写真集もある。
若い女性が、本の整理中。女将さんの娘さんかしら。
4日間閉じこもってもいいほどの本がびっしり。
(「トランクいっぱいの沖縄 仲吉史子」にであえたことは幸運だった。
ここで読む「視えない共和国」は格別だった。)民宿さきはら荘 <与那国島> 宿・ホテル
-
ウエルカムお茶。
とうとう、やっと、与那国に来ましたよ。来れましたよ。
帰った日には、この何倍もの感慨があるだろうとまで
この時思った。
立松和平 灰谷健次郎 沢木耕太郎三方が、私をここに連れてきてくれた。
あの遠い国「与那国」が
ここ! -
私の部屋からいい眺め。
-
お昼の時間。お宿のお二人留守で、誰もいない。
雨も止んでいる。食料調達がてら、集落探検散策。 -
役場のその先にJA発見。品物が見える。入店。
与那国黒糖、今季出来立て表示に早速購入。お塩も忘れず。
手に取って、レジを探して見回すと、カウンター向こうで事務仕事中の中の一人が、
立ち上がって、黙って私の目の前に。お金を払うと、伝票のようなものをきってくれた。 -
角で、なんとなく曲がって、緩い坂道登っていくと、初店舗発見。
空港へのお迎えの車から目を凝らしてみても、一軒も、お店らしいところや
食堂らしき建物もなかったので、ほっとする。 -
町の人でにぎわう狭い店内通路。
「今日トマト、多いねえ」の誰かのつぶやきに、お店の人が
「今朝、船が入ったから。」と答える。
私もトマトを一つ手に取る。崎原商店 お土産屋・直売所・特産品
-
パンが段ボールにも棚にも山積み。
船が欠航になれば、たちまち途絶えるこれら新鮮品物たちなんだ。
買い物を済ませ、探検散策続行。 -
お店の玄関を出ると、向こうに郵便局の看板が見え、そちらに進むと二軒目発見。
すごいぞ、私。
ここは、マニュキアお姉さんがレジカウンターに陣取り、お客さんは誰もいない。
なんとなく居心地悪く、絵葉書と段ボール満載1種類菓子パン一つを買って、
郵便局に向かう。 -
お腹がすいたあ。収穫多し。帰る。
やはり食堂の類は、1軒も見かけなかった。
二階左端が、私のお部屋。今夜は、私一人のお客さん。
予約の際、「二日間だけ、夕食ご用意できませんが、いいですか。」と尋ねられた。 -
私の与那国、やっとの最初のお食事。満足です。
ほんとのローカル食です。 -
畳の縁は、ミンサー織り模様。
与那国初めての購入品と記念写真。 -
女将さんが、一番に心配してくれた夕食。「予約しておきましょう。」と言って、
全てお任せすれば、ここでした。「6時がいいと思います。」のお言葉に従い、
昼食後のお散歩で下見までして、ぴたり時間に到着。 -
もちろん最初のお客さんの私。都会的な女性が、
ご案内してくれたリザーブカウンター席に。
”集落居酒屋雰囲気”ではない。軽い戸惑いとおどろき。 -
オリオンビールは、グラス量、形状三段階あり。私は、二番目を選んでこれ。
島ラッキョウの天ぷらを注文してみれば、おつまみ程度以上の多さ。
戸惑い第二弾。 -
サーブの女性、気を利かせてくださって、「チャーハン、半分にしておきましょうね」と言われたのに、この量!
お米のごはんが食べたかった上、
このシーフード炒飯のおいしいこと。幸せ、幸せ。 -
ほろ酔いで遠回りして帰ろう。
曇り空だけど、夜はまだまだ。 -
学校の前を通りかかったら、猫ちゃんと目が合った。
-
「当校に用事のない者入ること禁ず」の看板の類、丹念に見まわしても無し。
幸せな子供たちだ。
運動場の広いこと。
振り向くと、さっきの猫ちゃん、私を目で追っていたみたい。
同じ場所で彼(彼女?)も振り向いて、瞬きせず私を見つめる。
きみー、ガードマン? -
幼稚園と小学校は、中庭を挟んでつながっている。
コーナー部分の部屋だけ灯りがついている。職員室かもしれない。 -
先生らしい人が、幼稚園側のプランターにお水をやっていた。
昼間の小雨程度では足りないのかも。 -
行き止まりも校舎。坂のこの道路は広いから、観光客のレンタカーが迷いこんできそうな感じ、
-
与那国中学校
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看板の裏には、この文字。意味が分からないから、土地の人向け内容かな。
-
これは、忘れるわけにはいきません。全国の迷える中学生たち、落ち込んでいる大人たちに届けたい。何より私にも必要。ありがとう、与那国小学校卒業生の君たち。
本土に持って帰るね。 -
帰る方向の角に戻ってきてみると、前方にお店らしき建物の灯りが見える。
近づいてみれば、入口にこの表示。 -
年配男性、軽トラで乗り付けて、入店。
温かいお店の雰囲気が、外からでもわかる。
明日来ます。明日一番に来ます。本日位置確認のみ。
与那国第一夜がそろそろ始まります。今夜の泊り客は、私一人。
全館貸し切り。豪勢だ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- オレンジさん 2022/03/11 17:23:14
- なんか凄いです!
- 与那国はもちろん、石垣島も行ったことないので実感はできないけど
旅慣れてないと女性一人で行くには勇気いるような・・・
私とは旅行の経験値が全然違うのでしょうけど
これからの旅行記は興味を持って拝見します。
それにしても 丸1カ月も離島も含め沖縄ですよね?
もう、なんか凄過ぎます。尊敬しちゃいます!
離島が魅力的なのは分かりますが、一人旅したい私にはハードルが高い。
でも 離島、憧れます!
- mom Kさん からの返信 2022/03/18 03:36:49
- Re: なんか凄いです!
- 心の距離感て、不思議ですね。私も与那国は、ドイツより遠かった。イメージ材料が、書籍からだけだからかもしれない。
なんでも、知らない=恐れ ということかなあ。与那国からの視点では、本土が離島と今回気づきました。日本は、離島で成り立っていると。
不安いっぱいでいくというのも、「小さな喜び」を得るチャンスです。
-
- マプトさん 2022/02/25 20:08:34
- 与那国
- 与那国に行かれたんですね。
私も学生時代、行きました。まだ南西航空だった時代です。あの頃は、島に憧れ、色んな島に行きました。で、大学を出たら、島に住むことに。
私は、レンタサイクルで回りました。最西端の地、軍艦岩…。北の果てからよくあんな所までいったなあと。
- mom Kさん からの返信 2022/02/25 20:42:05
- Re: 与那国
- 学生時代ですと!しかも南西航空時代の!!マプトさん、素敵ですね。グローバル以前のより個性と地域性濃厚な時代の旅は、記憶遺産だと思います。で、何故か、今回カノチでアイヌ民族のことを思い出した私です。
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3.3
与那国島(沖縄) の旅行記
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